さんたろう日記

95歳、会津坂下町に住む「山太郎」さんたろうです。コンデジで楽しみながら残りの日々静かに生きようと思っています。

早春の山と花の咲いてる散歩道と

2020-02-29 | 日記

午前中は冷たい霧でしたけどお昼過ぎには晴れ上がって気持ちのいい散歩でした。老体の歳を忘れた楽しい散歩でした。

雄国山系も磐梯山も綺麗でしたし

 

散歩道の野はオオイヌノフグリの花で埋め尽くされていましたし

 

タンポポも枯れ草のあいだから顔をだして咲いていましたし。

 

明日から3月春ですね。ノロウイルスも怖いけども変な噂に踊らされて首相の記者会見で「トイレットペパーは充分あります」なぞと首相に言わせるような買いあさりなどに走り廻ることなどせずに賢くなってしっかりと自分をまもって生きていきたいと思っています。・

なんかねニュースで聞くと20歳代や30歳代や40歳代のお若い方でお亡くなりになった方はいらっしゃらないみたいです。嬉しいです。たとえノロウイルスが暴威をふるったとしも若い人達がしっかりと社会を支えてくれて社会が崩壊状態にはならないと安心して嬉しく思っているんです。

私など93歳(高齢))それに心筋梗塞の治療を受けております。一番心配な状態です。正直怖いです。でも焦らずに自分の出来ることを丁寧にやっていこうと思っています。

マスクが品薄、高価! でも私は平然としています。市販の一般用のマスクではウイルスを防ぐ科学的な根拠がない、感染した人がつばが飛ばないようにマスクをするのは大事なことだだけど健康な人がマスクをするのはそれほど重要なことではない。と聞いていますので。

中国の様子などをテレビで見るとマスクをしていない人などいません。でもノロウイルスに罹患する人はどんどん増えています、ですからこのことはまんざら嘘でもないなと思っています。

幸い私はインフルエンザ用に大量に購入して置いた残りのマスクが40枚ほどあります。ですからスーパーなどに買い物に行くときは使いますけども争ってマスクを買い求めようとかけずり廻るようなことはしません。

「クルーズ船からおりたノロウィルス陽性の人が救急車で猛スピード隣の町の施設にやってきた!」なんていうへんな噂を聞いてもふーんと聞き流しています。

 

まあなるようになると思って必要以上に怖がったりしないでいこうと思っているんです。


春雨じゃ濡れていこう [月形半平太]

2020-02-24 | 日記

買い物に行く途中八千代橋の上から眺めた宮川の細い流れは春の小雨でもやっていました 

  ①

ずっと温かくなってきたなと思いながら「春雨じゃ濡れていこう」と小さくつぶやいてコンデジのシャッターをきったのです。どんどん日は春らしくなって行くんですね。

「春雨じゃ濡れていこう」春の雨にこんな言葉をつぶやく人はもうほんとに少なくなりました。大正末年から昭和の始めにかけて生まれた人で、私のよに古老と言われるような人達のことです。

「春雨じゃ濡れて参ろう」は有名な物語の劇の中で「月形半平太」が馴染みの芸妓と料亭を出るときに芸妓に言った言葉なんですよね。テレビなど考えもつかない古い昔の時代です。田舎の村に住む私たちはその劇など見てはいませんけどみんな春の雨に会うといつもこの言葉をつぶやいていました。全国に風靡した有名な物語りだったんでしょうね。

昭和の初期は遠くなりました。私の子供の頃の夜は灯油のランプで過ごしていました。その頃の楽しみといえば年に一度旅の浪曲師の夫婦が決まった家にやってくるんです。その夜には集落の人たちがそろってその家に集まって女の人の三味線で語られる男の人の浪曲を聞き惚れるのです。小学校低学年だった私などでさえ世の中にこんなに美しい音曲があるんだとうっとりと聞き惚れていました。

私は小学校3年の頃、近くに水力発電所ができて集落に電気がくることになりました。電線の工事が完成して今夜は電灯がつくという日の夕方、集落の人たちはみんな家の外にでて隣の集落を見つめていました。隣の集落まで電気が流れてきて電灯がつけばまもなく自分の集落にも電気が流れてくるだろうと思っていたのです。電気の流れは水の流れと同じように時間がかかると思っていたのです。あ、隣の集落に電気が来て電灯がついた、それじゃー自分の集落にもすぐ電気が来るだろうと自分の家を見ると真昼のように明るく電灯がついていました。すごい感動でした。いまでいえばたぶん30ワットくらいの暗い電球だったんでしょうけどね。

その頃の電球は透明なガラスで出来ていて電球の中のタングステンのヒラメントがよく見えました、 ヒラメントはコイルになっていなくて細いタングステンの線が上下に張られてW字型になっているのが見えました。ですから同じワット数でも赤みがかった光で暗くて寿命も短かったのです。それでもランプで夜を暮らしていた私たちには部屋の隅々まで明るく照らす電球の光に感動してしまったのです。

電気料金は使う電球のワット数に応じた定額料金でした、私の家などは30燭光(しょっこう)の電球でお金持ちさんのお宅は100燭光の電球というようにです。電球はワット数ではなく燭光で表していました。

もとおやかた様だった家にはラジオが入りました。集落の人達は夜になるとみんなおやかた様の家に集まってラッパのような形のスピカーから聞こえてくるでニュースや音楽や落語などを聞いて楽しみました。80数年ほど昔の懐かしい思い出です。

今日は録画しておいたNHKの「226事件」を見ました。陸軍の若い将校たちが千数百人の兵を率いて決起し政府の要人を殺戮し帝都の一部占拠したクーデター事件でした。私の小学校3年の時でした.廻りの大人たちが事件を起こして銃殺処刑された青年将校たちは貧しい農村を救うために決起したのにと悲憤慷慨していたのをよく覚えています。

でもNHKの「226事件」を見て真実は全くちがっていたことがよく分かりました。この事件をきっかけに帝国陸軍軍部の独裁政治が強まり狂気の戦争へと舵がきられたことがよくわかりました。でもそれと同時に子供の頃のいろんな思い出がいっぱい湧いてもきたんですよ。子供の頃の思い出はみんな懐かしいんです。

これは昭和10年(1935)頃叔父にもらった50銭銀貨です。当時は晴れのお祭りに親からもらうお小遣いが10銭くらいだったような記憶です。叔父にもらったお金があまりにも高額なのが嬉しくて80数年間使わずに大事に保存しておいたんです。 懐かしい銀貨です。あの頃の子供の感覚では今の5千円くらいでしょうかね。


早春の花を探して撮りました

2020-02-22 | 日記

今日の午前中は小雨模様の曇り空でじっと我慢していましたけど、午後一時過ぎには雲の切れ間から弱いけれども春の日差しがさしてきました。嬉しくなってまだ今年は訪れていない金上地区の圃場に行ってみようかとミラーレスカメラに18mm~135mmのズームレンズをつけていそいそと出かけました。

金上地区の圃場が見える家の脇の出発点です。少し青空が見えていました


   

農道脇の草むらには一面に紫色ののオオイヌノフグリ花が咲いていました。でも雲間からもれてくる弱い光、それにオオイヌノフグリ花は本当に小さくて私の腕ではうまく撮れないんですよ。なんカットも撮った中の一枚です。哀れなオオイヌノフグリ花のカットです。私は早春のオオイヌノフグリ花を何年も何百カットも撮り続けていますけど満足したカットは一枚もありません。私にとっては本当に撮りにくい花なんです。

 

まだまだ寒いんですけども西洋タンポポの花も短い茎で草むらの中から姿を見せていました。


   

オオイヌノフグリも西洋タンポポも外来種です。とても強い植物で最盛期には野の道脇一面に咲き誇るだけでなく両品種とも早春から晩秋まで咲き続けます。西洋たんぽぽは外来種のワースト100に指定されているそうです。両方とも私はあまり好きではありません。

 ばばちゃんはいつも「早春の香りが楽しみたいので蕗の薹を散歩の途中で採って来い」というんです。でもたとえ雪のない暖冬だといっても蕗の薹はまだ固いつぼみで枯れ草をかき分けないと見つけることができないのです。だからいつも無視していました。でも今日は丁寧に探して採って帰ろうと思いましたけど、まだ時期が早いんです。1時間30分ほどの散歩でやっと4個の蕗の薹を視つけることが出来ただけでした。たった4個じゃどもならん捨てようかとも思いましたけど、せっかく採ったんだからと持ち帰ってばばちゃんに渡しました。ばばちゃんは嬉しそうに春の香りがするといって喜びました。持ち帰ってよかったと思いました。

 

夕食はテンプラにした小さな蕗の薹を2個ずつおいしく食べました。とっても美味しかったんですよ。


うららかに晴れて嬉しい春の散歩道 

2020-02-21 | 日記

あらっ クロッカスの黄色な花が輝いて咲いていました
春ですね


 

 緑地公園の空に明るい雲が浮かんでいました
  春ですね


     

明るい空に優しいお姿の観音さんがお立ちになっていました
    春ですね


       

遠く遠く散歩道の遠くまで明るくのどか
    春ですね


 

帰り道の静かで平和な川辺の集落に私は住んでいるんです
      春ですね

 

 

 


三寒四温と言いますけども

2020-02-20 | 日記

温暖化の冬の春です。そんなに規則正しくはいきませんけども寒い日が続いていると思うとすぐに温かい日がやってきます。

 

今日も朝方は雨模様の暗い空でしたけど買い物帰りのお昼頃は鮮やかな春の空がよみがえりました


               
 このようにしてだんだんと本当の春がやって来るんでしょうね