のんびり娘の謎

10円が2個で、、、12円?今日の前の日は、、、前の日?のんびり娘のお答えは、理解できない謎ばかり。さぁ、どうする?

トカゲに負けた・・。

2011-10-31 21:17:16 | 学校や先生について
今年も1年生3クラスのサポートが私の仕事ですが、
勤務先の学校、他の学年でいろいろ起きていて、
関わることも多くなっています。

なかでも。1年生のお隣の2年生のあるクラスでは、
以前から、ちょっと難しいものを抱えていた男の子の行動に
抑えが利かなくなってきました。

担任の先生によると、夏休み明けからはそれこそ
「1秒も勉強していない」
状態なのだそうです。

教室内にいても、プリントもやらなければノートもとらない。
休み時間に外に出れば、教室になかなか戻らないということも
あり、そういう時は教室を開けっ放しにはできない
担任の先生に代わって、探しに行ったりそばにいたりするようにしていました。
最初はね、誰がいなくても教室近くからはあまり離れなかったんです。
そして、戻すのにもそれ程手間はかからなかった。

でも、少しずつ遠くに行くようになってしまって、
戻そうと説得してもなかなか動かなくなって・・・。


今日も、中休みの後外にいるのを発見。
近づいて理由を聞いてみると、
「○○君が、僕を置いて行ったから」
と・・・。

でも、その後担任の先生が迎えに来て、
「その件については○○くんのことも叱ったし
話は終わったんだよね。」
と言ってもやはり帰らず。
ただ外で虫を探してか、ウロウロ。

たまたま学校の近くでご両親がお仕事をしていらして、
(こういった状況については先週末にも話し合い済み)
門越しに優しく諭してくださって、教室に戻る約束を飲み込ませてくださったのだけど、
ご両親の姿が見えなくなると外をうろうろ。
副校長先生が連れ戻そうとすると、逃げ回っちゃう。

結局、私が1時間付き合って、
戻りたくない理由を聞いてみると、
「先生がやだ。」
と、最初とは違う答えが返ってくる。

で、また虫を追う。

説得したり、話を聞いたり、少しの脅しを混ぜてみたり、
気分を変えようと別の話を振ってみたり、
ちょっと離れて観察してみたり、いろいろ試したけど動かない。

ほとほと困っていると、そこへ授業を終えた6年生の先生が通りかかり、
たまたま捕まえたバッタを彼にあげたんです。
すると・・・

あれほど入らないと頑張っていた教室に
自分からどんどん入っていって、皆に見せびらかしてるの。

いやいや、この1時間はなんだったのか・・・。

校外で一人置いておくわけにもいかないから、
それで教室にいられるのならと、
バッタを水槽に入れて教室に置きたいという
彼の気持ちを担任の先生も汲んだのだけど、今度は授業内容構わずに
大声でバッタのことを周りの友達に話しかけたり見せたり、
ちっとも静かに出来なかったんだって。

そしてまた、給食が終わったら教室の外へ。
昼休みが終わって、掃除の時間になっても授業が始まっても返ってこない。
担任の先生の説得も、主任先生の気分そらしも功を奏さず。

放っておいた方が戻ってくるかもと、先生方は教室に帰ったのだけど、
正門方面へ向かう後ろ姿が見えたから、焦って後追いました。
今の彼なら、門開けて出てっちゃいそうだもの。

たまたま郊外から戻ってきた他の先生がちょこっと声掛けて引き留めてくれたけど、
自分のしたいことしかしなくなってるから、引き留める声には耳を貸さないの。
結局、この時間もついて歩くことに・・。
さっきいろいろ試しても駄目だったから、どうしようかなって思ってたら、
今度はトカゲを見つけたのね。
すると、これまでこっちの声を完全に無視していたのも忘れちゃうみたいで
一生懸命、トカゲのことを話してくる。
そしてゲット。
すると今度もまた、くるっと向きを変えて教室へまっすぐ戻るのよ。

私の作戦は、バッタやトカゲに劣るのかぁ!!!!


何かにとらわれると、誰が何と言おうとどう働きかけようと
もう他のことが見えなくなっちゃう子なんだな。
だから、何か別の事に目が向けばそれまでの頑なさがまるっきりなくなっちゃう。
今は、虫やトカゲといった小さな生き物を捕まえるのがマイブームのよう。
捕まえて気持ちがそれれば、教室には戻せるのはわかったわ。


教室に戻す方法は見つけたけれど、毎回生き物がそうタイミングよく見つかるとは限らないぞ。
そして、彼が戻る気になるまで根気よく付き合える人員は今の学校にはいない。
ここが最大の問題。
そして、実は戻った後も。
いったい彼に何をどう学ばせるのかという問題がある。

「捕まえてきた虫の観察でもやらせてあげれば」
とおっしゃったベテラン先生もいらしたけど、
授業中だから、触るのを我慢するとか、
その虫について話すのを辞めておくとかという気持ちが
働かなくなる子だからね。
触り過ぎて虫が死んだり、授業中に他の子に話しかけ続けていたり、
給食の準備中に、その辺りに泥を散乱させたり、
容認しがたいこともいろいろ起るのよ。
それに、担任の先生、諦めない方なんだな。
なんとか彼の学習力や生活力(社会性)をあげようと
頑張っているから、
「彼は特別なんだから放っといてあげれば」
って言われても、そうはできないのよね。
なんとか彼の気持ちを教室に授業に取り戻そうと
悪戦苦闘してる。


だけど、彼の脱走時間はどんどんのびる。
範囲も広がるし、その時気持ちが向いた方に体が動いちゃう子だから、
そのうちに門から外へ出てしまうと思う。
かなり怖い存在だったお父さんとお母さんとの約束も
守ろうとしなくなっているのだから、もう誰の制止も効かない。
手や体を掴まれれば、「引っ張った。暴力だ。」と
あと後まで言い続ける。
たぶん、彼にとってはそうなんだろうね。


いやぁ・・どうしたらいいんだろう。
彼にとって、いい状況ってどうやったら見えてくるんだろうな。





お祭りでの妹ちゃん。

2011-10-31 16:17:40 | 家族のこと(主に妹ちゃん)
昨日のお祭り、妹ちゃんもついでに送り出しました。

本当は「お勉強」するって言っていたのに
(それで、前日テレビを見た!)
のんびり娘が出かけるとなると居ても立ってもいられない。

勉強も結局「やっつけ仕事」になるので意味はないから
一緒に連れて行きました。

のんびり娘が良くわからないと言っていた集合場所を
妹ちゃんが知っているので、二人を先におろして、
私は車を駐車スペースへ。
それから、待ち合わせ場所をのぞきに行き、
皆と合流できているのを確認してから
妹ちゃんを捜しました。

友達と一緒ならしばらくは放っておこうと思ったのですが、
妹ちゃんも誰とも約束なく、一人ぷらぷら。
間が持たないだろうとしばらく一緒にいましたが、
その間も、すれ違う同級生に合流する様子を見せるでもなく
ウロウロしています。

同級生たちも別に無視している様子はないのですが、
女の子たちが固まっているところに、自分から入っていく
勇気が持てないような動きです。

かといって、私と一緒にまわるのも嫌そう。
そんな年頃ね。

でも、夜の境内に一人っきりで置いておくのも気になるから
適当に距離をとって、時々ニアミスという感じで過ごしてました。
2時間近くそうしていたので、そろそろいいだろうと
「どっかでお茶して帰ろうよ。」
と水を向けると、納得した様子でついてくる妹ちゃん。
その道沿いで、同級生の女の子たちが固まって何やら食べてるのに出くわしました。

「○、帰るの?」
と向こうから声をかけてくるチャンスを逃す手はないじゃん。
「みんながいるならまだいれば。」
って、なんとなくその輪の中に押し込んで、
特に出されもせず話に加われたようなのを見届けて、
私だけお茶屋さんにはいりました。
するとそこにはママたちもいて、こちらはこちらでのんびり。

そのうちに、子供たちは荷物を近所のお友達の店に預けて
鬼ごっこ。
小学校6年生の女の子たちが、夕闇の街を
真剣に走って隠れて。楽しそうです。

皆受験はするようで、塾もあるのだけど、
親公認でさぼってきている子も多かったです。

「塾の先生は日曜日もっていうけど、土日まで勉強して頑張ってもねぇ。
そんなに無理して入ったら、中学行ってからきつくなるでしょ。
普通にやって入れるところでいいのよ。」

って、必死にならないお母さんたちが割合多いのがこの学校の魅力かな。


このところずっと「自分は女の子の中で浮いている。嫌がられている。」
と、気にしていた妹ちゃん。
この数時間でそうしたわだかまりは溶けたかな。
それとも、学校と外だとまた違うのかしら。

いずれにしても、自分で思い込んでしまって動かないのは損だって
感じてくれればいいな。
一歩前に出るだけで、楽しい数時間がすごせたじゃない。


と、優しく思う母がいる一方で、
中途半端で投げ出して、遅れた分の宿題をどうしてくれよう
と思う鬼母もいるんだなぁ。
今日の妹ちゃんは、どう動くかしらね。

お祭りでした。

2011-10-30 21:36:34 | 娘の事・謎
今日は、小学校の近くの神社の祭礼。
本当は5月にあったはずですが、自粛。
規模を縮小して今日になりました。

でもね、どこからも声がかからず、
出したメールは戻ってきちゃうのんびり娘。
普段と同じ、「何もない日曜日」になりそうで、
鬼母、正直ちょっとさみしかったのです。

午後3時少し前になって、急に動きがありました。
いつものようにパパの書斎にこもって勉強していたのんびり娘が
風呂場でシャワーを浴び始めました。

出てくると、先日専門学校の見学の時に選んであげた
とっておきの服を出してきてる。

「どうした?連絡あった?」

と尋ねると、
「うん。さっきあったんだけど、消しちゃったみたいでいまみられないの。
「誰から、何時?」
「さっき入ったんだけど15分だって。」

「15分??」
(15時の間違いでした)

で、大慌てで鬼母がメールチェックを入れると、
着信ありの表示が出てるじゃありませんか。
それも2回も。

即、かけ直させて、
「今まだ家。40分にはいけると思う。」
と連絡させて、鬼母も超特急で送って行きました。

車の中で、明日渡すはずの1週間分のお小遣い渡して、
ばさばさになりやすい髪の毛を、女の子らしく少し結わえて、
集合場所近くまで車で送ります。

車を近くの駐車場に入れた後、
ちゃんと合流できたかそっと見にいくと、
いました。男2人女2人、いつものメンバー。
良かったねぇ。


「カラオケ行ってたけど、終わって、
皆で駅まで送ってきてくれたから、これから地下鉄乗るね。」
と電話が来たのは、それから4時間後。
楽しく過ごせたようで何よりでした。


何でもないこんな時間、幸せだね。




テレビの力?

2011-10-29 20:29:55 | 家族のこと(主に妹ちゃん)
相変わらず、のったりくったりの受験生、妹ちゃん。
今日も、お尻叩き役の鬼母とひと悶着ありました。

でも、今は、誘惑を自ら退けて、パパの書斎にこもって
原稿用紙に鉛筆を走らせています。

後30分で、「妖怪人間べム」が始まるからね。
(鬼母、やると言ったことをやらずに済ませてテレビを見せるなんていう
優しい親じゃないもので・・)

いつになく真剣なまなざし、
スピード感のある鉛筆の動き、
さらさらと流れるような紙ずれの音
そして、見る間に埋まっていく原稿用紙。

こういう時の妹ちゃんは、実に「賢そう」なお顔です。
これもテレビのおかげ(?)かな。

さてさて、最後まで誘惑にかられることなく仕上げられますでしょうかね。

子供にとって。

2011-10-29 15:47:40 | 母の作戦、考え
どんな家庭であっても、そこに生まれて育った子供にとっては、
そこしか「家庭」のモデルがないんだよね。

外から眺めていたら、
「そんな家、出ちゃいなよ。」
と思える場合だって、
その子にとっては、大切な物や瞬間が
いっぱい詰まった家なんだよね。

時にひどく手をあげる親だって、一緒にご飯を食べる時には
優しいかもしれない。
時に顔を踏みつけてひどい言葉で脅かす親だって、
一緒に遊園地につっれてくれる時には優しい笑顔で
手をつないでくれるかもしれない。


そこから引き離して、そのあとに用意されている場所が
その子にとって幸せと感じられる場所になるのか。
そんな保証は誰ができるの。

でも、親の感情起伏が激しかったりで、
その子がその家庭にい続けることで、
精神的に大きなダメージを追ってしまうことが危惧される時、
周囲の大人はどうしたらいいんだろうね。


あとの残るような怪我をさせないよう、外部の介入で
気持ちに歯止めをかけることはできるかもしれないけど、
心をえぐる脅し言葉は止められないように思う。


それでも家にいたいという子供を、どう救えばいいんだろう。
「親を救う」にしても、「救われたい」と感じない親はどう動かすの。


学校を休ませない。緊急事態に陥らないように
親とも関わり続ける。
それはできるけど、緊急事態じゃなくても
心は追いつめられる場合があるよね。


社会の一員として子供を皆で育てるということは
こういう子供をどうしてあげることを言うのだろう。



塾配布の雑誌。

2011-10-29 14:01:40 | 母の作戦、考え
他の進学塾でもそうなのかな。
月に一度位、立派な雑誌を持ち帰ってくる。
(正直、こうした広報費を削って安くしてくれればいいのにと思うけちな鬼母)

立派な雑誌には、とても素敵な記事もある。
受験生の子供や親のモチベーションをあげるのに
非常に役立つ記事も、さりげなく配されている。

そして、その塾に通う優秀なお子さんの毎日も紹介されている。

今日、私が開いて読んだところには、小学校3年生の女の子と
そのお父さんの話が載っていた。

「苦手教科を作らないように工夫して勉強しているようです。」
とお父さん。
お勉強は、自分の部屋でするのだそうだが、これにも
「最初はやるのか心配だったのですが、
ちゃんとやっているので任せてます」
ってさ。

3年生で、そこまで自己コントロールできるのなら、
どんな学校に行っても大丈夫だろうに・・・
なぁんて、ふと思っちゃう。

スケヂュール見たら、1日2時間半は確実に勉強してる。
塾のある日はそれ以上。

3年生の時の妹ちゃんって…家で勉強なんてしてたっけ???

友達と取っ組み合って、鬼母がロールケーキを持って謝りに行ったのが
3年生だったような・・・。

いやはや、やっぱり妹ちゃんは中学受験向きじゃないのかもね。

大学入試でさえ「勉強なし」で済ませた鬼母の娘じゃ仕方ないか。

ポーの一族

2011-10-27 23:48:55 | 家族のこと(主に妹ちゃん)
思惑通り、妹ちゃんはまったようです。

はまり過ぎて、深夜まで隠れて読みふけっていたので
(気に行った本は、何度も繰り返して読むのが妹ちゃんの習性です)、
鬼母に雷落とされました。

「明日、ちゃんと起きられなかったら、朝、2巻出さないよ!」


体内時計はしっかり「子ども」の妹ちゃん。
案の定、今朝はぐずりがひどく、
結局、2巻は出してあげられませんでした。

残念ね。

怒り方。叱り方。

2011-10-27 08:04:51 | 先生方に②参考になれば
勤務先の学校の6年生の先生。

かまって欲しいチャンのあれやこれやに手を焼いて、
それを止めるために、校長室での指導を良くされます。

職員室にいると、どんなふうに説得しているのかが
聞こえてくるのですが、

「こんなんじゃ、宿泊学習に連れていけないな。」
とか、
「もう1度やったら、親に来てもらわなきゃいけない。」
とか、
「これが最後のチャンスだぞ。今度は・・・」
とか。

なんというか、「最終手段」を繰り出し続けてる感じがするのです。

これが効き目を表せばそれはそれでいいのですが、
このかまってチャンは6年生。しかも結構頭はいい。

結果、
「どうせ出来ないだろう」
と、また同じことを繰り返す。

そして、やっぱり「どうせできない」わけで、
さらなる「脅し」を考える先生と、かまってチャンとの間で
いたちごっこが繰り広げられるのです。


そうしたペナルティのいくつかは、
「実現しない」ことでしか効果を持たないから、
一度親を呼んでしまえば、もう子供の方に
「恐怖感」はなくなってしまって、その手が使えなくなるの。


親としての私もついやってしまって、あとで
「こんなはずじゃなかった」
と後悔することの多い「脅し」。
学校の先生たちは、よほどよく考えて効果的に使ってくれないと、
他の子たちまで、「どうせやらないよ」とか「大したことないじゃん」
って学習しちゃいますよ。



「言ったことはやる。」
「出来ないことは言わない。」


教師と生徒というのじゃなくて、人として
あくまでも、嘘のない気持ちで真剣に向き合っていかないと
伝わらないって思うんです。




妹ちゃんらしい珍回答

2011-10-24 23:09:57 | 家族のこと(主に妹ちゃん)
漢字検定、このところの合格点は155が続いているようです。
受かってるといいなぁ・・・。

と、ハラハラと見守ってきた母がいるというのに、妹ちゃんったら
どうも本番では今一つ真剣さにかけたようです。

最後の問題、こんな珍回答をしていました。

(はくひょう)をふむ思いだった。
の回答欄に、

白猫(はくびょう?)をふむ思いだった

と書いたらしい・・・


「なにこれ?」って聞いたら、
「いや・・・わからなかったんだけど、こうだったら怖いよなって思ってさ・・」
って、遊んでんじゃん!!!

残り時間目いっぱい使って考えれば、前後の文脈から
「薄氷」が思いつけない子じゃないのよ。


本人的には「楽勝」だと思ったから、
「こんな珍回答も面白いな」って思って、
そのままにしておいたのが見え見え。

こういうことするから、ギリギリになるのにさ。プンプン。


30日後にはネットで結果がわかります。
それまでは、「合格してる」と思うことにしました。
だって、考えても仕方ないんだもの。

落ちてたら、その時すぐに次の手を打ちますけど、
今はね。
合格していて、特別枠で申し込んで、面接で300点満点近い
点数を獲得して、合格する。

という、鬼母の「妄想」に近い「理想」に向けて作戦練ってます。


だって、「一般試験」の方がずっとリスクの高い妹ちゃんなんだもの。
どんなに綿密に積み上げても(それがそもそも無理か・・)
本番で何かをおもしろがったら、何やらかすかわからん。



妹ちゃんは逞しいからね。
「そこでなきゃ居場所がない」というようなことには
ならないんだから、最後まで我が家らしく、スリリングで
面白い受験もいいんじゃない。

と、開き直るしかない鬼母です。






専門学校のお祭り。

2011-10-23 23:06:13 | 進路の事
のんびり娘の方は、午後に専門学校のお祭りがあり、
招待状をいただいていたので行ってきました。

たまたま、漢検の受験会場と専門学校が近かったので、
家族全員で大移動。
会場では、「高2ツアー」をしてくれる専門学校の
生徒さんにのんびり娘をお預けし、別行動となりました。

パパと妹ちゃんはこの学校初めて、
どんな感想を持つのかと、なぜかちょっとはらはらしながら
周りましたが、二人とも印象は良かったようです。
パパは、
「楽しそうだよね。学生は、なんだか優しそうな人が多いよ。」
と、そういうところを見ていたみたいです。

各階を回っていくうちに、ばったり「ツアー」ののんびり娘に出会いましたが、
柔らかい表情で楽しんでいる様子でした。

「あいつ、こっちに寄ってこなかったよな。」
「うん。ていうことは大丈夫なのかな。」
と、夫婦の会話。

のんびり娘は、友達といても、自分の話などに自信がなくなると
親の私たちの方にすり寄ってきたりするのですが、
それがなかったということは、その場になじめているということなんでしょう。

ちょっと安心して後ろ姿を見送りました。

そして、終了後、
見送っていただきながら会場から出てきたのんびり娘の表情は
とても柔らかく、楽しかった話をいっぱいしてくれました。

説明してくれた案内係の男の人も、別の女性スタッフも、
優しく話しかけてくれて嬉しかったこと。

待っている時間に、お友達が出来そうになったこと。

女装して、メイド服を着ている男の人の
すね毛が濃くて吹き出しそうになって困ったこと。

一緒に案内されていた穏やかそうな男の子は、
高校生ではなくて大学生だったこと。

この人と案内役の二人ともが、穏やかで
焦らせない人なので、最初は緊張していたけど
だんだん緊張しなくなったこと。

たくさん話して、
「こういう人たちとなら一緒に勉強とかいろいろしたいと思った。ここに行く。」


ありがたいねぇ。のんびり娘自身が自分で判断して行くことで、
鬼母の迷いが一つずつ減っていく。


6月の面接突破。
のんびり娘にはそれさえも楽な課題だとは思わないけど、
どうやらここの方々は、鬼母よりもむしろのんびり娘をリラックスさせてくれるみたいだから、
それを受けて、彼女の話し方も柔らかくて感じが良くなっていくね。

あと1年ちょっと、高校で学び、
それから3年、この学校で資格取得のための勉強と人付き合いを学んでいく。
そんなのんびり娘が心に描けたから、今日はとても疲れたけど、良い一日でした。