のんびり娘の謎

10円が2個で、、、12円?今日の前の日は、、、前の日?のんびり娘のお答えは、理解できない謎ばかり。さぁ、どうする?

学校経営

2013-09-27 18:43:41 | 母の作戦、考え
といっても、私立学校の経営とかじゃなくて、
学校にいる教職員をいかにうまく配置して、
よりよい体制を組むのかという話なのだけれど・・。

勤務先の学校、これが非常に悪い状態にあります。

それは、4月の布陣で見えていたところもあるんですけど、
頼りの副校長先生が病欠に入ってしまって、一気に加速しています。

1年生担当の私の担当エリアは1階なのですが、
その1階に、以前より心配していた2年生のクラスから
2人ほどがちょくちょく降りてきます。(授業中に)

その子たちのサポートをしつつ、その子たちが教室で過ごせる環境を整えたくて
あちこちと働きかけているのですが、周囲の先生方の協力は得られても
トップが動かなけれなどうにもならない部分が大きいのです。
その教室の担任の先生の指導に関しては、周囲の人間ではどうにもならない、人事の問題だから。

教室から出てきているお子さん達は、感度がいい子。
その子たちが出てきているということは、教室に何かあるということ。
そのままにしておくと、その子たちだけではない他の子たちも続々出てきてしまう恐れがあるの。

だから、早めの段階で手を打たなければいけない。
殆どの場合、問題は大人の側にあるから、大人の側の対応を見直すことで
事態はすんなり収まっていく。

それがわかっている先生は結構たくさんいるの。
担任の先生の問題点は、1,2時間授業観察すれば誰にだってわかるから。


でもね、わかって、それを当事者の担任の先生にアドバイスしたからって
翌日からその担任の先生が変わるわけじゃない。そんな簡単なもんじゃない。
もう、何回も同じような状況を引き出している先生だもの
これまでだって、いろんな先生方がアドバイスはしているよ。
でも、通じないんだと思う。
教室内で起きている色々なことも、目に入っていない様子の先生だもの。
悪気はないんだ。でも見えないんだよね。きっと。


こうした場合、担任を変えるか、担任に指導できる立場の人間が張り付いて
一から鍛え直さない限り、この混沌は終わらない。

混沌が収束されない限り、感度の高い子供は教室に戻れない。
勉強したいのに、クラスメイトとの関わりの中で集団行動を学ぶのは
こうした子供達にこそ必要な時間なのに、毎時間どこか別の場所でひとり。
全ての子供に学習させる義務が私達大人にはあるのに。


現場で彼らのサポートをする数人の先生達はこの状況をなんとかしたいと
動くのだけれど、管理職トップの校長先生は、なかなか動かない。
出てくるこどもの相手はするけど、教室そのものをいじろうとはしない。

どうしたもんかね・・が続く毎日。











振袖。

2013-09-20 21:58:44 | 娘の事・謎
再来年に迫った成人式のため、あちこちで振袖の情報を仕入れていました。

私が20歳の頃は、レンタルというシステムが殆どなかったと思うのですが、
今はレンタル全盛。写真焼き付けもセットというところが多く、
お店によって、サービスシステムもまちまちと、どういう選択をするか
考えるのが面倒で・・・。

買う、借りる、身内のを使う・・・。
という選択。
どこのお店にするかの選択。
どの着物にするか、どのセットにするかの選択。

こういう順番で進むものなら楽なのですが、
実際には、
「本人が(親や周囲の希望も含めてですがね)、どの着物を気にいるか。」
というのが、やはり1番なので、
あちこち眺めて、気にいったものが買えるものなのか、借りるものなのか、
両方できるとしたら、どちらを選択するのか・・・

といった選択の順番になるので、
気にいるものに当たるまで、根気よく回らないといけないんですね。
そして、「これいいかも。」と思ったとしても、
「他のは?」「本当にこれがベスト?」
という疑問は出てくるわけですから、はぁー面倒です。


それでも、ちょこちょこ時間を作って、あれやこれや検討して、
のんびり娘と一緒に、あちこちのお店で着物を見せていただきました。
その結果、彼女が気にいったのがブルー系の着物。
鬼母の「コストパフォーマンスチェック」にも合格したので、
購入を決めました。

着物と帯はセットなので悩まなくて良かったのですが、その後の
半襟、重ね襟、帯揚げ、帯締めを決めるのに一苦労。
ちょっと変わった色の帯なので、「一般的」な組み合わせだと
何か物足りない。
鬼母の知識やセンスだって褒められたものじゃないから、
お店の方のセンスに期待して主導して欲しいと思うのだけど、
のんびり娘が結構頑固で、「自分で選ぶ」気分に浸りたいという
オーラを発揮するので、お店の人もそれに合わせるのね。

1度決めたものを、またひっくり返して選び直したけれど、
正直「これで最高!!」という気持ちにはなれない鬼母。
でもね、
「自分が気にいっているものじゃないと、あの子は顔に出るよ。」
という義母のアドバイスもその通りだと思うので、どうしようかな。

着物が出来上がるのは来年4月だから、その時に実際の着物と帯を見ながら
いろいろ探してみようかしら等と思っています。

今は、ネットで、結構安く色々な色の小ものが手に入る時代だから
方針さえ決まれば、そういう手もありますものね。


際限なく続くわね・・。

2013-09-19 07:24:30 | 母の作戦、考え
のんびり娘、2日間に渡る再テストは、自分なりに
しっかりとした手ごたえがあったようで、にこやかに帰ってきました。

担任の先生(担任制を取っている専門学校です)には、
「もし、駄目だったらどうなりますか?」
と、事前に直接尋ねたそうだけで、本人も不安があったのでしょう。

先生からは、
「頑張っている人には、一緒に考えていこうという姿勢でいるから、
あんまり心配しないで。」
といった内容の話をされたそうです。
どうやら、留年基準(再テストでも不合格)になった場合は、
親も呼んでの3者面談をし、その後の救出措置等を
考えてくださるようなんですね。

「でも、私、まだ親とか呼ばれたくないから、
正々堂々と頑張ってみる。」
と、取り組んできたのだってさ。

この数日間は、鬼母は妹ちゃんにかかりきりで、
のんびり娘には声掛けだけにしてたから
(模範解答とか、練習用の試験用解答用紙コピーとかはやってますよ)
本人的に、かなり「自分の力で頑張った」感があるようです。

そういうのが、「自信」とか「自己肯定感」になって、
彼女を動かしてくれるのを期待しましょう。


一方の妹ちゃん、昨夜は最後の2教科
社会と数学に取り組みました。

面倒くさがりだから、暗記の多い社会は嫌いなんですけど、
今回の試験範囲は、夏休み前の実力テストと重複するところが多く、
夏休みの宿題として、取り組まされていた部分なので、
自信があったのね。
「わからない」→「なかったことに」が、今回は弱くて
助かりました。
昨夜は、その復習と、室町時代だけ新しく勉強。

室町幕府=足利尊氏
なんていうのは、小学校で入ってるはずのところなんだけど、
妹ちゃん、そういうの興味ないから、そこから入れないといけないのよね。

時間もないので、主要要素だけ、問題集に印つけてやらせたけど、
どうなります事やら。


それでも、社会はノートがあっただけましかな。
数学はねぇ・・・あんまりわかってないので、
能力別クラスを、今の上位クラスから中位クラスに変えて欲しいと
夏休みに入る頃、担任の先生に相談してみたけど、駄目だったんだよね。

今の先生は、生徒がわかってると思って、
どんどんプリントを出し、解いては答え合わせという方法なんだけど、
妹ちゃん、わかってないから。出来てないから。
授業時間の積み上げが全然できてないの。
小学校からの積み残しも多いので、直前勉強だけだと
ホントにきつい。
「できない」→「なかったこと」にするから、
家に数学のプリントや問題集を持ち帰ることもしないからねぇ。

数学って、簡単なんだ。
パターンだから、基本がしっかりしていれば
どんなにでも応用が効くし、試験直前での勉強も
殆どしなくていい教科なんだけど、
基本系が入ってないので・・・。。

数学の勉強で、鬼母が学校に期待することは、
例題といて、基本をしっかり理解させて、
それが身につくように「習熟」のための問題を
ある程度こなさせる。ということなの。
習熟の部分は、ぜひ「宿題」にしていただきたい。
妹ちゃんの場合、基礎の思考ラインが確立すれば、
応用や発展はすんなりできるので、そういうルートに乗せたいのよね。

授業参観でみていたら 下位と中位のクラスの先生は,
そういう手順を追った丁寧なやり方で教えていらっしゃるのだけど、
上位の先生はそうじゃないんだなぁ、、。

今回のテストで、成績がさらに落ちたら、
大手を振って中位のクラスに移動できるわけで、、
「いっそ、このわからない状態そのままで受けさせようか」
とも思ったんだけど、
「勝負士」としての鬼母の血が騒いで、
やっぱり勉強させちゃったよ。

これだと、中途半端な点数になっちゃうんだろうなぁ・・。


と、いうことで、妹ちゃんはこれで終わり。
そして、次は・・
10月頭に提出の、のんびり娘のレポートと、
やはり10月頭にある、のんびり娘のテスト。

この二つはどちらも、併修の短大の方の課題だから、
大学生らしい、記述式の問題なので、
鬼母の頑張るところになります。

試験は、のんびり娘が理解して覚える時間もとらなきゃいけないから、
今日あたりから早速取り組まなきゃね。

それが終われば、定期試験対策。そしてまたレポート試験と
鬼母の「お勉強」も、際限なく続くわね。


連休の過ごし方。

2013-09-16 12:23:43 | 母の作戦、考え
はい。台風接近中の3連休最終日も、我が家はお勉強です。

のんびり娘の専門学校は、1年を4期に分けて、それぞれの期末に試験があります。
普段の授業での小テストと、この試験での点数を合わせて60点以上で合格。そうでないと不合格になり、
再テスト。再テストでこの基準をクリアできないと留年になってしまいます。

1期目は、1教科が再テストになりました。
夏休み前に終わった2期目は2教科が再テスト。そのテストが週明けに控えています。

まるきり同じ問題を出してくれますし、試験前に「補習」を行って、
答えがわかるようにもしてくれますので、普通に頑張れば大丈夫そなのでしょうが、
何せのんびり娘ですから・・・記述式回答が求められるテストはかなり頑張らないと苦しいのです。

2教科の答えと練習プリントは用意しましたので、本人必死で丸暗記中。
そんな過程で、彼女の中で理解できていない言語や概念が浮かび上がることも多く、
その時には、少しずつ教え直しています。
驚くようなことが解ってなかったりするんですよね。


一方で、能天気娘の妹ちゃん。
鬼母、再三の助言にもかかわらず、週明けに迫った期末テストの準備が手つかず。
どころか、勉強道具は学校のロッカーに突っ込みっぱなし。
直前になって白状したんだけど、
音楽の教科書なんて、夏休み前から行方不明なんだってさ(苦笑)。

鬼母の脅迫まがいの助言で、ようやく土曜日に
ノートやプリント、問題集等を色々と持ち帰ってきたと思ったら、
初日テストの古典の道具が入ってないじゃぁありませんか。
仕方ないので、学校まで取りに行かせたわ。あぁ、時間のロス。


ということで、昨日今日と、こちらも監視の欠かせない状況に入ってます。
理科の質量保存の法則のあたりとか、数学の証明や連立方程式の応用のあたりは、
ついてみていないと、「わからん」=「なかったことに」のスイッチが入っちゃうので、
そうならないうちに、教え直しです。

まったく、高い(でもないか・・)授業料払ってるのに、いったい学校で何をしてるのやら・・・。

あっ、これは学校のせいではないですからね。
妹ちゃんの性格(つまり、私の育て方のせいか・・)に由来するものなので、
先生方は少しも悪くありません。

しっかりとわかりやすい板書をしてくれてるのに、ノート取らずにお絵描きしてたら、
そりゃ、どうにもならんわい。








時計の本

2013-09-01 11:24:34 | 1年算数
時計に関しては、未だに悩みの多い我が家ですが、
今日は、小学校1年生で習う時計の参考書籍の紹介です。

時計に関しては、本当にいろいろな絵本が出ています。
模型とセットになっているものも多いですし、
それぞれのご家庭で、ご自分のお子さんに合うものを探されればよいと思います。

ただ、学校で時計を教える場合は、決まった段階を踏んでいきますので、
それに合わせた教材となると、いろいろ考えてしまうことが多いですね。


小学校1年生で最初に習うのは、「○じ」と「○じはん」で、
「○じ△ふん」のような読み方は、しばし時間をおいた後でてきます。
そして学年が進むと、午前、午後という表現が付き、
「時刻」と「時間」の違いを学んで、文章題で時間に関する計算を組み立てたりします。

現在、勤務先の1年生は第一段階なのですが、
普通の「時計の絵本」では、一気に第2、或いは第3段階まで行ってしまって
学校の学習段階とのずれが出たり、混乱があったりしてしまうんですね。

この部分をどう教えるかで、夏休み色々考えて教材作っていた若手(でも力あります)先生、
結局、一冊の絵本を読み聞かせることからスタートしました。
それが、今日紹介したい「とけいのほん①(まついのりこ著・福音館)」です。

この本、時計関連の本の中では、かなり「絵本」的。
でも、押さえるところしっかり押さえてくれているし、余計なところまで進んでいないのも良かったです。

第一段階で大事なのは、まず
短い針と長い針の見分けです。(意外と見分けられない子いますよ)

長い針が上(12のところ)にあったら、「○じ」、
○には、短い針の先っぽがさしている数字が入る。

下(6のところ)にあったら「○じはん」
短い針は、書いてある数字と数字の真ん中にあるけど、
次の数字を超えてないから、前の数字を答える。

授業では、
注目ポイントをここだけに絞ったこの絵本で、
こども達に質問を投げかけたりしながら、ポイントが印象に残るような
読み聞かせをし、その後で、教具の時計の模型を使って、
「○じ」と「○じはん」だけに絞って何度も読む練習。針をあわせる練習をしていました。

先生の中で、協調しておきたいポイントが絞られているので、
教具を使った練習のなかでも、
短い、長い
長針が間にある時は、何故前の方の数字を読むのかのおさらいが
こども達に質問を投げかけるような形で、繰り返し行われていました。

最初に読み聞かせた絵本で、こども達の中に共通のイメージが出来ていますから、
先生や子供たち自身の説明の言葉が、全体の子供達に理解されやすいんですね。
そうして、最後にはプリントで確認。
良く出来てました。


また忘れちゃう子、間違う子も出てくるでしょうけれど、
しっかり段階を踏んでいくと、間違い直しも簡単だし、
思いだしやすいのです。


この「とけいのほん」には、続きもあるようです。
私自身はまだ読んでいませんが、①の作りを見ると、②も結構期待できそうですので、
お手に取る機会があれば、目を通されておくのもいいかと思います。