のんびり娘の謎

10円が2個で、、、12円?今日の前の日は、、、前の日?のんびり娘のお答えは、理解できない謎ばかり。さぁ、どうする?

おでかけ。

2010-03-31 21:20:13 | 心理的成長
のんびり娘の学校に、学校では殆ど口を利かないお嬢さんがいる。
家ではお話しするらしいのだけど、学校では誰とも話さないそうで、
当然仲よくしているお友達もいないらしい。

のんびり娘と、このお嬢さん、これまでクラスが一緒になったことはないのですが、
補習ではよく一緒になるらしくて、最近ときどき彼女の話をしてくれていました。
自分からお話ししてくれることはないのだけど、のんびり娘が聞くと、
ちょっとずつは答えてくれるようになっているんですって。
そのうちに、そのお嬢さんとメールアドレスの交換もして、
ちょくちょくメールが届くようになりました。

そして先日。
「●ちゃんね、春休みずっとおうちなんだって。どっか連れてってあげたら喜ぶかなぁ。」
と、のんびり娘が言いだしました。
こういうチャンスを聞き逃す鬼母ではありません。
「じゃぁ、明後日なら空いてるから誘ってみたら。●ちゃんは何がしたいかな。」
と話しかけながら、のんびり娘が主導できる遊びスポットや
遊びのコースを考えて、さりげなく誘導します。
幸い、のんびり娘が小学校での6年間通い続けた児童館は
そこ事態がかなり楽しい遊びスポットですし、
周囲にも遊び場が結構あります。

メールでやり取りして、結局動物園に行くことになりました。
●ちゃんの中1の従姉妹も一緒だそうです。
待ち合わせの場所と時間を決めて、当日。
待ち合わせ場所までは送って行きましたが、
そのあとは、私はノータッチ。
「何か困ったらすぐに電話しな。」
とだけ言って、あとはのんびり娘に任せました。

で、夕方。のんびり娘から電話があったのが4時ころ。
動物園から、歩いて20分ほどの児童館まで移動して遊び、
帰り道がわからないという●ちゃんたちを
最初に待ち合わせた場所まで送っていって、
それからまた児童館まで戻ってきたところだと、
状況もちゃんと伝えてくれました。

時間的にも良い感じだし、ちゃんと元の場所まで送っていってあげたのも
良かったし、ホッとして家でのんびり娘の帰宅を待ちました。

動物園でお昼になって、焼きそば屋さんを見つけて出ちゃったら
もう入れなくなってしまったとか、
生徒手帳を持たせたのに、「もう中学生じゃないから」と
大人料金を払ってしまったとか、
細かい失敗はあったようですけど、
ちゃんと二人をエスコートして、自分のなじみの児童館で
ゲームなどして遊びもして、みんなでちゃんと楽しめたようです。

良かったなぁと思っていたら、6時ごろ、
私の携帯に●ちゃんのお母さんからの留守電が入っているのに気がつきました。
「うちの子いっていませんか?」
これで、私ものんびり娘も大慌て。
実は、●ちゃんのメールはしっていても電話や自宅住所はまるきり知らなくて・・・。
4時に待ち合わせ場所(駅すぐそばです)まで送っていって、2時間たっても帰らないなんて、そんな遠くだったのかしら、それともなにかあって遅れたのか・・。

「●ちゃんは困ってもなかなかお話ししないから、大丈夫かな。
私がもっと早く送っていけばよかったかな。私のせいかな。
もう遊んじゃダメっていわれちゃうかな。」
と、気にするのんびり娘。

結局、そのすぐ後で帰宅していたことがわかったのですが、
親子してはらはらしました。


何事もなかったから言えることですけれど、
いい経験をさせてもらえました。
●ちゃんをエスコートできたことで、
自信も持てたでしょうし、小さな失敗を次につなげることもできるでしょう。
それに、●ちゃんに送っていたメール。
「今日は遅くしちゃってごめんね。今度出かけるときは帰りの時間も決めていこうね。
でも楽しかったね。」
失敗を成功につなげるために何をしたらいいか、
ちゃんと自分で考えてました。

こういう経験が積み上がっていくことで、
自分で考える力が付いてくる。
自分がはらはらさせられたことで、
連絡を入れることの大切さが実感できる。
そうおもうんですよね。

次は小学校の同窓会。
こちらは、彼女が引っ張られてついていく感じの場ですけれど、
それはそれでまた彼女のいいトレーニングになるでしょう。
同年齢の子たちのお喋りや行動から、またいろんなものを感じて
学んでくれればいい。

春休みの間に、こういう機会が持てたことは、
高校スタートにつながってくれるようなそんな気(希望?)がします。

進学を目指す理由。

2010-03-21 14:29:55 | 母の作戦、考え
「学習障害」を確信していた小学校入学時。
「軽度知的障害」の範疇にはいる数値が出た小学校4年の検査時。
模試で「国語8点」を取り、偏差値には20点台まであると知った6年時。

そんなときでも、私は彼女の就職の可能性については比較的楽観していました。
「いわれたことをコツコツやる」ということだけなら出来る子でしたので、
工場のラインとかそんな仕事ならやっていけるのではないかと・・。
そこが出発点。そこから彼女の選択肢がどこまで広がるのか。それはまぁさほど楽観的にもなれませんでしたけど・・・。

それでもね、例えば、スーパーにお金を計算してくれる(お札や小銭を入れれば勝手に数えてお釣りも出してくれる)レジが登場したのを見たときには、
「おっ、こんなレジがあれば、のんびり娘にもこの仕事も出来るかも・・」などと考えたりもして、「機械」や「装置」に助けられていく部分も今後出てくるだろうから、最初からいろんな可能性を諦めてしまうのももったいないかもと思ったりもしました。

今、彼女は中学を卒業する年齢になり、義務教育は終わりです。
ご存知のように今年は就職難で、彼女のようなのんびりチャンでなくても
「今、社会に出るのは損だから、高校は行っておきなさい。学費も無料化されるから
公立にいきなさい。」
と言われた子も多かったようです。

そんな時代に、のんびり娘のような自己アピール力の弱い、成績のかなりよろしくない
子が就職できるものなのか。
これは現実問題、かなり厳しいものでしょう。

まぁ、それはどこまで行ってもついて回るのだとは思いますけど、
もう少し猶予期間を持って、その中で着実にトレーニングしていって
そうして社会に送り出さないと、とてもじゃないけど使えないです。
工場のラインの仕事だって、出来はするでしょうけど、
就職試験を突破することがまず難しいでしょう。

「選ばなければ・・」といわれる方もいるかもしれませんが、
「いざという時」に上手に対応する力のない娘には
「いつ潰れるかわからない」ところに就職させることは、
かなりリスクが高いなぁとおもうんです。
日本社会はまだまだ転職者に厳しい。
最初の就職で失敗すると、その後はきついです。
対応力のある子なら、「失敗は成功のもと」とどこにでも、
いつでも送りだせるのですが、のんびりチャンはね・・。


だから、少しでも「対応力」をつけさせて社会に送り出したい。
「仕事」に対することでも「人間関係」に関することでも、
まだ現段階では「社会」でやっていけるレベルではないから。
そのための猶予期間、いえ、トレーニング期間が欲しいのです。

幸い今は少子化で、中流以下の大学は学生の確保に必死です。
のんびり娘の居住地は東京。学校がひしめき合って、いろんな選択肢があるという
地の利もあります。
うまく探せば、のんびり娘を押しこめるところはあるだろうと思います。

ただ、のんびり娘がこれから3年どんなに頑張っても、
大学名で就職が有利になるようなブランド校には入れないでしょう。
「大学卒」の免許だけでは、そう簡単に就職できるような時代じゃありません。
年を余分に重ねる分、マイナスになる面もあるかもしれません。

そのマイナスを補うのに、何かしらの「資格」を用意したい。
それも、別に試験を受けなきゃいけないような資格じゃなくて
大学のカリキュラムの中で手に入れられるような資格。

そんなことを考えているのですけど、さて実現しますでしょうか。













卒業しました

2010-03-20 05:28:40 | 母の作戦、考え
コメントのお返事もしないま申し訳ありません。
確定申告、単身赴任先のパパのお部屋の片づけ。
4月からの仕事の手続き、
まじかに迫る妹ちゃんの発表会と
最近入れた、妹ちゃんの塾のあれやこれや、
のんびり娘、進学へ向けてのお勉強のおさらい
更に(大きな声では言えないけど・・)お雛様のお片づけ、
と、毎日があっという間に過ぎていきます。
土日の仕事も相変わらずポツポツ入っていますので、
ゆっくりする時間がないし、
何より困っているのは「お片づけ、掃除」に
時間がとれないこと。
家の中すごいことになっていt、今朝は5時から起きてお掃除してますが
根が嫌いなので、こうしてちょっとパソコンに逃げに来ました(アカン・・)

で、卒業式のことです。
練習の時、歩き方がロボットみたいで笑われたと気にしていたのですけど、
ひどく落ち込むことはなく、何とか出席してました。
確かにね、歩き方はちょっと変な癖があるんですよね。
これ、普段からなのでなんとかしたいのですけど、
「注意」だけではなかなか改善しなくて・・・。
ただ、さほどひどく目立つというほどでもなかったので良かったです。

卒業式後の謝恩会。
娘がお友達の中でどんな動きをしているかが気になってしまうのですが、
やっぱり、なんとなく皆から離れてます。
同じクラスで固まっているときでも、彼女の両隣だけ一人分ずつ空いてるような・・。
でもね、それは周囲が避けてる、引いてるという感じではなくて
彼女自身がもう一歩お友達の中に入れずにいるという感じ。
皆が他のいそうにしているのだから、自然にその中に入っていけばいいのに
なんか遠慮して一歩後ろにいるような、そんな感じ。

だけど、そういう時に以前のような硬い表情はしなくなりました。
下を向いて周りの様子をうかがうような、
聞き耳を立てて周囲の気持ちを探るような
そんな動きは大分解消されてました。

そして、ふざけたり、笑ったり、泣いたりと
忙しいクラスメイトにつられて、何度も笑顔を見せ笑ってました。
それが、お友達と顔を見合わせてという感じでなかったのが
親としてはまだ気がかりなところでしたが、
それでも、ちょっと安心しました。

先生も、
「後半になって、お友達とのかかわりがだいぶ増えてきましたよ。
クラスメイトが関わって、笑顔を見せることも多くなりました。」
と私に。
娘には、
「笑顔を忘れずにね。」
と、何度も声をかけてくださってました。


そして、謝恩会後、
参加できるクラスのメンバーでカラオケ&プリクラ&ファミレスに行ったそうで・・。
すっごく、すっごく楽しそうに、幸せそうに帰ってきました。
翌日、みんなで撮ったプリクラを、お友達が携帯メールで送ってくれたのですが、
のんびり娘、集合写真の定位置である「ほんの気持ち離れたはじっこ」ではなく、
皆の真ん中で、これも集合写真定番の表情である「一人だけつまらなそうにしている」お顔ではなく、みんなと同じ「楽しさが表に現れている笑顔」で写ってました。

私は鬼母ですし、かなりドライな人間だと思うんですけど、
この写真をPCの壁紙にしてしまいました。
開くたびに、画面の中央にのんびり娘の“にまっ”という笑顔が出ます。

あと3年。このままじわじわと「お友達との関わり」を育ててもらって、
その後、大学なり短大なり専門学校なりで、男の子たちとの付き合い方も学びつつ
アルバイトなどで社会性、対応力を学んでいって、その後の就職(うまくすれば結婚!!)につなげたい。
それが現段階での母の思いです。
上の学校では「資格取得」も目指します。
口八丁、手八丁で、世の中を渡っていける子ではないから。

そのために、まずは
「アヒルの行進(見事にそろってますよ)」となっている通知表をジワジワあげていかないとならないし、
不器用なのんびり娘が受験をとっぱするには
3年がかりの準備は必要なんですよね。
ここぞと思う受験先の過去問を入手し、その傾向や
出題のスタイルに合わせて3年計画で勉強していかないと
無理だと思うんです。

で、すでに目標進学先の目星をつけている鬼母。
4月に入ったら、早速資料請求等を始めようと思っています。
そして、その方針を高校の先生にもお伝えして、
ご協力を願いしないとと思っています。





復帰します…出来ると思う…したいんだけど…。

2010-03-04 20:37:58 | 母の作戦、考え
実に久しぶりにパソコンから打ちこんでいます。

中学校最後の期末が終わりました。
明日からは、のんびり娘修学旅行で4日間いなくなります。
私ペースで動ける時間が確保できるかと思うと、やっぱりほっとしますねぇ。

実はのんびり娘も、今は「ほっ」としています。
テスト勉強を頑張ったご褒美と、少し早いけどお誕生日のプレゼントを兼ねて
彼女の欲しがっていた漫画(以前アニメとして見ていたものの原作です)をシリーズで買ってあげたのですが、今それを読み始めたところです。
妹ちゃんも2巻を読んでいるので、今家の中がとっても静か。
鬼母軍曹の活を入れる怒鳴り声もしないので、久々に平穏な空気が流れています。

一昨日かな、テストが終わった後、卒業した小学校に併設されている児童館に直行したのんびり娘。そこで、高校入試に合格して報告がてら遊びに来ていた昔のクラスメイト2人と会い、そのまま以前の担任の先生に皆で会いに行くことになったんだそうで・・。
6時ころ、その報告電話があって、その後一向に連絡がこなくて困っちゃったんですけど
、結局7時半ごろまで彼女含む3人の中3と、代わる代わる合格報告によった元同級生のお母さんお父さんたち(PTAや子供のスポーツ指導などで学校に出入りしている父母が結構いるのです)と一緒に職員室横でお喋りを楽しみ、そこのメンバーで小学校卒業後初めてのの同窓会の日程まで決めてきたそうです。

日頃ね、お友達と談笑する機会のかなり少ないのんびり娘には
これが本当に楽しかったらしく、今日もその時の話をいっぱいしてくれました。
なかで、鬼母が「そいつはありがたい!」って思っちゃったのは、
都内有数の進学校に入学が決まった同級生の男の子(小さいころから老成した感じの独特の雰囲気があるいい子なんだわ、これが)に、
「彼、紹介して。」
って言ったら、
「じゃぁ、文化祭とかおいでよ。」
って言ってもらったんだって。

のんびり娘が自分からそんなセリフを、するって言えるわけないんだけど、
一緒にいたもう一人の同級生(こっちは女の子)がいったセリフに「私も」って乗ったらしいの。

あと、その男の子の髪の毛は天然で少々もじゃもじゃしているんだけど、
中学で友達にふざけて鉛筆を13本も差し込まれたという話を聞いて、
「私も、触りたいな。」
って言って、
「やめてくれぇ・・!」
と言われたんだって。

中学生の当たり前の会話なんだけどね、そういう会話を楽しめるところまで
彼女が来たことがうれしいんだなぁ。

きっとまだ、ちょっとずれてたり、間の悪いこともあるだろうけど、なんたって、小学校1年生から6年間一緒だった同級生だから、のんびり娘も構えずにいられるし、受け止める側も戸惑わないのね。

振り返って考えると、そのメンバーと引き離された(以前書いたことがありますが、のんびり娘はその地区の公立中学からはじかれて今の学校を受験しています)3年間がよいように作用したように思うのです。

小学校時代の硬さ暗さ不安を強く抱えたまま、みんなと同じ中学校に進んでいたら、
その位置で固定されちゃったような気がするんですよね。
彼女の今の学校でのポジションのように、
入ろうと思って行動を起こしさえすれば、今なら十分皆の中に入っていけるのに、
自分からが出来ずにちょっと引いているポジションになっていったように思うのです。


自然に話しかけ、いっしょにけらけら笑い、他の同級生たちのその後を心配し・・・
そんな風に、普通の女の子が友達と普通にかわす気楽な会話を、こうして学ぶ場があることが嬉しい。

1ヶ月後には同窓会があります。あのクラスのことだから出席率はかなり高いでしょう。
今からものすごく楽しみにしているのんびり娘。
そのままちょくちょく交流を続けてもらって、いつか本当に「面倒見の良い、素敵な彼氏」を紹介してくれんもんだろうか・・・と、心密かに期待する鬼母であります。


追記

コメントのお返事、打ち始めたのですが、また途中で消えてしまいました…涙。
明日以降再チャレンジしますが、確定申告の提出期限も近付いており、
もしかすると、またしばらくPCでの打ちこみが難しくなるかもしれません。すみません。

それから、PCを変えたときのデータの移動、まだうまくできていない部分がありまして、
こちらからメール出来ない方がいらっしゃいます。ごめんなさい。

新しいメールアドレスは、以前のもののアルファベット部分を等分して、
以前の数字をアンダーバーでその真ん中に挟んだスタイルになっています。

以前のアルファベット前半_数字_以前のアルファベット後半@sound.ocn.ne.jp
となります。

コメント欄との相性が悪いので、追記で書かせていただきました。