のんびり娘の謎

10円が2個で、、、12円?今日の前の日は、、、前の日?のんびり娘のお答えは、理解できない謎ばかり。さぁ、どうする?

アレキサンダと・・スーパー先生

2009-02-28 10:32:42 | 先生方に①スーパー授業
2年生の国語です。
まとめの時期に入ってきまして、各クラス教科書の最後の
長文に取り組み始めました。
うちの学校の2年生は、本物のねずみと玩具のねずみが出て来るお話。

スーパー先生は、例によって「読み聞かせ」からこの単元に入りました。
最初はただ「聞く」ことで、お話の全体の流れを掴み感じさせるのだと思います。
先生の読み方もお上手なので、子ども達は静かに集中して聞いています。
そうして、読み終わったらすぐに「どうだった?」と問い掛けます。
だまって聞いていた子ども達は、言いたい事がいっぱい。
先を争って、口々に、色んな意見が出ますよね。

それを先生は、実に楽しそうに、
「そうだったよね。何でそうなったんだっけ?」
と、問いかけ返し、
その反応をまた拾って、
「最初はどうしたかったんだっけ?」
と、また返す。

このやり取りの中で、実はそれほど深く読み取れていなかった、
或いは意味の取り違えをしていた子ども達にも
「そうだったんだ。」
という気付きが生まれてきます。
しかも、心理的な負担は一切無し。集団で学ぶよさが生かされている部分だと思います。

そのあと、スーパー先生はこれも「恒例」のイラストチェックに入ります。
各ページに書かれたイラストをみながら、
「何が書いてある?」
と問い掛けていくことで、お話の流れをたどる作業をするんですね。

以前にも書きましたが、スーパー先生はこの「イラスト」の使い方が非常にお上手です。
絵の変化から、お話の展開を追っていくという事に使うのはもちろん、
文章だけでは読み取りにくいところ、読み飛ばしてしまいそうになるところを、
イラストや写真に書き込ませることで、しっかりと意識させたり、
子ども達の知らない語彙を、絵と結びつけて覚えさせたり、
その単元ごとに実に上手に利用しています。

さて、今回のイラストには2匹のねずみが登場します。
よく似たねずみですが、片方は足のついた本物のねずみ。
もう片方は車輪とぜんまいのついた「ぜんまいねずみ」
名前は「アレクサンダ」と「ウィリー」です。
横文字の名前、覚えにくいし、混乱しやすいですよね。

スーパー先生は、イラストみながら、
「これは、アレキサンダ?それともウィリー?」
とやっていきます。
何ページにも亘ってイラストはありますから、
見分けようとする子ども達は、自然とその特徴の違いに注目するようになりますね。
何ページにも亘ってイラストはありますから、
「これは?」「これは?」とやっていくうちに、見分けるのも、長ったらしい横文字の名前を口にするのも、いつしか自然にできるようになっているのです。

最後には、どちらがどちらかわからなくなった
(お話は、捨てられそうになった玩具のねずみを魔法の力で本物のねずみに変えてもらうという結末です)2匹のねずみがダンスを踊っている絵がでてきます。

これはもう、大人の力では判別不能なんですけど、
子ども達は、色々な理由をみつけて、
「左が・・・で、右が~だ。」
といろいろ考えるんですね。
ここは先生特に止めも諭しもせず、
「そっかぁ。なるほどねぇ。」
と感心してます。

アレキサンダとウィリーの特性の違いに注目できて、
それがどう変化したかがわかればいいのですから、
それ以上の部分で、
「本当はこうだ。とか、それじゃぁおかしいだろ」
とか、厳密にする事の意味はないから。

ただ、こうした発言の中で、もしも
理解のベースで間違っている、ずれているというものがあれば
「そうかい?そうかいてあったかい?」
と、しっかり文章を読むように仕向けますし、
集団の中で、上手に修正されるように持っていきます。


このようにして、新しい単元は始まりました。
スーパー先生の授業は、いつも私が思っているよりはるかに深いところに
子ども達を連れて行きますので、今回もこのクラスの子ども達がどこまで深く
お話にもぐりこんでゆくのか、楽しみに授業に参加させてもらおうと思います。






年代暗記

2009-02-25 14:07:32 | 社会
私は面倒くさい事が嫌いだったので、
社会の年代暗記とか、英語の出る単を覚えるとかは一切やった事がありません。
定期テスト前には1夜漬けしますが、その教科のテストが終わる頃には
しっかり忘れてました。
大学入試は「倫社」と「政経」のマークシートだったので、
困った覚えもありません。(英語は困りましたが・・・)

さて、のんびり娘のテスト勉強ですが、
こちらは覚えなきゃぁ点が取れませんので、何とか「暗記」させるべく
あの手この手を使っています。

「言葉」が弱いというのは、こうした面でも難しい物で、
例えば、
「納豆食べて平城京」(710 奈良時代スタート)
なんて覚え方がありますでしょ。
「10」をすんなり「とお」と読める子ならそれでいいわけですが、
「10」は「じゅう」としか読めない子だと、読み方から覚えなきゃしようが無いんですね。
こんな風に、「音」の面でも考えておかなきゃいけないし、
「意味」の面でも、彼女の脳の中にあるボキャブラリーにひっかっかってくるようなものを考えなきゃいけません。
市販の参考書などに書かれている語呂合わせの中には、
「ものすごく良く出来ているけど、のんびり娘にはよくわからない」というのがいっぱいあって、せっかくそのための本を買ってきてもアレンジしなおさなきゃいけなくなるんですね。

さて、今回のテストでも出題が予想されているのが、
日本の時代区分とその次代が始まった年代。そして社会区分です。
のんびり娘の中学校では、これと、中国の歴代王朝名が定期テストのたびに
交互に出題されています。
ちなみに、王朝名と時代区分に関しては、歴史の先生が、
夫々、「アルプス一万尺」と「キューティハニー」のメロディーにのせて
教えて下さって、しっかり入ってますが、その歌には年代が入っていないので
付け加えなきゃいけないんですよね。

で、音楽は「キューティーハニー」をそのままいただいて、こんな歌を作ってみました。

「びぃしぃさんにぃ えいでぃさんし ごくみあすかーで なっとおなら
 BC3~2c     AD3~4C   593  飛鳥   710 奈良
なくよへいあんー   いいくにかまくら (早く)いざさんぱちむろまーちーー
794 平安       1192 鎌倉       1338 室町
いちごぉなみへいあづちももやまー いちろーーさんーはえーどーのひとー
1573 安土桃山          1603  江戸
いやむやめいじ いくよごしゅうせんだー ハニーフラーッシュ!!」
1868 明治   1945 終戦

何故かはわかりませんが、歴史の先生が以前寄越したプリントには、大正と昭和の
始まった年代の書き込みがなく、終戦の年は書き込むようになっていたので、
大正と昭和は飛ばしています。

室町のあとの「チャチャンチャ―ン」と
最後の「ハニーフラッシュ」がポイント。
奈良の部分は、たまにわざと「お」を重ねると(やってみてください)
のんびり娘も妹ちゃんも大笑い。
張り詰めたテスト勉強のいい息ぬきになります。


追記
のんびり娘のリクエストにより、終戦を抜いて、大正、昭和、平成まで入れて作りなおしました。
最後の行だけ変更です。

いやむや めいじ  いくいに たいしょう にいろく しょうわー 
18680年 明治    1912年 大正    (19)26年 昭和

はちきゅう へいせい!(ハニー フラーッシュの節のところです)
(19)89年 平成

終戦の1945年は、のんびり娘が自分で
「しご」だね。たくさん人が死んだから「死後の世界」でおぼえる。
といっておりました。
こういうのが、鬼母にはたまらなく嬉しいです。

効率よくしたいのになぁ・・

2009-02-25 05:15:26 | 中学校のお勉強
期末テストまであと5日。そのうち2日半はスキー場。
直前にスキーに生かせる親も親だけど、
小学校のエリアの大人達が主宰してくれるこのスキー教室は、
小学校2年からパパとのんびり娘が毎年続けている1年1度のお楽しみだから、
ここは外せないのよ。
毎日毎日、机にしがみつかなきゃいけないのんびり娘の、大事な外出の機会だし、
小学校時代のお友達と繋がりを保っていくのにも必要な場。
久々に会ったメンバーと、夜中ゲームやお喋りをしたり、
フリー滑走で「意外と滑れるんだ」というところを見せられたり、
「お友達」と普通に過せる、のんびり娘にはかなり貴重な経験の場なのです。

これは私の勘なのだけど、のんびり娘が大人になり仕事をはじめ
そして誰かと知り合って結婚までたどり着くとしたら、
小学校時代の仲間達からの広がりからの物のような気がするの。
商売をしている人たちが多いエリアの小学校だから、
夫々が成長したときにもつであろう仕事や人間関係の広がりが
広い感じがするんですよね。
その広がりにつながっている事が、彼女を助ける事があるような気がする。
勘ですけどね。


ということで、期末テストまでの時間は実質2日と少し。
早め早めに対策立ててはきましたけど、やっぱり
「のんびりちゃん」だから、思うようにはなかなか入らないです。
効率が悪い。

例えば、漢字の練習をするでしょ。
これは、国語の先生が、単元全部の漢字の読みと書きをセットにしてプリントしてくれて、そのプリントに直接書き込みで練習できるようになっています。
そうしたプリントも何枚もコピーしてくれるから何度も練習できるのだけれど
だからといって、毎回毎回1から順に練習するのって芸が無いと思いません?

テストのようにやってみて出来たものは、あなたの頭にもう入っているものなんだから
それは抜かして、出来てないものを練習していくほうがいと思うよ。
とアドバイスしてもね、なかなかそれをしなくて、毎回1から。
で、毎回同じ漢字でつまづくのよ。
「選択する」やり方が今ひとつわからないんでしょうね。
更に、自分で答えあわせをすると、「出来てる」と思い込む間違いもあるので、
やっぱりこちらである程度アレンジしないと・・
間違い時を脳に刷り込んでしまうのは、それこそ効率が悪いから。

で、こちらでノートを作りました。
間違い字、書けない字、読めない字だけを(といっても数十字ありますが)
1行ずつ。彼女の脳みそに引っかかりやすいように、
「書き写し」で終わらないような工夫をして渡します。

1行はこんな感じです。

最初に、正しい漢字と振りがなを書く。
次に、正しい漢字を書き、振りがなを書き込む括弧を書いておきます。
その次は、漢字、振りがなともに書き込める括弧を書きます。
最後に漢字の部分を括弧にして、振りがなは書いておきます。
本人が書くのは、振りがな2回、漢字2回です。
形の覚えは悪くないので、「読み」と「書き」を結びつけることに重点を
おいています。

形の点で、彼女が間違えているものは、
その行のうえに、間違いポイントを強調して書いておきます。

ここまでやっておくと、あき時間に本人が自分で勉強できるので
こちらがつく事もなく、効率良く学習できます。
私の指の関節炎も進みますが・・・。


英語はこうはいきません。
先生が「効率良く」学習できるように、出題傾向に沿ったプリントを
渡してくれるのですけど、やはりどうかすると
ただ「答えを写す」だけになってしまうんですね。
「動名詞」の勉強をしてくれば、とにかく「INGをつければいい」
というようにパターンで処理しようとする彼女の脳みそに、
「この問題は何をさせようとしてるのか」
「文章のどの部分を埋めるのか」
といった事を考えるようにさせないと、
いろんな問題が混ざって出て来るテストの役には立たないのです。
ですので、こちらは付きっ切りです。

数学の因数分解と相似比の部分も、まだ付きっ切り。
漢字のようにある程度基礎が固まれば、こちらの準備次第で本人任せに出来るのですが
今はまだその段階ではないので、効率良くするのが難しいです。

道徳の本

2009-02-23 14:08:58 | 先生方に③ 親の思い 
今のお仕事は低学年の国語のフォローですので、他の学年の他の内容についてはよくわからないのですが、今日、研究授業の資料として5年生の道徳のプリントをみる機会がありました。

プリントされていた副教材の内容はこんな感じ。

片付けが苦手な男の子、仮にK君にしておきましょう。
K君の語りでお話が進みます。
僕は何かを始めるのがクラスで一番遅い。
机の中もぐちゃぐちゃだから、何かを用意するたびに時間がかかる。
そんな僕を、隣の女の子は初めの内優しく助けてくれていたけど、
班での行動にも遅れがでて、いよいよ我慢できなくなったらしい。
「片付けときなっていったじゃない。k君のせいで遅れちゃうでしょ。」
自分が悪いのはわかっているけど、責められたらつい言い返したくなって・・・
それを彼女がみんなに言ったから、みんなに注意されるようになっちゃった。

ここまで読んで、
「あるある。」
って思った方結構いるでしょ。
さて、では「道徳」ではこのあとどうおさめるのでしょうか?

なんだかいじけてしまったK君。休み時間も次の準備をしないで
みんなから離れて過しちゃう。
そんな放課後、担任の先生が自分の机の中を片付け始めた。
「片付けをしておくと、使うときに便利なんだよ。」
と、よく使う手前にペンを、奥には・・・をと整理していく先生の様子を見て、
「片付けた方が合理的でしょ!」
といった隣の女の子の言葉がわかった気がしたK君。
「先生、僕もやる。」
と、自分の机の中を片付け始め、
「明日は整理用の小さな箱をもって来よう」
と思うのでありました。 

という落ちなのです。


これって、「整理整頓」というのは努力次第で出来ることって思っている人が書いたんだろうな・・。
やだなぁ・・。

のんびり娘は、4年生の時やはり
「班行動に遅れる」というか、「のんびり娘がいると班行動が遅れる」
という事から、班を作る時に外されるようになりました。
彼女の遅れを助けてくれていたクラスメイトも、
(というより、自分達が遅くなりたくないからサポートしたんだと思います。
そういう事を「ふツー」にするクラスメイトでした)、
先生に
「自分でやらないと力にならないから手伝っちゃダメ」
と言われてただ待つだけ。
そりゃぁ、避けたくなりますよね。

私自身も、「整理整頓苦手」というのもありまして、こういう落ちには非常に不満。
「自分で整理整頓しよう」
というのなら、その子にあった時間をとったり、
その子が時間をかけずに整理できるような方法を考えて伝授したり、
そのようにすればいいじゃないかと思うんです。
で、「班活動にまにあわせる」
を重視するなら、
夫々の班の中で、子ども達に
「どうやったら全員が間に合うように準備できるか。」
と考えさせればいいだろうし、
その中で、隣の子が整理を手伝うというのなら、
それはそれで「役割分担」ということで認めてあげればすむ事ではないかと思うのです。

片付けの件では確かにK君はやってもらう側にたつのかもしれません。
でも班活動の全てでそうなるわけではないでしょ。
なのに、一つの事を取り上げて、
その子が全部百点満点にならなきゃいけないような気にさせる「道徳」って
やっぱり好きじゃないな。

妹ちゃんがしているように、純粋に「読み物」として楽しんでいるほうが
道徳の副読本の使い道としてはいいような気がする鬼母でありました。

500円がふたつ分で・・・。

2009-02-22 21:46:05 | 娘の事・謎
今日、パパが
「カードのポイントで当たったから。」
と、マックのプリペイドカードを
お勉強中ののんびり娘&鬼母の座るコタツの上におきました。
500円カードで2枚。

「1000円あるんだ。」
と、即座にいったのんびり娘。
あとで夫婦二人、
「すぐに言ったな。」
「うん。」
「50円が2個で100円って、わからなかったのにな。」
「ねぇ。」
「5円が何だかも良くわかっていなかったもんなぁ。」
「うん。」
と、こんな会話をしました。





妹ちゃんの漢字ノート

2009-02-21 09:49:53 | 娘の事・謎
妹ちゃんが、漢字を練習しているノートです。ほぼ毎日漢字テストがあるので、ほぼ毎日漢字の宿題もでます。書き方については、特に指定はないようで、「楽しみ上手」な妹ちゃんは、いつの間にかこんな書き方をはじめてました。
一回書いて、苦手だなと自分が思うものだけをもう一度。
漢字を書いている時間より、罫線を引いたり飾り付けのイラストを書いている時間の方が長い気がします

先生の書き込みは、毎日違います。漢字とは直接関係なく、
「給食頑張ったね。」
とか、そういう事が書いてあったりするので、実は私も楽しみに見ています。
このやり方にした最初のころには、
「1回だけしか書いてないけど、大丈夫かな・・・」
というコメントがありました。
テスト準備のための宿題なので、100点取れるのかどうか心配されてのコメントでした。
でもね、妹ちゃんは動じません。
「大丈夫。これでいいの。」
と、1回+苦手だけで100点街道通過中です。


妹ちゃんは、自分がどこまで出来るのかを判断する力のある子です。
だから、目的さえはっきり示せば、こうやって自分なりのやり方をアレンジしていけますし、それで失敗したら、またやり方を変えていく事もできます。
そういった「工夫」に関しては大得意なのです。
だから、先生も問い掛けるだけ。私も「絵に時間をかけすぎないの!」と、たまに御小言を言うくらい。勝手にやらせてます。楽です。

のんびり娘の場合はそうは行きません。
漢字一つとってみても、理解定着するまでの段階が、ものすごく細かく分かれているのがのんびり娘です。そのどの部分でつまづいているのか、本人が把握し対策を立てるのは容易ではありません。
彼女の躓きを観察し、どこに「つかえ」があるのかをさぐり、それを「彼女の今もっている理解のスタイルや能力」にあわせて、どう工夫して入れていくか。それを考えなきゃいけない。
「こちらのもっている工夫」ではなく、「彼女の現状での理解のスタイルや体験、能力」に合わせなければいけないというところがミソなのですよね。







ついに・・。

2009-02-19 23:03:44 | 中学校のお勉強
のんびり娘の担任は英語の先生。
これまでも、テスト前には英語の補習をしてくれて、
のんびり娘ふくむ数名の「力の弱いお子さん」には
その次のテストのポイントになる問題を繰り返し出して
点数の底上げを図ってくれていました。

今回驚いた事に、この担任の先生が
理科のプリントを作って補習してくれたんです。
更に、数学の先生や社会の先生たちからも情報を取り、
「ここだけやっておこう!」
というところを教えてくれます。

何回も同じ問題に取り組まないと
スムーズに答える事の出来ない娘たちのために
どのプリントも複数枚コピーして持たせてくれますし、
毎日補充してくれます。

この作業、これまで家で私が全部やってきたことです。
そのために我が家にはかなり早くからコピーの出来る
複合型のプリンターがあったほど・・。
それが、直接情報を取れる担任の先生にやっていただけるなんて、
学校の機械とインクと紙を使ってコピーまでしていただけるなんて
深謝です。

ここまでやっていただいて、出来なかったでは済ませられないでしょ。
鬼母、いつも以上に張り切ってお尻たたいてます。

いつの間にか・・。

2009-02-17 22:38:38 | 娘の事・謎
期末テストが迫っているので、毎日ガミガミやってます。
そんな中、今日は部活で遅くに最寄り駅に着いたのんびり娘。
お腹ペコペコというので、帰りに彼女の好きなイタリア系ファミレス(安いのよ)により、大急ぎで夕飯をとりました。

食べるスピードは早くなったけれど、食べる量も増えたのんびり娘は
やっぱり最後まで食べていて、学習時間が減る事を嫌う鬼母の神経を逆なでしてくれましたが、彼女を待つ間に清算の準備をしながらふと思いました。

外食の度にレシートの合計金額を読ませ、お金を一緒に数えていた日はそれほど昔のことではなかったなぁと。
50円と50円で100円になるという理屈が飲み込めなかったり、
4けたのすうじを、「○ひゃく・・・」と読んだり、
繰り返しても繰り返しても、すんなりとはいかなかったのは、
ほんの2,3年前の事。

今でも、少々時間はかかりますが、不自然ではない程度にお金の用意は出来ます。
少なくとも、「500円玉で足りるか。」「1000円で足りるか。」
といった感覚は着実に育っています。

そう思って娘を見れば、顔つきだってかなりしっかりと娘らしくなってきました。
社会へ巣立つために必要な事。毎日の生活の中で、気づかないうちに積みあがっているんですね。



謝ったのは・・・

2009-02-17 13:54:24 | 日本って・・。
政治的な事は、このブログにそぐわないと思いつつ、
何でこんなにいろいろあるんでしょうね。

中川さんが何をしたかは、今更いうまでもないでしょうし、
ご感想も夫々お持ちでしょうからあえて書きませんが、
あの状況についてコメントを求められ、
「内閣の一員として申し訳なく思います。」
と謝罪したのは、石破さんただ一人ですか。

原因がお酒なのか、薬なのか、時差ぼけなのか、
それが問題の本質では無い筈です。
この世界的な難局の中、
日本の経済や金融を司る大臣が、どのような考えを持って
会議に臨んだのか。
それが問われる場所で、あのような状態を見せてしまった。

あんな状態の人間が、代表として会議に出席している日本という国を
他所の国はどう思うんでしょう。
「危機感」も「真剣さ」も感じられないでしょ。
今後、日本が世界をリードしようとどんな提案をもっていっても
軽く見られたり茶化されるもとを作ってしまった。
それは、「国益」を大きく損なう事でしょう。

よりにもよって、内閣の1大臣が、
自ら、そんな大きなマイナスを作ってしまったわけですから、
本人はもとより、任命した総理大臣他、現政権の皆さん(所属政党も)は
「申し訳ない」の気持ちがあってしかるべきだと思うのですが・・・
「自分は関係ない」
「私の権限ではない」
「本人の問題だから」・・・
という意識が透けて見えるような発言が多くて、何だかねぇ。

日本の屋台骨が揺らぐ中で、
「薬だ」「酒だ」「グラス1杯か」「いやそれより少ない」
「ゴックンしたか。」「ゴックンはしていない。」
って、そんな事を大の大人が国会で話している。

この大きな「ずれ」はなんでしょうね。





理想的。

2009-02-17 08:02:14 | 中学受験
首都圏に住む姪っ子が、
筑波大学附属高校に合格したと連絡がありました。

「どうせ受けるなら、一番難しいところを」
と非常に彼女らしい感覚で、狙っている事は聞いてはいたんですが、
本当に受かっちゃったのね。らしいわぁ。

姪っ子は、地元の公立小学校、中学校と進んでいます。
中学受験もしてないし小学校では塾にも行っていません。
通信教育もやっていた様子はないですね。
中学では剣道部に入って、かなりの活躍をしました。
体でっかいので、迫力あります。
3年の夏に部活が終わってから、高校受験を目指して塾に入り、
それからが本格的な受験勉強だったようです。

兄のところは、夫婦夫々の仕事の関係で
父親、長期の単身生活が続いています。
そんな中で、2年前に義姉はうつを発症。
仕事を休み、家事もままならない状況が続いていました。
だから、親に面倒見てもらってたわけでもないんですよね。

自分で受けたいと決めて、自分で塾探してきて、
自分で勝手に受かりました。
小学校生活も中学校生活も、部活も、
したい事は別に何にも犠牲にしないで、狙ったところに合格。
理想だわね。

義姉のうつも、少しずつ快復に向かってきていて、
あわせてよかったなぁと思います。