引き続き、少人数の先生の事になってしまうのだけれど、
今日4年生に2枚のプリントをやらせました。
明日、クラスのほうで皆この単元のテストがあるので、
総復習という感じなのだと思います。
おそらく、(詳しい事は少しもわからないパート先生なのです)
プリントは、学年で揃って使っているもの。
テスト前の振り返りにはとてもいいものでした。
しかし・・・
この先生、子ども達の様子を見て回って、
躓いているところを、教え直すという事をしません。
1枚目が終わったら、チェックして間違いを直させるなんていうこともせず、
提出させたら、2枚目をやらせ、それも回収するだけです。
おいおい、テスト前なんでしょ。
これで、この単元終わりなんでしょ。
何故、その場で、まだ入りの弱いところ、
間違えやすいところを押さえてしまわないの??
せっかくプリントやっても、テスト終わってから返すんじゃ、
役に立たないでしょ。
そんな風に思う私は、教室を駆け巡り、
ミスチェック、ポイント押さえに追われました。
折れ線グラフはねぇ、
「変り方」がわかるところがポイントなんです。
「折れ線グラフで表わすと良いものを選べ」
なんていう問題がでたら(結構でます)、
「時間が変っていくものが折れ線グラフだよ。」
って教えます。
それでもよくわからない子には、
「とにかく『変る』ってあったら、折れ線だから!」って、
テスト前ならではのちょっと強引な教え方もします。
変り方が「線の傾き」で読み取れる
というのは、必ず抑えなければならないポイントですから、
これがわかっているかどうか、実際に線を書いて、
「これは、増えてる、減ってる?」
「どっちの方が、増え方が(減り方が)大きい(小さい)?」
なんて聞いて理解の程度を確かめていきます。
ここまで出来ていても、油断は禁物。
比べる「線の傾き」っていうのは、点と点で囲まれた部分だという事が
この期に及んで、まだわかっていない子がいるんですよ。
どこで区切っていいかわからないから、答えられない。
こういう、「当たり前」と思われているところは、案外落としている子が多いんです。
そこを押さえると、
「じゃぁ、どこが一番増えてるか指差して?」
というこちらの質問に、間違えなく答えてくれるようになります。
しかし、これで終わってはいけません。
「いつから、いつまでの間か」を、答えなきゃいけないのに、
縦軸の数値の方を書いてしまう子がいるんですよ。
時間ではなく、量の方を答えてしまうので、
2600(年)から3200(年)なんていうすごい数字を書いてます。
時間の経過は横軸ですから、
点から下にたどって数字を読むことを教えます。
()の中の「年」をキーワードに、どちらの軸を読んだらいいかを
探させるんです。
「間」の意味が、良くわかっていない子もいますから、
両方の点を指でたどってしっかり読ませた上で、
ここが「間」だと図示します。
しつこいようですけど、ここまでやって初めて出来るようになる子もいるんですよ。
それも、ひとりじゃないですからね。
あと、年代や時間は省略されて表記されている事も多いので、
ちゃんと元に戻す事も教えます。
たとえば、1999の横に、98、99と続いていたら、
99とだけ書いたらだめな事。
11時から2時の間では足りなくて、午前11時から午後2時までと書かないといけないこと。
これだけの事を、限られた時間に
十数人に教えていくのですから、とーっても忙しいんです。
中には極めつけののんびりちゃんもいますしね。
だからこそ、
集団授業でもう少し救って欲しいもんだ
って、思っちゃうんです。
それでも、この先生のやり方にもだいぶ慣れてきましたし、子ども達の様子も
ほぼ掴めましたから、何とかなるでしょう。
明日のテスト、皆頑張ってね。
今日4年生に2枚のプリントをやらせました。
明日、クラスのほうで皆この単元のテストがあるので、
総復習という感じなのだと思います。
おそらく、(詳しい事は少しもわからないパート先生なのです)
プリントは、学年で揃って使っているもの。
テスト前の振り返りにはとてもいいものでした。
しかし・・・
この先生、子ども達の様子を見て回って、
躓いているところを、教え直すという事をしません。
1枚目が終わったら、チェックして間違いを直させるなんていうこともせず、
提出させたら、2枚目をやらせ、それも回収するだけです。
おいおい、テスト前なんでしょ。
これで、この単元終わりなんでしょ。
何故、その場で、まだ入りの弱いところ、
間違えやすいところを押さえてしまわないの??
せっかくプリントやっても、テスト終わってから返すんじゃ、
役に立たないでしょ。
そんな風に思う私は、教室を駆け巡り、
ミスチェック、ポイント押さえに追われました。
折れ線グラフはねぇ、
「変り方」がわかるところがポイントなんです。
「折れ線グラフで表わすと良いものを選べ」
なんていう問題がでたら(結構でます)、
「時間が変っていくものが折れ線グラフだよ。」
って教えます。
それでもよくわからない子には、
「とにかく『変る』ってあったら、折れ線だから!」って、
テスト前ならではのちょっと強引な教え方もします。
変り方が「線の傾き」で読み取れる
というのは、必ず抑えなければならないポイントですから、
これがわかっているかどうか、実際に線を書いて、
「これは、増えてる、減ってる?」
「どっちの方が、増え方が(減り方が)大きい(小さい)?」
なんて聞いて理解の程度を確かめていきます。
ここまで出来ていても、油断は禁物。
比べる「線の傾き」っていうのは、点と点で囲まれた部分だという事が
この期に及んで、まだわかっていない子がいるんですよ。
どこで区切っていいかわからないから、答えられない。
こういう、「当たり前」と思われているところは、案外落としている子が多いんです。
そこを押さえると、
「じゃぁ、どこが一番増えてるか指差して?」
というこちらの質問に、間違えなく答えてくれるようになります。
しかし、これで終わってはいけません。
「いつから、いつまでの間か」を、答えなきゃいけないのに、
縦軸の数値の方を書いてしまう子がいるんですよ。
時間ではなく、量の方を答えてしまうので、
2600(年)から3200(年)なんていうすごい数字を書いてます。
時間の経過は横軸ですから、
点から下にたどって数字を読むことを教えます。
()の中の「年」をキーワードに、どちらの軸を読んだらいいかを
探させるんです。
「間」の意味が、良くわかっていない子もいますから、
両方の点を指でたどってしっかり読ませた上で、
ここが「間」だと図示します。
しつこいようですけど、ここまでやって初めて出来るようになる子もいるんですよ。
それも、ひとりじゃないですからね。
あと、年代や時間は省略されて表記されている事も多いので、
ちゃんと元に戻す事も教えます。
たとえば、1999の横に、98、99と続いていたら、
99とだけ書いたらだめな事。
11時から2時の間では足りなくて、午前11時から午後2時までと書かないといけないこと。
これだけの事を、限られた時間に
十数人に教えていくのですから、とーっても忙しいんです。
中には極めつけののんびりちゃんもいますしね。
だからこそ、
集団授業でもう少し救って欲しいもんだ
って、思っちゃうんです。
それでも、この先生のやり方にもだいぶ慣れてきましたし、子ども達の様子も
ほぼ掴めましたから、何とかなるでしょう。
明日のテスト、皆頑張ってね。