のんびり娘の謎

10円が2個で、、、12円?今日の前の日は、、、前の日?のんびり娘のお答えは、理解できない謎ばかり。さぁ、どうする?

言葉の多い先生

2006-02-07 20:38:09 | 先生方に②参考になれば
今日の補習教室も大賑わい。
マンツーマンを必要とするお子さんが数人一度に来て困っていたら、教室を提供してくれている少人数担当の先生が助っ人をしてくださった。
ありがたいとは思う。でも・・・
この先生、子どもの活動をじっと待つ事がなかなか出来ないようなのだ。一人でどんどん話している。

躓いている子の勉強を見るとき、「待つ」ってとても大切だ。
こっちからリードしてしまうと、間違って覚えているところを見逃してしまうし、何より「自分から」動かなくなってしまう。
まずはやってもらうこと。
その様子を見て、間違って入っているところを修正し、つまづいて進まなくなっているところに助け舟を出す。
これに尽きるような気がするのだ。

なのに、この先生は、割り算の商の見当が立てられないとみるや、自分から答えをリードする。
それも早口で、
「5ね。5だとたぶん足りないからこの場合は6の方がいいよ」って。

「見込みが違って直すのも大事な勉強なんだから、間違わせてやれよ」って、私は思ってしまうのだ。
間違って、消しゴムゴシゴシして、数字を変えて再チャレンジ。そうして何度も直していかないと、先生が早口でいったことの意味もわからないはずなのだ。

先生は、担任が渡したプリンとを1枚、時間までに終わらせてやりたかったらしい。それも確かに「愛」なのだろう。
でも、私は「母」だから、私の手元を離れた時に、自分で出来る力をつけてやりたいのだ。

時間がかかったっていい。無駄な動きがいっぱい入ってたっていい。商を立てるのにその段の九九を1から順に唱えたっていいじゃない。
誰の力も借りずに、自分で解ける力をつけさせたいんだ。
テストを前にして途方にくれずに済むようにしたいんだ。

といいつつ、娘が1年生の頃の私はこの先生にそっくりだったなって思う。
ベラベラベラベラよく喋って、「例え」れば伝わるような気がしてたから、次から次に「素晴らしい例え話」を繰り出して、娘をますます混乱させてしまっていたわ。

きっと、最初はこういう道を通る人が多いんだよね。


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