さんたろう日記

95歳、会津坂下町に住む「山太郎」さんたろうです。コンデジで楽しみながら残りの日々静かに生きようと思っています。

独り歩む川辺に秋の日が射して

2014-10-30 | 日記
セイタカアワダチソウがきれいです



 セイタカアワダチソウはアメリカ原産の渡来植物で晩秋の野を埋め尽すように咲いています。第二次世界大戦後アメリカ軍の輸入物資についてきた種子によって大発生したと聞いています。大きいものでは高さが2m近くにもなって耕作を止めて放置されてる農地などに大群落を作っています。

 だからこの花を私は好きでないんですけど、こんな川辺に小さくそしてささやかに咲いているこの花に雲間からさっと日が射したりするときれいだなと私は思ってしまうんです。

初恋の思い出追って秋の暮れ

2014-10-29 | 日記
夕日がきれいでした


あの子どうしているんかな
 小学校6年になったとき、父の転勤で私も転校しました、新しいクラスメートに可愛い女の子がいたんですよ。当時背が小さかった私は真ん中の席の一番前、そしてその女の子は右側の列の後ろの方に座っていました。

 あるときふと振り向いてその子を見たら目が合ってしまたんです。あわてて前を向いたんですけど顔が赤くなって胸が締め付けられるようにときめいて嬉しいような苦しいような今まで知らなかった不思議な感情でいっぱいになったのです。でもそんなこととても恥ずかしいことで誰にもいえない私独りの心の秘密でした。幼い私の片思いですよね。


 父の転勤で私も1年でまた転校してしまったんですけどその思いはずっと心の中で続いていました。

 
あの子どうしてどうしているんかな
夕日の堤の道を可愛かったあの子の姿を思い浮かべました。76年も昔の遠い遠い幼い日の思い出です。

 残日月を生きるこの俺に

2014-10-28 | 日記
 生きるリロンをくれた本

 
この本の中にこんな文章がありました。

 麿リロン「天賦典式」は「この世に生まれ入ったことこそが大いなる才能とする」
生きていることじたいが才能なんだから、人間みんな才能があると言うことになる。けっこう大ざっぱなリロンだが・・・「自分には才能がある」と思い込んで、テンプテンシキ、テンプテンシキと唱えて生きてきた。

麿 赤兒=日本の俳優、舞踏家、演出家。石川県金沢市生まれ、奈良県桜井市育ち。本名は大森 宏。Feペディア(出典:Wikipedia) (「天賦典式」=てんぷてんしき)

 この文章が近頃老いが進み自分のボケが怖くなり絶望感で自分に生きている意味があるんだろうかなどと思っていた私に残日月を生きる喜びと勇気を与えてくれました。あと2ヶ月で88歳になる爺のつぶやきです。テンプテンシキ、テンプテンシキと唱えながら生きて生きたいと思っています。