さんたろう日記

95歳、会津坂下町に住む「山太郎」さんたろうです。コンデジで楽しみながら残りの日々静かに生きようと思っています。

梅雨の晴れ間を愉しんで

2021-06-30 | 日記

さわやかな空の青に浮かぶ雲が嬉しくて

飯豊連峰からの流れの雲なんでしょうね

 

初夏の緑がいっぱい綺麗な村の通り道です

 

あれ、遠くからあるってお出での姿が見えました。女性のかたでしょうかカットのポイントになります。肉眼では遠くて小さく見えてよくわかりません。ちょうど300mmレンズが装着されていてそのままシャッターを押しました。パソコンで見るとおしゃれなおじさんが写っていてちょっと気落ちしました。世の中そうそうまくいくもんじゃありませんよね。おじさんご免なさい。

 

鮮やかな緑の圃場の遠くに金上の集落が綺麗に見えていました。梅雨の晴れ間の初夏ですけど涼しくてさわやかな散歩道でした。


キアゲハチョウ♀

2021-06-29 | 日記

梅雨の日が続いています。昨日今日と寒いくらいの涼しさです。昨日モンしろチョウを追って散歩していたら、キアゲハと思われるチョウが近くの草に止まったのです。幸い300mmレンズが装着されていました

ラッキーと構図も考えないで息を殺してシャッターを押しました。3カットほど撮れたらさっと飛び去りました。

家に帰ってパソコンで見ると可笑しなカッコウでチョウが写っていまそた。とっさの撮影ですからやむをえません。撮れただけラッキーでした。

でもキアゲハチョウと思っていたののに色が薄いのです。これってただのアゲハチョウ?かななどと思って、私の植物昆虫のお師匠さまのブログ「エッセイ麗しの磐梯」に写真を送ってご教授を乞いました。

フオト蔵をつかって写真を送ったんですけど、ボケ爺い悲しさフオト蔵の使い方を忘れておかしなカットを送ってしまいました。

でもお師匠さんは親切に教えてくださいました。キアゲハチョウの♀とのことでした。ほっとしました。そして近くの用水堀のセリに幼虫がいるとおっしゃいました

遠い遠い幼い日のことを思いだしました。堀のセリに緑色の大きなキアゲハチョウの幼虫がいて、触ると頭からダイダイ色の角みたいなものをだしておかしな臭いをだすんですよね。それがおもしろくて愉しんだものです。子供って残酷なんですよね。


梅雨の晴れ間の空に

2021-06-28 | 日記

ポンプ小屋跡の桜の緑が輝いて落ち込んだ私を励ましてくれまっした

 

 

遠い日の昔ここにポンプ小屋があって左側の流れの小さなダムから水をポンプアップして圃場の用水にしていました。

大掛かりな圃場の基盤整備で立派な用水路ができて揚水ポンプが必要なくなり小屋が撤去されたときそばにあった桜の木が切り倒され、その切り株に生えたひこばえが大きくなって今はこんな見事な桜になっているんです。遠くに見える八千代橋は今は立派なコンクリーの永久橋になっていますけど、当時は土橋だったような記憶です。

 

立派な古木と言えるようになったひこばえの幹が二本朽ちた元の桜の幹をしっかりと包んでいます。

 

あ、そうそぅその小さなダムの上に丸太の一本橋があって私の愛犬は怖がって渡らないんですよ、やむなく「しょむない犬じゃ」と抱き抱えて渡った記憶が蘇りました。だってほかのワンちゃんはみな平然と自分で渡っていましたから。口惜しかったんですよふがいない愛犬でしたから。

 

50年前40数歳の若かった頃の思い出です。それが今は94歳6ヶ月のボケ爺いになっているんです。時は流れ知人がみないなくなって今は私が一人、侘しいんです。

 

他事ながらうちのばばちゃんは4日前に92歳になりました。私が昼寝していると毛布をかけてくれるし目覚めのおやつを卓の上に置いてくれます。「ズボンのチャックがはずれているよ!」なんてと・・うるさいばばちゃんなんですよ。


ふと昔懐かしむ夏の花

2021-06-26 | 日記

20年ほど前亡くなったマルのお墓なんですよ

 

シベリアンハスキー犬のマルの思い出の姿です

 

極寒のシベリアの橇引き犬で犬種の中で最も野生の残っている犬種といわれています。30年ほど昔もてはやされて飼われたんですけど、暑い日本の土地に合わず悲惨の最期を遂げた犬種なんですよ。ハスキー犬の性質を知らず、ただ売らんかなの宣伝にまどわされてたくさんの人が家族にしたのです。でも大型犬に近く野生が強く残っている犬種を扱いかねて飼い続けることができず遠く離れた場所にすてられたハスキー犬がいっぱい出たんですよ。

野生は強く残っているんですけど温和なひとなつこい犬種です。捨てられたハスキー犬が知らないし人の家に入りこんだりして大きな問題になった記憶があります。そんなこでたぶん無慈悲に処分されたハスキー犬も少なくないと 思います。

でも私などにはどうにも出来ず、唯々宣伝して売りまくった業者や無責任な飼い主に激しい怒りを感じていました。

私にしても犬種の性質も知らないで流行に乗って飼ってしまったひとりです。冬は雪の上で平然と眠りますけども夏の暑さにマルは苦しみました。私はやむなく茶の間にエアコンをいれました。でも大型犬に近いマルです、家の中だけに住むことは出来ません。やむなく茶の間の外に5m四方ほどのサークルをつくりました。マルはそのなかのちょっと大きなイヌツゲの木下に潜って夏を耐えていました。茶の間とサークルを行き来して暮らしていました。」

8歳になった頃から病気で弱りだしワンクリニック通っていたんでしすけど、夜イヌツゲの木の下で眠るように死んでいきました。

正直言ってワンクリニックなってあてになりません。弱っていたマルはあの日短い散歩を終えて夜茶の間で私と一緒に寝ていたんですよ。外に出るといううのでトイレかなと思ってサークルにだしたのに帰ってきません。しばらくして懐中電灯で出てみるといつものイヌツゲの木の下でやすらかに眠るように死んでいたんです。さよならマル涙も出ませんでした。

                                                              
当時70歳の若かった私は苦しくて悲しく私ひとりでいつもの散歩道を涙を流してマルの名を呼びながら歩きました。

楽しいこともあったんですよ。1歳になったばかりの頃マルと一緒に誰もいない山の尾根道で休んでいました。するとマルは何かを感じて藪のなかに飛び込んでいったのです

 
そして帰ってこないんです。犬笛をなんどもふいたのに帰っておないんです。
気の短い私は怒ってしまいました。あの馬鹿なマル、かってにしろ阿呆犬がとプンプン怒ってさっさと帰り道を一人でおりました。そしたらうしろからマルが猛烈の勢いで追ってきました。私は嬉しくてしっかりマルを抱きしめました。マルは捨てられたら大変と思ったンでしょうね。私の顔をぺろぺろなめまくるんです。そのあと不思議なことに犬笛を吹くと飛んで帰ってくるようになったのです

マルの大好きのことが二つありました。ひとつは川遊びです。たれもいない川辺で泳いでこいというと喜んで川に飛び込んで泳ぐんです。でも「かえるよ~」といって犬笛を吹くと飛んで帰ってくるようになったのです。

 

もうひとつは冬の雪山で私は歩くスキーをはいてマルと歩きました。でもときには野ウサギなど追い出しておいかけるようなことがあります。橇引き犬といっても雪の上の野ウサギに追いつけるはずがありません。ときにはウサギを追って尾根から消えるときもあるんです。でも私は平気でした。犬笛を吹けば3分もしないうちに飛んで帰ってくるからなんです。

私とマルは正直対話ができました。まるはわたしの言葉で、私はまるの鳴き声や表情で対話できるんですよ。

でも私は決してマルを甘やかしはしませんでした。駄目なことはだめと厳しく叱りました。野生の残るマルはあるとき泳いでいてカルガモをつかまえてほめてもらおうと私のところにくわえてもって来ました。わたしは強く「駄目!」と叱ってリードで何度も激しく打ちました。それいらいかもを捕らえてくることはありませんでした。

野を散歩していてキツネ塚を見つけたときあやうく逃げ遅れた子キツネをくわえるところでした。そのときも激しく叱ってリードでなんども打ちました。マルは伏せてじっと耐えていました。それは野生ののこるハスキー犬にとって必要なことでした。

20年も昔のこと、マルが懐かしいです。


今日もねラッキー

2021-06-25 | 日記

綺麗なモンしろチョウがハルジオンの花にとまったんですよ

昨日のチョウより少し若いような感じなんですよ。蛹からかえってせいぜい4日か5日でしょうけど白さが綺麗に見えました

ネットで調べてみたら
「成虫の平均寿命は10日ほどしかありません。卵の期間を含めてもその一生は2か月ほどです。儚い命だといえるでしょう」。
とありました。

成虫のチョウの平気寿命は10日。ほんとあわい命なんですね。そのあいだ恋をして交尾して卵を産んで死んでいくんですよね。

「日本では、モンしろチョウの成虫は3月頃から10月頃まで長い期間にわたって見られ、年に4-5回ほど発生するが、発生する時期や回数は地域によって異なる。北海道の一部のように寒冷な地域では年に2回ほどしか発生しないが、温暖な地域では年に7回発生することもある。蛹で越冬する」

ネットの「ウィキペデイア」からの抜粋です。