のんびり娘の謎

10円が2個で、、、12円?今日の前の日は、、、前の日?のんびり娘のお答えは、理解できない謎ばかり。さぁ、どうする?

アルバイト

2014-03-11 07:45:08 | 娘の事・謎
春休みが長いので、ここは稼ぎ時!
と、思ってくれればいいのですが、
スマホの面白さに目覚めたのんびり娘。
鬼母が主導で申し込む日程にブチブチ文句を言うことが増えました。

単発バイトは、申し込んでも決まるとは限らないので、
申し込みだけは、バンバン入れておかないと駄目なんですけどね。

というか、私が大学生の頃は、少しでも隙があったらアルバイト!
授業の前にも、授業の後にもアルバイト!!
という感じだったんですけど・・・。


お金を稼ぐ意味。お金を稼がなきゃ暮らしていけないということ。
そして、お金自体の価値。
そういうものが、まだ育ってないのかなぁ・・・。

1日、家でスマホゲームやらせる気はないので、
バンバン突っ込もうと画策している鬼母ですが、
せっかく、紹介会社が送ってきてくれる
紹介メールに反応しないというのんびり娘のせいで
空き日が増えちゃうのが痛いぞ。


いまだに・・・

2013-11-25 07:32:56 | 娘の事・謎
7時半に家を出ることにしているのに、
7時半になってから髪を梳かし始めるのんびり娘。
(今実況中です)
急いだ動きではあるけどさ、まだ濡れたままってどうよ。

続いて、上着を着て、帽子をかぶっって・・・
じゃない!先に帽子かぶってる。
しかも、とかした髪のことは考えずに、ただがばっと・・。


はぁ~直さなきゃ。

さぁ、その後は、おぉ、ここで上着ですかって、
それ、今日の格好と合わないでしょ!

と、交換させて、既に時間は38分。

すぐに出るかと思いきや、
それから、何やら鞄に突っ込んでいて、
結局、40分に玄関のドアを抜けて行きました。


はぁ~~~、先は長いぞ、こりゃ・・・。

電車での出来事。

2013-11-20 00:04:17 | 娘の事・謎
実は今日、鬼母はダブルワークで、帰宅が22時を回ってました。

家につくと、お風呂から出てきた妹ちゃんがねるところで、
のんびり娘は、テスト前ですから、当然机に向かって
対策プリントをやっていました。

横に座って少しすると、
「今日、嫌なことがあったから聞いて欲しい」
と・・。

試験前だから、時間の無駄とは思いつつ(そのドライさが、鬼母なのです)、
貯めておくと、集中できなさそうなので、聞きました。

電車の中で、彼女は、人の動きに見入ってしまうことがあるそうで、
自分でもそれは悪かったかもと思っている様子なのですが・・・

今日、おばさんが電車で席に座ったのを何となく見ていたら、
そのおばさんに、
「座りたいの。だったら座って。」
と、怒ったように言われ、
「いえいいです。」
と答えたのに、あとずっとそのおばさんが、
ブツブツ、私のことをおかしいとか、色々言った。

周りの人に、話すようにして、私のことを
色々言って、すごく嫌だった。
それで、最後には、捨て台詞みたいなことを言われて
おばさんはどこかへ行っちゃったけど、
本当に嫌だった。

のだそうでした。


またまたべそかいて言うので、
「なんで泣くの?」
と鬼母。


のんびり娘、自分が、人のことを見ちゃうのがいけないかもというのは
気づいている様子ですから、そこはもうしないように、
他の人たちのように、携帯いじるとか寝たふりするとか、
とにかく、電車の中では人と目を合わせないようにしようと
いう話しになりました。

そして、いつまでもブツブツ言っているおばさんと同じ所にいる必要はないということも。
のんびり娘、そういう時背中を向けていても「聞き耳」立ててしまうんですね。
それがまた、相手の反感を呼ぶということにも気付かずに。

お友達なら仕方がない。でも、電車の中の知らないおばさんに
いろいろいわれていやだったら、そこから逃げれば済むでしょ。
わざわざ、そこに残って、嫌な言葉を聞いて、嫌な気持ちになることはないのよ。
車両を移動したっていいし、一旦降りてしまって、次の電車に乗ってもいい。

そういうことを話したら、納得しました。
(ということは、自力では気が付けないってことですわ)

最後には、
これが意地悪おばさんで良かったね。
いきなりナイフで刺すような人だったら、
もう、直しようがないけどさ、
意地悪おばさんだから、
「もう、今度からは人のこと眺めるの止めよう。
もし、目があったら目をそらそう。」
って、気が付けたもんね。

と、ポジティブな方に誘導しましたら、
本人もネガティブな気持ちから解放されたようです。

良かったよかった。

と思う反面、
これまで,他人様をガン見してたんかい!!
って思うとね・・・。


彼女が気づいていかなきゃいけないことは
この後まだまだ出てくるのでしょうね。


振袖。

2013-09-20 21:58:44 | 娘の事・謎
再来年に迫った成人式のため、あちこちで振袖の情報を仕入れていました。

私が20歳の頃は、レンタルというシステムが殆どなかったと思うのですが、
今はレンタル全盛。写真焼き付けもセットというところが多く、
お店によって、サービスシステムもまちまちと、どういう選択をするか
考えるのが面倒で・・・。

買う、借りる、身内のを使う・・・。
という選択。
どこのお店にするかの選択。
どの着物にするか、どのセットにするかの選択。

こういう順番で進むものなら楽なのですが、
実際には、
「本人が(親や周囲の希望も含めてですがね)、どの着物を気にいるか。」
というのが、やはり1番なので、
あちこち眺めて、気にいったものが買えるものなのか、借りるものなのか、
両方できるとしたら、どちらを選択するのか・・・

といった選択の順番になるので、
気にいるものに当たるまで、根気よく回らないといけないんですね。
そして、「これいいかも。」と思ったとしても、
「他のは?」「本当にこれがベスト?」
という疑問は出てくるわけですから、はぁー面倒です。


それでも、ちょこちょこ時間を作って、あれやこれや検討して、
のんびり娘と一緒に、あちこちのお店で着物を見せていただきました。
その結果、彼女が気にいったのがブルー系の着物。
鬼母の「コストパフォーマンスチェック」にも合格したので、
購入を決めました。

着物と帯はセットなので悩まなくて良かったのですが、その後の
半襟、重ね襟、帯揚げ、帯締めを決めるのに一苦労。
ちょっと変わった色の帯なので、「一般的」な組み合わせだと
何か物足りない。
鬼母の知識やセンスだって褒められたものじゃないから、
お店の方のセンスに期待して主導して欲しいと思うのだけど、
のんびり娘が結構頑固で、「自分で選ぶ」気分に浸りたいという
オーラを発揮するので、お店の人もそれに合わせるのね。

1度決めたものを、またひっくり返して選び直したけれど、
正直「これで最高!!」という気持ちにはなれない鬼母。
でもね、
「自分が気にいっているものじゃないと、あの子は顔に出るよ。」
という義母のアドバイスもその通りだと思うので、どうしようかな。

着物が出来上がるのは来年4月だから、その時に実際の着物と帯を見ながら
いろいろ探してみようかしら等と思っています。

今は、ネットで、結構安く色々な色の小ものが手に入る時代だから
方針さえ決まれば、そういう手もありますものね。


時間

2013-08-25 21:05:35 | 娘の事・謎
のんびり娘、社会人への道程の中で、
一番苦労しているのが、「時間」です。

先日もね・・

高校時代のお友達と約束して、ラウンドワンでカラオケの予定があったのです。
こういうとき、普通どういう経過をたどるかというと、

やることや場所を決めたら、待ち合わせ時間を決める。
待ち合わせの時間が決まったら、それに間に合わせるためには何時に家を出たらいいか考える。
家を出る時間が決まったら、それにあわせて起きる時間を決めたり、間に合うように
準備をしておく。

そういうもんでしょ。

のんびり娘の場合、これが滅茶苦茶弱いのよ。

前夜、特に時間や行き方を調べることもなく、始まったハリーポッターに夢中。
途中のCMで、何度か声をかけると、スマホのルート検索機能を使って、
行き方や家を出る時間は調べたけど、何時に起きたらいいかは考えてない。
大体、乗り換え方もしっかり目は通していない。はぁ・・。
ハリーポッターが終わった後に、
「じゃぁ、いつ起きるの?」
と聞くと、しばらく悩んだ後で、ようやく1時間ひくことに気がついた。

まぁ、1時間前に起きたら何とかなるかと、寝かせたんだけど、
朝起きてみりゃ、本人目覚ましもかけず、鬼母が声かけるまでのんびり寝てるし、
起してからも、支度もしてないのに、チーっとも急がないし・・。

洋服決めてなくて時間がかかる。寝ぐせ直すために髪をぬらしたのにそのまま何もしなきゃ、また変にかたまるでしょう。
結局、鬼母ちょくちょくお手伝い。

本人に気がついて欲しいから、なるべく世話焼かないように離れてみてるのだけど、
8時36分に出ると言っているのに、8時30分過ぎても食卓でのんびり食べてるのんびり娘。
声かけるんだけどさ、文句ありげな顔をして、結局34分まで食べてるの。
で、その後すぐ出るかといえば、カメにえさなんかあげてんじゃないわよ!!

本人的には最後に見た時計は36分だから、間に合ってるつもりなんだろうな。
時計に背を向けてから、部屋に荷物を取りに行き、玄関まで行って、サンダルを履いたら
既にもう37分になってるんだけどね。

出がけに心配だから「電車乗る方向間違えないでね」
と声をかければ、「調べてあるから大丈夫!」と言いながら、携帯探してんじゃん!!

ということで、本人は間に合ってるつもりで、2分から3分オーバーで自宅発。
で、やっぱり途中で、乗り換えについてLINEで問い合わせが来ましたとさ。


そんなこんなで、まだまだ大変なのんびり娘なのであります。


おしゃれ

2013-08-24 22:07:04 | 娘の事・謎
のんびり娘は花も恥じらう18なのです。
なのに、せっかく買ってやった化粧道具も、むだ毛処理用のかみそりも
自分から使おうとは、なかなかしない。

化粧道具はまだいいわ。20歳前の若者は、なくても何とかなるからね。
でも、標準よりかなり毛深いのんびり娘が、むだ毛の処理を全然しないのには
いつもため息が出る。そんなもん、親が働きかけるもんじゃないぞって思う。
おませな妹ちゃんは、もう何年も前から勝手に剃刀使って、腕やら足やらそりそりしてる。
たまに、父親のひげそりを使うこともあるらしく、父親が嘆いているけどね。

のんびり娘も、わき毛とかすね毛とかに関して、「見えたら恥ずかしい」という意識はあるの。だから、ノースリーブは着ない。半袖でも毛深いのが見えちゃうから、
この暑いのに7分袖とか長袖とかを着ようとする。細くてまっすぐな脚。小顔。
チャームポイントを、もろに隠しちゃう。

そういうのに、イライラするんだなぁ。

先日、久々に会う高校時代の友人とのお出かけの時には、
鬼母がけしかけたので、前夜、お風呂でソリソリ。
でも翌日、服を着ている時に見ると、大胆な剃り残しありで、
妹ちゃんとサポートする羽目に陥ったわ。ふーっ。

最初は、誰でもこういう失敗はあると思うけど、
自分で何度もやっていれば失敗も無くなるでしょ。
その「自分で何度も」の時期がなかなか来ないことに、
たぶん鬼母はいら立っているんだよね。

化粧もそう。のんびり娘は未だに、肌の凹凸をカリカリする癖が抜けないから、
顔や首、背中などの肌に痕がのこってるの。
それは、ファンデーション(BBクリームだけどね)を均等に塗れば、ほとんど気にならなくなるし、リップをつければ結構いい雰囲気に見えるのだけど、自分でしようとはしないのよ。
化粧してもらった自分の顔は、しない状態よりかなり見た目が良くなるということは分かってる。化粧してもらった時は、かなり満足した顔で鏡を見ているし、ニマニマしちゃうくらいだもの。でも、自分ではやらないの。

自分で化粧を始めて、自分で鏡をしっかり見るようになれば、もう少し「客観視」の力が上がってくると思うし、肌に痕を残すカリカリ癖も自分で何とかしようとし始めるように思うのだけど、なかなかねぇ・・。
髪型だって、上手にカットしてもらった剛力さん風ショートカットが、ただの短髪になってる。あぁ残念。

失敗してもいいから、「理想」を描いて繰り返してくれれば、なんだって手は上がっていくのに・・それが隔靴掻痒、むず痒くイライラさせられるんだな。

福となすまでの道のり

2013-04-16 07:27:52 | 娘の事・謎
これはまだまだと言わざるを得ませんね。

昨夜も、鬼母の目を盗んで夜中にこそこそスマホしていました。
見つからなきゃ言い、ばれなければ大丈夫って思ってるんですねきっと。

そうしてスマホで遊んでいる時間に、やるべき勉強
やるべき準備が進まなくなっていることに気が付かない。

この辺りがホント難しいなって思います。

で、朝になって、出かける時間が迫っているのに
あれやこれや、またバッグにつめかえしてたり、
何かを探していたりして、鬼母に注意されると、
「ただ忘れてただけ」
というような言いかえしをしたり、
「急いでいるのに、お説教をするから遅れる」
と切れたりしちゃうのね。

これがたぶん、世の中渡っていくのに
一番の問題だと思うから、鬼母もついつい言葉がきつくなってしまうのよ。
きつくしたところで、伝わらないものはつたわらないのだけどさ。

繰り返し繰り返し伝えてみる。

「準備」というのは、朝追加で何かしなくても
すぐに出られる状態になっていることを言うのであって、
一部だけ「やった」というのは、そもそも「準備した」とは言わないのだということ。
それを注意されて、「やった」というのは「いいわけ」にしか聞こえないから
そういう言い返しはすべきではない事。

昨日のうちに自分が無駄にしてしまった時間と、
そのために朝鬼母が言葉をかける時間のボリュームを
比べてみれば、とても「文句」を言える状況ではないということに
気がつくまでにはまだかなりの時間と経験を必要とするでしょうが、
せめて、「言い返せば余計時間がかかるから、言い返すのはやめておこう」
位は掴んでもらわないとね。



泣けてくる・・・。

2013-04-12 22:51:41 | 娘の事・謎
今日の入学式は、楽しくて、そして安心できる良いものでした。
とても大きな会場で、学生たちは1,2階。
保護者は3回に追いやられてしまうので、本人と話をすることはできませんが、
遠目に見る限り、楽しんで、そしてしっかりとした姿勢で
入学式に臨んでいるのがわかって、満足な鬼母なのでした。

ところが・・・。

入学式終了後、保護者よりも一足早く外に出された学生達の中から
のんびり娘を探し出そうとして一苦労。
それぞれ、スマホを持っているので、ライン、メール、電話と、
連絡を取ろうと試みるも全て通じず。

保護者学校関係者含めて5000人いるという人間の中から、
彼女を探し出すべく、高いところに登ったり、
あちこち歩き回ったり、、、。

クラスメイト達と写真でも取っているのか。
はたまたお茶でもしに行ってしまったのか。

色々考えながら、すぐ近くの駅と会場の間もウロウロ探し回り、
その間、何度も連絡取ろうと試み、1時間以上。
ついに、会場周辺に殆ど学生はいなくなり、
「どこかへ行ってしまったらしい・・」
ということがはっきりして、鬼母切れました。

「もう知らん。帰る!!」
と捨て台詞をラインに残し電車に乗り、
それでも腹が癒えないので、乗り換え駅のコージーコーナーで、
久々のケーキセットを楽しみ、気分転換を図りました。

「たぶん、クラスメイトの誰かに誘われて、ついていく流れの中で
携帯を見るタイミングを失っているのだろう。
友達を作って欲しいと思っているんだから、
それは鬼母としても喜ばなければならない。」
と、無理やり自分に言い聞かせ、

食べかけのケーキセットとレシートの写真を、のんびり娘のラインに送りつけて、
「君が払いなさい!」
と、ジョークで終わらせようと思ったそのすぐ後、
のんびり娘から電話がありました。
入学式終了からすでに2時間がたってました。

で、この時の電話のやり取りで、
落ち着かせた気持ちがえぐられまして・・・
鬼母完全に切れちゃいました。

だってさ、お友達とじゃないんだよ。
一人で、小学校のあたりを散策に行ってるの。

「久しぶりにいけると思ったから」
だって。

一緒に行っている母に、何の連絡もせず、
「いけると思った」から、
勝手に散策に行って、自分ひとりで行けたことに満足して、
懐かしい場所で、知ってる人にあってお話しできたことに満足して、
そうして、さぁ帰ろうと思って携帯の電源入れたら、
鬼母のメールや電話がたくさんあって、
それで慌ててかけてきてるの。

それだけでも、唖然ものだけど、
その時の彼女の言葉がね・・。

「携帯の電源、行く時切っちゃったから、
これからはつけておくようにします。」

だっていうのだよ。

「そうじゃないだろ。
ママからの電話に気がつかなくてごめんなさいじゃなくて、
自分で連絡しないまま勝手に動き出したことがいけないんでしょ。
あなたから、連絡してくるはずのことでしょ!」

あんまり腹が立つから、
「何がいけなかったかわかるまで帰ってこなくていい!!!」

と、怒鳴って電話切っちゃったんだけどね。


その後、ラインで色々打ってきて、
で、その内容がまた本筋の見えていない頓珍漢で。

「私は、落ち着いて話し合おうと思ってるのに、
なんでヒステリー起こすの。
お互いに直した方がいいところはあるでしょ。」

ときた・・・。

話し合うって・・・?


もう心底疲れちゃいました。


帰宅後、あんまり私が落ち込んでいるので、
(鬼母、通常怒りはするけど落ち込みはしないから)
ボンズキャラの妹ちゃんも見かねたのか、
間に入って、のんびり娘に何とか理解させようと
ゆっくり話してくれてたけど、たぶん本筋は見えてないなぁ・・って感じ。


結局、この時間に至るまで、
のんびり娘から
『ごめんなさい』の一言はないのだ。

理解しすぎてる親ってのは、これで結構きつくってね。
わかってるけど反抗心が先に立って言えないのか、
自分の気持ちが優先だから、謝る必要を感じない
(つまり、わかっていない)のか見えちゃうんだな。

明らかに後者。

これまでも、類似のことは何度もあってね、
その度に、話してきてるんだけど、未だこんな状況で・・
鬼母の胃袋は未だ重いママなのです。

といっても、
「入学式で置き去りにされる母。他人事なら笑い話だなぁ・・」
と思う位の余裕は出てきてるんだけどね。
うーん、それでもやっぱり参ったなぁ、今日は。








何が違うのかな。

2013-04-10 19:07:22 | 娘の事・謎
18歳を超えて、なお親のサポートが入るのんびり娘。
何が違うんだろうなって考えてみる。
そのことで、打つ手を考えだせるかもしれないから。

スマホを使う。これは今時の子と一緒。
ラインというネットワークを利用する。
これも今時の子と一緒。
ラインに入ってくる、いろんな企業やタレントさん達の
公式アカウントと「お友達」になり、そこからの
お知らせ等を楽しむ。
これも今時の子と一緒。

ただ・・・

その数が多すぎるんだよ!!!!!

登録されてる公式アカウントを片っ端から「お友達」にするから、
始終「トーク(お知らせメールみたいなもの)が届いた」というチャイムが鳴ってる。
最初は丁寧に見ていたんだろうけど、殆どが自分に関係ないものだから
最近は投げやりにしか見ない。
私が送ったのも見てなかったりする。

とはいえ、
こういうことを起こしてしまうのも、たぶん今時の子にありがちなんだろうと思う。
違うのはここからかな。

うるさくてめんどくさくて、実際に連絡付けたいリアルの友達からの
連絡が埋もれちゃうなら、いらないものを削除すればいいでしょ。
ふつーのお子さんなら、
「やりすぎたな。どうでもいいもの消しちゃえ」
って、こういう出来事から学んで変更していくと思うの。
でも、のんびり娘にはそれがなかなか出来ない。
技術的にじゃなくて、心理的にね。

18歳なのにさ、
〝こどもチャレンジ”の公式アカウントまで「お友達」にしているから、
「消せば?」と問いかけたら、
「まだスタンプ(大きな絵文字みたいなの)もらってないからやだ。」
ってさ。

そのスタンプを使ってあげる相手が埋もれちゃうのにねぇ。


こういうところが違うんだ。

基準と言うか、優先順位というか、
いえ、優先順位が違うのならそれはそれでいいのかもしれないけど、
彼女の場合、
優先順位をつけなきゃいけないということそのものが
わかっていないんじゃないか
という気がすることがある。
だから、こちらの言うことがなかなか伝わらないのだ。すれ違うのだ。

いい例が「時間」かな。

出かけるべき時間に、何か見当たらないものがあるとするでしょ。
例えば「定期」とか。
すると、彼女はそれを探すことに夢中になるのね。
そうして探している間に時間が過ぎていくことにはなかなか思いが至らない。
「あぁもう時間切れだ。仕方ない財布のお金を使って切符買おう!」
という方に、なかなか向かわないの。
教えても、話しても、彼女の中では
「頑張って急いで探した。」(この場合の「急いで」は、彼女の体感としての
「急いで」であって、世間基準となる「時計の針の動き」とは関係ないのよ。残念ながら)

こういう、本人の気が付かない他の人との「ズレ」が、
後3年の猶予期間のうちに修正されるのか。
修正されないまでも、
「このままではどうもまずいらしい」というところまでいけるのか。
それが、鬼母の今の心配かな。


後は、お喋りの仕方。

受け身でいる間はいいんだけど、
自由に喋ると、結構ボロが出るのよね。
中身(言い間違え、覚え違い語句とかね)は、
〝天然ちゃん”ですりぬけられる範囲じゃないかと思うけど、
気になるのは、文のつくり。
喋っているうちに、あれもこれも説明しなきゃと思うのか、
一文がだらだら続く喋り方が多いので、
何を言いたいのかが、最後にはよくわからなくなっちゃうのよ。
主述がはっきりしなかったり、そもそもどちらかがなかったり・・。
自分の喋りを客観的にチェックする力も弱いから、
相手に伝わってないことに気が付かないこともあると思うのね。

それから、siの音を出す時に、唇が緊張しきらなくて、
suに近い音が出ちゃう事。
「しました」が「すますた」になると、なんかかっこ悪いでしょ。

読んでいるときにはさほど気にならないけど、
文章のつくりも、メールの時にはあまり気にならない長さなのだけど、
喋りの時には、ちょこちょこ気になる。

彼女が気にしない範囲で、笑顔の練習をさせてみたり
(口角に力が入って、iの音がよくなるの)してるけど、
これも気長に行くしかないわね。

幸い、彼女が所属する場所は、
小さい子やお年寄りなどに向けて、
はっきり、わかりやすくお話しする人が集まっている場所だから、
その中で、自然と刷り込まれるものを期待しつつ、
鬼母なりの対策も考えていこうかな。

と、心配したって、親のできることは、年々どんどん減っていきますね。








衣装選び

2013-04-07 21:42:00 | 娘の事・謎
のんびり娘は、入学前の導入教育とやらで、
殆ど毎日のように専門学校に出かけていきます。

そこで大変になってきたのが、毎日の「洋服選び」です。
これまでの6年間はずっと制服でしたから、
何も悩まずに着て出られましたが、私服となると・・・。

バイトは、作業用に適した服ということで、あまり考えずに済みますが、
学校の方は、電車にも乗るし、第一印象も大事だろうから
あまりラフ過ぎない恰好で・・と色々考えなきゃいけなくなるんですね。

本人も、学校の方は少しおしゃれしていきたいという気持ちはあるのですけど、
何せ、普段から殆ど鏡を見ない子なので、
自分に似合うのかどうかとか、組み合わせがどうかとか
あまり考えずにチョイスするんですね。
で、「おいおい・・・」となり、
鬼母と妹ちゃんとで、修正。
という感じの日々が続いています。

鬼母、「おしゃれの達人」とかじゃないですからね、
着せもしないで、ささっと組み合わせられるわけもなく、
出かける前の日は、夜になると、あれやこれや着せかえて
翌日の「衣装」を選ぶのですわ。
靴下や履物まで考えるので、これ、結構時間かかるんです。


のんびり娘だって、自分が良く見えるのは決して嫌いじゃないですし、
いい感じに着こなせた組み合わせは、ちゃんと記憶してくれるので、
しばらくこうしたサポートを続ければ、そのうちに何とかなるとは思うのですが、
季節に合わせてとなると、いったいいつまでこれをやることになるのやら・・
と、ちょっとため息な鬼母です。


更に言うと・・

卒業前に、行きつけの美容室でカッとしてもらった眉毛周辺が
ぼさぼさになってきたのですけど、本人、自分で手入れする気がないんですよ。
綺麗になりたいという気持ちは持っているようですが、
それよりも、「怖い」が先に立つらしくて、
カミソリとかハサミとかに手を出そうとしないんです。

仕方ないので、今日は私がカットしましたが、
これもねぇ、いったいいつ頃自立するのやら。


化粧も、先日
「教えて」
というので、彼女でも失敗しない方法を
教えたんですけど、ビューラーはやっぱり怖くて使えなかったですわ。


女の子ってね、多少怖くても痛くても、
綺麗のためなら頑張っちゃうもんだと思うんですが、
う~ん。まだまだのんびり娘は、そういう思考に至らないみたいですね。