のんびり娘の謎

10円が2個で、、、12円?今日の前の日は、、、前の日?のんびり娘のお答えは、理解できない謎ばかり。さぁ、どうする?

国会事故調の結論。

2012-07-05 16:18:55 | 日本って・・。
福島の原発事故の原因を探る、国会の事故調査委員会が「人災」との結論を出した。



そうだろう。
でもね、この結果について、
鬼の首でも取ったかのように、
「菅総理が駄目だったんだ。」「民主政権だから駄目だったんだ。」
と責めに入る国会議員がいたら、私はその人を信用しない。

あの時、私は中継を見ながらずっと思っていた。

この人たちは必死だ。
でもなぜ、この人たちだけでやっているのだろうかと・・。

世界に誇る日本の技術、科学、危機管理。
結集することはできないのか。

官邸に人材が不足していると思ったなら、
「なんにでも使ってくれ!」
と、どこの党であろうと駆けつけて
この日本を救いに走るものと私は思っていた。
それ程の「危機」なのだから。

でも、当時すでに、
多くの政治家も、いくつかのメディアも、
彼らの失策を期待するかのように、醒めた目で見ていただけだった。

「自分達ならうまくできる」
というのなら、なぜその力を全部出しおしみなく
供出しなかったのか。

爆発するのではないか。
放射線がもう救いようのないほどまき散らされるのではないかという
恐怖の中で、私はずっとそれを見てきた。


菅さんはやり方を間違えたのかもしれない。
あの時の官邸スタッフは、力足りなかったのかもしれない。
でも、
彼らは間違いなく必死だった。
必死で、原発を止めようとしていた。

でも、肝心の情報が上がってこなかったり、
間違った情報が入ってきたり。
それを精査する「目」がいなかったり・・。

政治家だもの。「いいわけ」は許されない。
いいわけして欲しいとも思わない。
結果として、この地球上に大量の放射線をばらまき、
福島をはじめとしたたくさんの方々を苦しめている。
そして今もなお、「危機」は去っていない。
それは間違いなく「失敗」なのだ。
国民を守ることができなかった政府は「失敗」したのだ。
歴史は、それを責めるだろう。


でも、今回あのさ中にあって、動かなかった人たちが、
動いた人を責める資格はあるのだろうか。


「責める」事で、自分に有利にことを進めようとする人ではなく、
「ではどうすれば良かったのか。」「これから何をなすべきか。」
と、自分のこととして考えることのできる人、出来る党を
次の選挙では選びたい。

だから、どんな人がどんな言動をするのかしっかり見ておこうと思う。


小沢さん。

2012-07-02 17:58:24 | 日本って・・。
自民党を割って出た頃から、ずっと小沢さんの動きを気にしてきた。
「入れ替えのある政治」
という理念は、私の想いにもかなうから、
それを実現させようと動いてきた小沢さんの行動は
「入れ替わって担当する時にしたい事」
というのとは別にして、筋が通っているように見えた。

でも、今回はなんだか、小沢さんの行動に気持ちが付いていかない。
このメンバーで、この人数で出ていくことで
どんな展開を考えているのか。
それも見えない。
「やむにやまれぬ気持」
という感じも受けない。
なぜなら、事前に離党届を受け取り、
人数確保してからの行動だから。


「政治は数」だから、人数次第で動きが変わるというのは
理解できる。
でも、この人数は中途半端だと思う。
そしてこのメンバー。
次の選挙で勝ち残れる人間がどれだけいるか。

先日、どこかのテレビで、
「次回の選挙では、橋本氏率いる維新の会の主張の流れに乗って、
現政権と対立する候補に流れが行くと踏んでいるのではないか。
それは、橋本氏と組むとか組まないとかということではなく、
選挙の争点としての流れに乗れると踏んでいるのではないか。」
というような解説をしている方がいました。

なるほど、とその時は思いました。

でも、そうだろうか?
次の選挙の争点は「増税」だろうか?
国会を取り囲むデモの人波。
「原発再開」や「エネルギー政策]が
争点になってはいかないだろうか。

「増税」にしたところで、
小沢さんが「増税はしない」と言っているわけではない事は
もう殆どの人が理解していると思う。
ただ「約束だから、今はやるべきでない」ということでしょう。

そうであるなら、「先送り」するメリットを
はっきりと示せなければ選挙きついのではないだろうか。
人の行動を責めているだけで、票がとれるような選挙になると
私には思えない。

そして顔ぶれ。
弱い。次の選挙を勝ち上がる力のある人がどれだけいるか。
「自民党は嫌だ!!」の波もない中、
全員を勝ちあげるのは無理だと思う。


何がしたかったのか、
この行動が、日本の政治にどんな影響を及ぼすと思って
動いたのか。今回は本当にわからない。


いや、この人数で出たことで、自民、公明の「民主叩き」の動きは封じられたか。
出ていかなければ、「処分が甘い」→「議論には応じられない」だった。
もっとたくさん出ていったら、自民と公明が組んでも、法案成立のめどはつかなかった。
そういう意味では、ちょうどいい数だったのか・・・

そういう意図くらいしか思いつかないよ。



世代感覚なのかなぁ・・・

2012-06-26 21:19:45 | 日本って・・。
消費税増税の法案を巡って、民主党が分裂しそうだ。
それ自体は、さほど重要とも思えないのだけれど、
一連の動きの中に、私は「世代」の違いを感じる。

今回反対した人も、「いつかあげなきゃいけない。」という点では
同じ。要は、「いつやるのか」の問題らしい。

「マニュフェストに書いてないから」
「まだやることがあるから、それをちゃんとやった後で。」
「今、増税をしたら経済がしぼむ。」

そういう意味で、「景気がよくなってから」にしたい人たちも多いらしい。


でも、「景気」に関して、私達以下の年代は、
楽観的な考え方を持ちにくいんじゃないだろうか。
一方で、上の世代は、「いつか見た夢」を見やすいんじゃないだろうか。
などということを思う。


私の親は田舎の人間だからあまり感じないのだけれど、
義父母を見ていると、日本がたどってきた道がわかりやすく読み取れる。

首都圏で商社のサラリーマンになった義父。
専業主婦として子供3人を育てた義母。

給料はつねに右上がり。
家を買えば土地は上がり、引っ越しをするたびに生活環境は良くなる。
親の遺産で株を買えば値上がりし、
退職金で民間の年金を上乗せして、体力的にはともかく金銭的には不安もない。

かたや、我々世代。
バブルの波に乗って、一流企業に就職した人間も
リストラや倒産の憂き目にあう。
各企業の福利厚生がしぼむ中、
以前のような「右肩上がり当たり前」とはいかなくなる。
「今が底値!」と言われて買ったマイホームやマイマンションは
経年に見合う下がり方を見せる。
老後の支えだった「年金」も当てにはならない。
なにせ、それを支える次の世代が生まれてこないのだから。

そして原発事故。
守らねばならない自分達の子供のことを考えた時、
これからの日本に求める「幸せ感」は自然と変わる。


最近は、それぞれの政治家の主張の違いに、
「党別の色」よりも、「世代の色」を感じることが多くなった。









国会・・・。

2012-02-05 12:05:53 | 日本って・・。
田中大臣。田中元総理の娘婿。真紀子さんの夫。
見るからに優しそうで、人当たりの良さそうな方。

その方が今、国会で集中的に攻められている。
なんだか気の毒。

この時期に「素人大臣」を置くことは、どうかと思う。
けど、攻める人たちの言動にはうんざりだよ。

妹ちゃんがイライラしてくると、時々のんびりねぇさんにやらかす嫌味な言動と一緒。
自分が知っている、自分が得意な分野の細かいことを質問して、
「ほぉら、できないだろ。しらないだろ。」
と、周りと一緒にはやし立てる。

人として卑しいと、鬼母の逆鱗に触れる言動。

それが、国民の代表が集い、この国の将来を決めていく言動の府で堂々と行われ、
「ドヤ顔」した質問者が大写しになる。

攻めるならそこではないと私は思う。
細かい知識を誇るより、いざという時どう動くのか、どんな方針を持って臨む気なのか。
そこをただし、そして議論してほしい。
その議論の中で、大臣の資質として不可欠な欠落があるのなら、
それはそれで、どうどうと指摘していけばいい。

与党の民主党だって、確かに頼りないかもしれない。
こんなに突っ込まれてしまう人を、集中砲火必至の防衛大臣にあてるなんて
どうかしてるとは思う。

でも、このところの野党側の戦略は、あまりにひどい。
「それがいったいなにになる?」
という突っ込みに躍起になる党首なんて、情けない以外の何物でもないだろう。
被災者の生活、沖縄の苦しみ、子供たちが背負って行かなくてはならない重すぎる借金。
そんなことより、選挙での勝機が大切だと言わんばかりの言動。

あまりにずれている、その人たちに、私たちの税金からどんどんお金が流れていく。
そのおかね、福島に回して欲しい。

あまりに腹が立って、悲しくて、なんだか涙が出てくるよ。



新潟県に見習いたい。

2011-11-07 20:04:01 | 日本って・・。
http://www.pref.niigata.lg.jp/seikatueisei/1320181214798.html
未だに、リンクとかトラックバックとかよくわからないおばさんブロガーです。ごめんなさい。

それでも、冒頭のURLを張り付けたかったのは、
日本中の各自治体に、この新潟と同じような気持ちを持っていただきたいと思うからです。


放射線の体への影響というのは「積算」で考えるのだそうです。

それぞれの個人で許容量にはやはり差があるのでしょうから、
大きさの違うバケツかもしれませんが、
バケツがいっぱいになるまでは、外から見てなんの変化がなくても
溢れ出せば影響がでる。

これが、「積算」ってことですよね。
「積算」だから、途中で水を捨てるわけにはいかない。
蒸発もしてくれない。

1滴2滴の水に大騒ぎすることはないほど、
バケツの容量には余裕があるのでしょうけれど、
いつまで、たれ続けるかわからないのだとしたら、
その1滴には注意深くありたいと思います。

殊に、今後何十年にもわたって、
そのバケツに水滴を受けなければならない子供世代には、
できるだけ、そんなマイナス貯金を少なく済ませてあげたい。

私は、最悪の事態を想定するということを習性にしていますので、
「もし、もう一度このような原発事故に遭うことになったら・・・」
などということも考えてしまうのですが、
その時に、もしかすると今受けている「おちょこ1杯の水」が、
バケツをあふれさせるかさせないかの分かれ目になるかもしれない
などと思ってしまうのです。

現在の日本の技術力、財力でどうにもならないものなら、
皆で一緒に水を受けましょう。
でも、予算の使い方とか、人の動かし方とかで、
水滴の大きさを、小さくすることは出来るのではないかと思うのです。
それには、誰かが声をあげて行かないと・・


自分のところの農産品の売り上げに影響するから、
自治体(特に農業地域)は、基準値の引き下げに消極的なのだろうと
思ってきました。

それだけに、今回見つけた新潟県の姿勢が嬉しい。

新潟と言えば、日本の米どころ。
おいしいお米を作りだすそのプライドが、
こうした堂々とした姿勢につながるのですね。


やっぱりね。 電力会社と献金。

2011-07-23 22:34:45 | 日本って・・。
下のアドレスは、ニュース記事です。
共同通信社の調べで分かったそうですが、
感想としては、
「やっぱりな・・・」
です。

以下は、http://www.47news.jp/CN/201107/CN2011072201000982.htmlより転記。

自民党の政治資金団体「国民政治協会」本部の2009年分政治資金収支報告書で、個人献金額の72・5%が東京電力など電力9社の当時の役員・OBらによることが22日、共同通信の調べで分かった。当時の役員の92・2%が献金していた実態も判明した。電力業界は1974年に政財界癒着の批判を受け、企業献金の廃止を表明。役員個人の献金は政治資金規正法上、問題ないが、個人献金として会社ぐるみの「組織献金」との指摘が出ている。福島第1原発事故を受け、原子力政策を推進してきた独占の公益企業と政治の関係が厳しく問われそうだ。

以上、転記しました。

一議員への献金額は平均して実に4700万円というような話も出ているそうです。


自分たちがしてきたことの後始末を
現政権がしているのだというのに、
なんだか、わけのわからん批判ばかりしている自民党。
電力関係から、これだけのお金をもらっているから、
そんな行動しかできないんですね。






普通の感覚。

2011-07-06 07:46:40 | 日本って・・。
怖いとか、嫌だとか、
そういう普通の感覚を曇らせてはいけないんだと思う。

動物として生きるために身に備わった感覚だと思うから。

その感覚を大事にして、それに理性的な分析をのせていく。
むやみやたらに、感覚に振り回されないように。

私が考えている、人としての生き方。


最近の国会周辺の動きを見ていると、
こういう「普通の感覚」がかなり弱っているんじゃないかと思わされる。


「放射線被害で何が起こるかわからない」
という恐怖を、無かったことにはできないのに、
経済のために「理性」で安全と思いこもうとする。

困っている人、苦しんでいる人に共感することなしに、
その状態を引き起こした、これまでの自らの無策を後悔することなしに
発言する閣僚がいる。

「普通」ではないよね。

普通の感覚を忘れると、目的と手段が入れ替わる。

経済の発展は手段であって目的ではないよね。


「普通」の感覚で、それが本当に必要か考えてみる。

そして、どうしても必要ならば、出来る限り「怖くない」方法を探って
心のバランスをとって動かす。


今、被災地の子供たちの手紙がテレビで読まれている。

悲しみを抱え、不安を抱えながら、
毎日の生活の中で、感謝を持って生きている。
それを言葉にして、感謝の気持ちを伝えようとしている。

これが人としての「普通の感覚」だと思う。

こうした子供たちに、この国を動かしてもらいたい。

こうした子供たちが表舞台に立つまでに、
この国を真っ当な形で繋いでいかなきゃいけないよね。


と、朝からつぶやいてしまうのです。




静岡県知事へ

2011-06-19 13:35:57 | 日本って・・。
私の田舎は静岡です。

物心ついたときから、静岡茶は、それこそ浴びるほど飲んできました。
よその県のどんなに高いお茶よりも、静岡のお茶が私の口には一番合います。
飲んだ後、すっきりさっぱりして、何杯でも飲める。

実際、田舎の生活では、
朝起きたら、まずお茶。
朝食の間に、食事をとりながらお茶(おかわり2回ぐらいします。)
ダイニングからリビングに移って一服する時も湯呑を持って移動。
そこでまた1杯。

という具合に、他の地区の方が聞いたらびっくりするぐらいよく飲みます。


お茶に含まれるカテキンは、健康に良い作用が色々あり、

食道などの癌も、お茶を大量に飲んでいる静岡県民には少ないというデータがあるとも聞きました。
生活習慣病の中のあれやこれやにも、結構良いそうです。


そして、お茶の葉のある風景。

富士山をバックにお茶畑が広がる風景は、
「日本人でよかった」
と、それこそシミジミとお茶をすすりたくなります。


その、私のこよなく愛する静岡のお茶の葉から、セシウムが検出されています。
悲しいです。腹が立ちます。他の地域の皆さんと同じく、何も悪いことをしていないのに
空から降ってきた放射性のチリのおかげで、こんな目に合うのですから。

でも、県知事さんには、むやみに腹を立てて欲しくないのです。

お茶は、そのまま食べるものではなく、皆さんご存知の用法で、浸したお湯を飲むものだから、
野菜と同じ規制値はおかしい!

それはそうかもしれません。

お茶の効用を考えると、少しの放射線を気にして飲まないという選択が
良いとも思えません。(プラスマイナスですからね)


ですが、そのように主張することで、むしろ「静岡県は汚染に鈍感だ!」
と、とられることの方が、被害を大きくするような気がするのです。

校なってしまった以上、
「大丈夫。大丈夫。」と声高に言っても、どうにもなりません。

放射性のチリがたくさんかかってしまったのなら、まずそれをとり、
規制値内にしてから出荷しましょうよ。
1番茶よりも、2番茶ではかなり少なくなっているという話もあります。
それなら、勿体ないけれど(私は買ってもいいんですけど・・・)、
あえて、捨てるものを作ってでも、
「静岡は、安全だとわかっていても、あえてここまでするんだよ。」
ということを、アピールしていきましょうよ。

損害は、東京電力にかぶってもらえるけれど、
一度落としてしまった信用は取り返すのが難しい。


今朝の新聞に、
フランスで、静岡茶から規制値以上のセシウムがでて、
全ての静岡産野菜に対して、フランスでは放射線測定をすることになったそうです。

お茶の葉は、製造工程でより濃くなる(乾燥させていくのですから、同じ量の重さの中に入る葉の枚数は増えますよね)
ことが避けられません。

そのお茶一つを見て、静岡のもの全てが疑われてしまう。

そういうことの怖さを、県知事さんには考えていただきたいです。


都議会議員選挙

2009-07-10 18:29:59 | 日本って・・。
最寄り駅で子ども達を待っているところです。

明日は、投票日。駅前では自民党の候補者が最後のお願いをしています。
追い込みなのでしょう。有名(〓)国会議員の応援を得、揃いのTシャツのスタッフをきた人達を大勢従えて、大演説です。

今、妹ちゃんが車にのりこんできました。

「なんか、有名な人が来ているみたいだけど『真っ先に来ていただいたのが、この私、私のところに一番に来ていただきました。』って、それがなんなんだろうねぇ。」


さすが揚げ足とりの名人、妹ちゃん。そういう台詞って、人間に上下があり、自分は上の人間に認められる人物なのだというアピール法でしょ。
今の世の中、そういうアピールが通用する時代なのか、もう少し考えても良いと思うのにな。

この駅前には何ヶ月も前から辻立ちする候補者の姿が毎日のように見られました。
一番しつこくやっていたのは民主党の候補者でしたが、他の党の方々も見かけました。大概の方は、一度だけではなく、何度も何度も、通勤や通学の人達に自らの政策を訴えていました。

殆どの候補は一人きりで立つ(車椅子に座ってという方もいましたね)か、いても3、4名の仲間と。
立ち止まる人も、笑顔を返す人も、ビラを受け取ってくれる人も、誰もいなくても、ただひたすらに話続け、訴え続けていました。

でも、今日の候補者はちょっと違うの。
「大物」らしく、駅頭では滅多に見かけなかった。
先週あたりから見かけるようになったけど、いつも10人以上の人達を従えて、何だか王様みたいだった。

ううん、スタッフの人数じゃないんだな。
この一団の横では、共産党の候補者がやはり数名のスタッフと行動してるのだけど、こちらは自然に駅前の風景に溶けこんでいる。

何が違うのかっていうと、スタッフ(動員されたとおぼしきおば様方です)の視線かな。
ビラを渡そうとしている一団は、自然と渡す相手の動きを見るでしょ。だから、駅前の人の流れを妨げないようなみごなしになる。

一方、お殿様軍団はといえば、お殿様の後ろに一列に並び、お殿様の演説にいちいちうなずく。
通勤客に笑顔をふりまいているつもりなのだろうけど、人の流れに関係なくポジションとっているから、迷惑そうな顔をして通り過ぎる人も多いんだよね。
素人の私や、子どもの妹ちゃんがみても、
投票してもらうためにどうかと思うようなこうした行動を、誰もいさめる人がいない。
そのことが、何より問題な気がするなぁ。

やだ、まさに大名行列が始まっちゃったよ。幟を持ったTシャツ姿30人程を従えて、有名国会議員(大臣)がマイクを持って、商店街を練り歩きですわ。

違和感

2009-06-26 07:36:32 | 日本って・・。
東国原知事が
「私を総裁候補として戦う覚悟はおありか?」
と発言し、
橋本知事は、
「地方分権(地方主権)を推し進めるマニュフェストを出したほう(自民or民主)を応援する」
という。

国が地方にお金を「あげる」という構図は、
いらない仕事もセットでやらなきゃいけなくなったり、
本当に必要なことにお金をかけられなかったり・・・。
地方自治をになう知事さん達が、ずっと頭を悩ませてきたことだけに、
「この状況を打破するのは今だ!」
とお考えになるのは良くわかります。
そこで「無駄を省く」ことは、国の財政にもいい影響を与えるのではないか
と思うので、その主張に賛同もしています。

でも、
今回の動きを見ていて感じる違和感があります。

それはたぶん、
弱っている人間を脅していう事を聞かせる様な、
そんな感じ受けてしまうから。

人気を背景に、「いう事を聞けば応援してやる」
とかという風に見えてしまうから。

それでは、これまで
「票をまとめるから仕事を回せ」
「票はまとめるから業界に都合のいい法律をつくれ」
といってきた圧力団体となんら替わるところがないのではないか。
そうおもってしまうから。