さんたろう日記

95歳、会津坂下町に住む「山太郎」さんたろうです。コンデジで楽しみながら残りの日々静かに生きようと思っています。

嬉しい春の散歩道

2017-03-29 | 日記
夜に降った春の雪が残っていますけど10時頃の空はすっかり晴れて春の散歩道になりました。



今年初めてなんですよ、防寒着を着ない身軽の散歩です。堤の道を歩む心はルンルンです。そしたらなんと日当たりの土手にツクシの姿を見たんです。嬉しくなって腹ばいになってレンズを向けました。



私は遠い遠い日、小学校一年生のときお習いした懐かしいツクシの詩を思い浮かべました>

ぽかぽかと暖かい日に
ツクシの坊やは目が覚めた

ツクシ誰の子スギナの子
土手の土そっとあげて
ツクシの坊やがのぞいたら外はそよそよ春の風







もう80数年も昔のことなのにまるで昨日のことのように思い浮かぶんですから不思議です。

鎮守の森の綺麗な福寿草の花が嬉しくて

2017-03-27 | 日記
久方ぶりの好天に誘われて下政所集落の鎮守の森を訪れました。



鎮守の森の周りには会津の平地では珍しい庚申塔があったり
早くからフキノトトウの出る場所でもあったりしていつも楽しむ場所なんです




そしたら昨年の春にはなかった福寿草の花が咲いていたんです。嬉しかったんです。



福寿草の花は会津盆地の周りの山地沼の平らなどの福寿草は名所なんですけど平地ではあまり見かけない花なのでとても嬉しくなりました。下政所の方が植えられたんですね。5年後10年後福寿草が増えて鎮守の森の周りが福寿草の名所になるといいなと思いました。

なに摘んでいらっしゃっるの? フキノトウです。

2017-03-25 | 日記
笑顔のきれいな女の方でした。
ポンプ小屋跡の桜もすっかり春になりました。



昨日までは春の雪が降ったり止んだりした冷たい天気が続いていました。今朝起きた時はうっすらと一面の雪でした。でも9時ころから晴れあがって雪も消えすっかり春になりました。

前にも書きましたけどずっとずっと昔ここに水田灌漑用の揚水ポンプの小屋があって、小屋の近くに一本のサクラの木が毎年きれいな花を咲かせていました。でもそのあと大規模な水田の基盤整備がおこなわれ用水路の整備も整いポンプ小屋は撤去されました。そして基盤整備工事の邪魔になったんでしょうね桜の木は切り倒されてしまいました。

ところが切り倒をされた幹から2本のひこばえが生えました。そしてひこばえはみるみる大きくなって今のような2本の桜になりました。



桜の幹を見て見ると2本のひこばえの幹が大きくなって古くなった元の桜の幹を抱え込んでいます。2本とも元の幹より太く逞しくなっています。見事なんです。りっぱなんです。



この道は私の大事な散歩道のひとつです。いつも通るたび老体の私と思い出を語り合うだいじな桜なんです。私は自分でかってにポンプ小屋跡の桜と名付けているんです。


小さな幸せあって嬉しい今日の散歩道

2017-03-23 | 日記
街通りはみぞれ混じりの冷たい雨でしたけど心は晴れやかでした。嬉しいことがありましたから




いつものようにひたすらに歩きました。街通りを過ぎて新館(にいだて)集落の農道に入る頃は雨も止みました。つまらない農道ですけどもこの道は初めて歩む私の道なんです。ですから私にとっては新鮮な楽しい散歩道なんです。ここまで4321歩でした。





集落のはずれにある集落の鎮守八幡神社です。


小さな神社ですけど集落の人たちを守る大事な鎮守さまなんです。境内はきれいに清掃されて集落の人たちの手でよられた注連縄が張られてています。小さいけど私はこういう神社が大好きなんです。お賽銭を上げてお祈りいたしました。

広々とした圃場のなかのお稲荷さんです。


お稲荷さんのお使いはキツネさんですよね。子どもの頃お稲荷さんのお祭りには藁で編んだ丸いお盆に油揚げを入れてお供えしてありました。子どもの頃の私はキツネさんに上げるお供えだと思ってお稲荷さんが怖かったです。その頃キツネさんは人間にいろんな悪さをしていましたから。

農村にあるお稲荷さんは五稷神社と同じ五穀豊穣の神さんなんでしょうね。鮮やかな赤い鳥居に赤い旗がはためいていました。集落の人たちのあつい信仰があるんでしょうね。


まだ消え残る雪も見えていますけど、小川の流れも遠くに見える集落もすっかり春になりました。



心が明るいと脚も軽くなります。目に入る風景もみんな楽しく見える1時間30分ほどの散歩でした。

8100歩✕0.65m=約5.2km

雪の消え間に春一番に咲く青い花

2017-03-22 | 日記
オオイヌノフグリの花です。



美しい花なのにあまりのもひどい名前というんで星の瞳という人もいるんだそうです。


明治時代に渡来した帰化植物なんだだそうです。私は植物の知識は皆無です。ですから早春に咲くオオイヌノフグリの青い花は大好きな花でした。

ところが植物に詳しい友人にオオイヌノフグリは帰化植物だから逞しく野一面に咲き占めている。帰化植物の西洋タンポポもヒメオドリコソウもシロツメグサもみんな逞しく野一面に咲き占める。日本古来の植物エゾタンポポやスミレなどは秘やかに奥ゆかしく咲いている、と教えられて植物の見方が少し変わりました。

前にはきれいな花と思っていたセイヨウタンポやセイタカアワダチソウが嫌いになりました。でもオオイヌノフグリの花は昔から好きな花なので陽だまりに咲いていればレンズを向けます。でも今では好きな花ではありません。偏屈爺いなんです私は。