さんたろう日記

95歳、会津坂下町に住む「山太郎」さんたろうです。コンデジで楽しみながら残りの日々静かに生きようと思っています。

爽やかな秋になりました

2017-09-27 | 日記
堤の道を散歩していたら5cmくらいの大きな青虫が動いて移動していました。ススズメガの幼虫だと思います。ずっと前会津まっちゃんさん(私のチョウやトンボや野草のお師匠さんです)に教えていただいた記憶があります。劣等生ですからあてになりませんけど。

私はマムシを始めアオダイショウ、シマヘビ、ヤマカガシなどの蛇は平気なんです。昔はマムシなどを見つけると必ず捕ってきて人にあげて喜ばれていました。昔はマムシは強壮剤として珍重されていたんです。いつでしたかこっそりと捕ってきたマムシを生きたまま一升瓶にいれて台所の野菜を入れる穴蔵に隠しておいておいたら家内に発見され危うく離縁されそうになったことがあります。

へびは平気なんですけど、大小にかかわらず蛾の幼虫は怖かったんです。昔はこんな大きな青虫などみたら怖くてふるえて動けなくなりました。それがお師匠さんに蝶や蛾のことを教えて頂くようになって怖くなりました。 なんか可愛くて草むらに這い入るまでじっと見つめていました。どんな大きな蛾になるんでしょうね、私は分かりません。



鶴沼緑地公園の中の流れにはたくさんのカルガモが群れていました。でも11月の銃猟解禁になるとすっかり姿を消してしまいます。私は公園の中の流れくらい銃猟禁止になってもいいんじゃないかと思うんですけどそうもいかないらしいんです。



田圃の稲穂も豊かに稔っています。今年も豊作らしいです






刈りとれられた圃場は広々としてちょっと寂しいです




間もなく紅葉の季節になります。免許証を返納してしまった私です、車のない私は例年のように度々尾根道を楽しむことは出来ません。でもバスやJRをつかって1~2度は山を楽しむつもりではおります。正直車のない生活は不自由ですけどさっぱりしてもいるんですよ。

豊穣の秋豊かに輝いて

2017-09-22 | 日記


稲刈る熟年のお二人の姿静かです 






ご主人がコンバインで刈り取られた籾を奥様が軽トラで受けて大型の籾の貯蔵施設カントリーエレベーターに往復して運搬するのです。熟年のご夫婦お二人さんの深い絆に支えられて稲刈りの作業は静かにそして早いスピードで進められるているのです。

刈り取りが一段落してひと休みなさっていらしゃるお方たちにお会いしました



最新式の大型コンバインをバックに二組のご夫婦が休んでいらっしゃいました。
「始まったなし」と会津弁の丁寧語で私は声をかけました。右側のご夫婦の奥様が「はい・・さんたろうさん掛けて一緒に休まんしょ」と言って下さいました。

右側のご夫婦は大型のトラクターや最新式の大型田植え機や大型のコンバインなどを使って稲作を中心に農業の大規模経営をなさっていらっしゃる方なんです。稲作だけでなく広い休耕田で蕎麦も栽培なさっていらしゃいます。私はこのお二人さんの田植えや稲刈りの様子を何度か撮らせて頂いているんです。

「これは産地から直送して貰った美味しいサツマイモなんです。食べて下さい」と奥様から手渡されたいもに奥様はさっとごま塩を振ってくださいました。美味しかったですよ。

お二人さんは左のご夫婦にこの田圃の稲刈り作業を頼まれて大型コンバインと軽トラで稲刈りをなさったんだと思います。

今のように大型の農耕機械などなかった時代の農業はすべての農作業を馬や牛などの家畜を使いながら人手でやっていました。ですから広い圃場での稲作をやっていらっしゃる農家では田植えや稲刈りの時は家族だけの労働では作業が間に合わず大勢の町の女の方と契約して作業を手伝ってもらっていたように思います。田植えや稲刈りは厳しい労働ですけけど一面華やかなお祭りでもあるんですよね。ですから厳しい作業の休憩の時には精一杯のご馳走を並べて作業をしてくださっ方に楽しんでもらっていたんです。

この写真で並んでいる休憩時のご馳走は稲刈り作業をなっさった奥様がお持ちになられたようです。私は大規模の農業経営なさっている方には田植えや稲刈りは大勢の人で楽しむお祭りでもあるので休憩のときはたくさんのご馳走を振舞う風習を大事に引き継いでいらっしゃると思いました。これはとても大事なこと尊いことなんだ、大規模稲作経営をなさる方はさすがだなと感激してしまいました。大規模経営の稲作をなさっていらしゃる方にとっては時代は変わっても田植えや稲刈りは単なる厳しい作業だけの場ではなくて心豊かなお祭りの時でもあるんですよね。おやつをご馳走になりながら感動してしてしまいました。ご馳走になりながら楽しいときをご一緒させていただきました。楽しかったんです。

会津坂下の秋祭り(Ⅲ)雨降る午後を楽しんで

2017-09-19 | 日記

 
秋祭りの午後は各町内自慢の山車運行と、数ヶ月かけて作成した仮想山車のコンクールがあるので楽しみだったんですけどあいにくと台風18号の影響で会津も午後には暴風雨がくることが予想されたためか出店の数は少なくていつもの3分の1くらい閑散としていました。

でも午後1時頃はまだ小雨が降る程度で「ヤ~ッコヤレヤレ」と元気な声で山車引く子らの声で賑わっていました。




「ピーヒャラドンドンドン]賑やかな祭り囃子に心が躍りました。


 
そしてそれぞれの町内の仮装山車を見て楽しむことが出来ました。





 
出店の数は少ないですけど人通りもまだありました


 

でも時間がたつにつれて雨はどんどん激しく降るようになったんです



そしてついに山車の運行は止まってしまいました





仮装山車はビニールで覆われてもう見ることは出来ません


   
皆さんみんなたまらず雨宿りです



私はこんな大雨になるとは思っていませんでしたから薄いヤッケ1枚着ているだけで雨の中を走り廻って全身汗と雨でぐっしょりになりました。でもそんな姿でシャッターを切りながら走りまわり楽しくてたまりませんでした。自分の歳も忘れてアホな爺いだと自分でも思ってはいるんですけどどもなりません。家に帰ってばばちゃん(家内)に強く叱られてしょんぼり・・でもお風呂の中で温まって今日は楽しい祭りだったなとしみじみ思う私でした。ほんとに困った爺いです。笑ってください。

会津坂下の秋祭り(Ⅱ)神輿渡御と稚児行列

2017-09-18 | 日記
会津坂下の秋祭りは町の鎮守の諏訪神社の例大祭です

祭りは社殿で行われる稚児社参を兼ねた厳かな神事の後に行われる神輿渡御(みこしとぎょ)と稚児行列で始まります。


厳かな神事は1時間近く社殿内でおこなわれ私たち部外者には神事の様子は知ることは出来ません。神事が終わると稚児たちは美しい社参の服装で晴々とした顔で出てきます。


家族みんなに囲まれて幸せいっぱいの稚児社参の記念撮影です


 
カメラを持った爺いの私にポーズをとってくれた稚児さんです。有り難うね!

 
 
お父さんとおじいさんが迎えてくれました。稚児さんは長い神事の間よくお行儀よくしていたねと褒められたんでしょうね。

 

長い神事をいい子していました。緊張から解放されてお母さんに甘えています。うしろにいらっしゃるのはおじいさんでしょうか。



厳しく長い社参の神事から解放されて嬉しい稚児たちです



行列を調えた神輿渡御(みこしとぎょ)の出発です。
 


 

神輿渡御に続く稚児たちとおかあさんお父さんたちの行列です




この稚児さん、お父さん子かなお父さんとお手々つないでいます。お母さんはうしろに足だけが見えています。女の子ってそうなるんでしょうね。



稚児さんもお母さんもお父さんも幸せいっぱいの稚児行列です


  

いや~驚きました。ここは町内の諏訪町通りです。行列が神社を出発して国道49号線に出て坂下中学校の通りに入って大きく廻ってここまでくるのには1時間近くかかる道のりです。此所まで3人の稚児さんたちがお父さんお母さんと一緒についてきたのには驚きました。私は稚児行列は何年も見ていますけども例年は神社の鳥居をくぐってしばらくすると稚児さんたちは行列を離れているようです。幼い稚児たちが1時間近くも行列と一緒していたのを見たのは初めてでした。ほんとにびっくりしました。




この写真は9年前の稚児社参の記念写真です。このときの境内はたくさんの人で身動き出来ないくらいいっぱいでした。子供の数が減ってしまたんですね。寂しいです。