のんびり娘の謎

10円が2個で、、、12円?今日の前の日は、、、前の日?のんびり娘のお答えは、理解できない謎ばかり。さぁ、どうする?

特盛り一丁!

2009-04-30 16:30:23 | 家族のこと(主に妹ちゃん)
昨日の休日、久々にのんびり娘も含めてお出かけしました。
子ども達のリクエストもあって、夕飯をかねてちょっと大きめのショッピングセンターへ。
「回転寿司がいい!」
と言うので、人気の回転寿司屋で受付を済ませ、
待ち時間を利用して1時間ほどお買い物。
子ども達にはそれぞれお小遣いを渡して、別行動といたしました。

さて、1時間後、件のおすし屋に向かいましたが、
なんと、この時点でも予想待ち時間が115分!!!!
「ごめん。むりだ。」
と、諦めて別の店に車で向かいましたが、
ここも、待っている人が扉から溢れていて、「無理!」。

女三人、食べ物屋に悩んでウロウロした結果、
牛丼の「す○屋」にはいる事にしました。
この超有名なチェーン店Nには「ミニ盛」という軽いサイズがあるので、
食欲のあまりなかった私にも都合が良かったし、
ここ1週間インフルエンザその他で、まともに食事を取っていなかった
(本来食いしん坊)の、妹ちゃんが復調して
「牛丼食べたい!」
と言い出したからです。

のんびり娘は、携帯の音楽を聞き耽っていて、
いいとも悪いとも言いませんので、
消極的な賛成だろうと・・・。

ところが、お店に入ってメニューを開いたとたん、
音びり娘の態度が変ります。
しばらく、姿を見せなかった「マグロ丼(葱とろ丼?)」がメニューに復活しているのを
目ざとく見つけたのです。
「私、大盛り!」
と言うのんびり娘に、
「大盛りはご飯だけが増えるよ。」
と教えてあげると、じっくりメニューを見て、
「じゃぁ、特盛り!」

おいおい、本当に食べられるのかい?
って思ったけど、本人が強く主張するのでとりました。
妹ちゃんは、牛丼の並盛り。
私はカレーのミニ盛り。

特盛りはねぇ、大きな大きな器に、どんと乗ったご飯の上に
マグロのたたきのかたまりが2枚(平らな円盤状にしてあるんですよ)。
そのかたまりに、お醤油かけて、混ぜ混ぜして、ご飯と一緒に口に運んで、
実に幸せそうな顔をするのんびり娘。

たいした時間もかけずに、完食いたしました。

保育園時代、他の子がお菓子に群がっていても何の興味もなさそうに
遊び続けた子。
実家の母には、「まずいから食べないんだろう。」と遠慮のないことを言われ、
その母が作ったお握りにもそっぽを向いたのんびり娘。
義母は、まるで小鳥にエサをあげる様に、少しずつ口に食べ物を運んでいましたっけ。

小学校にあがってからも、時間内で給食を食べきる事はとてもじゃないけど出来なかった。4年の時には、それをずいぶんと攻められた。「将来困る!」って。
外食したって、彼女がいれば「1時間半無料」のはずのファミレスの駐車場でお金を取られる始末。食べる量も少ないから、いつだって私は注文せずに彼女が残した(しかも冷え切った)物ばかりかき込んでたわね。

おかげで、食費はあんまりかからなかったけど、近所にあった魅力的なバイキングには
勿体無くていけなかったわね。

そんなのんびり娘が、「特盛り」です。「特盛り」!!。
あの頃、
「この子はこのまま小さいままで終わっちゃうのだろうか。」
とか、
「社会に出ても、こんなペースで食事をしてったらとても働けないけど大丈夫だろうか。」
と思っていた私に、このことを教えたら、
どんなに驚く事だろうね。

あぁ、それにしても「バイキング」。
数年前に潰れちゃったのよね。
カレーもすき焼きもしゃぶしゃぶもあって、
デザートメニューも滅茶苦茶豊富だったあのバイキング。
今でもあったら、絶対いくのにねぇ(笑)

本の好み

2009-04-27 22:04:59 | 家族のこと(主に妹ちゃん)
本好きの妹ちゃんのために、色々なジャンルの本を借りてきては
その辺にサボっておくのですが、好みがねぇ・・私に良く似てます。

名作といわれる本は、私自身がそれほど好きじゃなかったものも
一応目は通させておこうかなと思って借りますが、

「シートン動物記はあんまり好きじゃない。動物が喋るのが変。
ファーブル昆虫記のほうが面白い。」
とかと言われます。
これ、私もまるきり同じことを思って、やっぱり「シートン・・」の方は
2,3冊読んだだけで全巻制覇はしてません。

同じ「ファーブル昆虫記」でも、出版社ごと、いろんな訳本が出ているのですが
彼女のお気に入りは、私が子どもの頃何度も何度も読み返して
(しかも、みかんなんか食べながら読んでるので・・)
すっかり紙が黄色くなってしまった
「古川晴男氏訳」の偕成社のもの。

子供向けに編集しなおされたような、他の方の訳本を読んだあとで、
「やっぱり、この古川さんのが面白いよね。私これ大好き。
ファーブルさんは、不思議に思ったことを何でも調べてくれるから、
すっごいよくわかって面白いんだよね。」
と・・そうなのよね。「知りたい」という欲求にストレスがないのがこの本なのだ。

それほどはまり込んで読み込みながら、
「でも、私虫嫌いなんだ。」
というあたりも、実に私似であります。

鬼母は辞書です。辞書ではありますが・・。

2009-04-25 23:00:17 | 母の作戦、考え
もうひとつ言葉について。

私はのんびり娘の辞書役でもあります。
彼女が自分で辞書を引いていては、時間がかかってしようが無いというだけではなく、
彼女のわかる言葉で表現してくれていないと引いても役に立ちませんので・・。
ですので、彼女は実に気楽に鬼母を使います。
「○○っていうのはどう書くの?」と漢字字典の役割をふり、
「△ってどういう意味?」と国語辞典の役をふり、
「□ってどうして起こるの?」と広辞苑の役もふる。
時には「タレント名鑑」までさせられますが、
まぁ、ここまではいいわ。鬼母、日本語なら得意ですから。

でも、「英語でこう書きたいの!」って言われるとねぇ・・・。
面倒な勉強は一切しなかった私・・・英語はメッチャクチャ弱いのよ。
それはもう、人には言えないほど出来ないの。

辞書引くぐらいは出来ますよ。で、「日本語」は得意だから、
文全体を見て、この場合どういう「訳」を使えばいいかの見分けはすぐ出来る。
でもね、英語の絵本を読んだ感想を書けという宿題で、
「子どもには『ダメだ』って言ってたのに、子どもにつられてお父さんもバケツを持ってきて水をかけ始めたのが面白かった。」「子どもにかけようと思ったのに、間違って隣のおじさんに水がかかったから、隣のおじさんがかわいそうだと思った。」
と書きたいと・・・な、ながい。

「つられて・・・って、英語でどう書くのよ???」「かかる・・・って、水がかかるってどれよ??」
とうろたえる鬼母に、
「辞書に書いてあるから大丈夫だよ」
と、のんびり娘。
って、その電子辞書を引いてるのは、ママだよ!!

この宿題、毎月1回提出です。先が思いやられます。

言葉にかんしての考察。

2009-04-25 22:27:45 | 母の作戦、考え
最近、言葉の面が延びているように思うのんびり娘。
では、どうして伸びてきたのかと、これも最近良く考える鬼母なのであります。

先ほど、理科の問題集をといているのんびり娘の声を聞きながら、
「負荷をかけた言葉」ほど、やはり定着しているという事に気付きました。
テストや問題集で「答え」の欄に何度も書き込んだ言葉ほど、きちんと読めるし、
意味も大まかにわかっているようです。

それから、学習時に「目に見えるもの」があるものほど中身も含めてよく記憶しています。

例えば、
「示準化石」、「示相化石」なんていうのは、読めるしわかる。
だけど、「震源」は、なんのことやらさっぱり。
「源」という言葉のもつ意味が、彼女にはなかなかわかりづらいらしく、
この漢字は読むのも苦手です。
(でも、源頼朝みたいな固有名詞だとちゃんと覚えてかけるの)

もちろん、その都度身振り手振り、図解、その他色々な工夫はして伝えていますけど、
彼女の脳にピンとくるものがなかったのでしょう。

「物事の起こる大元のところ」という意味としての『源』のイメージは、「見せる」だけでは、なかなかうまく伝わらなかったです。

でも、今日こうしてまた学習の機会を得たことで、今の段階の彼女に合わせた伝え方がまたできる。
以前の彼女には見えなかったものが、今の彼女には見えるから
(例えば、断面図のようなもの、モデル的な図など、一部見方がわかっていないものもありましたが、最近は説明すればどうみたらいいかがわかるようになっているようです)、
こちらの伝え方にも幅ができる。

こうして、同じ言葉に違う場面で、違うステージで触れる経験を繰り返しながら、
彼女の抜け落ちている部分を見つけて、少しずつでも埋めていければいいなと思います。

こちらが気付くだけでなく、今日は彼女の方からも
「溝(みぞ)ってなんのこと?」
という質問もありました。
(「海溝」という言葉を答える問題で、「溝のようになっているところ」という表現があったんですね。)
こんな風にして、彼女が自分の知らない言葉を自分から埋めていくチャンスがもてる。

ただ、これだって、その周囲の言葉がだいぶ埋まってきたから質問できているわけです。周囲全てが謎の言葉だらけのときは、どこから埋めていいかさえわからないから、
質問する事も思いつかないんですよね。

以前は、1文に入ってくる漢字熟語の殆どがわからなかったであろう(読めないですもん)のんびり娘。今は、文中にせいぜいひとつの謎になって、埋めるのもずいぶんと楽になりました。






言葉の伸び

2009-04-25 17:54:55 | 理科
のんびり娘が私の後で理科の問題集に取り組んでいます。
時々質問されはしますが、横にまとめも載っている問題集なので、
そこを見ながら、ほぼ自力でやってます。
以前との大きな違いは、声を出して問題文を読む事が出来ている事。

今、1年で学習した「大地、地震、地層」の辺りの問題をやってますが、
「堆積岩」とか「主要動」とかも読めてますねぇ。
以前は「凝灰岩」に「ぎょうかいがん」とルビが振ってあっても、
「ぎゅう・・・?」なんて読んでましたのに・・。

文章としての読み方も、スムーズです。
文字をただ音にしているのではなく、意味のわかっている読み方。
まぁ、たまに「厚い」のアクセントが「熱い」になったりしてますけど、
これも指摘すると自分でサッと気付いて笑える。
この「笑える」って、本当にありがたいんですよ。
自分に自信のない間は、気付きもしなければ指摘を受け入れる事もできずに
ただイライラカリカリしてしまっていましたから。

初期微動の「初期」は、なんか変な読み方してましたけど、
「P波」を「ピーなみ」と読むのは、私としてはちょっと嬉しい。
「音」をそのまま頭に入れる彼女は、「訓読み」(特に小学校初期に学んだ基礎の文字の訓読み)が弱かったので、「意味」と結びつく方の読み方を覚えておけるのはいいことだと思うんですね。
読み方は変でも、P波とS波の違いはちゃんと覚えてました。
と、これは脱線ですね。


今日は、2時間ほど数学の2次方程式の問題集もやっていたのですけど、
非常にいいです。
因数分解して2次方程式の解を求める問題などは、実に実にスムーズにやってのけます。
ずいぶんと苦戦したルートの使い方も、いつの間にか習熟して、
ルート8を見た途端に、頭の中で2×4に分解し、外に2を出して中に2を残す
などという事も自分からやってます。
声に出すから、彼女の頭の動きは手にとるようにわかりますが、
変な方向に走る事は殆どありません。もちろん、ちょっとしたミスはありますけどね。
だから、鬼母力ずくで立ちふさがる必要もなく、非常に穏やかな学習ができたのでした。

途中、彼女がまだ習得していない解法を教えるのに、数回手を止めさせましたけど、
そのときの飲み込みの仕方も、かなり力付いている感じがしました。
以前なら、ひとつの答えにふたつのやり方を入れると混乱して、元の部分まで崩れてしまい、また頭からやり直しというのが普通にあったんですが、それが殆どなく、土台をくずさないまま、「もうひとつのやり方」を彼女の脳が受け入れました。


以前書きましたけど、私がのんびり娘と二人三脚してきたのは、
彼女のわかる言葉で教えてくれる方を見つけるのは至難であり、(日本語うまく通じませんので、彼女の持っている経験とか知識とか見え方とかを生かして新しいものをいれなきゃいけないのです。彼女が何を持っているのかを捕まえるのは生活をともにしない他人では難しいです)万が一そういう方に当たったとしても、彼女が必要な時間必要なだけ関わってもらえるほど長くその方を拘束するだけの財力はとてもなかったからなので、別に好きで鬼母やってるわけではありません。

「家庭教師や塾の先生が教えてくれる程度の事が理解できるようになってくれれば・・」
「他人様にお任せできるレベルまでいけたなら・・」
「できるようになる」とか,「他の子と同じになる」とかじゃないところがミソで、私以外の方が教えてもストレスなく彼女が理解できるようになればというのが目標ラインなんですよ。

そんなことを思いながら続けてきた二人三脚なんですが、
もしかすると、もしかすると、もしかすると、その日は近くまできているのかもしれません。




もうひとつ、脳の話。

2009-04-25 00:03:42 | 娘の事・謎
今日、車にのんびり娘を乗せて歯医者に行きました。
普段は地下鉄と徒歩なのですが、予約時間が遅かったので、
心配性の鬼母は車で送迎することにしたのです。
暮れかけた東京の街を彼女の学校から、オシャレな都心まで1時間近く。
車の中では、先月機種変更した携帯でテレビを見てご機嫌な娘。

「今日はママ中に入る気ないから、近づいたら支度してさっさと降りてよ。」
といっておくと、到着5分前くらいの地点でガサゴソと準備を始めます。
これがね、いつも歩いている道まできてたのならわかるんです。
そうではなくて、その歩いている道の手前の交差点の近くに差し掛かっただけで
動き出したので、
「わかるの?」
「うん。」
「だって、いつも歩くところまで来てないじゃない。向かってる方向も違うじゃない。」
「でも、一度こっちからきたことあるでしょ。」

そうなんです。1年以上前だと思います。たった1度車で通っただけ。
しかも都心です。似たようなビルがグシャグシャ立っていて
特に目印になりそうなところも私には見つけられない場所で、
彼女はちゃんとそれを見分けるんです。

「ママは、ずっと地図見てきて、そろそろだなって思ってるからこの場所がわかるけど、
どうして君は、パッとわかっちゃうんだろうね。」
と、これは心からの感心。


一体彼女の脳には、街の景色がどんな風に記憶されているんでしょうね。


ちなみに妹ちゃんは極度の方向音痴です。
自分で入ったレストラン、食事を終えてでてきたら、もうどっちからきたかわからない。

この姉妹の脳みそを誰か研究してくれないでしょうか。

久々に・・。

2009-04-24 23:38:21 | 社会
のんびり娘の面白い脳の癖を見せてもらいました。

ゴールデンウィークが終わると間もなく実力テスト。
たぶん先生にはっぱかけられたんでしょうね、今日は自分から
社会科の復習をすると問題集に取り組んでいたのですが、
地理の問題で、
『三大洋』が思い出せない(太平洋はすぐでてきましたが・・)。
で、3つの大きな海が『三大洋』だと思い出させるために、
世界地図の『洋』の部分の大きく丸をして・・。

まずね、『太平洋』はすぐに浮かんだんです。位置もね。
で、その横の(アメリカ大陸の向こう側)に指を置いて、
「ここは何洋だっけ?」
とふってみると、
「日本海!」

「だからさぁ、「洋」だっていってるじゃない。」
と、洋と海の違いを説明しているうちに、彼女の頭の中に浮かび上がってきたのでしょう。
「あっ、大西洋だ!」

「ではもうひとつはどこかな?」
と問えば、これはちゃんと指差せるんですね。
でも名前はでてこない。

「ヒント。この『洋』の上にある、三角に出っ張った大きな国の名前は?」
「イギリス!」(ズルッ)
「イタリア!」(エッ!!)
思いつくまま適当に言うんじゃない!とお説教を始めようとしたとたん。
「インド!インド洋だ!!」

「イ」つながりでした(笑)。

彼女が「インド」というのがもう3秒遅ければ
間違いなく鬼母のお説教が始まっているところだったんですが、
彼女は彼女なりに、自分の記憶しやすい方法で頭に知識をしまっていて、
それを自分の力で引っ張り出そうとしていたわけですよね。
でも、その方法が「普通」とは違うから、「適当」に見えてしまったりもする。

だって、普通はエリアで覚えないか。
イギリス人とイタリア人は似てるけど、インド人は見た目も違うでしょ。
彼女の中ではそうしたものよりも「イではじまる」という括りの方が強いんだろうな。

以前にも書いた事があると思うのだけれど、「言葉」に関してどう「仲間わけ」していくかが違うような気がするんですね。










忙しさの理由。

2009-04-23 22:17:21 | 中学校のお勉強
のんびり娘が3年生になって、私は今まで以上に忙しいのです。
なぜか?
このところ、言語力を結構伸ばしてきたのんびり娘が、
全ての科目のガイダンスの内容を、1部抜ける部分はあるにせよ殆ど聞き取ってこられるようになってきたから。

これまでは、『知らない』ので用意しなかった課題の準備が
各科目全部出揃って、そこへ朝学習の英単語のテスト勉強フォーマットの制作も入り、
(のんびり娘の進度は遅いのですが、プリントは毎日新しいものが配られます。)
いやいや、これまで以上にやる事があるのですわ。

新しいプリント(1枚20問くらいの単語と例文が載ってます)が届くと
それを英語日本語交互に2,3回繰り返せる形でノートを作り、
その後、例文のその単語の部分だけを( )にしたものと、そうして作った文全体を繰り返し2回練習することが出来るスペースを作っておく。
もちろん、「日本語」と結び付けたいので日本語も書いておきます。
これが毎日。

国語は、現国、古典、漢字・漢文の3つに別れ、
古典では、毎回5首ずつの百人一首のテストが、
漢字・漢文では、毎回10問ずつの漢字の編やつくりのテストが
行なわれることになりました。
これも、のんびり娘の現状の理解のし方覚えやすさにあわせて
勉強しやすい形のノートにしていきます。
どちらも毎週1回ずつ。

理科は、事前の予習を強く薦められたらしく、
問題集に取り組んでいく事にしたようです。
「読む」力はだいぶついてきたとはいえ、予習ですと
やはりフォローが必要です。

これまでは、私が「見て見ぬふり」をしてきた英会話も
本人が宿題をキチンと把握してくるようになり
サボれなくなりました。
普通の宿題の他に、毎月一冊英語の本を読んで、その中の単語を調べ、要約と感想を英語で書くなんていうのもあります。

数学も、授業でやり残した部分に自分から取り組もうとするようになりました。
現段階ではサポートは必要ですので、もちろんお付き合いいたします。

この間は、美術の課題の事もなにやら家で悩んでおりました。
(美術、苦手ですので相談されても困るんですが・・)
公民のプリントも、一緒にやってともってきました。

3年になって課題が増えたというよりも、
先生の指示を漏らさず聞き取れるようになり、
その情報を元に、何を持ち帰るべきかの判断ができるようになり、
家に帰ってからも、忘れずに次の準備を考えられるようになった。
その結果なのだと思います。

ただ、そうした諸々を処理するという部分では、
手に余る、或いはキャパ越え(能力的な意味もありますが時間の制約が大きいです)
により、鬼母の手を必要とする部分がかえって増えている感じです。





チャンツ

2009-04-23 17:06:16 | 英語
のんびり娘の中学校は英語にとても力を入れていて、
教え方もたぶんかなり上手だと思う。

なにせ、『英語嫌い』の私がこの2年間でかなり良くわかるようになってきているのだから。

その学習法の中に、チャンツと先生達が呼んでいる、単語の学習法がある。
これは、フォニックスと書いたほうが良く知られているでしょう。
(うまく説明できないので、知りたい方はフォニックスで調べてください)

例えば、
同じ「a」という文字でも、
「ア(この場合は少しエの音の入った汚い感じのするアですね)」という音で読む事もあれば、・・・cat、bagなど。
「エイ」という音を出すこともある。make、cakeなど。
こういう事に着目して単語を集め、1年からずっと英語の時間には小テストを繰り返してきました。

毎回ちゃんと予告があり、1度に出されるのは6問切りなのだけれど、
これがなかなかのんびり娘には出来ない。私が付きっ切りで数十分学習した翌日は
そこそこ点は取れるのだけど、それが出来ないと、
たとえ、「bag」のような非常に簡単な単語でさえ、
「dagu」などのように、見事に間違えてくるのでした。
(ちなみに、このテストは発音を聞き取って文字にします)

ほぼ毎日英語の授業はあるわけで、このチャンツのテストも繰り返し繰り返し
行なわれているわけで、いい加減自分で覚えやすい方法など工夫してくれてもよさそうなものなのに・・・と思いながら、彼女が効率的に学習しやすいようにノートを作り、
お膳立てをし、それでも時間がなければやっぱり取り組む事ができなくて、
彼女の鞄の中から時折どっさりとでてくる、0点や1点の小テストを眺めては
心の中で溜息をついたり、しだいにそれにも慣れてしまったりという毎日でした。

ところが、なぜでしょう。
3年生になってからは、見つけたテストは、8割方できてるものばかり。
正規の授業の他に、朝学習でも今年度は英語の単語のおさらいテスト(毎日20問程度、8割取れないと追試です)をしているのですが、それも2,3度の追試で合格点を取れるようになっています。

あれほど、頭に残せなかったスペルのカラクリが、2年かかって、ようやくのんびり娘の脳みそに浸透してきたのでしょうか。やっぱり謎の多い娘です。

丸の塗り方。

2009-04-23 16:14:15 | 1年算数
一年生の算数の最初の課題は、たぶん『数字の1から10をノートに書く』
というようなことか、
数えた分だけ、丸に色を塗る。
というようなことでしょう。

そんなこと教えんでも・・

と言われそうですが、今日は丸の塗り方について書いて見ます。

教科書とかプリントに、点線で丸が10個書いてある。
そこにあるイラストの数だけ、その丸に色を塗る。
というような課題の場合、あまりにはみ出しが多いとやり直させる先生がいます。
また、時間をかけすぎると他のこがどんどん先へ行ってしまって、
一人だけ進度が遅れてしまうということもあります。

その子にとって、そのスピードが本当に必要ならそのままにしておくのもいいと思いますが、ちょっとした工夫でこうした「はみだし」や「遅れ」が防げるのなら
アドバイスしたって構わないじゃないかと、私は思うのでおせっかいを焼いて回ります。

丸の真ん中から、クルクルと円を大きくしていくこ(こういう子は割合きれいに塗ってはみだしは少ないです)。
思い切り良く、ギザギザで塗りつぶしていくこ(はみ出して隣の丸までまでいってしまいがち)。
丸の真ん中へんだけを、薄く塗って終わってしまうこ(塗り直しになる確率大です)。

もちろん、きれいに適度なスピードで塗れているこには口出ししませんけど、
『お直し候補』のお子さんにはこんなアドバイスをしています。

まず、点々の丸をくるっとなぞっちゃおう。
これでまーるい壁が出来たでしょ。
そしたら壁の中を、あっちこっちあっちこっちとギザギザに塗るの。
壁があるから、あんまりはみ出ないでしょ。

と、これを子どもの手をとって、話しながら一緒に塗るんです。
2個目は、丸の壁の部分だけ手をとって、中は子ども任せ。
3個目は丸の壁から本人に任せて声の支援だけ。
という風に、言葉だけではなくてやり方がはっきりわかるようにします。
もちろん、出来上がった丸を、これまでのやり方のものと比べて
このほうが早くて簡単できれいに出来るようだということに気付かせます。

やってみればわかりますけど、
外丸を作っておけば、少々のぬりむらがあっても目立たないんです。
外丸の壁を、一重じゃなくて、二重三重(つまり、くるっと1回だけじゃなく、クルクル、或いはクルクルクルと丸を太めに書いておくっていうことです)しておけば、
より楽チンです。

この『丸を塗る』という作業。一年生のうちはかなり長いことやらされますので、
早くて楽チンできれいに見える方法を最初に身につけちゃうのは結構役に立つと思うんですよ。


PS.我が家の妹ちゃんは、丸を一個ずつ塗る手間を嫌い、まとめて横線でぐいぐい(つまり丸と丸の間もお構いなしでって意味です)やって、
「だって、数がわかればいいんでしょ。」
と言ってのけました。
このくらいずうずうしい子どもの場合は、別に指導もいらないかと・・・(笑)