国語は今年初めて本格的に教えているので、
まだこなれていないのですが、
のんびりちゃんを見ているお母さん達は、
やっぱり皆「初めて」でしょうから、
こなれていなくても何かしらのご参考にはなるかもしれないと思って
書いていくことにします。
“くっつきの「は」「を」「へ」”
単語の後につく「わ」「お」「え」
と発音するものは、「は」「を」「へ」と書く。
これが、小学校で始めて習う「文法」らしいものでしょうか。
表音文字(音を聞いたらかけてしまう)が基本の、日本の文字の例外ですので、
子ども達にはなかなか難しいところです。
勤務先の小学校の1年生達は、今毎日このプリントに取り組んでいます。
が、やっぱり難しいですね。
「ぼくは おにぎりを たべて えきへ いきました。」
という文章では、
「ぼく( ) ( )にぎり( ) たべて ( )き( ) いきました。」
といった形の問題になります。
で、それぞれ横に、選択肢として、
は・わ お・を お・を え・へ え・へ
が小さく書いてあるんですね。2択。
この2択っていうのは、なかなか曲者で、
間違ったら、「じゃぁ、こっち」って深く考えずに書いちゃう子が
教室のあちこちに出ちゃうので、教えにいく暇が作りにくいんですね。
だから、答えあわせをされてしまう前に、ササッと教室中を回って、
間違え方から、「わかってない子」をチェックして、片端から回っていくんです。
弱い子達には、まず
「くっつく」
という言葉の意味をイメージさせなきゃいけません。
で、単語(ぼく、おにぎり、たべて、えき、いきました)を四角で囲む方法をとっています。
「言葉にくっつく」と言われても、「言葉」の区切りがどこまでかを意識しにくいのがのんびりちゃんですからね。四角く囲む事で単語の塊をしっかり意識してもらおうという作戦です。
もちろん、最初のうちはこちらでリードして四角を書きます。子ども達には何をしてるかわからないですもん。何度も繰り返し見せるうちにやり方を掴んでもらえればいいんです。
で、
「四角の中は、本物さん。四角の外はにせものさん。」
って言いながら、どちらを選ぶかやっていくんです。
口では「わ」「お」「え」
っていっているのに、「は」「を」「へ」と書くんだから、こっちは「にせもの」でしょ。
「くっつきの わ(は) お(を) え(へ)」なんて言われるより、わかりやすいと思うんですよね。
でも、学校の先生方の教え方から乖離してしまってはまずいから、
「四角の外で、言葉にくっついているのが偽者なんだね。」
と時々混ぜて、先生の使う「くっつき」という言葉の意味にも慣れてもらいます。
おなじ「わ」「お」「え」と聞こえる音でも、本物と偽物があること、
それは、わ・は お・を え・へ という組み合わせである事。
そこをわかってもらうのが第一段階かな。
で、選ぶ時の目安を、「四角の中、外」で掴んでもらう。
そのことで、
「こっちでなきゃ、あっち」
といった答え方ではなくて、「これはどっちだう?」って考えるひっかっかりができる事を狙っています。
子供自身が、四角で囲めなかったら、一緒に読んでこちらが囲み、子どもは
「中は本もの、そとは偽物。」っていうキーワードで選んでいきます。
繰り返すうちに、選ぶのはすんなりできるようになります。
そしたら、四角で囲む方法も少しずつ本人にやってもらうようにしていきます。
何度も四角で言葉を囲む作業をしているうちに、
「単語」というものを感じてもらいたいという思いもあります。
のんびり娘がそうでしたけど、一文字ずつ拾い読みをする子は
単語の切れ目がなかなか見えないんです。
四角く囲む事で、「単語」という塊を意識する習慣をつけてもらえれば・・。
それは、この先の文法の学習全てにつながっていくものだから、力になると思うんだけどな。
あと、この「ハ」「を」「へ」の教え方ですが、
「宇宙人のお喋り」で教えていらっしゃる先生もいらっしゃいました。
かくして読んでも意味が通じるのが「くっつき の は、を、へ」
隠すと意味が通じないのが「わ、お、え」
「ぼく おにぎり たべて えき いきました」
ってよむと、ちょっと宇宙人(日本語苦手な外国人)みたいな感じでしょ
「ぼくは にぎりを たべて きへ いきました」
これだと、「にぎり」と「きへ」が訳わからなくなっちゃいますね。
隠して(抜かして)いいところと、悪いところ
これも「くっつきの は・を・へ」を見分けるのに役に立つかもしれませんね。
まだこなれていないのですが、
のんびりちゃんを見ているお母さん達は、
やっぱり皆「初めて」でしょうから、
こなれていなくても何かしらのご参考にはなるかもしれないと思って
書いていくことにします。
“くっつきの「は」「を」「へ」”
単語の後につく「わ」「お」「え」
と発音するものは、「は」「を」「へ」と書く。
これが、小学校で始めて習う「文法」らしいものでしょうか。
表音文字(音を聞いたらかけてしまう)が基本の、日本の文字の例外ですので、
子ども達にはなかなか難しいところです。
勤務先の小学校の1年生達は、今毎日このプリントに取り組んでいます。
が、やっぱり難しいですね。
「ぼくは おにぎりを たべて えきへ いきました。」
という文章では、
「ぼく( ) ( )にぎり( ) たべて ( )き( ) いきました。」
といった形の問題になります。
で、それぞれ横に、選択肢として、
は・わ お・を お・を え・へ え・へ
が小さく書いてあるんですね。2択。
この2択っていうのは、なかなか曲者で、
間違ったら、「じゃぁ、こっち」って深く考えずに書いちゃう子が
教室のあちこちに出ちゃうので、教えにいく暇が作りにくいんですね。
だから、答えあわせをされてしまう前に、ササッと教室中を回って、
間違え方から、「わかってない子」をチェックして、片端から回っていくんです。
弱い子達には、まず
「くっつく」
という言葉の意味をイメージさせなきゃいけません。
で、単語(ぼく、おにぎり、たべて、えき、いきました)を四角で囲む方法をとっています。
「言葉にくっつく」と言われても、「言葉」の区切りがどこまでかを意識しにくいのがのんびりちゃんですからね。四角く囲む事で単語の塊をしっかり意識してもらおうという作戦です。
もちろん、最初のうちはこちらでリードして四角を書きます。子ども達には何をしてるかわからないですもん。何度も繰り返し見せるうちにやり方を掴んでもらえればいいんです。
で、
「四角の中は、本物さん。四角の外はにせものさん。」
って言いながら、どちらを選ぶかやっていくんです。
口では「わ」「お」「え」
っていっているのに、「は」「を」「へ」と書くんだから、こっちは「にせもの」でしょ。
「くっつきの わ(は) お(を) え(へ)」なんて言われるより、わかりやすいと思うんですよね。
でも、学校の先生方の教え方から乖離してしまってはまずいから、
「四角の外で、言葉にくっついているのが偽者なんだね。」
と時々混ぜて、先生の使う「くっつき」という言葉の意味にも慣れてもらいます。
おなじ「わ」「お」「え」と聞こえる音でも、本物と偽物があること、
それは、わ・は お・を え・へ という組み合わせである事。
そこをわかってもらうのが第一段階かな。
で、選ぶ時の目安を、「四角の中、外」で掴んでもらう。
そのことで、
「こっちでなきゃ、あっち」
といった答え方ではなくて、「これはどっちだう?」って考えるひっかっかりができる事を狙っています。
子供自身が、四角で囲めなかったら、一緒に読んでこちらが囲み、子どもは
「中は本もの、そとは偽物。」っていうキーワードで選んでいきます。
繰り返すうちに、選ぶのはすんなりできるようになります。
そしたら、四角で囲む方法も少しずつ本人にやってもらうようにしていきます。
何度も四角で言葉を囲む作業をしているうちに、
「単語」というものを感じてもらいたいという思いもあります。
のんびり娘がそうでしたけど、一文字ずつ拾い読みをする子は
単語の切れ目がなかなか見えないんです。
四角く囲む事で、「単語」という塊を意識する習慣をつけてもらえれば・・。
それは、この先の文法の学習全てにつながっていくものだから、力になると思うんだけどな。
あと、この「ハ」「を」「へ」の教え方ですが、
「宇宙人のお喋り」で教えていらっしゃる先生もいらっしゃいました。
かくして読んでも意味が通じるのが「くっつき の は、を、へ」
隠すと意味が通じないのが「わ、お、え」
「ぼく おにぎり たべて えき いきました」
ってよむと、ちょっと宇宙人(日本語苦手な外国人)みたいな感じでしょ
「ぼくは にぎりを たべて きへ いきました」
これだと、「にぎり」と「きへ」が訳わからなくなっちゃいますね。
隠して(抜かして)いいところと、悪いところ
これも「くっつきの は・を・へ」を見分けるのに役に立つかもしれませんね。
「は・を・へ」は、教えるとなると意外と難しいですよね。
言葉というのは、日本語でも英語でも「そういうもんなんだ」と刷り込まれていくものなので、繰り返し繰り返しやっていけば、必ず身につくと思います。
中学に入ると、最初の国語の文法は、
「文節と単語」なんです。
文章を構成する文節や単語を一つずつ分けるお勉強。
とびチャンさんがやっていらっしゃる
「言葉の単位で囲む」は、まさに〝先取り”なんですよね。