のんびり娘の謎

10円が2個で、、、12円?今日の前の日は、、、前の日?のんびり娘のお答えは、理解できない謎ばかり。さぁ、どうする?

根本的解決までの道のり。

2012-03-31 06:50:58 | 娘の事・謎
先日書いた、のんびり娘の課題。

自分の気持ちを最優先しないで、周りの人に与える
影響を考える。

これ、話したことの一部は理解し、自分で考えるようになってきたと思います。

でも、その理解がまだ中途半端なんですね。

例あげますね。

昨日、またもや妹ちゃんと喧嘩。
狭いコタツの中で、体が当たった、当たらない
というのがその原因なのですが、
最初から「不機嫌喧嘩モード」だったのんびり娘に、

何が起きたのか、周りで見ているとわからないから、
あなたが急につっかかっているように見えるよ。
そういう時はまず
「当たってるよ。どけてね。」
って普通にいってから、
それでもどけなきゃ喧嘩した方がいいんだよ。
そうでないと、あなたが悪者に見えちゃう。

と、そのような指導をしたところ、
「いいもん。」
と、ブスッ。

で、席を立って、やっていたプリントを持って別室へ。

彼女にしてみると、
「これ以上、周囲に不機嫌を巻き散らかさないように
自分が別のところに行けばいい。」
という思いと、
「離れて時間をかければ、気持ちが切り替えられる。イライラしたままここにいると
また喧嘩になる。」
という思いなので、この行動は「正当」であり、
本人的には「文句を言われる筋合いではない!」こと。

でも、鬼母には「文句」があるのです。

同じことを、先日義父母宅でもやったけど、
何も言わず、プンプンした表情で別室に移動するということは
それだけで、周囲の人に余計な気を使わせる行動です。
彼女の中では分かっていても、周囲の人間には
彼女が誰に対して、何に対して怒っているかがわからないから、
「自分が何かしたか?なんで怒ってるんだろう?」
という不安がまき散らされる。

そこまで理解して、自分の感情をコントロールしたり、
周囲に理解してもらえるような「言葉」を発したり
出来るようになって欲しい。いやさせる(笑)


もともと、優しさや思いやりは持っている子だから、
「おじいちゃんやおばあちゃんが心配な気持ちになるよ」
とか、
「悲しい気持ちに人をさせちゃうよ」
とか、
その辺りに気付かせていくところから入っていこうかな。

もう一歩。もうひと段上の思いやりを、気配りを。
気づいていて、それでも人に不快な思いをさせる方を選ぶのなら
仕様がないけど、気付かずにってしまっていることだから、
気づかせることで、彼女の考えや行動がかわっていくことを期待してみよう。







お祖母ちゃんの気持ち。

2012-03-29 22:06:15 | 家族のこと(主に妹ちゃん)
妹ちゃんの進学先が、義母には不満。
ストレートな人だから、それがきっちり伝わってくる。

「妹ちゃんは大学まであるような学校に入ると思っていた(有名校ってことね)」
「正直残念。」

わからなくはないのよ。
小さい頃から、反応の良かった妹ちゃん。
どんなにいい学校に行ってくれるかと思ったら、のんびりチャンと同じ。
のんびり娘の進学先としては、喜んでくださったけど、
妹ちゃんが行くところではないと、そんな風に思われているんですよね。

進学先の入学時の偏差値評価は低いから、
「他に行くところがなくて・・・」
と、他の人たちに思われるのが嫌なんだと思う。
それが、義母なりの妹ちゃんに対する愛情なんだと思う。

私だって、そうした外部評価を気にしないわけではなかった。
そのような評価をする人の言葉が耳に入った時、
妹ちゃんがどのように反応するか考えないわけにはいかなかったから。

でも、それでも私達夫婦は、この学校が妹ちゃんにいいと思ったんだ。
一応、入れそうな私立はいくつか調べてはみたけれど
この学校という選択肢があるのに、他の私立を受験する気にはなれなかった。

その選択が正解だったのかどうか、わかるのは3年後か6年後か。

お祖母ちゃんが、納得してくれる結果になるといいな。
妹ちゃん、頼むわね。





課題・・・妹ちゃんに抜かれたかも・・。

2012-03-29 20:29:53 | 娘の事・謎
のんびり娘の課題。英語でいう3人称の人間への配慮が足りないこと。

1人称の自分の気持ちが最優先で、2人称の相手との関わりまでしか意識がいかない。

事象で具体的に書いてみるとこういうこと。

食事中、ご勝手娘の妹ちゃんの行動が気になる。
お姉ちゃんらしく注意する。
妹ちゃんが無視、または反抗する。
それに対して腹を立ててしつこく怒る。
ビシッと言い返して辞めようとする妹ちゃんに対し、
過去のあれやこれやまで思いだして、ずっとしつこく腹を立てる。
いい加減うっとうしくなった鬼母にストップをかけられると、
その後しばらく下を向いてブツブツと不機嫌オーラを出し続ける。

これが家の中だけでの事なら、どこの家庭でも割合あることだと思う。

でも、のんびり娘は外でもこれをやってしまうのだ。

毎年参加させているスキー合宿。
私は参加しないけれど、他のお母さん達から情報は入ってくる。

昨年までは、のんびり娘と妹ちゃんはセット、つまり同等レベルで
姉妹げんかをしていると思われていた。
今年は、つっかっかてるおねーちゃんを、妹がうまくかわしていると思われていた。
抜かれた・・・・。


先日義父母宅に、姉妹二人でお泊まりさせた時も、
やはり、のんびり娘の気遣いのなさを、妹ちゃんが止める場面が何度か・・・。


家では、妹ちゃんの方がずっといい加減。
洋服は脱ぎっぱなし、食器の片付けどころか、
嫌いなものを皿の上に残したまま食べ散らかして
鬼母の怒りを買う子なのに、
おばあちゃんちでは、他の人の分までにこやかにお皿の片づけ。
さっさとお手伝い体制に入る。
一方、のんびりチャンはいつまでも食べてる。

家では、のんびり娘の方が、最後の片づけしてるんだけどね。
自分がしていることが、第三者からどう見えているかが読めないから、
せっかく身についていることでも、うまいタイミングでは表せない。
損だよねぇ・・。

義母とはあとで電話で話して、
ちょくちょくのんびり娘を送り込む許可を取り付けた。
「かわいい小さなお孫ちゃん」ではなくて、「高校生の孫」として
遊びに行った時には、いろいろ用事を頼んでもらえるように。

自宅だけでは育ちにくいところを、
両方の実家の助けを得て、少しずつ育てていけるといいな。







保育の現場、就職について

2012-03-28 09:38:38 | 進路の事
これも、興味のある方への参考になればという意味で書きとめておきます。
専門学校の個人相談時などに仕入れた知識です。

これは良く知られていることかもしれませんが、
保育園と幼稚園が合体した「こども園」というのが増えてきています。
もともと、「保育園」は厚生省管轄の福祉事業、
「幼稚園」というのは文部科学省管轄の教育事業。
ですので、資格についても、
保育園は「保育士」。幼稚園は「幼稚園教諭」と別れています。
以前は、「保育園の先生」になるひとと、「幼稚園の先生」になるひととでは
進む学校(学部)そのものが違っていました。

ですが、これからの学生は、時代の動きもあり、
「保育園の先生」を目指す場合でも「幼稚園の先生」の資格がないと
就職が難しくなっています。
ということで、私が調べた殆どの大学、短大、専門学校でも
「保育士免許」と「幼稚園教諭(2種)免許」の両方をとれることがうたい文句になっています。
ちなみに、「幼稚園免許1種」については、園長先生などになる時には必須の資格らしいのですが、
大学などでないとなかなか取れないようです。

これが最近の一つの傾向。
そして、もう一つの最近の傾向として、就職試験での実践力重視というのがあります。

以前、保育士の就職試験というのは、「一般常識」と「小論文(作文)」そして「面接」というのが
定番だったそうです。
ですが、5年くらい前からは、実際に保育の現場に置いて、その時の動きを観察して
合否を出すというスタイルが主流になりつつあるというのです。

文章作りが苦手なのんびり娘にとってはラッキーなこと。
一方で、現場で力の出せる「経験」が必要になると思います。
これだって、他の人に比べれば時間がかかるわけですから、
体験が豊富に出来る、そしてまた、その場での失敗をフィードバックして
成功につなげられるシステムが必要になってくると思います。

のんびり娘の学校選びについては、こういう点を重視して考えています。





併修制度ってなんだろう?

2012-03-27 19:04:00 | 進路の事
今回、のんびり娘の進路を探すにあたって、気になった言葉が「併修制」です。
私なりに、調べたり伺ったりしたことですので正確さには欠けるかもしれませんが、
進路選択の時に、何かの参考になればと思いましたので書きとめておきます。

保育士の資格が欲しいと思った時、とり方は大きく分けて二つあるそうです。
一つは「資格試験」を受けて合格すること。
もう一つは「資格」を出してくれる学校に入って卒業すること。

1番目の方法は、働きながらとか、主婦をしながらでも出来る方法なのですが、
自分の力が頼りのため、合格率は結構低いと聞きます。

次の「学校で学ぶ」方法ですが、
これができる学校には、
大学、短大、専門学校があります。
通信などでも取得可能な学校があります。

短大や大学は、「とれる」「とれない」がわかりやすいのですが、
専門学校の場合、同じように「保育士の免許取れます」と書いてあっても、
その学校単独で資格を出せる学校と、短大などとの併修制度を使って出す学校とがあります。

単独で出せる専門学校は、お国から「資格出してもいいよ」とお墨付きが出ている学校。
数がある程度限られますが、短大と同じように2年間で卒業=資格取得となります。

併修制度を使う専門学校は、つまり、「専門学校」と「資格を出す短大など」との
ダブルスクールになるのです。
専門学校で、実践的な科目を学びつつ、資格取得に必要な科目を
短大の指示で専門学校の授業内で学びます。
第2の母校になっている短大にも短期間集中的に通う必要があります。

専門学校の学費を払いながら、短大の通信科の学費も払うことになり
(専門学校でまとめて払いますが、中身はそういうことです)、
学費も高めになります。
二つの学校の科目になるせいか、3年かけてというところが多いようで、
その分も費用が上がります。

のんびり娘の性格や学び方などを勘案して、鬼母はあえて3年間のお値段が高くなる
後者の専門学校を選択しました。
が、ここで気になることが一つ。

専門学校自体は面倒見が良くても、
併修制度で所属する短大はどうなんだろう。資格をちゃんと出してもらえるのだろうか。
提出するレポートや試験の成績が悪ければ、短大の方ではじいてしまって
結局資格がとれずに終わるのではないか。
そして、それはあくまで「その学生の責任」ということで終わってしまうのではないか。
ということでした。

「出席をちゃんとしていればわかるようになりますから。大丈夫ですから。」
と、そのように言われても、何せ、のんびり娘ですから、
先生方のいう「ちゃんと・・」とはケタが違ってしまう場合もありうるわけですからね。

そして、これはちょっと前の事にはなるのですが、
実際に、専門学校の卒業単位はとれたけど、短大の方の単位がとれなくて
大量に資格が取得できない生徒を出したという専門学校の記事もネットで見つけました。

高いお金出して、3年間通って、資格がとれませんでしたではシャレになりません。
ですので、この件に関して先日のオープンキャンパスで伺ってみました。
すると、
同じ併修制度でも、専門学校の方の先生方がどの程度
短大の方の授業と評価に絡んでくるかで、この辺りは違うんだそうです。

この学校は、専門学校の先生が評価にも関わるので、「大丈夫」になるまで、
一緒に何度でも頑張ってくれるのだそうです。
でも、そのようなシステムになっていない専門学校もあるそうです。

それは、専門学校と短大の間での取り決めで変わってくるようですので、
もし、「併修制」をうたっている専門学校を選択する方は、
必ず確認しておくといいと思いました。









妹ちゃんの卒業式。

2012-03-26 00:47:07 | 家族のこと(主に妹ちゃん)
触れないっていうのも冷たいから書いておきます。

式の後、来賓の方々が口をそろえて、
「いい卒業式でした。卒業生素晴らしかった。」
と言ってくださったそうで・・。
気持ちの良い式でした。

妹ちゃんの学年は自由人が多くって、
1,2年なんて動物園状態。
わが妹ちゃんも自由人筆頭の一人なので
偉そうなことは言えませんが、
最初の授業参観の時、
2クラス合同の体育の授業中に、
校庭のベンチで昼寝を始めてしまった子をみた時には、
「おいおい、いいのか、それで・・・」
って思ったもの。

6年担任の先生の一人は、
この子たちが2年生の頃、学生ボラで始めてこの学校にやってきて、
この子たちを見て、
「今の学校って、こんななのか・・・」
と、いたくショックを受けたそう。
「鉛筆が落ちてもノートが落ちても拾わない。先生の話は聞かない。騒がしい・・・」

卒業を祝う会でも出るわ出るわ。過去のあれやこれや。
「この学年だけは受け持ちたくないと思ってました。」
「いやぁ、どうなるかと思ったよね。この学年は。」
と、この手のコメントが先生方から噴出。

確かにね、先生方だけじゃなくて保護者だって大変だったもん。
菓子折り持って謝りに行ったり(うちか!)、毎晩のように
先生からかかってくる苦情の電話受けたり、
色々とやらかしてくれる学年でした。

それが、どうしちゃったのか、5年生になった頃から、
集会の時には一言の私語もなし。姿勢もぶれない。
椅子や机の片付けは、誰に言われなくてもどんどんする。
低学年の面倒を良く見るし、行事には一丸となって精いっぱい取り組む。
遊びでも会議でも、面白い発想がどんどん飛び出す。
と、褒められっぱなし。

図工や音楽の先生達を除いては(お二人とも面白がりでした)、学校中の先生達が心配して(呆れて?)たこの学年が、いつの間にやら「尊敬される最高学年」に化けていた。

私は、3年の時のT先生のおかげじゃないかとひそかに思ってる。
一人一人の面白さをいろんな形でクラスの皆に伝え、
親に伝え、本人に伝え、
「叱られる」ことに慣れっこになっていた子供達の方向を変えた。
この子たちの騒々しさを、「作り出すパワーの大きさ」と捉え、
いろんなものを任せて作らせた。

彼らのパワーを押さえつけるのではなくて、方向性を持たせるような
そんな指導を続けてくれた。


だから、卒業式でも彼らが見せたのは、
抑え込まれた「規律」じゃなくて、皆で揃えることを楽しんでいるような空気感のある規律。

確かに、見ていて気持ちが良かった。
だから、会場全体に気持ちのいい緊張感が広がって、
担任でない先生や来賓の方まで目を潤ませてくださった。


そして、式後。
親も子も入り乱れて、そこかしこで写真撮影したりふざけあったり、
本来の騒がしさ、面白さを思いっきり発揮して大騒ぎする子供達。
気をつけて見ていたけど、そこに「一人ポツンと」の子はいなかった。
そしてそういう親もいなかった。

それもまた、この学年の特徴。


6年間、いろいろあって面白かったね。
この学年で、このメンバーで、この学校を卒業できて良かったね。
おめでとう。妹ちゃん!


















「想い」は人を育てる・・かな?

2012-03-25 22:15:55 | 進路の事
実はこのところの鬼母、「のんびり娘の足りないところ」が気になって気になって・・・
イライラしたりやきもきしたりの毎日でした。

心配事は2つに集約されます。

高校生活があと1年になった今になっても、「時間」「スケヂュール」の感覚が育たない
(本人が意識しようとしない)こと。
自分の気分が優先して、周囲がどう見るかを判断できない(しようとしない?)こと。

どちらも、鬼母が指導しようとしても、「お小言」と捉えてしまって話しが先に進まない。
「自らを省みる」事が全ての始まりなのに、そこへさえたどり着けない。
上記2つの感覚って、仕事(社会生活)をするうえで外せないでしょ。
天才鬼母は、「結果を想像」する能力にも長けているわけで・・・
つまり、まぁ、イライラして喧嘩になるっていうことですわ。

あれも出来ない。これも駄目。あっちもまだまだ。

そんな気持ちを抱えた中での学校見学。

鬼母はいつも通り、「ポカしてないか」とチェック目線だったのですけど、
先生の
「保育士、向いていると思いますよ。子供のペースをちゃんと考えて気遣っていましたもね。」
の言葉に、
「あぁ、そうだった。この子は優しいんだった。小さな子供の事を待てる子だったんだ。」
って・・しばらく忘れていたことを思い出してジワッと来てました。


そして、先生からいきなりの質問
「保育士になろうと思ったきっかけがあったんですか?」

のんびり娘、予測していない質問にしばし無言。
でも、私の方に視線を送ることなく、喋り始めました。

自分が保育園の頃、友達とほんの取り合いをして耳を怪我したこと。
その時、先生がずっと一緒にいてくれたこと。
それで、保育園の先生になりたいと思うようになったこと。

家で一度も話したことがないのに、伝わるように
先生の方を向いて語りました。


鬼母は「作戦参謀」だから、有利不利でものを考えがちなのだけれど、
「想い」があるからその道へ進もうとするわけで・・
そういう当たり前のことを今日は、改めて気付かせてもらったなぁって思いました。

帰りの電車の中で、
「今日、大泣きしてる子がいたよ。私みたいで可愛かった。次は一緒にいてあげたいな。」

そうだね。君は保育園に通い始めた最初の頃、
預ける度に大泣きをして、まるで誘拐された子のようだった。
その頃のことをまだ覚えている君は、泣いている子の気持ちに寄り添えるんだろう。


あれも出来ない。これも駄目。あっちもまだまだ。

今の彼女には足りないところがあちこちあるけれど、
子供が好き。小さい子のために何かしてあげたいっていう
彼女の「想い」が引っ張ってくれることを、もう少し信じてもいいかなって、
そんなことを思いました。














学校見学

2012-03-25 21:27:21 | 進路の事
妹ちゃん卒業の余韻に浸る間もなく、のんびり娘の進学先のスタンバイ。今日はオープンスクールに行ってきました。

全校説明会、体験授業、学科説明のあと個人相談。
とても丁寧に説明していただいて、気になっていた部分も全てスッキリしました。

体験授業はのんびり娘だけで参加していたので私には様子が分かりませんでしたが、相談担当の先生から、

「あなたは優しい心を持っているね。子どものペースをちゃんと気にしてた。保育士、向いていると思いますよ。」

と言われて、なんかジワッと来てしまいました。


説明の中で、心に残った言葉、書き留めますね。

「どんな保育士になるのかっていうのは、職場に入ってからではなくて、実は学校時代から方向が決まっていくんですね。
学校によって、教育的な学校もあれば支援=サポートという色の強い学校もあるんですが、卒業して子ども達の前に立った時に、自分が学んできたスタイルがでるんですね。
だから、僕らは範でいなければいけない。
うちの学校は、支援タイプなんですね、かなり。だから卒業して子ども達と関わっていく時に、やっぱり支援的な態度で接するようになるんです。

例え、学生に何か失敗があった時も僕らは『ダメだ』とは言わない。
どうして間違えたのか一緒に考えて、乗り越える。そういうやり方です。
僕は以前大学で教えてましたから、この学校にきて、最初は『過保護じゃないか』と思ったんです。
でもね、失敗をそこでとめたら挫折になってしまうんですね。
どこがいけなかったのか、どうすれば上手くいくかを一緒に考えて、そうして越えられたら、挫折ではなくて成功になる。
そういう経験を学校で積んでおくと、就職してからも簡単には辞めないんですね。」

なんとまぁ、運の強い娘だろうと、今回も思いました。

卒業式準備

2012-03-22 00:29:28 | 母の作戦、考え
明後日が、妹ちゃんの卒業式。
着物を着ようと思っているのだけど準備がギリギリになってしまって
今夜あれやこれやを引っ張り出してます。

腰ひもも伊達締めもたりない・・・
妹ちゃんの学芸会の衣装で使った一式がないのよ。
それに、半襟、替えたいなぁ・・。

明日も仕事。夕方髪を作ってもらうことにしているから美容院にもいかなきゃいけないけど、
買いに行かなきゃ・・・
最近、呉服屋さんってどんどんなくなっているから、こういう時困るのよね。


のんびり娘が受験した頃。

2012-03-20 04:32:11 | 学校や先生について
メールの整理をしようかと、送信済みボックスを開いたら、
のんびり娘の中学受験直前に送ったメールが一番最初に出てきました。

受験校(今通っている学校です)の受験説明担当の先生にあてて、私が出したメール。
その学校で無料でやってくれる模擬試験の3回目(最終回)を終えて、
手も足も出ないような点数に落ち込みつつ書いたものだと思われます。
こちらに、残しておきたくなりました。

以下は、その時のメールです。固有名詞だけ直してコピーしました。


今日の郵便で、先日のセミナー結果が届きました。
毎回毎回、丁寧な励ましの言葉もつけてくださって
本当にありがとうございます。

3回のセミナーで、ホップステップジャンプと
伸びを期待していた母の目論みは外れまして、
正直なところかなりショックを受けておりますが、
本番までは、まだ後1月ありますので、諦めずに頑張っています。


思いもかけなかった私立受験に飛び込んで3ヶ月。
困った事に、「入れたらいいかもしれないな。」程度だった私の気持ちは、
「どうしてもここに入って欲しい。」に変わってしまいまして、
K先生のご忠告にも関わらず、
かなり焦っております。

受験の熱に浮かされてというわけではないのです。
以前に申しあげましたように、我が家では○○中だけしか受験する気はありません。

この3ヶ月、説明会に行く度に、
K先生のお話に、一つ一つ納得してきました。

「一人一人を大切にする。皆が主人公。」
同じようなお話は、どこの学校でもされます。
ですが、○○中では、そのお話がお題目ではないのだという事を、
セミナーや、毎日届くファックス添削に添えられるコメントや、
先生ご自身が、こちらの塾まで足を運んでくださったという事実や、
何より、柔らかい雰囲気を持つ生徒さんたちと
生徒さんたちを見守る先生方の姿勢から
感じ取らせていただきました。

勉強でもそうです。

受験のアドバイスとして、「分数」を指示されたとき、
私には、まだその理由が良くわかっていませんでした。
ただ、言われるままに勉強を続けてきた結果、
娘は、これまで、手も足も出なかった文章題にも
手を出していく力がついてきました。

苦手だった国語でも、果敢にも記述問題にチャレンジしようとしています。
以前なら最初から飛ばしてしまった問題を、
「これ出来るかもしれない。」と思えるようになったのだと思います。
そのせいで、できるはずだった選択式に手がつけられず、
試験としては散々な結果になってしまいましたが、
親としては、彼女の成長を感じる部分でもありました。

「受験なんて、まだ無理。」
と思って、チャレンジしていなければ、
おそらく未だに出来なかったであろう色々なものを
娘はこの3ヶ月間で身につけてきています。
塾の先生に堂々と「わからないから教えてください」
と言えるようになったことも、娘のこれからの大きな力になると思います。

「ハードルが必要なんです。受験を通じて子ども達は伸びるんです。」
この言葉も、やっぱり本当の事だったのだと、
今つくづく思っています。

私たち親子が、途中で諦めることなく、ここまで続けてこられたのは、
K先生始めとする、○○中の先生方の
的確なアドバイスがあってのことだと感謝していますが、
特に、添削指導の先生にはどうお礼を申しあげたらいいのか。
毎日たった1枚しか送れないのに、
それを、まとめる事もせず、毎日返送してくださる心遣いと、
温かい励ましのメッセージに心から励まされました。
ありがとうございます。

実は、先月の末、●区の教育委員会から通知がきて、
娘は、●区内の中学校にいけない事がわかりました。
良くわからない理由ではじかれてしまった娘に
どう説明したらよいのか思いあぐねていた日にも、
ポストには緑の封筒が入っていました。

その封筒を持って、私は娘にこう伝えました。
「あなたの事を、あなたの頑張りを
ファックスの向こうで見ていてくれる人がいる。
がんばれ。頑張ってこっちにおいで。って
ずっと励ましてくれる人がいる。
見ている人はちゃんと努力を見ているよ。
だから、あなたはこのまま、一生懸命のあなたでいよう。
一生懸命頑張って、そうして最後に決まったところが
あなたにとって一番いい道のはずだから。」

試験の結果がどうであれ、とても大きなものを
私たち親子は、○○中に出会った事でいただいています。
塾の冬期講習を控え、最後の追い込みに入る前に
その事を、お伝えしたくて長いメールをさせていただきました。

想いをお伝えしたいという、
片思いのラブレターのようなものですから、
返信メールのお気遣いはどうぞなさらないでください。
いただいたらかえって、恥ずかしくなってしまいますので・・。

受験まではあとひと月。
先生の仰るとおり、あとは今の力を落とさずに、
本番でしっかり出す事が出来るように、
塾の先生のご指導をいただきながら、
大事に大事に残りの時間を過ごしていこうと思います。

お忙しい中、最期まで読んでいただいてありがとうございました。