のんびり娘の謎

10円が2個で、、、12円?今日の前の日は、、、前の日?のんびり娘のお答えは、理解できない謎ばかり。さぁ、どうする?

進路変更の理由

2022-06-07 01:06:38 | 家族のこと(主に妹ちゃん)
妹ちゃんの大学進学について
少し付け足し


妹ちゃん、我が家で一人だけ一重瞼
親にはかわいい目に見えてたんだけど、ずっと気にしてたみたい
中学入学頃からアイプチを使うようになり
どんどん『自分をかわいくする』ことにのめりこんでいった
もともと「絵を描く」ことが好きだったので
自分の顔をキャンパスに見立てているようなところもあったのかな

美容系youtuberさんたちが活躍を始めていた頃だったから情報はたくさん
プチプラの化粧品も豊富になってきた時期だったのも拍車をかけたんだと思う

ヘア、メイク、ネイル…
美容系のものが大好きだったし、手先も器用でセンスはあったんだと思うの
そしてね
先生に言われても、おばあちゃんに反対されても
どんなに大変なことかをあらゆる方面から聞かされても
親から「大丈夫なの?本当にそれでいい?」って
何度言われたって揺らがなかった妹ちゃんだったんだけど、
ある日、小さい頃からお世話になっている近所の美容師さんと話している時に
彼女は気づいてしまったんだ

自分が美容に興味があるのは、他の誰かをきれいにしたいからじゃなくて
自分がきれいになりたいからなんだってことに


その日、彼女はすっぱりと方向を変えた
母親の私が戸惑うくらいすっぱりと


4月から営業の仕事を始めた妹ちゃん
色々大変みたいだけれど
朝は1時間半かけてヘアメイク
そして、綺麗なネイルで心を励まし頑張っている

そんなおはなし^^





妹ちゃんの大学受験話

2021-10-01 01:15:30 | 家族のこと(主に妹ちゃん)
久しぶりに昔のブログを読み返していました。
妹ちゃんの中学受験の頃の出来事を読んでいたら、当時義母にはよく思われていなかった進学先だったという話が書いてありました。
有名校じゃなかったからね。
その後どうしたかを書いたかなぁと思ったら、大学受験のこととか何も書いてなくて、
今日は少しそのあたりの話を記録しておこうかなと思います。

読み返すと、やっぱり懐かしいから。10年後20年後(生きてんのか^^)のために。

のんびり娘と同じ中高一貫校に進学した妹ちゃん。
入学金免除の特待生として「特進クラス」に入っていたのですが、大学進学よりも「美容師になりたい」と、専門学校などを志望していたんです。
担任の先生には、「なまけたいからだ」と思われて、何度もお説教されたようですが、本人、確かに美容は好きで、何度聞いてもぶれないから、一緒に学校を見に行ったりプロの美容家さんに話を聞いたりと、親としてできることもいろいろしてきたんです。
でも、ある人の一言がきっかけになり、高校3年の夏にいきなり方向転換。
「やっぱり土日に休める仕事に就きたい」から「大学受ける」となりまして、クソ熱い夏休みに、オープンキャンパスに付き合う羽目になりました。

その時点で、進学したい大学や学部があるわけでもなく、そもそも大学の名前さえろくに知らない妹ちゃん。
通いやすくて、それなりに名が通っていて、入れそうなところを探すために、またまた母の検索能力がフル回転する羽目になりました。
特に学びたいものもないようなので、就職活動時にそれなりに「聞いたことがある」「イメージがいい」という方針でリストアップ。

もともと持っている国語力と、学校で鍛えられた英語力(その時点で英検2級ですが点数的には準1級に近いレベルでした)だけを頼りに短い時間で合格ラインまでもっていかないといけないので、試験科目など徹底的に調べました。
2科目入試のあるところ、3科目入試でも英語の配点が高いところ、英検優遇してくれるところなどを探して方針を決めたんですが、短期決戦なので、まぁ大変。

共通テストである程度点数が取れたら、それで何校も申し込みできると知ったので、まずは共通テストにターゲットを絞りました。
トコトン過去問。我が家の試験対策は毎回これにつきます。過去問を繰り返し解いて、試験のスタイルに慣れていくのが一番早いと思っているので。
今回は、中学受験時とは違って、本人もある程度「やらなきゃ」という気持ちがありましたので、精神的には楽でした。過去問集めたり、点数計算して見通しを示したりという事は請け負ったので手間はそれなりかかりましたが、それより大変だったのはお金のかき集めですかね^^

申し込みは6校位しました。殆どは共通テスト受験で学校に一度も足を運ばず試験が終了。2校だけは、その大学独自の試験を受けることにしました。そのうち1校は、本人の実力よりもレベルの高い有名大学で教科の相性が良い学科。
もう1校がいわゆる第一志望。全国的な知名度はそれほどでもないけれど、東京では名前が通っていてイメージもいいし、何より通いやすいのでそこにターゲットは絞りました。妹ちゃん、都会人なので長距離通学とか面倒がるんですよ。

複数の大学から合格を頂き、結局第一志望に入りました。おばあちゃんである義母もそこそこ満足してくれたので、中学受験の時に「英語力をあげておけば、大学受験も何とかなるだろう」と考えた鬼母の作戦は、まぁ間違ってはいなかったようです。


中学受験では「無駄を嫌う=ケチ」方針でやってきたわが家が、6校(しかも複数学部、複数受験)なんぞをしたのは、のんびり娘を大事に育ててくれた学校に恩返しをしたかったのもあります。
受けた大学はどこも「卒業生の合格先」として書いたときに、まぁそれなりに見えるかなと思ったところでした。1校だけ「絶対に受かるすべり止め」を入れましたが、そこも有名な病院のイメージがついているので、偏差値よりずっと高めに見えるの^^
複数の大学の合格実績を置き土産に、のんびり娘と妹ちゃんとが通った大切な学校にお別れしたかったんですよね、鬼母は。だから、受験料かなり持っていかれましたけど満足です。


さて、第一志望の大学でも複数学科合格した妹ちゃん。特に考えもせず、なんとなく入ったのがフランス語を必修とする学科。
その後フランス語の習得に悪戦苦闘するのですが、自業自得です( ´艸`)

それでも、何のかんの言いながらなんとかあと半年で卒業となりました。半月ほど前に、最後の学費を払い終え、鬼母ホッとしています。
あとは卒論をしっかり仕上げて提出すること。それで卒業できます。
相変わらず、「努力」だの「根性」だのが嫌いな妹ちゃん、周りが勧めた教員免許も、さまざまな資格の類も何も身につけずに世に出ます。
ですので、せめて仏検とTOEICに挑戦して、少しでも級や点数をあげておいてもらおうと思っています。すごくできるわけじゃないですよ。仏検も受けるのは3級だし、TOEICもそのための勉強もしていないから受けても700点位がいいところだと思います。でも、万が一転職とかになった時、ESに書いてあることが少しでもあるといいと思っちゃうんですよ。出来る限り保険をかけていくスタイル、それが鬼母流です。



今日10月1日は、妹ちゃんが来年4月から働く会社の内定式です。
どんな世界が待っているのかな。楽しみね^^




お見合い会社5

2021-08-21 03:40:31 | 社会人として
最後に、腹黒い鬼母の戦略的な考えを書いておきます。


1,この手の婚活を始めるなら早い方がいい。

婚活、特にお金のかかるお見合い会社に登録する気持ちになるのは、男女とも普通30歳を超えてからだと思います。
その中で、20代。特に25以下は目立ちます。
「お見合い」と言っても、大昔のように、世話焼きさんが勝手にAさんとBさんを引き合わせ、くっつけるというようなスタイルではないから、申し込まれるための「売り」が必要になると思ったんです。のんびり娘の場合は「年齢」かなと…。

恋愛ではなく、結婚をしたくてこういうところに登録している男性は「家族が欲しい」と思っているんですよね。「家族」が「子ども含  む」を意味している場合は、相手の生殖能力を気にします。そういう意味で20代から35くらいまでをターゲットとするのではないかとも考えました。

 年齢を重ねるにつれて、仕事ができるようになり、家事その他の手腕やら、会話力やら、人間としての魅力が増すというなら、それが「うり」になるんですけど、のんびり娘の良さはそこにはない気がしたんですよ。彼女の良さは「だまされやすい」ほどの素直さだったり、正直さだったり。若さに象徴される性質なんですよね。だから、「若いからそれでいいよ」と思われる年齢のうちに、そういうのがいいと思う人に出会わせたかったというのもあります。


2,相手の経済力も大事

 鬼母が独身の頃思っていたのは、「惚れた相手が無一文でもこっちが養ってあげられるようでいたい」でした。相手の経済力を気にするなんて不純な気がしていたんです。 でもね、のんびり娘の親としては、経済力のない相手にお任せはできない。SNSでカモを探しているような、ヒモになりそうな男にはそれこそお任せするわけにはいかないんです。そんなに稼げないから。

 何十万も払わなければいけないお見合い会社に登録するという事は、それだけのお金が出せるという事。
更に説明会で聞いたのは、男性の場合は、所得の下限を設けているんだそうです。
 玉の輿にとは思わない。でも、器用ではないのんびり娘が出産や育児と仕事をうまく両立できるかもわからないのだから、そこそこ安定した収入のある人に出会って欲しい。そういう思いもありました。



3,気持ちの保険をかけておく
 鬼母がどんなに戦略立てても、「運」と「出会い」と「タイミング」がうまく作用しなければ、投資した何十万は無駄になります。
「ストレスを逃す」「変な男に引っかかる前に、ちゃんとした人とのお付き合いの仕方を学ぶ」という別の目的を考えていたのは、うまくいかなかったときの、鬼母の心の保険でした。この目的ならどう転んでも「失敗」ではないですからね。
 鬼母は、よくこういう風に心の保険を掛けます。自分のためでもあるし、のんびり娘ががっかりしないように先手を打つという意味もあります。彼女の努力を失敗と思わせるわけにはいかない。ずっとそういう風に考えてきた気がします。



 結果、のんびり娘の強運が発揮され、出会ったお相手さんは、お金持ちではないけれど、長く勤めている会社で普通にお給料を頂いているし、無駄遣いはしない人。のんびり娘も、子どものような無駄遣い(お祭りで駄菓子をいろいろ買ったり、漫画本をまとめ買いしたりね)はするけれど、高い洋服とかバッグなどを欲しがるタイプじゃないから、健康でさえあれば堅実に暮らしていけるでしょう。ありがたいことです。












お見合い会社4

2021-08-21 03:14:43 | 社会人として
「お試しデート」は、ずっと続けられるわけではありません。
その気がないのに引きずってしまえば、相手の次のチャンスを潰すことにもなりますから、3回目くらいには、その先に進むかどうかを判断しないといけないんですね。

その先というのは、他の人とのお見合いをいったんやめて、1対1でしっかりお互いを知る時間を取るということです。
と言っても、まだお見合い会社のコントロール下ですので、例えば、宿泊を伴うデートなどは禁止されています。

お見合いの時もそうでしたが、この「お試しデート」期間後のお断りも、直接相手に言うのではなく、それぞれの担当者に告げればいいので、心理的負担は少なくていいなと思ってました。
のんびり娘には、私という参謀がついているので、あまり利用しなかったようですが、自分の心がどっちかよくわからない時など、担当者に相談することもできます。恋愛初心者には、よいシステムだと思いました。


これは、説明の時に聞いた話なんですけど、
結婚まで至るまでの道のりで、つまづきやすいポイントがいくつかあるんですって。
器用な人ばかりではないから、例えばプロポーズのタイミングやプレゼントをどうするかとか、
互いのご両親への挨拶をどの段階で考えたらいいのかとか、そういうことも、相談に乗ってもらえるって言ってました。
不器用な男性とか、助かるかもしれません。


のんびり娘の場合は、お試しデートまで進んだ3人の内、「その先」まで行ったのは、お相手さん一人。
その先まで行くと、3か月くらいで婚約するかどうかを決めるのが普通らしいのですが、なんせ、のんびりさんだから…。
でも、時間をかけて色々な面を見せられたのが良かったんじゃないのかなとは思います。「こんなはずじゃ…」と言われても困るもんね^^


という事で、1年半以上を覚悟していた、のんびり娘のお見合い会社からの卒業は、思ったより早くやってきました。
二人そろって、担当さんの所にあいさつに行った日、その支店の皆さんで迎えてくれて、皆さんとても喜んでくださったそうです。
まぁね、たくさんいる会員さんの中でも、手がかかりそうなやつナンバーワンでしょうからね。


このお見合い会社には「成功報酬」というのを払うことになっていますので、そこそこのお金はかかりました。
が、もう一度あの頃に戻ったとしても、やっぱり私はそこに入ることを勧めるかな。
結果として、素晴らしいお相手さんと出会えたのは勿論ですが、のんびり娘が、「自分はどういう人と一緒にいると落ち着くのか」といったことを、自分で判断するためのいい経験もさせてもらえたと思っています。















お見合い会社3

2021-08-21 02:38:48 | 社会人として
「お見合い」が決まると、待ち合わせ場所付近までは私が連れていきます。
お見合いの作法は、お見合い会社の方から男女ともしっかりレクチャーされますので、
「個人情報をしつこく聞かれて困る」とか「支払いをどっちがするかでもめる」とかという面倒は基本ありません。
一人だけライン交換をしようとしたチャラいお金持ち系の方がいたそうですが、のんびり娘、ちゃんと断ったそうです。

お相手の方と会っている間、鬼母はお茶などしながら彼女から「終わった」の連絡が入るのを待っていました。
ちゃんと話せるのかな。どういう話をしてるのかな。等、色々気を回しましたけれど、意外とさばさば帰ってきました。
そして、思った以上に判断もしっかりしていました。
お見合いが終わった時点で「また会いたい」「もう会わない」と気持ちがちゃんと決まっているんですね。
事前に、「どんなにイケメンでどんなにいい人でどんなに話があっても、匂いがダメとかもあるからね」と、選択理由はすっごく個人的なものでいいという話をしてあったんですが、のんびり娘にとっては「話しやすいかどうか」というのが一番のポイントになっていたようです。
話すテンポが合う人は「もう少し会ってみたい」方に分類され、「自分のことばかりどんどん話す」人は「頭のいい人だと思うけど、私には合わないと思う」と「おしまい」を選択していました。
そのことを、お見合い会社に電話して担当者に伝えるというのも、コミュニケーションのいい練習になったと思います。

そうそう、「お見合い」に関しては、基本断らない方向でした。会ってみないとわからないからという本人の考えと、とにかく練習になるからという鬼母の思惑が一致していたからです。
お見合い会社がきちんとコントロールしているという安心感があったからできたことかもしれません。

結局6、7人とお見合いをして、半分位の方と「お試しデート」の段階に入るのですが、
この段階から、お見合い会社のライン的なツールを使って、直接連絡という形になります。
一方で、お見合い会社の人からも感想とか進行具合を聴いてきますので、それらに答えなければなりません。
最初は「なんて書いていいかわかんない」と、こうしたやり取りも面倒がる様子があったんですけど
徐々に慣れたようでした。どうにも「書きにくい」という時は、鬼母代筆でやり過ごしました。
鬼母はPCで、本人はスマホで主に情報確認をしています。


第2段階である「お試しデート」をしてみると、色々見えるものもありますわね。
待ち合わせ場所を、きっちり二人の中間地点に指定してくる人。次にどうするかの案をのんびり娘に聞いてばかり来る人。
基本的に、お見合いでOKを出した方は、あっている間も割合気楽いお話しできたようで「会っているのは嫌じゃない」という感想が多かったです。でも、「一緒にいる時はいいんだけど、帰ってくるとすぐ『次はいつにしましょう』って聞かれるのが嫌。」と、のんびり娘。
いや、お見合い会社に払うお金のことを考えたら、ダラダラしたくないのは当り前よ
と教えるんだけど、何せ「のんびり」ですからね、急かされる感じがダメだったみたいです。
若い人でしたので、たぶん、お見合い会社のマニュアル通りにやろうと頑張っていたんでしょう。

年齢が15歳位離れた年上の男性は、もともと結婚する気がなかったけど、周囲が家族を持ち始めて、それもいいかなって思い始めたタイプだったそう。だから、「お互い自由にしていればいいよね」という感じで、それもいいなって思ったという話もしていたなぁ。


デートの予定を入れなきゃいけないのを面倒がってはいたのですが、この間、彼女のストレスはかなり軽減できていたのではないかと思います。
彼女の望む「イケメン」にはなかなか当たらないけれど、彼女に会いたいと言ってくれる人がいて、出かける時には鬼母がせっせときれいにして出すわけですから、少しは自己肯定感の醸成に役立ったのではないかと思います。

鬼母的には、「ストレスフルな状況を打開したい」「男の人と一対一で話したり出かけたりする練習をしてほしい」の二つの目的がかなっているわけですので、こちらの精神もだいぶ安定しました。あとは、運よく先に進めるお相手さんが見つかれば万々歳。でもまぁ、そんなに欲をかいてもいけないかもと、そんな気分でいましたところ、今のお相手さんを引き当てたんですね。








お見合い会社2

2021-08-21 01:53:03 | 社会人として
本人に「婚活する?」と尋ねると「うん」と返事をしたので、さっそくお見合い会社に説明を聞きに行きます。
知らないことを知るのってワクワクしますから、ここは結構面白がって二人で乗り込みました。

お話を聞いて、鬼母がいいなと思ったのは、
利用料がそこそこ高いので、「冷やかし」は来ないだろうと思えたこと。
のんびり娘の場合は「若い」ということが、プラスに働くであろうと思えたこと。
キチンとサポートするシステムが整えられていたこと。
思った以上に会員が多かったこと(全国、さらに海外の人も)。


順番に書いたほうがわかりやすいかな。

入会すると、会員だけが見られるページに入れます。
そこには、男性会員(男性なら女性会員)がリストアップされています。
職業・年齢・写真・持っている免許や資格・収入・資産・同居の家族・結婚後の希望から、趣味嗜好、自己PR的な文章も載っています。中には、自分が撮った写真を登録して、趣味をアピールしている人もいます。
登録時に、住民票だの、独身証明書だの、男性は所得証明まで提出するので、嘘はつきにくい(はず)です。
ただし、名前や電話番号・細かい住所などは載せていません。

そこで、「会ってみたいな」という人がいたら、どんどんチェックを入れて「お見合い」の申し込みをします。
相手から「承諾」の返事があれば、お見合い会社の人が間に立って、最初のお見合い場所と時間の設定をします。
逆もそうで、のんびり娘に対して男性から申し込みがあれば、のんびり娘が判断してお返事をします。

「お見合い」の場所は、主要な駅の近くのホテルのラウンジなど。この段階では、互いの名字だけしか、お見合い会社から教えてもらえません。1時間程度お茶をして終了。
この「お見合い」が終わった後、それぞれが担当に電話して「また会いたい」か「もう会わなくていい」かの返事をします。

互いが「もう一度会いたい」となると、「お試しデート期間」に入ります。
ここで初めて、それぞれの名前を担当者から教えてもらえますが、それ以上のものは教えないことになっています。ラインの交換とかしちゃだめというルールなんですね。では連絡はどうするかというと、お相手検索をしたページ上にライン的なツールが用意されているので、そこで連絡を取るんです。会う日が決まれば、それぞれの担当者に報告。会った後の感想なども担当者に電話やメールで伝えます。

「お見合い」も「お試しデート」も複数同時進行で構わないのです。というか、出来るだけたくさんの人と出会うことを勧められます。
ただ、自分が会いたいと思った人が承諾するかどうかはわからないですし、自分に会いたいと思ってくれる人がいるかどうかもそれはわからない。人によって、チャンスの数はだいぶ違うんだろうなと思いました。利用する時にはこの辺りが判断ポイントになるかと思います。

のんびり娘の場合は、担当者さんに勧められたカメラマンさんに雰囲気の良い写真を撮ってもらったことと、
登録している女性の中では、年齢が低かったことが幸いして、「たくさん」ではないけれど「ポチポチ」と途切れることなく「お見合い」候補が現れました。彼女が「会いたい」と希望した相手からは、なかなかいいお返事はなかったですが、まぁ経験は積めました。



こうしたシステムが、経験の少ないのんびり娘にはあっていたなと思うんです。

まず、どんな人なのかについてのデータをじっくり家で見ることができる。
これは主に鬼母がチェックするのですが、「互いに自立した生活を」とか「料理のうまい人がいいです」などと書いてある男性はパスですね。
相手に何かをしてもらおうと考えて結婚相手を探している人に、のんびり娘は向きませんから^^

リストは膨大なので、検索機能も充実しています。
気になる人がいたらチェックして「気になるリスト」を作っておけるのですが、上記のような観点で、鬼母がザクっとリスト化しておいて、その中からのんびり娘が選んでいくように誘導しちゃいました。たまに本人が鬼母リスト外から、写真の顔だけを見て「会いたい」と申し込むこともあったんですけど、そういう相手からは承諾の返事はやっぱり来なかったですね。

あと、小規模のお茶会(オフ会?)的なものもありました。
1対1ではなくて、複数人で集まってお話をするなどして相手を見つけるような感じの物だったようです。
のんびり娘も1度だけ参加しましたが、複数人となるとのんびり娘のコミュ力的には難しかったようです。
ま、お見合い会社は複数のアプローチを用意しているというご紹介でした。


お見合い会社の方の説明では、通常は半年くらいでお相手を決めていく(或いはやめる)人が多いのだそうですが、
わが家の場合は、「練習」という意味もあると思っていたので、1年半くらいかけていいんじゃないかと考えていました。
その会社は、ひと月ごとにお金がかかっていましたので、卒業(成婚or退会)が延びれば延びるほどお金もかかりますけど、誰かに騙されて持っていかれるよりずっといいですもんね。
因みに費用は本人もち。本人納得の上での利用です。

















お見合い会社 1

2021-08-21 01:16:24 | 社会人として
少し時間が出来たので、タイトルの件について書いておこうと思います。
参考にする方がいるかどうかはわからないけど、利用してみて色々気が付くこともあったので。

お見合い会社を利用しようと考えたいきさつについては、以前少し書いたと思います。
のんびり娘が、仕事でストレスフルだったこと
そしてもう一つ、のんびり娘のSNS上の「友達」が増えていく中で、危ない罠にも引っかかりそうになることが増えてきたこと
これが、私が利用を勧めようと思ったきっかけでした。

のんびり娘、性格がいいんですよ、私と違って。
何でも信じる😢

当時、主に彼女が利用していたSNSはFacebookなんですが、見境なく「友達」をつくるんですね
イケメンの写真があれば、とりあえず友達になっちゃう感じ。国籍関係なしです^^
中には、悪い(軽い)目的で、誘い出そうとするような人もいるわけですが、
何せ「信じやすい」のと「冒険したい」のとで、誘いに乗っちゃったりすることもあるんです。
危険ですわね。

ただ、行動が単純なため、何かあると鬼母にはわかるんですよ。
妹ちゃんが気が付くこともある。
問い詰めたからって言わないけれど、鬼母、基本的に嫌な奴ですから
パソコンに彼女のSNSは連動させてあるんですね。
「なんかまずいぞ」と思うと、チェック。ヤバそうなのは潰すという事を続けてきました。

刺激が欲しいという、彼女の年齢なりの欲求は理解しているし悪いとも思わないけど
やっぱりね、狼の群れに羊を送り出すわけにはいかない。
そもそも彼女は「恋愛」をしたいわけであって、「だまされたい」わけではないんですから、
「だます気」でやってくる奴は、全力でつぶすしかないと、鬼母は思っております。
向こう(何人もいましたね)が手段を選ばないのだから、私も娘を守るための手段は選びませんよ。
と、いくらでも嫌な奴になれたわけです。

そのようなことが何度かあったので、
どうせなら、キチンと恋愛や結婚をしたいと考えている人と出会う機会を作ったほうがいいのではないか
そう思ったのが「婚活」を勧めたきっかけです。

鬼母がのんびり娘に何かを勧める時には、既にかなりの下調べをしているのが常です。婚活も然り。
婚活アプリからお見合い会社系まで、いくつも調べたうえで、良さそうなものをピックアップしておきました。

単純に言うと「高くても面倒見のいいところ」
これにつきます。

婚活アプリだって、同じ目的の相手を見つけるにはいいと思うんですよ。
本人に、相手とのスケヂュール調整能力や、遊ぼうとする人と真剣な人を見極める力があるのなら。
のんびり娘にはどちらも無理。だから面倒見のいい「お見合い会社」に登録することにしました。





妹ちゃんの行き場も決まりました。

2021-05-16 01:06:41 | 家族のこと(主に妹ちゃん)
難航していた、妹ちゃんの就職活動。
ようやく「内定」が出ました。ありがたや~

3月の終わりにお尻叩いて、あちこちに登録したり説明会申し込んだりはさせたんですけど、
今度は、予定に追われるようになってしまって、ひーひー言ってました。

いろんな説明会に足を運んだり、ZOOMで受けたりを繰り返していたんですが、
そうした中で、本人、「自分は対面の方がいい」と思うようになったそうで、
「対面」で説明会をしてくれるところになるべく申し込みをしていたようです。

本人曰く。
「自分は、その場の空気を読んで反応するタイプだから、空気が見えないZOOMは不安になる。」
確かにね、いってみないとわからないことっていっぱいありますものね。

基本、自信のない人なので、説明会に行くたびにため息ついて戻ってくるような感じだったんですけど、
ある日、「今日は嬉しかった」と帰ってきました。
妹ちゃん、その頃、次々と受ける説明会や面接の中で、「自分は就活生という駒として扱われているんだ」という気持ちが滓のように心にたまっていたらしいです。
そんな中で、その日であった会社の方々は、「就活生と採用企業の担当者」という感じではなく、とても自然に「人と人」という感覚で接してくださったのだそう。
「あぁ、私人間だったんだって、なんか取り戻したような気持だよ」と、そんなことを話していました。

その後、3回の面接を経て、その会社にお世話になることが決まりました。
面接を重ねるごとに、その会社に入りたい気持ちが募っていくようでしたので、本当に本当にありがたいなと思います。


妹ちゃん、「一人暮らし」が念願なので、さっそく賃貸物件の検索なども始めていますが、
その前に卒業単位だよ。そしてお金もためないとね。


娘に真摯に向き合ってくださった会社の方々のためにも、卒業し損ねるなんていうことがないように、鬼母、最後のお尻たたきをあと少し続けましょうかね^^


のんびり娘から(正確にはお相手さんから)は、先日撮影したフォトウェディングの画像データが大量に送られてきました。
お宮参り、七五三、入学・卒業、成人式、見合い写真・・・ずっとその場に付き添って、メイクも髪形も姿勢も表情もチェックしてきましたが、今回は同行無し。うん。もうそれはいらないね。


長かった子育て期間に、いよいよ終わりが見えてきた気がします。
このまま無事に、それぞれが自分の場所で伸び伸びと生きていけますように。












落ち着いたようです

2021-04-27 01:02:12 | 社会人として
のんびり娘の生活はかなり落ち着いてきたようです。
フォトウェディングも無事に済み、先日はたこ焼きパーティ(焼いて食べるだけですが)の誘いを頂きまして、妹ちゃんと私とで行ってきました。

フォトウェディングのことをお相手さんが話してくれたのですが、「モデルさんみたいでしたよ」と。
前日に顔そりがまだなことに慌てて、おそらくお相手さんがサポートしてくれたと思うんですが、まぁ何とかなったようで何よりです( ´艸`)

家の方も、土地は購入契約を済ませ、GWからは家の設計の詰めに入るそう。
広くはしたいけれど、予算を超えないように気をつけなきゃいけないのが大変そうですけれど、まぁそれはそれできっと楽しい経験でしょう。

建売を買うのではないから、床、壁、水回りその他、選ぶことがもう滅茶苦茶あるんですね。
カタログ見ながらやいのやいの言って楽しんでいたんですが、
のんびり娘が途中で、「また行くの?」と発言。
「貴方は気が付いていないようだけれど、これから何度も何度も打ち合わせがあるんですよ」とお相手さん。

そうねぇ、普通の買い物は「これ!」って言ってお金と交換したらそれで終わりだもんね。

それにしても、そんなのんびり娘をのけ者にするわけではなく、さりとていう事をすべて聞いてあげるというようなわけでもなく、よい空気感で接していただいているなぁと思いました。

去年の今頃は、まだ完全に腰を落ち着けるという感じではなかったのんびり娘も、今やしっかりなついていて(猫か!!)、こうして彼女の場所になっていくんだろうなって思いました。

翌日は会社の人たちと健康診断に行くそうで、問診票の書き方を私とチェック。職場も、これで3か月。自分の場所になってきているようです。

今の職場に入れたのも「保育士」の免許があったかららしいので、「果たしてこれでよかったのか」と鬼母の心を実はさいなんでいたあの「滅茶苦茶スパルタな日々」についても、「まっ、いいか」としてしまえそうで、ありがたい限りです。

健康で、笑顔で、自分の居場所があって。
それでもうね、本当に君はよくやったよ。よくそこにたどり着いたよ。


さて、今週は妹ちゃんの就活の山場だわ。
彼女にも、「ここで」という居場所が見つかりますように。






母と話したこと

2021-04-01 00:42:29 | 母の作戦、考え
先日、実家の母(88歳)と電話で長話をしました。
のんびり娘の写真結婚式のことや家のことなどを話す中で、母から、
「お前はよく頑張って、子どもたちをよく見てたから。それに比べて…」と、兄の家族を下げるような発言が。
ま、母と義姉は何十年来のバチバチですから、こういう発言もありがちなんですけど、
兄の家族を下げるのに私とのんびり娘の関係を使うなって…。

わが家は、手をかける必要があったから手をかけた。
必要がないのに親が干渉しすぎるのによいことはない。
と話しても、なお続けるので、今なら言える本心(?)が私の口から飛び出していました。

今、のんびり娘はいいご縁を頂き幸せだから、「これでよかった」っていえるけど、
この選択が良かったかどうかなんて、どの段階で判断するのって。
私がつきっきりでサポートしたから、保育士の免許が取れた。
だから保育士になって、そこでしんどい思いをずっとしてた。
だって、出来ないことがあるのに期待されるんだから。
お母さんも私も、誰にも後ろ指をさされない働き方をするし、何か言われても口達者にかえせるから誰も批判しようとはしない。
でも、あの子はずっと責められる側にいた。言い返す力もないままに。
なにより、休みの日に一緒に遊びに行こうと誘ったり誘われたりする友達がいなことを、どれだけ私が苦にしていたか。
もしも、私が何も考えずに近所の学校に入れていたら。自分の素の力に見合った学校でのんびり過ごせたら。
鬼母が赤点阻止のために1日10時間も勉強で縛り付けるんじゃなかったら。
彼女は彼女のままで、家を行き来したり、一緒に遊びに出かけたりする友達を持てたかもしれない。
鬼母が、そっちに意識を振り向けていたら。友達作りに振り切って動いていたら…そんなことも思いながら来たんだ。

だから子供のためじゃない、って。私は何が正解かわからないまま、自分が後悔したくないからこの道を二人三脚してきただけ。
だから、ずっと彼女には責任を感じている。だから、ずっと一緒に歩かなければいけないとどこかで思ってた。


こうしてご縁ができたのは、ちゃんと働いて、見合い会社に払うお金もあって、履歴書にも保育士やら幼稚園教諭やらの資格をかけて、
そのためもあるって思ってる。だから、現在のところ、結果オーライで、私のしてきたことは正しかったように見えるかもしれない。
でも、例えば2年前に事故や病気で彼女の人生が終わっていたら…。
友達も恋人もいないまま、職場で怒られ叱られる毎日を彼女に押し付けた私は、どうしたらよかったんだろうというループの中に入って出てこられなかったろう。

他の子の何倍も何倍も努力して、挙句休みの日に誘い合う友達もいなくて、仕事に行けば叱られて、
そういう人生を彼女に与えるために「頑張ったのか」って思うから。

とね、話したよ。

いいじゃん、兄の息子と娘はそれぞれ自活している。ちゃんと働いている。友達もいる。
長男はインドアで、長女はアウトドアで、どちらもちゃんと自分の世界で楽しんでいる。
最高じゃない。

と、私は思うんだよ、お母さん。

本当は、長男の家族として、家を盛り立てる気持ちを持ってほしかったんだよね。知ってる。
でも、母は子どものことしか考えなくなるんだよ。あなたがそうであるように。

私が義父母の家によく足を運び、何かあったらすぐに動いてきたのはね、いい嫁だからじゃない。私に何かあった時に子どもたちを助けてもらいたいという「ずるさ」からきてるんだよ。
義父母が大好きとか、夫の家を守ろうとか、そういう「感情」ではないんだ。「理性」と「計算」。
そういう中で、もちろん「家族」としてのつながりは感じているから、感情も育つけど、大事なのは「子ども」なんだ。
私にはね。

お母さんもそうでしょう。義姉に怒るのは、兄がないがしろにされていると思うから。
自分の「孫」ではなくて、自分の「子ども」を大事にしてほしいと思っているからでしょう。

知ってる。

そういうもんだ。生物だからさ。


ただ、私は、それをこういうやり方で進めた。それが良かったかどうかは、彼女たちがどこまで生きるかで代わるんだ。
幸せに人生を終えるのなら、私の努力は大成功。
不幸なタイミングで終えてしまうのなら、私の努力は無駄を通り越して苦しみを生むものになったと悔やむだろう。

子どもたちに幸せになって欲しいというのも私のそうしたエゴからきているんだよね。

と、ここはもう本当にメモ。結論なんてありはしないと、そう思ってこのページを閉じよう。