リクエストいただきましたので、書いてみます。
読書感想文といっても、「読書」だけでくたくたになってしまう娘を持ってしまっては、何か手を考えないとどうにもなりません。
まず、本の選択。
字の多いものはパス。なるべく薄くて負担にならないものを選びます。
そして内容。心に感じるものを書くタイプのものは、語彙の少ないのんびり娘の言葉を引き出すのが難しくなります。
「嬉しかった。」「可哀そうだった。」「すごいと思った。」・・・
こう言った一言で片づけられたら、400字なんてとても埋められません。
また小学校時代ののんびり娘は、感想を膨らまそうとこちらが質問を続けると、
「問い詰められている」と感じて(答えられないから、ストレスでそういう風に反応しちゃうみたいです)、嫌がったり反発したりしてましたから、なるべく彼女がことばを出しやすい素材を選ぶ必要もあったんです。
ですので、「課題図書」にはこだわりませんでした。
最初に選んだのは、「セミとり名人」というものすごく薄い絵本。
これは、幼児期におとりになっている方も多いかと思うんですけど、
「こどものとも」とか「かがくのとも」とかといった、
定期的に届けてくれる薄い絵本の一つでした。
小さな男の子が、少し大きな男の子から
セミとりの仕方を教えてもらうというもので、
セミとりの網の作り方から書いてありました。
音読しても5分で読める本。
で、その本の通りにセミとりをする
という「体験」をもとに感想文を書くことにしたんですね。
体験としても「遊び」の感覚で楽しめますし。
まずはスーパーのビニール袋で網を作るところから始めて、
田舎のおばあちゃんの家の木に止まっているセミを捕まえて、
そして、絵本にあるみたいに、セミをとまらせたり、つかもうとしてみたり。
ぜぇんぶ、絵本のまねをしてやってみて、
それを作文にしたんです。
やったことに関しては、言葉で説明できますよね。
絵本をもとに「網の作り方」を書く。そして、それについての感想を書く。
やったことですから、言葉も出やすいわけです。
で、次に、その網を使ってセミを取りにいった話を書く。そしてその感想を書く。
それから・・・
というように、
したこと。感想。したこと。感想。したこと。感想・・・
と書いていくと、最後のまとめは一言でも、それなりに形が整うんですね。
そして、本人も「自分が考えた」と感じやすい。
最初にこの方法でやって、かなりうまくいったものですから、
以来我が家の読書感想文は、「体験」重視。
最近の、課題図書には理系のものも交じっていますので、
「実験」とか「観察」とかといったものを見つけてきて、
本の通りに(あるいは少々アレンジして)
家族で実験、観察。それを文章にしてます。
今年は読書感想文の課題が決まってしまっていて(読書感想文にするかほかの作文にするかは選択できます)、実験観察が使えないんですけど、
感想部分をちょこちょこはさんでいくという手法は使えると思っています。
と、ここまで書いて、
「いや、体験使えるかも。」って思ってきました。
課題は「盲導犬」に関する本なんですけど、
「盲導犬体験」、もしかしたらどこかでできるかもしれないですね。
見学とかという形ではなくても、盲導犬に遭遇できそうなところを探してみるくらいのことはやってみようかな・・・。
読書感想文といっても、「読書」だけでくたくたになってしまう娘を持ってしまっては、何か手を考えないとどうにもなりません。
まず、本の選択。
字の多いものはパス。なるべく薄くて負担にならないものを選びます。
そして内容。心に感じるものを書くタイプのものは、語彙の少ないのんびり娘の言葉を引き出すのが難しくなります。
「嬉しかった。」「可哀そうだった。」「すごいと思った。」・・・
こう言った一言で片づけられたら、400字なんてとても埋められません。
また小学校時代ののんびり娘は、感想を膨らまそうとこちらが質問を続けると、
「問い詰められている」と感じて(答えられないから、ストレスでそういう風に反応しちゃうみたいです)、嫌がったり反発したりしてましたから、なるべく彼女がことばを出しやすい素材を選ぶ必要もあったんです。
ですので、「課題図書」にはこだわりませんでした。
最初に選んだのは、「セミとり名人」というものすごく薄い絵本。
これは、幼児期におとりになっている方も多いかと思うんですけど、
「こどものとも」とか「かがくのとも」とかといった、
定期的に届けてくれる薄い絵本の一つでした。
小さな男の子が、少し大きな男の子から
セミとりの仕方を教えてもらうというもので、
セミとりの網の作り方から書いてありました。
音読しても5分で読める本。
で、その本の通りにセミとりをする
という「体験」をもとに感想文を書くことにしたんですね。
体験としても「遊び」の感覚で楽しめますし。
まずはスーパーのビニール袋で網を作るところから始めて、
田舎のおばあちゃんの家の木に止まっているセミを捕まえて、
そして、絵本にあるみたいに、セミをとまらせたり、つかもうとしてみたり。
ぜぇんぶ、絵本のまねをしてやってみて、
それを作文にしたんです。
やったことに関しては、言葉で説明できますよね。
絵本をもとに「網の作り方」を書く。そして、それについての感想を書く。
やったことですから、言葉も出やすいわけです。
で、次に、その網を使ってセミを取りにいった話を書く。そしてその感想を書く。
それから・・・
というように、
したこと。感想。したこと。感想。したこと。感想・・・
と書いていくと、最後のまとめは一言でも、それなりに形が整うんですね。
そして、本人も「自分が考えた」と感じやすい。
最初にこの方法でやって、かなりうまくいったものですから、
以来我が家の読書感想文は、「体験」重視。
最近の、課題図書には理系のものも交じっていますので、
「実験」とか「観察」とかといったものを見つけてきて、
本の通りに(あるいは少々アレンジして)
家族で実験、観察。それを文章にしてます。
今年は読書感想文の課題が決まってしまっていて(読書感想文にするかほかの作文にするかは選択できます)、実験観察が使えないんですけど、
感想部分をちょこちょこはさんでいくという手法は使えると思っています。
と、ここまで書いて、
「いや、体験使えるかも。」って思ってきました。
課題は「盲導犬」に関する本なんですけど、
「盲導犬体験」、もしかしたらどこかでできるかもしれないですね。
見学とかという形ではなくても、盲導犬に遭遇できそうなところを探してみるくらいのことはやってみようかな・・・。
言葉を引き出そうと、質問をしているうちに、泣き出してしまいました。。。
同時に借りてきただんごむしの本には、目を輝かせてましたが、、、。
参考にさせていただきます。
感想文の支援方法、ありがとうございます。
なるほど~
体験をはさむことで、膨らませる…
さすがです~。
それなら、自分の言葉で書けるというのがわかります。
どんな風になったのか、
その時どう思ったか、
リアルで膨らませるんですね~
すごい!!
参考にさせていただきます<(_ _)>
ありがとうございました~
だんごむしの本、うちの子も好きでしたよ。
昔の感想文って、「心に感じる」者でなければっていう感じでしたけど、最近は図鑑で感想文を書いてもいいみたいですよね。
理系の関心を高めたいという狙いもあるのでしょうけれど、課題図書にも実験系、自然観察系のものがでてきてます。
実は、のんびり娘のそのときの感想文は、子ども達の作文を集めた文集に載ったんですよ。学年的に見れば幼い文でしかなかったんですけど、
「そういうのもありだね」
という事で選ばれたんだろうなって思います。
「ダンゴ虫」も、
本を読んで、探しに行き、本の通りか観察してみました。
とかという形で書いても面白いんじゃないかなって、思いました。
「飼いたい!」って言われちゃうと、考えちゃいますけどね(笑)。
のんびり娘は、今年一つ階段を上がって、体験無しで感想文に取り組みました。ちょこっと嬉しかったです。
体験を挟むと書きやすくなりますし、理科の予習にもなったりするので、一石二鳥が狙えます。
せみの感想文を書いたのは、小3か4年の事でしたが、
同じ年かその前後の自由研究では「せみの羽化の観察」をしまして、彼女の頭の中で知識を結び付けておく事を狙いました。
せみって、羽化が夜7時から8時位なので観察しやすいんですよね。近所の公園に行って、穴からでてくるせみの幼虫を捕まえてしまえば、家でのんびり観察できるし、
見る間に変化するので、お手軽な羽化観察だと思います。
途中途中で写真をとって、後でコメントをつければ出来上がり。手間と時間がかからないのに、結構時間がかかっているように見えるので、これもお薦めです。