さんたろう日記

95歳、会津坂下町に住む「山太郎」さんたろうです。コンデジで楽しみながら残りの日々静かに生きようと思っています。

初恋の思い出追って秋の暮れ

2014-10-29 | 日記
夕日がきれいでした


あの子どうしているんかな
 小学校6年になったとき、父の転勤で私も転校しました、新しいクラスメートに可愛い女の子がいたんですよ。当時背が小さかった私は真ん中の席の一番前、そしてその女の子は右側の列の後ろの方に座っていました。

 あるときふと振り向いてその子を見たら目が合ってしまたんです。あわてて前を向いたんですけど顔が赤くなって胸が締め付けられるようにときめいて嬉しいような苦しいような今まで知らなかった不思議な感情でいっぱいになったのです。でもそんなこととても恥ずかしいことで誰にもいえない私独りの心の秘密でした。幼い私の片思いですよね。


 父の転勤で私も1年でまた転校してしまったんですけどその思いはずっと心の中で続いていました。

 
あの子どうしてどうしているんかな
夕日の堤の道を可愛かったあの子の姿を思い浮かべました。76年も昔の遠い遠い幼い日の思い出です。