のんびり娘の謎

10円が2個で、、、12円?今日の前の日は、、、前の日?のんびり娘のお答えは、理解できない謎ばかり。さぁ、どうする?

一人を大切にしないと・・・

2011-09-28 23:04:17 | 先生方に②参考になれば
昨年度の後半、5年生のある生徒が先生に反発して
色々と悪さをしました。
最後の1カ月、担任の先生は学校を休みました。
4年生は、それより前の学芸会直前に、担任が休職し、
講師の先生がかわりにクラスを任されました。

年度替わりの異動では、例年になくたくさんの先生が異動や退職をされ
新しい先生方が入ってくることになりました。
そんなこんなで、今年度は持ちあがりクラスが殆どないほどの
担任シャッフルとなったのです。

前の校長先生(やはり異動しました)は、
「色々考えて、最善の布陣を敷いたつもりです。
新しくやってこられる先生も、経験が豊富で
生徒指導に力のある先生ですので、よろしく。」
と、いい置いて行かれたのですが、あにはからんや。
新しくいらしたそれなりにベテランの先生のクラスで
あちこち問題噴出です。

4月の段階で、私の気持ちに引っかかっていたことが二つありました。

一つは、中学年の女性の主任先生が私に、
「そのお仕事ってどう?いくらぐらいもらえるの?」
と聞いてきたこと。
なんでも、お知り合いの先生が退職して、別の区で同じような講師をしているけれど
かなりいい時給なのだそうで、『条件が良ければそういう仕事にしたい』
というニュアンスで聞いてきました。

4月です。
新しい学校で、これから1年子供たちを育てていこうとする時期に、
『そっちの方が楽そう』という趣旨で話される先生に違和感を持ちました。
そして間もなく、あちこちに綻びが・・。
クラスはいつもざわついていて、この2カ月ほどは女子数名の
陰湿な行動に振り回されています。

いじめられる方の子も、いじめる方の子も、
『先生は最後まで話を聞いてくれない』
という点では同じようで、夏休み明けからは、
副校長先生が直接、その子たちの訴えを根気よく聞いています。
でも、問題行動は収まらず・・
金曜日には、緊急の学年保護者会が開かれることになりました。


高学年の主任先生は男性。やはり4月にやってこられました。
職員室で、同じ学年の3人の担任が初打ち合わせをしているとき、
この先生は、
「僕はね、問題を起こす子に関わり過ぎないんだ。
ちゃんとやらない一人の子に関わって、ちゃんとやっている他の
30人を放りだすのはおかしいと思うんだよね。
その子たちの学習する権利を奪うことになっちゃうから。
僕は、ちゃんとやっている30人を大事にするよ。
振り回されちゃ駄目なんだよ。」
と、若い先生に話してました。

5月。熱の入るはずの運動会の練習に
参加していない男子が数名。
見つけると、牧羊犬よろしく、私は群れに追い込むのですが、
肝心の担任の先生は、迎えるでもなく、振り向くでもなく、
淡々と授業を進めるだけなので、またすぐにフラフラと
「勝手に見学」を始めてしまいます。

家庭の事情も絡んで、少々自暴自棄になっている男の子は、
「構って欲しい」サインなのか、
授業中に教室を抜け出して徘徊し、トイレにこもったり
会議室などに隠れたりするようになりました。

気がつけば、私も他の手の空いている先生も、
捕まえて教室に戻していたのですけれど、
繰り返すにつれて、やることが少しずつエスカレートしていき、
学校の備品を壊したり、トイレのドアを内側から施錠したまま
窓から出ていったり・・・・。
他のクラスの同じような傾向の子を誘って、二人で
行動するので、余計大変になりました。

以前4年生で同じようなことが起きましたが、
その時は、子供が抜けだしたらすぐに職員室に電話があり、
私や、手の空いている先生たちが、その都度探して
連れ帰ったり、別室で話を聞いたりしていました。
教室横の廊下を通れば、授業中の先生たちも
すぐに呼びとめて身柄を確保したものです。

でも。今回の学年の先生方は、
慣れっこになってしまったのか、
抜け出したことを騒いでくれないのです。
高学年ですから、頭も回り、体も大きく、
上述のように、トイレの窓から裏庭に出て
外を移動するので、教室にいる私たちが
気がつかないことも多いです。
もしも、危険な行動をしても誰も気がつかないような
今の状況は、学校としてとてもおかしいし
リスクの高いことだと思うのに・・。


「構って欲しい」サインを出す子たちは、めんどくさいです。
いくら関わっても、注意しても、問題行動が
すぐに収まるわけでもありません。
でも、そのめんどくささに、大人が正面切って向かい合ってくれることで、
救われる部分もある。
今、素直になれなくても、そんな自分にちゃんとか関わろうとしている
というメッセージを伝えることは、意味のあることだと私は思います。

一見、正論のように見える
「ちゃんとやらない一人の子に関わって、ちゃんとやっている他の
30人を放りだすのはおかしいと思うんだよね。
その子たちの学習する権利を奪うことになっちゃうから」は、
メンドクサイ子供に関わらなくてよいとする「言い訳」のように私には聞こえます。
30人の他の子たちにちゃんと学習させながら、
問題行動を起こす一人と向き合っていくことだってできるのです。
これまでいらした先生方の多くがそうしてこられました。

その工夫をせず、簡単に一人を切り捨てるやり方は、
クラスの子供たち全体に、自分勝手な空気を蔓延させます。
そして、結局はクラス運営も難しくなるのです。





ふと思い出す言葉。

2011-09-26 23:31:11 | 母の作戦、考え
のんびり娘の次の進路を考える時期だからからなのか、
最近、頭の中にふと浮かぶフレーズがあります



のんびり娘が中学に入った時、中学の入試担当の先生が仰った言葉。
「私たち、学校は入学試験でみなさんを選びました。
でも、一方的に選んでいるんじゃないんです。
皆さんも、私たちのこの学校を選んだんです。」

それまでね、心のどこかに
「入れていただく」
という気持ちがあったんですよ。
のんびりチャンだし、点数ギリギリだしね。

でも、この先生の言葉(それに付随する表情、声の力からも)で、
「そうだ。私たちもこの学校を選んでいるんだ。
そして、のんびり娘もこの学校に選ばれたんだ。」
って、なんて言ったらいいんでしょうね、
どちらが上でも下でもない、
互いに対等な立場で選択しあった結果なんだと、
心のどこかにあった「卑屈な気持ち」が消えました。
同時に、「選んだ責任」もやはり先生方と同様に強く感じました。

「選ばれること」ばかり考えて、迷路にはまりこむような選択はすまいと、
そう自分に言い聞かせます。
もちろん、『無謀』な賭けはしませんけれど・・。


次の選択には、のんびり娘自身の「選ぶ気持ち」がより強く反映されるでしょう。
胸を張って「選んだ」場所に、どうか選ばれますように。

先生がかわると・・・

2011-09-26 23:08:17 | 学校や先生について
勤務先の小学校も、妹ちゃんの通う小学校も
どちらも公立。先生方は、数年で転勤されていきます。

今日の妹ちゃんとの会話。
「何だか、運動会が年々つまらなくなってくる気がする。」

おととしまでは、応援歌が「替え歌」で、チアリーダーのようなポンポンが
あったりしましたが、去年、「替え歌」がなくなり、今年は
ポンポンがなくなったそう。
また、妹ちゃんの学校独自だと思いますが、
次の競技の予告を、一輪車や竹馬に乗った、
サンドイッチマンのような子供たちがする、
というのも、競技進行の関係で、時間が短くされてしまうのだそうです。

親の私からも、
「PTAの諸注意がどんどん細かくなってるよ。」
と、愚痴。
大人なんだから、お互いに状況を見て譲り合って行動しましょう。
で済んでいたことが、どんどん明文化されて、細かい決まりが作られて、
大雑把な私や妹ちゃんには、ちょっとね・・。

学校の校舎が変わっちゃうわけじゃないから、こういう変化は
「人」によるものですよね。

妹ちゃんの学校では、7年、8年と長く勤務されていた
図工と音楽の名物先生二人がこの春同時に転出されたのが痛い感じです。
どちらの先生も、子供が真剣に何かに取り組むのが大好きで、
どちらの先生も、子供と一緒に面白がったり感動したりする方で、
たぶん、子供たちだけではなくて、職員室の先生方も
楽しく巻き込んで学校行事をリードされていたんじゃないかなって思うんです。

今いらっしゃる先生方だって、良い方々ばかりなのですけど、
なんというか、「エネルギー」とか「熱さ」とかを
ストレートに伝える方は減った気がします。
「ちゃんと」やっては下さるけれど、
「楽しむ」という点では、ちょっと弱い感じ。

妹ちゃんの学年は、「楽しむ」天才が揃っているから、
今の状況は、どの子にもちょっと物足りないだろうなって思います。


一方で勤務校ですが、
春から夏休み前までにかけて、
「たった3ヶ月で、こんなになっちゃうの!!」
と、驚かされることがあちこちのクラスでおこっていました。

低学年は落ち着いているのですけど、中学年から高学年が
あちこちではじけてます。

先生がかわる。
それだけで、大きく学校は変わるものですね。

担任の先生の評価

2011-09-26 01:16:22 | 進路の事
先日、のんびり娘の学校の保護者会があり
出席してきました。

来年度の選択授業のことなどで、
少し質問がしたかったので、
帰り際、担任の先生とお話ししました。

その折、進路のことについて、
今考えている方向を話したところ、

「うーん。まぁ、オープンスクールに行って、
彼女がその学校の人にどう思われるかですよね・・」

と、なんだか・・・なコメント。

大学ではなくて面接だけの専門学校にしたのだから、

「あぁ、それは良かったですね。
お勉強の方は大変だと思いますから、
そういった方向の方が良いと思いますよ。
後は、面接を頑張らないと、
学校でも気をつけて機会を作りましょうね。」

位のコメントを期待していた私には、きつい反応でした。

専門学校でも、面接しか試験になくても、

「向こうの先生方が、やっていけると見るかどうかですよねぇ・・・」
という位の存在なんだなと、突き付けられたようでね。

確かに、専門学校だって、「教える」わけだから、
「受け取る」力がない人間をとっても仕方がないし、
「受け取る力がない人間」をとったおかげで、
就職率100パーセントを切っては困るだろうし、
担任の先生も、そういうことを考えて
「うーん。」
といった表情をされたんだろうけれど、
でもね、それは「学校」側からの物の考え方なんだよね。

ちょっと気持ちが落ちた私は、学校を出てすぐ義母に電話したのだけど、
「もし落ちても、他に行くところはきっとあるよ」
と励ましてくれる義母に、
「いえ、先生がなんと言おうと、私がそこでいいって思ったのですから入れます!」
って、宣言してました。

そう、「学校」という場所で、「先生」が客観的に
感じる評価だって大切だと思うからこんなに頑張っているのだけれど、
それでも、それはのんびり娘を、ある一面から捉えたもの。
だから、先生の評価、学校の評価を、あたかも社会すべての評価と
同じように捉えるのは違うと思うのね。

今日の担任の先生の不安そうな表情は、情報としてしっかり心に刻むけれど、
それだからと言って、自分で見てきて感じた「ここでいい!」を曲げるのは
違うように思う。

先生が不安に思う部分は、それはのんびり娘の課題として捉えよう。
「面接」はのんびり娘にとっては難しいということはわかっているのだから、
ボヤボヤしてないで、どんどん練習の場面を作っていこう。

3年生の選択科目では、机にしがみつく種類の勉強を少し減らすように持って行って、
出来るだけ、人と遊ぶ時間を作らせていこう。

そんなことを考えました。







息抜き

2011-09-23 19:48:30 | 1年算数
携帯からです。

通知表での赤点を救うために、3連休もひたすら机に向うことになるのんびり娘と、一応受験生の妹ちゃんの息抜きに、夕方から、近くの複合商業施設(ショッピングモールね)で、映画鑑賞。

昔の映画館と違って、時間があいさえすれば、それぞれが別の映画を楽しめる、今のシネコン(?)って本当に便利。

のんびり娘はスパイキッズ、妹ちゃんはスマーフ(吹き替え目当てか?)、そして私はお買い物。

映画鑑賞を終えて、のんびり娘が被服の授業で使うパジャマの生地を買って、そしてこれからフ―ドコートで夕食。

これも、それぞれが別の店のメニューを選べるから有り難い。

こうやって、
だいたい一緒にいるけれど、それぞれの好みが生かせる場所っていいな。

友達がいるということ。

2011-09-22 23:43:08 | 娘の事・謎
期末テストは、4教科撃沈。
早速、フォローの提出物作りを始めている
のんびり娘なのであります。

教科書写しとか、テスト問題全写しプラス正答とか、
それぞれの先生が、通知表での赤点を救うために
出してくる課題は、個別に呼ばれて伝えられます。

のんびり娘、今日は「英語(R)」の
4課分の教科書まる写し×3回を始めてました。
そして、夜になると、

「Hさん、今日は先に家庭科の先生のところに行ったから、
英語、聞いてないかもしれない。
英語の先生早く帰っちゃうから、間に合わなかったとおもう。
月曜に出さないと、自宅学習日に呼び出されて、
これよりもっと大変な課題を出すって先生言ってたから
教えてあげなきゃ。」

と言いだして、一生懸命Hさんにメールしてました。

「月曜日まで・・・月曜日って何日だっけ?」
と、カレンダーを見に行き、
「にじゅうろくにちだ。」
と、日付を入れようとする辺り、
すごく進歩したなぁって思います。

自分のことだと、鬼母任せなのか何なのか、
日付を確認することさえなかったりするのに、
お友達のためだと、より正確に、よりしっかりと
伝えようと努力するのね。

と、嬉しい気持ちになった鬼母の耳に、

「えーっと、ろくじゅうににちだったよね。」
と、のんびり娘の声が飛び込んできました。

おーーい!9月62日なんて聞いたことないぞ!!!

と、「想い」はともかく、まだまだやっぱり
のんびり娘はのんびり娘なのであります。


人間って不思議だよね。

2011-09-21 23:11:10 | 家族のこと(主に妹ちゃん)
と、今日妹ちゃんが言いました。

「例えば、今喋っていることは、脳で考えたことそのままなのか。
途中で変化したりしてるのか。考えてると、最初は面白いんだけど
だんだん怖くなってくる。」

そういうこと、思う時期に入ってきてるのね。

「鏡でみている自分の顔って、他の人が見ているのと同じなのかな。
他の人には違うように見えているんじゃないかな。
って、ママも子供の頃考えてたよ。」

と言うと、
「うんうん。そういう感じすることある。」
と、妹ちゃん。

こんな話、できるようになってきたんだなぁ。


今度はお裁縫。

2011-09-21 07:42:59 | 高校生のお勉強
のんびり娘の期末テストは今日でおしまい。
明日も実力テストがあるのですが、
これはもう「実力」でうけていただくしかないかと・・・。

そんな中、今期中に仕上げないと点数がつかない
被服製作の「スカート」を、ついに持ち帰ってきました。
試験期間中に・・・(汗)。

他のお子さんに比べて、格段に遅れてるんですよね。
で、試験期間中の金曜日に、11時頃から6時頃までかかって
補習してもらって縫い進めたはずなんですけど、
それでも、ベルトと裾のまつり縫いが丸々残ってました。

更に、ファスナーの長さが足りない。
ベルトをつけたときの縫い目が、端の方で
しるしからずれている。
そのため、ベルトの端同士がピッタリ合わず
7ミリぐらいずれている。

という症状がありまして・・・

普段は持ち帰りをさせず、学校で仕上げさせる方針の
家庭科の先生もきっと、
「このままでは間に合わない・・・」
と、特例で持たせたんでしょうね。

ファスナーは新しいものに取り換え、
長さは修正し、
まつり縫いとか、ホックつけとか、
この辺は、コツなど含めて伝授して、
ある程度縫わせて、やり方を身につけさせてから、
請負ましたわ。だって、試験期間中に何日もかけられませんもの。

仕上げの部分はのんびり娘にやらせて、
昨夜仕上がったと思ったら、
「ママ、ファスナーの付け方ちょっと違うと思う・・・。」
って。

製作法の説明書き見たら、確かにちょっと違ってました。

「もういいよ。それでだす。」
というのんびり娘。
(この辺り、判断できるようになったのはちょっと嬉しい。)

この部分、確認せずにさっさと取り換えちゃったのは鬼母のミスなので、
やり直すことにしました。
テストフォローが終わったと思ったら、今度はミシンがけですわ。

相変わらず、時間と手間がかかりますが、
それでもね、随分としっかりしたものが作れているなと思います。
縫い目も、中学の時に比べるとかなり曲がらなくなりました。

教わったことは、うまく出来ないまでも理解してきていますし、
こういうのも、やっぱり「慣れ」が大きいなと思います。

次は、ドレスかエプロンかだそうですけど、
この際、ドレスにでもチャレンジしてくればいいなと思います。

ただし・・早め早めに持ち帰ってくれ!!
テスト勉強と並行はきつすぎるよ。





ひと山越えれば・・・

2011-09-19 22:29:20 | 母の作戦、考え
のんびり娘のサポートは山を越えました。
明日3教科、明後日1教科で、てすとは終わります。

週末、1ヶ月ぶりに帰ってきたパパと、
進学先候補の専門学校について話をしました。
親としては、そこを第一志望にしたいと
気持ちも固まりました。

「面接」に、不安もありますけれど、
狙っているAO入試では、8月に合格が決まります。
そうなると、親子とも精神的に随分楽になるように思えます。

さて、一方で頭を悩ませているのが妹ちゃんのこと。
鬼母が、のんびりねーさんに付きっきりなのを良いことに、
まったく勉強しようとしない。
注意したり促したりすると、逆切れまでするあり様で・・・。

「だったら、受験なんかやめてしまえ!」
と、パパからも言われ、結局
「やる。」
と宣言した妹ちゃん。

「やめる」って言えば楽になるのに、なんでだろ???

気が散りやすい子だからね、
「やる!」と、「心を入れ替えた」ところで、
すぐに順調に動き出すはずもないから、
2月まで、鬼母の叱咤激励&並走が必要になるのは目に見えていて・・・
う~ん。面倒。

親が何も言わなくても、自分で計画立てて自分でどんどん「お勉強」
するような、そんなお子だったら楽なのになぁ・・・。




泣き言です。

2011-09-15 23:57:01 | 母の作戦、考え
コメントのお返事もまだなのに、愚痴だけ書きに来てごめんなさい。
吐きださないとやってられない・・・。

いつもながら、鬼母の対策プリントは、実に完璧に各教科のつぼを押さえてます。
が・・・肝心ののんびり娘は、やっぱりその壺をうまくとらえないんですね。

英語のリーダーならば、「日本語訳」にポイントを置かないと点数につながらないのに、
私が用意したプリントの「日本語訳」の部分だけ抜いて取り組んでいたりするのです。
理由は、「長い文章を書くのが大変そうだったから」。

それはまた、「言葉を丸覚えで解答しようとする」
という習慣が抜けきれないからすることでもあります。

のんびり娘、負荷をかけると結構英語も読むんです。
しつこい学校ですから、もの凄く繰り返して「読む」ということをさせていて、
で、その結果がちゃんと出ているんですね。
そして、「読む」つまり「音声化」ができると、その単語のおおよその意味も
わかるものが多いんです。

ですから、長文訳でも、
最初に鬼母の訳を読んで大筋を掴み、
忘れちゃったところを、単語を一つチェックしていくことで埋める。
というやり方をしさえすれば、効率よく入るはずなんです。

なのにね、いつまでたってもそのようなやり方をせず、
ただ、頭の中に入れたもので勝負しようとするの。

高校2年の英語ともなると、文章長いですから。
覚えきるのが面倒で、また、それを書くのも面倒で、
それで冒頭に挙げたような、「手抜き」になるんですね。


今日、持ち帰った英語のテスト。
本人は、
「難しかった。まずい・・・」
と言うけれど、「日本語訳」または「説明せよ」と言う部分は
全部山当ててあるところ。
普通は、
「おかげで出来たよ」でしょうに・・・。

そして、家庭科。
彼女の言う「範囲」の勉強はこれもプリントを何枚も
コピーしてやらせたけど、
そもそも「試験範囲」のつかみが甘くて、
持ち帰ってきたテストの内容の半分は、鬼母把握外。

わかっていさえすれば、選択問題だから
結構点がとれるのに、なんていうもったいないことをしたんだろうね。
これもまた泣きたくなるよ。


そして、明日は生物と世界史。

世界史は、担当の先生がちょっと「おまけ」で、
毎週自分で取り組むようにと配ってくれる、『新聞』の内容のまとめを
事前に用意して暗記して書けば10点足してくれるの。

前回は、これで赤点をまぬかれたから、今回も
それでなんとかって思ってたら、
なんと、のんびり娘、この新聞プリントを全て学校に置いてきてしまって
用意ができない。

10点足せるかどうかは、のんびり娘にはとても大きいのに、
ここで加点が見込めないなんて、本当に苦しい。

私なら、こういうときは、完璧に用意ができるまで
とてもじゃないけど眠れないけど、
のんびり娘は、10時過ぎたら時計をちらちら。
早く寝ないといけない・・っていう気持ちの方が強いんだよね。


世界史のプリントのことも、
家庭科の範囲のことも、
英語の「抜かしてしまった」勉強のところも、
のんびり娘に、「目的」とそこに至るまでの「効率的動き」
に関する意識や、判断力が欠けているから。

必死で支えはしますけど、
鬼母として必死になればなるほど、イライラが増えるのです。

そこへね、「お勉強嫌い」で「心を入れ替える」必要のある
「受験生」の妹ちゃんが絡んできたりすると・・・
あぁ、もうめんどくさいわ!!!

と、これだけ吐きだして、
結局、また明日の準備に入るんだな。

世界史のプリントも、1枚でもコピーでもいいから
どこ何残っていないか探して、もし見つかったら
明日までに何とか10点もらえる画策をしたいと考えてしまう自分。

そして、明日のんびり娘がかえってきたら
すぐに、次のテストの準備にかかれるように
大量のプリントと、その回答を準備するんだよね。

これも私の性分。
やらない選択があるのはもちろんわかっているけれど、
やらない後悔よりは、やってみる方が残らないから
まぁ、仕方ない。

後少し。この3連休に悔いを残さないようにやってきます。

このような、上がったり下がったりの精神状態が
落ち着いたら、必ずお返事コメント書きます。
すみません。