あとで、
「あれは失敗だった・・・」
と思うかもしれませんが、今日理科を教えたときに使った例えです。
「電流って何?」
と、字を見ながら答えさせたら、
「圧力?」って答えるのんびり娘。
「電流って、電気の何って書いてあるの?この漢字は?」
「流れる・・」
と答えられるのに、なんで「圧力」なんだろうねぇ、まったく。
と、嫌味のひとつも言いたくなるのをグッとこらえて、
電流、電圧、抵抗の3つの言葉をどうやって彼女の頭の中に描かせようかとジタバタ。
最初に浮かんだのは、ところてんを押し出す様子でした。
スライムみたいなものを、何かから押し出して、グニューってなっていく様子で説明したかったのですが、ピッタリくる道具はなく・・・
はっと、思いついたのが「ソーセージ」。
昨年の宿泊学習で、のんびり娘はソーセージ作りを体験しているはず。
「ねぇ、ソーセージ作った事あるでしょ。
あれ、グニョグニョのお肉を、細長い袋に押し出してビュヨーンってソーセージ作るでしょ。」
「うん。」
と、彼女の顔がそのときの様子を思い浮かべている表情になったのを確認して、
「そのときの、お肉が電流なのよ。」
「・・・・」
「押し続けるとブニューーって伸びてくでしょ。流れてくじゃん。」
「う、うん。」(ちょっと、強引ですね)
「でね、お肉を出すのに、ママ手でグーーっと絞ってるでしょ。(と、これは動作つきです)。これ、ギュって力入れてるから「圧力」よね。だからこれは電圧。」
「あぁ、そうかぁ。」
と、ここはかなり納得できるよう。「圧力」っていう言葉は1年生のときかなり刷り込みましたもんね。
「今度新しくでてきた『抵抗』っていうのがあるでしょ。これはね、袋の固さよ。
ママが同じ力で押しても、袋が固くてきつかったらどう?」
「あんまりでない」
「そうよね。同じ力で押しても、肉はちょっとしか出ないよね。
柔らかい袋なら、ジューーッて伸びてながーいそうセージになるのにね。」
「うん。」
「そういう、出にくい感じが『抵抗』なわけよ。」
「ふうん。」
「抵抗が大きいっていうのは、出にくい感じが強いっていうことだから、
ママすっごい力が要るよね。
抵抗が小さいっていうのは、出にくい感じが弱いっていうことでしょ。だからスルスルってでてくよね。」
と、ここから後はしばらくソーセージ談義になりましたが、
ゴチャゴチャだった言葉の定義はだいぶ整理されたようです。
たぶんね、どれがどれだったかはきっとまた忘れるの。
でも、「押し出される肉」と「節くれだってぎゅっと絞られたママの手」と
袋のイメージは忘れない。
違いが頭に入れば、あとは繰り返し言葉を結び付けていけばいい。
とにかく第一段階はクリアです。
「あれは失敗だった・・・」
と思うかもしれませんが、今日理科を教えたときに使った例えです。
「電流って何?」
と、字を見ながら答えさせたら、
「圧力?」って答えるのんびり娘。
「電流って、電気の何って書いてあるの?この漢字は?」
「流れる・・」
と答えられるのに、なんで「圧力」なんだろうねぇ、まったく。
と、嫌味のひとつも言いたくなるのをグッとこらえて、
電流、電圧、抵抗の3つの言葉をどうやって彼女の頭の中に描かせようかとジタバタ。
最初に浮かんだのは、ところてんを押し出す様子でした。
スライムみたいなものを、何かから押し出して、グニューってなっていく様子で説明したかったのですが、ピッタリくる道具はなく・・・
はっと、思いついたのが「ソーセージ」。
昨年の宿泊学習で、のんびり娘はソーセージ作りを体験しているはず。
「ねぇ、ソーセージ作った事あるでしょ。
あれ、グニョグニョのお肉を、細長い袋に押し出してビュヨーンってソーセージ作るでしょ。」
「うん。」
と、彼女の顔がそのときの様子を思い浮かべている表情になったのを確認して、
「そのときの、お肉が電流なのよ。」
「・・・・」
「押し続けるとブニューーって伸びてくでしょ。流れてくじゃん。」
「う、うん。」(ちょっと、強引ですね)
「でね、お肉を出すのに、ママ手でグーーっと絞ってるでしょ。(と、これは動作つきです)。これ、ギュって力入れてるから「圧力」よね。だからこれは電圧。」
「あぁ、そうかぁ。」
と、ここはかなり納得できるよう。「圧力」っていう言葉は1年生のときかなり刷り込みましたもんね。
「今度新しくでてきた『抵抗』っていうのがあるでしょ。これはね、袋の固さよ。
ママが同じ力で押しても、袋が固くてきつかったらどう?」
「あんまりでない」
「そうよね。同じ力で押しても、肉はちょっとしか出ないよね。
柔らかい袋なら、ジューーッて伸びてながーいそうセージになるのにね。」
「うん。」
「そういう、出にくい感じが『抵抗』なわけよ。」
「ふうん。」
「抵抗が大きいっていうのは、出にくい感じが強いっていうことだから、
ママすっごい力が要るよね。
抵抗が小さいっていうのは、出にくい感じが弱いっていうことでしょ。だからスルスルってでてくよね。」
と、ここから後はしばらくソーセージ談義になりましたが、
ゴチャゴチャだった言葉の定義はだいぶ整理されたようです。
たぶんね、どれがどれだったかはきっとまた忘れるの。
でも、「押し出される肉」と「節くれだってぎゅっと絞られたママの手」と
袋のイメージは忘れない。
違いが頭に入れば、あとは繰り返し言葉を結び付けていけばいい。
とにかく第一段階はクリアです。