さんたろう日記

95歳、会津坂下町に住む「山太郎」さんたろうです。コンデジで楽しみながら残りの日々静かに生きようと思っています。

カラオケのたぎる熱気の糸桜里の湯

2012-03-28 | 日記


 会津坂下町の糸桜里の湯(しおりのゆ)では毎月の第2金曜日と第4金曜日の夜にカラオケ大会があってその月の優秀者が決められ、毎年の天皇誕生日にはその優秀者によるチャンピョン大会が行われその年の最優秀者が決められると聞いていました。



 その月の優秀者をみると出場者は私たちの町だけでなく、喜多方市・会津美里町・西会津町・・・など広域の市や町から参加されていることが分かります。

 お話に聞くと、チャンピョン大会の当日は第1第2の駐車場は満杯になり、正装した出場者の方の歌声に湧くカラオケ愛好者の熱気で糸桜里の湯はあふれるんだそうです。

 音痴の私はカラオケにはまったく興味がなく、カラオケ大会の熱気のことはばあちゃん(家内)から聞いていましたけど参加させて頂く気にはなりませんでした。

 急性心筋梗塞に冒される前の私は昨年まで町の催しのいろいろ、お祭り・初市・幼稚園の運動会・ちびっ子マラソン大会・・・などに参加させて頂き楽しみながらブログに写真を掲載させて頂いていました。

 でも、病後の私は500メートルのリハビリの散歩がやっとの惨めな状況です。今年の私のブログの写真は2、3の写真を除きすべてが過去に撮った写真です。生きた写真を撮りたいそれが今の私の一番の望みです。

 3月23日、第4金曜日の夜、ばあちゃんは渋る私を叱咤して「カラオケ大会に参加せよ」と命じ追い出しました。毎日しょぼくれたじじいの顔はみたくなかったんでしょうね。

 陰に隠れるようにして参加させて頂いた私ですけど、大会が始まると音痴の私もその熱気に酔わされて図々しくも審査委員席のすぐ前の一番いい席で興奮しながらシャッターを切っていまし。

 出場者の方は受付で出場を申し込むんですね。その日の申し込みでいいらしいんです。出場料は練習日の第2金曜が日300円、審査日の第4水曜日500円とか言っていました。



 出場者の方は皆さん顔なじみでいらっしゃるんですね。懐かしげに笑顔で話しあっていらっしゃいました。



 審査員の先生方です。



柏木 成子 先生
野中  孝 先生
新田 君 先生

 のご三人の方です

大会は審査委員の方の挨拶と熱唱で始まりました。



熱唱される皆さんの姿を見てください。音痴の私もすばらしい歌声に感動してしまいました。











 熱唱に聴き入る皆さんです。



熱唱はたぶん9時頃までは続いたんでしょうけど病後の私は興奮に疲れて8時頃失礼してしまいました。

 私にとっては最初の町の催しへの参加です。嬉しかったです。参加させて頂いてありがとうございました。

  糸桜里の湯への連絡は下記へ



  住所   〒969-6506 福島県河沼郡会津坂下町大字見明字堤帰2115
  電話番号 0242-83-1151
公式URL http://www.shiorinoyu.jp/

残雪の残る会津も春めいて

2012-03-24 | 日記
 まだ残雪は残っていますけど、旧宮川の川辺の土手もどこか春めいてきました。鴨たちは3月になると銃猟が禁止になることを知っていてどこからか群れでやってきます。



 旧宮川は鳥たちの遊ぶ平和な公園になります。


カルガモの群れの先頭に小ガモの夫婦一対が見えて珍しいです。
 

 磐梯山をバックにした金上もすっかり春めいてきました。



 懐かしい遠い昔のエリーの春です。



 小学校の学年もまもなく終わって卒業したり進級したりします。子供たちの顔が明るく輝いています。


クローバーの夢四つ葉

2012-03-21 | 日記
 去年の秋のことです。いつもの散歩道にはコスモスの花が綺麗に咲いていました。



 楽しい散歩道にふと思いました。もう少し幸せになってみてもいいのかな・・などと思って道脇のシロツメクサの中に四つ葉のクローバーを探してみました。
 そしたらあるんですね。四つ葉のクローバーが・・



 早速カメラに納めてどんな幸せが来るんだろうかとルンルン気分にで家に帰りました。その晩は美しく楽しい夢をみました。



 翌日、今日もまた幸せを見つけてみようかな・・などと思って四つ葉のクローバーを探しました。それがまたあるんですね、すごいのが・・なんと五つ葉のクローバーでです。



 五つ葉のクローバーなんて聞いたことがありません。これはどんな幸せが来るんだろうかと心をときめかした帰路につきました。

 帰り道、村の鎮守様の前を通ろうとすると誰か呼び止める者がいるんですよ。なんと怒りの表情の狛犬さんでした。



 そし厳しい声でて言うんですよ。
「四つ葉のクローバーは幸せを呼ぶけれども、五つ葉のクローバーは間違うと凶になるかもしれんぞ。人間ほどほど身の丈に合った幸せを求めないと地獄に落ちるぞ・・」と

 いっとき白日夢を見たんですね。 目を覚ました私ははっきりと分かりました。「人間身の丈を越える願いを持つと凶になるかもしれない。身の丈に合ったほどほどの幸せを求めなければならない」そう悟りました。狛犬さんありがとう。

 考えて見ると、85歳のボケ爺が、ブログやトビでお若い方にお相手して頂けるなんてこんな幸せはありません。
 それに・・1万4千円の愛機「ファインピックス」は軽くて綺麗に写るし・・・
 それに・・古いPCはちょっと遅いけど充分役立っていてくれるし・・・
 それに・・なによりばあちゃんが三食食べさせてくれますし・・
 それに・・つんぼのボケ老人をみんなが大事にしてくれてるし・・・

 もう、四つ葉のクローバーなど探しません。爺は充分幸せですから。
 会津の春は雪もとけて、春の香りの蕗の薹も咲いています。


 早春に思うことあり雪まだら

2012-03-17 | 日記
 早春に思うことあり雪まだら

 ばあちゃん(家内)を送って今日糸桜里の湯にいってきました。

 2月の末に訪れたときは温泉わきのスキー場には少年自然の家の子供たちがスキーを楽しんでいました。地元の子供たちではありませんね。華やかな服装していますけど雪にはなれていない様子でした。それだけに楽しそうでした。



 それがもうこんなに雪が消えて、雪の消え間に少し緑も見えています。



 しばらくぶりのスキー場に立つと懐かしいいろんな思いがわいてきます。
 20年前の60歳台の若い頃は、仕事が終わると車を飛ばしてやってきてスキーを楽しみました。当時は雪の量も今より多く、リフトが4本もあって賑やかでした。

 雪が消えてスキーが乗れなくなるとエリーと一緒に尾根道を楽しみました。野ウサギ、時にはテンなどもいてエリーは大喜びでした。人は誰もいませんからリードフリーで犬笛で呼ばれるまでエリーは自由に雪の山を楽しんでいました。



 昨年の9月にはまだ元気、重いカメラ2台に三脚をもってスキー場の頂きに登りました。
 9月はススキ、それに萩の花が綺麗でした。



 4月下旬には、スキー場中央の第3リフトの乗り口から右の谷を2分も行くと、雑木林の中にカタクリの群落や、数は少ないけれどもシュンランの花も見ることが出来ます。





 6月上旬には、第3リフト乗り口の左のすぐ近くには規模は小さいけれども日光キスゲ(ゼンテイカ)の群落が綺麗です。福大の植物の先生に報告したら低地のゼンテイカは貴重なので是非保護して欲しいとおっしゃっていました。



 でも、85歳の爺は昨年の10月急性心筋梗塞になり、今は500メートルのリハビリ散歩も息切れがしてやっとのあわれな身の上になりました。

 病院を退院するとき深々とお礼申し上げた中央病院前のお地蔵さんです。リハビリがんばりますのでどうかもう少し元気をくださるようお願いしています。




春一番 早春の花綺麗

2012-03-13 | 日記
 今年はなんだか遅い春のように感じます。でも3月も中旬、雪の消え間に小さなオオイヌノフグリの花が咲きました。



 小さい小さい花で気をつけなければ目につきませんけど会津地方では春一番の花です。綺麗です。



 春が進むにつれてオオイヌノフグリの花は土手にも畦にも道脇にも野原いっぱいになって6月頃まで咲き続けるのです。



イヌノフグリの咲く土手から磐梯山が美しいです。早春の会津嶺(あいづね)です。



 オオイヌノフグリはヨーロッパ原産で明治の初め頃渡来した帰化植物だそうですけど、何でこんな名前がついたんでしょうね。
 犬のふぐりとは犬の陰嚢のことです。オオイヌノフグリの実が犬の陰嚢に似ているからだそうですけどちょっと無粋だと思います。



 でも 瑠璃唐草、星の瞳という別な呼び名もあるんだそうですよ・・



 綺麗な花が イヌノフグリとはねぇ・・