のんびり娘の謎

10円が2個で、、、12円?今日の前の日は、、、前の日?のんびり娘のお答えは、理解できない謎ばかり。さぁ、どうする?

久々に・・。

2009-04-24 23:38:21 | 社会
のんびり娘の面白い脳の癖を見せてもらいました。

ゴールデンウィークが終わると間もなく実力テスト。
たぶん先生にはっぱかけられたんでしょうね、今日は自分から
社会科の復習をすると問題集に取り組んでいたのですが、
地理の問題で、
『三大洋』が思い出せない(太平洋はすぐでてきましたが・・)。
で、3つの大きな海が『三大洋』だと思い出させるために、
世界地図の『洋』の部分の大きく丸をして・・。

まずね、『太平洋』はすぐに浮かんだんです。位置もね。
で、その横の(アメリカ大陸の向こう側)に指を置いて、
「ここは何洋だっけ?」
とふってみると、
「日本海!」

「だからさぁ、「洋」だっていってるじゃない。」
と、洋と海の違いを説明しているうちに、彼女の頭の中に浮かび上がってきたのでしょう。
「あっ、大西洋だ!」

「ではもうひとつはどこかな?」
と問えば、これはちゃんと指差せるんですね。
でも名前はでてこない。

「ヒント。この『洋』の上にある、三角に出っ張った大きな国の名前は?」
「イギリス!」(ズルッ)
「イタリア!」(エッ!!)
思いつくまま適当に言うんじゃない!とお説教を始めようとしたとたん。
「インド!インド洋だ!!」

「イ」つながりでした(笑)。

彼女が「インド」というのがもう3秒遅ければ
間違いなく鬼母のお説教が始まっているところだったんですが、
彼女は彼女なりに、自分の記憶しやすい方法で頭に知識をしまっていて、
それを自分の力で引っ張り出そうとしていたわけですよね。
でも、その方法が「普通」とは違うから、「適当」に見えてしまったりもする。

だって、普通はエリアで覚えないか。
イギリス人とイタリア人は似てるけど、インド人は見た目も違うでしょ。
彼女の中ではそうしたものよりも「イではじまる」という括りの方が強いんだろうな。

以前にも書いた事があると思うのだけれど、「言葉」に関してどう「仲間わけ」していくかが違うような気がするんですね。










年代暗記

2009-02-25 14:07:32 | 社会
私は面倒くさい事が嫌いだったので、
社会の年代暗記とか、英語の出る単を覚えるとかは一切やった事がありません。
定期テスト前には1夜漬けしますが、その教科のテストが終わる頃には
しっかり忘れてました。
大学入試は「倫社」と「政経」のマークシートだったので、
困った覚えもありません。(英語は困りましたが・・・)

さて、のんびり娘のテスト勉強ですが、
こちらは覚えなきゃぁ点が取れませんので、何とか「暗記」させるべく
あの手この手を使っています。

「言葉」が弱いというのは、こうした面でも難しい物で、
例えば、
「納豆食べて平城京」(710 奈良時代スタート)
なんて覚え方がありますでしょ。
「10」をすんなり「とお」と読める子ならそれでいいわけですが、
「10」は「じゅう」としか読めない子だと、読み方から覚えなきゃしようが無いんですね。
こんな風に、「音」の面でも考えておかなきゃいけないし、
「意味」の面でも、彼女の脳の中にあるボキャブラリーにひっかっかってくるようなものを考えなきゃいけません。
市販の参考書などに書かれている語呂合わせの中には、
「ものすごく良く出来ているけど、のんびり娘にはよくわからない」というのがいっぱいあって、せっかくそのための本を買ってきてもアレンジしなおさなきゃいけなくなるんですね。

さて、今回のテストでも出題が予想されているのが、
日本の時代区分とその次代が始まった年代。そして社会区分です。
のんびり娘の中学校では、これと、中国の歴代王朝名が定期テストのたびに
交互に出題されています。
ちなみに、王朝名と時代区分に関しては、歴史の先生が、
夫々、「アルプス一万尺」と「キューティハニー」のメロディーにのせて
教えて下さって、しっかり入ってますが、その歌には年代が入っていないので
付け加えなきゃいけないんですよね。

で、音楽は「キューティーハニー」をそのままいただいて、こんな歌を作ってみました。

「びぃしぃさんにぃ えいでぃさんし ごくみあすかーで なっとおなら
 BC3~2c     AD3~4C   593  飛鳥   710 奈良
なくよへいあんー   いいくにかまくら (早く)いざさんぱちむろまーちーー
794 平安       1192 鎌倉       1338 室町
いちごぉなみへいあづちももやまー いちろーーさんーはえーどーのひとー
1573 安土桃山          1603  江戸
いやむやめいじ いくよごしゅうせんだー ハニーフラーッシュ!!」
1868 明治   1945 終戦

何故かはわかりませんが、歴史の先生が以前寄越したプリントには、大正と昭和の
始まった年代の書き込みがなく、終戦の年は書き込むようになっていたので、
大正と昭和は飛ばしています。

室町のあとの「チャチャンチャ―ン」と
最後の「ハニーフラッシュ」がポイント。
奈良の部分は、たまにわざと「お」を重ねると(やってみてください)
のんびり娘も妹ちゃんも大笑い。
張り詰めたテスト勉強のいい息ぬきになります。


追記
のんびり娘のリクエストにより、終戦を抜いて、大正、昭和、平成まで入れて作りなおしました。
最後の行だけ変更です。

いやむや めいじ  いくいに たいしょう にいろく しょうわー 
18680年 明治    1912年 大正    (19)26年 昭和

はちきゅう へいせい!(ハニー フラーッシュの節のところです)
(19)89年 平成

終戦の1945年は、のんびり娘が自分で
「しご」だね。たくさん人が死んだから「死後の世界」でおぼえる。
といっておりました。
こういうのが、鬼母にはたまらなく嬉しいです。

丸一日社会でした。

2009-01-23 00:21:37 | 社会
入学試験のためか、今日は自宅学習日。
のんびり娘、朝の8時半からお勉強開始です。
明日、英検4級の試験があるので(全員参加ですぅ)、
その勉強をしたかったのですが、
先日行なわれた実力テストのお直し、社会の締め切りが明日になったそうで
まずはそれから。
午前中は私が仕事でいないので、解答欄はわからなければ空けたまま、
問題文を写していきます。
資料集は横において、本人も調べはするんですけど、
範囲がひろいとどこを探していいかがなかなかわからないんですよね、まだ。

仕事が終わって戻ってみると、写し作業が終わるところ。
お昼を食べて、字を書くために丸まった背中を伸ばすための休憩を取って、
いよいよ二人三脚のお勉強です。
社会は問題文の言い回しが難しいので、まず問題を読んで何を聞いているかを確認。
それから答えを探し(結構口からでてくるのもあるんですよ)、それからその答えを書く(言えても書けないのが多いんです社会は)。
そういう作業を丁寧に続けていきますので、まぁ時間のかかる事。
結局、妹ちゃんのお迎えまでに終わらなくて、
全部終えたのが夜の7時半。英検の勉強する時間、殆ど取れないじゃん!!

でもね、丁寧に一つ一つ自分で確認しながら良く直せました。
聞かれ方が複雑な社会のテストは、これから先もなかなか得点にはつながらないでしょうけど(漢字もなかなかかけないし・・)、繰り返し勉強する事で「一般常識」の範囲の歴史の流れは彼女の頭の中に残っていきます。
それに、難しい言葉の連なる質問文、かなり読めるようになりました。
読めない熟語も、それぞれの漢字の音から想像して正しい読みを推測する事ができるようになってきました。
テスト勉強や、テスト直しは、私たち親子にとって確かに負担です。1教科10時間だもん。でも、彼女の「読む力」「読み取る力」を育てるのには確かに役に立ってるんですよね。
それに、前回ぐらいから、自分で取り組み始めるようになってるんです。お直しのスタイルがキチンと入ってるから。そういう意味でも丁寧にやり続けてきた意義はあるかなって思いました。


続いて取り組んだ英検の学習(それでもやるのかい!!っておもったでしょ。やるんですよ鬼母だから)、学校で補習のプリントを渡してくださっていたので、それをやったんですけど、思ったより出来ます。合格は今の段階では無理ですけど、頭の中にかなりの単語が入っている事がわかりました。それに「読める」。しつこくしつこく英語を入れ続けるのんびり娘の学校の学習法は、やはり理にかなっているのだなぁと、そう思いました。
書けないんですけどね、丸っきり。でも読めて意味がわかる。
それってすごいですよね。と、英語嫌いの私は思っちゃう。

あとは、「主語」と「動詞」に注目する事が習慣になっていくように、
それだけを家でしっかり見ていこうかなと思います。






テスト

2008-09-23 20:05:53 | 社会
小さくてみえにくいでしょうが、これがのんびり娘に立ちはだかった社会科(歴史)のテストです。
見開きと、更に裏半ページにびっしりと問題が、それも小さな文字で書かれています。
解答欄はなんと100。一問1点の全て記述式のテストです。

小学校では90点以上を結構取っていた好きな科目なんですけど、
顔写真も、挿絵も、選択肢もない状況では、のんびり娘の「てがかり」が使えない。
苦手な「文字情報」がびっしりと・・・という状況に
まず軽いパニックを起こしてしまったらしいです。まぁわかりますけどね。

それから問題文もこんな調子なんですよ。
「源氏の将軍がとだえた後、将軍の次の位の人物が政治の実験を握った。この人物は何氏か。」

のんびり娘、一度に何段階も考えるのは苦手。
「鎌倉幕府で将軍に代わって執権政治を行なっていたのは何氏?」
位までなら対応できるのだけど(肖像画があれば1発ね)、
こんな風に回りくどく聞かれてしまうと、「いったい何を聞いているのか」がわからなくなっちゃう。

あと、こんな問題もあったのですが、
「前問の天皇が都に建てた「金剛の大仏」のある寺院の名称を答えよ」
これね、「大仏といえば、奈良東大寺。聖武天皇。」
って、ちゃんと入ってるんですよ。それは小学校時代から物語のようにして、刷り込んできてるから。
でも、「金剛」でつまづいたの。
そんな言葉がこれまで奈良の大仏についていた事が無いから、別の物だと思い込んでしまったようなのです。
それで「どうしよう。しらない。わからない。」
になって、苦し紛れに東大寺じゃぁない「院」のつく建物
「平等院鳳凰堂」を書いてました。

その前段階では「寺院ってなにか」とか「名称ってなんなのか」
というところも時間をかけてうめています。
で、まぁこの程度の「外れ」で済んでいるんですけど、
たった一つの知らない熟語にひっかっかってしまうのではなく
全体の文章が読見とれたら、「東大寺」って自信を持ってかけるんだと思うんですね。

「日本語力」「長文を読み取る力(彼女にとってはこうした問題文も充分長文なんです)」これをあげていかないとね、中学高校の学習はきついです。



鬼母本格稼働!

2008-05-19 23:22:29 | 社会
いよいよテスト範囲が発表されました。
歴史は、教科書のページ数で範囲が示されましたが、
読んでみると、なんだかわかりにくいんですよね。
前にもブツブツ文句をいってしまった事がありますが、
最近の教科書は、女性雑誌みたいに情報がゴチャゴチャ。色もゴチャゴチャ。
自力で情報を整理するのが苦手なのんびり娘に
そのまま読ませてもたぶん頭に残らない。

彼女が授業でとってくるノートのほうは、
まだシンプルですが、時代の流れや言葉の説明などが薄くて、
やはり、のんびり娘用にまとめなおす必要がありそうです。

教科書と、板書ノートを元に、
縄文時代から飛鳥時代前半までを、
各時代、ノート1ページに収まるように。
文章は長くても1行で収まるように(長いと混乱するの)。
およそテストで問われそうな重要語句は赤でページの左端に揃え、
彼女の読めないであろう漢字には振りがなを、
彼女が理解できない言葉は理解できるように言いかえたり
絵を添えたりしながらまとめ直ていきます。

赤字は、赤下敷きで隠せますから、
普通のお子さんたちのように、通学途中のバスや電車の中で
勉強してもらって(楽しいと思うんだけどな)、
家ではそれを元に、問題集に取り組む。
そういう作戦なんですけどね。
毎回、こちらの計画どおりには進みませんから
どうなるかはわからないんですけどね。
でも、鬼母を名乗る以上、このくらいはやらなくっちゃね。


今、弥生時代が終わったところ。
残りは古墳時代と飛鳥時代。もう一頑張りしてきます。


地理・・・

2008-01-16 02:03:13 | 社会
間もなく実力テスト。成績には即反映されないテストだとわかってはいても、
「ひと桁」は避けたくなってしまう親心。
日頃どうしても避けがちになる「地理」に手を出してみました。

娘の学校の地理は、2人の先生が交代で教え、
それぞれの先生が、空欄のあるプリントで授業を進めていき、
授業内で書き込んでプリントを作成させる形式のようです。

のんびり娘の場合、
先生の「余談」を一生懸命聞いているうちに、
今どこの空欄を埋めているのかがわからなくなることが良くあるようで、
欄には書けなかったけれど、とにかく先生が言った事はメモったぞという痕が
プリントの欄外や裏などのあちこちにあります。
まずは、それを正しい位置に埋めなおしてあげなければならないのですが、
耳だけで聞いて書き取ってくれるメモはかなり怪しくて・・・

例えば,「    運河」にはいる言葉が「パママ」だったり、
「キューバ」が「チューバ」だったり、いえ実はもっと解読不可能なメモもたくさんあるわけで、さすがの天才ママも手を焼いております。

前にも書いたかもしれませんが、昨今の教科書というのは「答え」にあたるものが殆ど書いてありませんから、教科書で調べるっていう手も使えないのです。
分厚い参考書を片手に、アメリカ合衆国の自然だの工業だのと格闘していると、
「こんなもん覚えなくてもどうってことないわい!」と
一切勉強しなかった昔の私が顔を出しますわ。
アメリカの鉄山の名前なんて知らなくったって45年間何の苦労もないぞ!!!

でもね、これも、のんびり娘にはいいトレーニングなんだよね。
家には「聞く聞くドリル」という、「聞く力」(聞いてそのポイントを掴み、書き取っていく力です)を鍛える教材も買ってあるけれど、それよりも難度の高いトレーニングを毎授業でやってもらってるわけですもんね。彼女が授業内に書き取るメモの量はジワジワと増えてます。

それから、カタカナや漢字の表記の練習にもなる。
最初のうちは全てひらがなだったの。きいた「おと」をただ書き付けただけ。
それが、少しづつ漢字やカタカナが混じるようになってきた。

伸ばす音を「ー」で表わすカタカナのルールが曖昧なのんびり娘だもん、
海外の地名を何度も書くのは悪い事じゃないわ。
そして漢字。
今日見たプリントに「五台個」っていう、笑っちゃう当て字があったんだけど
(そう、アメリカといえば「五大湖」ですね)、これを見つけたときすっごく嬉しかった。
そういう風に漢字をあてはめようと脳が働き、それなりのスピードで
書いておく事が出来るようになったという事が、のんびり娘にとっては
すっごく大きな進歩だから。

何て言ったらいいのかなぁ・・・
「五台個」って書けるまでになるのに、のんびり娘はものすごくたくさんの階段(まだるっこしい螺旋階段ね)を、少しずつ少しずつ、それこそ気の遠くなる段数上がってきたんです。その階段を振り返ると、「五台個」から「五大湖」に到達するまでの段なんてたいしたこと無いように思えるんですね。
うまく説明できないけど、うん、そう感じるんですよ。

それから、この間英検の問題を解いていて驚いたんだけど、
世界地図を見て、「日本、中国、アメリカ、オーストラリア、ロシア」
はちゃんと選べたの、英語で。アメリカを「USA」というのも知っていたわ。
そして、ロシアを選ぶときには、「ユーラシア大陸」という言葉も口をついてでてきた。
「ユーラシア大陸の上のほうなんだよね。」って。
先生の「余談」は世界経済や環境問題にも及ぶらしく、
難しい言葉では語れないけれど、色んな物事の繋がりは彼女の中にもジワジワと入ってきているようです。

彼女の中に培われていく「常識」が、少しずつでも広がればいいと、
そう思って二人三脚を続けてきているけれど、
私のだいっ嫌いな地理の勉強は、なかなかいいらしいです。
(でも、めんどうだよぉ!!!)









つかれたーーー。

2007-07-18 21:59:36 | 社会
夏休みの課題リストを持ち帰ってきたと思ったら、
なんと、明日までに提出の課題がひとつ。

「これいつまで?」
と何度聞いても、
「いつまでとかないみたい。」
とのんびり娘がいい続けていた地理の問題集。

「夏休み後かなぁ・・」
と踏んで、少しずつは進めていたんだけど、
まだあと12ページも残ってる。わーお!!!

その上、先日の語学研修の感想文も、授業内で終わらなくて持ち帰り。
2枚埋めなきゃならないのに、まだ5行目までしか書いてないわ。
もちろんこちらも明日まで。
頭の中がグルグル回り始めてしまいます。

のんびり娘にお昼を食べさせながら、語学研修について聞き取り開始。
彼女の話す内容、書きたいという事を、どんどん文にしていきます。
で、彼女が食べ終わる前に、写しやすい形に整えて、準備完了。
後は写すだけですが、これだけでもかなり時間がかかるのがのんびりちゃんなのです。
「消しゴム使わないで。少し雑でもいいからね。」
と声をかけ、なるべく早く書いてもらおうと応援します。

今日は最速。1時間弱で終わりました。
少しの気分転換をはさんで、今度は地理。

問題集の説明部分をいっしょに読んで、
難しい用語は説明して、その後問題に取り組ませます。
こうしておかないと、問題に取り組んでわからなかった時、
どこを探していいかわからないからです。

いつものごとく、ひとりで答え探しをしながら進めているのんびりちゃん。
でも、そのスピードでは今夜中に終わらないよ。
嫌がるのはわかっていましたが、状況を説明して、
ママのテンポにあわせてもらうことにします。

文章全部をゆったり読んで、またもう一度何が書いてあったか考えるなんていう
まだるっこしい事をしている暇はありません。
点まで読んだら、そこまでの文が何をさしているかを指差させます。
わかったら次の点もしくは丸まで。わかったら、また次の点まで・・・。
こういう読み方だと、文の途中の何かが抜け落ちたり、
間違って思い込む事がなくなるので、効率はグッと良くなるんです。

ただし、この方法「つきっきり」で、
なおかつ、うるさがられるほどの声かけを必要とします。
普段なら、のんびり娘が嫌がってむくれたりするのですが、
さすがに、今日は文句言わずに取り組んでいました。
(1ページ50分の君のペースだと、明日の朝7時までやらなきゃいけなくなるぞと脅したせいかももしれませんが・・)

夕飯の支度なんてとても出来ません。
こういう時は、お弁当用に作りおきしてあるお惣菜が役に立ちますね。
チン3回で晩御飯。
お風呂の仕度は妹ちゃんがやってくれました。

そこまでして、ようやく夜9時過ぎに宿題は完了。
久々に、思いっきりハードな家庭学習になりました。

「やらずに済ます」
或いは、「答えを丸写しする」という選択肢もあるんですけど、
のんびり娘ちゃん、人一倍真面目ですからね。
うまく誤魔化せたり、怒られてもケロッとしている子なら、
それはそれでいいんですけど、
出来ていない事が引け目になって、頑なな態度をとってしまったり、
いじけた目つきになってしまうのがのんびり娘なんです。

それにしても、良く終わったなぁ。
これだけの分量、今日中は無理かと思ったのですが、
のんびり娘の処理速度も少しは速くなってきているようです。








またまた「大きな穴」発見です。

2007-05-25 08:06:51 | 社会
中間テストに向けて、毎日キッチリお勉強中。
数学は、「正負の数の、加減乗除」
プラス、マイナス、累乗、逆数・・・
色んな式が混ざると混乱しちゃうかと思ったのですが、
割合すんなり力をつけています。
スピードはまだまだですけど、これなら大丈夫かな。

続いてのお勉強は、地理です。
昨夜は主に「時差の求め方」をお勉強。
『15度で1時間』と言う数字はしっかり覚えました。
受験でさんざん刷り込んだ『田の字』を使えば、
時差が求められるようにもなりました。
日付変更線を越えると、どういう風に日付が変るかも大丈夫。

まだ、刷り込みが足りないので、ひとりで最初から最後まで
やりきる事は出来ませんが、目途はつきました。

吸収力が良くなったなぁとホッとしていたら、そこに『大きな穴』です。

「E国(東経135度)からC国(東経90度)まで旅行をしました。
E国を5月1日の午前10時に出発して、飛行機に3時間乗ると
C国に着きました。C国の時間では、何時に到着したのでしょうか。

こういう問題だったんです。
まず、E国時間で何時に到着したかを知らなきゃと、
「10時にでて、3時間かかったって、何時についたの?」
という問いに答えがでないんです。

困ったときに、ブツブツ出てくる独り言(こうかなぁと思う事を小出しにしてこちらの反応を見る)を聞いていると、なんと「10時3分」なんていうのまで出てくる。

こいつは基礎だ!
と、一度問題を切り替えて、

朝7時に家を出ました。30分車に乗って学校につきました。
学校に着いたのは何時ですか?
と、日常に身近な例で聞いてみますが??。

絵を描かせます。
書き込みはキチンと出来ています。でも、「7時30分」という言葉はでてこない。
時計の針を回す方法で気付かないかと、時計の絵に針を書き込ませ、
「30分」って、どの針が動くかなぁと持っていくと、
あらあら、既にそこが怪しい。

試行錯誤の末、分の針は自信を持ってまわすところまできたのですが、
では、30分たったとき、短い針がどこに良くか
ときくと、なんと、短い針も分読みで回そうとするのです。


時計はね、読めてるんですよ。でも、やっぱり「それはそれ」なんですよね。
「時間」と「時刻」
小学校3年生の単元ですけど、日常生活の中で、またコツコツと刷り込み直しをしていかなきゃね。

あと、もうひとつ。
これは前から気付いていて、徐々に改善されているところなのだけれど、
二つの数の差を出すとき、どうしていいかわからないことがおおいんです。
時差の問題なら、
ロンドン(経度0度)と、日本(東経135度)の時差の基準になる角度が135度だというのはすんなりだせます。
でも、スタートが経度105度、もう一つの国が経度180度
などのように、二つの数字が出たときに、その間の角度を出すときに、考え込んじゃうんですね。
どうしていいかわからなくなると、娘の場合とにかくこれまでやった計算を突っ込もうとするので、昨日は割ってました(笑)。

昨夜は、これを教えるのに、「定規」を使ってみました。
定規の端(0スタート)から置いたものと、
途中から置いたもの(例えば2センチのところから)では、長さの求め方が違うということは、今の娘にはわかります。
0スタートなら、目盛りをそのまま読めば良いけれど、
2cmスタートなら、0から2センチまでを、ゴールの目盛りからひかないといけません。
これは、視角でもよくわかるので、
どうする?
と聞けば「引き算」だとわかるようでした。
以前は、たぶんこれでも「引き算」って浮かばなかったかもしれないですけど、
今はこれでなんとかなりそうです。
時間にしろ、角度にしろ、間を求める時はここに帰ってみようかなと思います。