私の大好きな獅子舞とひょっとこの踊りです
今年の1月奥会津只見町の雪祭りで只見町無形文化財の「梁取神楽」保存会の皆さんの見事な演技を撮らして頂きました。
今日はふと古里只見が懐かしくなって独り駅の跨線橋の上に立って線路の遠く只見方面への道を眺めました。1時40分頃ライトをつけ警笛を鳴らして列車がやって着ました。古里の只見を発車し川口を経由してくる懐かしい只見線上りの列車です。
静かな坂下駅に下り列車がやって着ました。1時45分頃上り列車と下り列車が坂下駅で入れ替えになるんです
上り列車が発車すると下り列車からたくさんの人が駅におりて行きます。ほとんどが会津若松方面の高校に通っている生徒さんです。
坂下駅下車の人たちをおろした下り只見方面行き列車は警笛を鳴らして坂下駅を出発していきました。
やがて小さくなっていく列車を跨線橋の上から古里への思い懐かしく眺めておりました
私は昭和16年3月(1941年)15歳で朝日尋常高等小学校高等科を卒業しました、同級生は男女合わせて69名、内男子は39名でした。小学校を卒業して75年になります。男子39名のうち今生き残っているのは私を含めて4人になりました。そのうち古里旧朝日村に残っている男の人は直一(なおいち)君一人です。いつも私と近況を電話を話しあって楽しんでいるんです。
90年生きてず~と私の心の中にあったきれいな女の子も87歳のばあさんになってなくなりました。80歳の頃だったんでしょうか町の医院でその人と偶然一緒になりました。相手の人は心になにもありませんから明るく「しばらく・・元気そう・・」と近寄って握手してくれました。心のなかにひそやかな秘密のあった80歳の爺いの私はときめいてオロオロ・・誰も知らない私だけの秘密の思い出です。
跨線橋の上で遠ざかる列車を目でおいながら湧いてくるいろんな古里の思いをしみじみと楽しむ私でした。
思いばかりが先走ってまとまりのない投稿になりました。反省です。