のんびり娘の謎

10円が2個で、、、12円?今日の前の日は、、、前の日?のんびり娘のお答えは、理解できない謎ばかり。さぁ、どうする?

早くも・・・

2009-09-17 16:38:30 | 中学校のお勉強
期末テストが返却されてきています。
音楽と、家庭科と、理科の第二分野(天体他50点満点)と。
ぎりぎり0点は免れていますが、20点を超えたものも一つもないです。

テストができないと、その分テスト直しレポートで頑張るしかありません。
先生方が前期の成績をつけ切る前に、
「頑張ってはいるんだな。」
と感じてもらえる形での提出が目標となります。

ほとんどが「直し」となる教科が積みあがると、それはそれでまた
試験勉強以上にきついものもありまして・・・。


この悪循環を何とか断ち切りたく、鬼母は奮闘するのですが、
どうもね「孤軍・・」になっているようだったんですよね。

今回は、彼女の「甘え」「だらけ」を指摘して臨んだ試験でしたので、
これをいい機会ととらえて「総括」いたしました。

なぜ、こんなに追い込まれるのか。
頑張っているつもりなのに、なぜ点数に結び付かないか。
なぜ、親子のバトルになってしまうのか。

「言語」に弱みを抱える彼女には、予習は必須です。
わからないところをためないこと。
それが鬼母の主義なのですが、
「自分で!」「自分が!」
が強くなってきたのんびり娘。
「できるだけ、勉強したくない」
という気持ちもおそらく手伝って、
「これは、まだやらなくていい!」
「学校で先生とやるからいい!!」
はては、
「やったらいけない!!!」(どこの世界に予習を禁じる教師がいるでしょう)
と、鬼母が探し出してくるプリント類(先生方手づくりのプリントで授業が進むことが多いです)を見直すことをなかなかさせてくれなくなっていました。


その結果、あらゆる教科で、
「やっていることが分からない」状態のまま授業を受け、
先生の板書をきちんと写し取ることだけを
「しっかり勉強した」と勘違いし、
脳みそに刷りこめないまま何十時間もの学校での学習時間を無駄にして、
結局、長期休みやテスト前に、家で1から勉強することになるわけです。

この大きな無駄を本人が自覚してくれないことにはどうにも話が進まなかったのですが、「悲惨な結果」と、それによる「大量のレポート」で少しは鬼母の話すことを受け入れる素地はできたようです。


「時間をうまく使う」ためには、「時間の制約」を意識できることが第一歩のように思います。
その第一歩をきちんと意識させられるかどうか。そこがまた難しいです。

追い込んでます。

2009-09-15 22:57:02 | 中学校のお勉強
数日前から、テレビにつながるコードはすべて抜いて、
朝夕のニュースでさえ見られないという「非常事態」対応の我が家です。
(これには、子供たちの悪行が絡んでもいるのですが、いずれにしろ、テレビなんてつけている暇がないです)

「なんでそんなんに大変なの?」
「0点って、言いすぎじゃないの?」
と、お思いになりながらご覧の方も多いかとは思います。
でも、冗談抜きで、0点の危機は存在しているのです。

例えば、昨日勉強した家庭科。
半袖のスポーツウェア(上)を作るための手順を覚えてもらうとします。

1、型紙を切る
2、布を裁断する
3、肩をぬう
4、えりをぬう
5、そでをつける
6、わきとそで下をぬう
7、そで口とすそをぬう

たったこれだけのことを覚えるのが、とても大変なんです。
順番が・・ではありません。
動作付きでやれば、どこから縫うかは、ほぼ1回で覚えます。
ところが、これを「言葉で」覚えさせようとすると一苦労なんです。

「裁断する」を「切る」や「せつ断する」にしてしまうのは良しとしましょう。
問題は、
「えり」が「そで」になったり、「えーーと、なんだっけ?」になったりすること。
「そで」が覚えられても、「そで口」や「そで下」という言葉がおぼえられなかったり。
「すそ」に至ってはとうとう頭に入らなかったわ。

ゼスチャーではね、わかっているのがわかるんですよ。でもね、
テストは「ゼスチャー」で受けられないし、
「えーーと、あそこのぉー、まるいぃー、あれです。」
でも丸はもらえないですからね。

非常に日常的なこんな言葉でも
(「えりを直して!」「そでのボタンはずれてるよ」など、ほぼ毎朝私は口にしています)
すんなりと出てくるところまで持っていくのに時間がかかるのです。
口から出てくるだけで安心しちゃうのもだめなんですよ。言えてもかけないって言う時もありますから、書かせるところまでやらないとならないんです。


テスト範囲に出てくる、彼女が使い慣れない(使用法、意味理解に不安がある)言葉を一つ一つつぶして、慣らして、定着させて・・その上で普通の「勉強苦手」なお子さんむけの「内容理解」「技能の定着」に持っていかなければならないので、
「時間が足りない」は致命的なんです。

今回は本当に時間がなくて・・・
しかも明日は国、理、数の3教科。
国語は、現代文と漢字・漢文と古文にわかれているし、
理科は、物理分野と天体分野
数学は数量(2次関数の利用)と図形(3平方の定理の利用)
ということで、実質7教科!!!!

どの科目も、仕上がりそうにないものは捨てて、かなり絞って教えてきましたけど、それでもまださらいきれていないです。
明日早朝起きられたなら、立方体の対角線の求め方は是非ともおさらいしておかなくちゃ。

明後日も、ほとんど手つかずの公民と英語です。
たまらんなぁ・・。



史上最低です。

2009-09-11 01:15:00 | 母の作戦、考え
何が・・・?
定期テストの準備です。

試験前に先生方が出される問題集などの宿題も
授業内で取り組んでくださるプリントも、
ほぼ手つかずであと5日。いえもうあと4日ですね。

東京に戻って追い込みをするはずだった夏休み最後の1週間に
あんな出来事があったためというのもありますが、
本人の自覚がまだまだで・・・。
(このあたりの“のんびり娘の現状把握力”
については、また改めてまとめたいとは思っています)

今テストされたら、ほぼ全教科0点から10点の間ですね。
0点が3教科ぐらいは出そうな感じ。
あと4日でどこまで上げられるかはわからないけど、
「いい加減」にやって、「それでもいいや」とはしたくないので、
残りの時間を、目いっぱい勉強させることにします。
明日は、学校休ませて12時間勉強です。
それだけあっても、彼女が無為に過ごした時間はとても取り戻せはしませんが、
それでも、「懸命にやった」「少しはわかるようになった」「できるようになった」にしておかないと、「自分で・・」の比率がぐんと高くなる高校生活に活かせないように思うのです。

私はもうこれ以上仕事を休めませんから、明日の午前中は彼女一人でお勉強。
英語は、優しい昨年度の担任の先生が、「対策用プリント」を下さいました。
自分ひとりで取り組めるように工夫した問題プリントを2枚。繰り返し練習ができるように何枚もコピーしていただいてきました。
私は、漢字と古典の問題を今までかかって作りましたので、あす午前いっぱいはそれをやってもらいましょう。

午後は数学。数量はいま放物線の利用というところです。
二次方程式の変域と、変化の割合の基礎問題はなんとかクリアさせなくては。
図形分野は、三平方の定理。
こちらは単純なので彼女向きなのですけど、タイプの違う問題を繰り返し解かないと定着しないから、これも明日問題厳選して取り組まなくちゃ。

あと、遅れているのは理科1。仕事、仕事率の計算は繰り返せば点が確実に取れるものだから絞ろうかなぁ・・。理科2の天体は、自力である程度頑張っているから、計算の絡むもので、確実に取れるところまで行きそうなものだけ拾っておけたらいいかな。

公民は、夏休みのレポートで加点が期待できるから最後の追い込みに回す。
あとは、実技でもきつそうな家庭科をどうするか。それから音楽。
うーーん。ハーマイオニーが持っている、時間を巻き戻す時計(だったかな?)がほしいわあ。






9月

2009-09-06 21:43:00 | 母の作戦、考え
バタバタと過ごしているうちに、9月ももう6日ですね。
今日は、義父母がお墓や仏壇の下見に行くため、パパの実家でお留守番をしていました。

8月いっぱいで、これまでのサーバーとお別れ。
つまり、メールアドレスも変わっているのですが、
お知らせをする時間もなく・・・
今月いっぱいで、サーバーが保管してくれているメールボックスのファイルも
消去されるということですので焦らなければならないのですが、
どうにも、そちら方向に向ける気力と時間がありません。

義弟のお葬式では、改めて
「のんびり娘に今後必要になってくる能力」
と、
「現状の彼女が身につけられていない部分」
を感じさせられ、ちょっとブルーな気分になったりしています。

忙しいので、こういう落ち込みからもそのうち抜け出せると思うのですが、
今は、その日その日を切り抜けるのに精いっぱいな気分です。

あと2週間すると期末テスト。
あんまり落ち込んでいる暇もないんですよね。



義弟

2009-09-01 23:04:18 | 家族のこと(主に妹ちゃん)
パパの弟。先週の火曜日にくも膜下で倒れ、病院で4日。亡くなりました。
運び込まれたその日に、すでに「もう何をしても・・」
という状態で・・。
それでも4日間。一晩も一人ぼっちにさせることなく、
たくさんのお友達も次々にやってきてお別れの時間を過ごして行かれ、
そうして、4日目の夜。静かに心臓は止まり、今日がお葬式でした。

私の知っている人間の中でも、義弟は「やさしさ」のとび抜けた人でした。
「人にさせる」より「自分が抱える」を選ぶ人でした。
そうして、「思いっきり遊ぶ」ことを楽しめる人でした。

夏休み、息子と一緒に海で真っ黒に日焼けして、
実家の町内で行われたお祭りを楽しんで、
そして、「お泊まり研修」にいく幼稚園年長の息子を
幼稚園まで車で送って帰ってきた部屋で倒れ・・。

仕事で、家庭で、大変なことをいっぱい抱えていた義弟だったけど、
楽しかった夏休みの記憶。嬉しそうに出かけて行った息子の笑顔。
そういうものを持ったまま彼の時が止まっていればいい。
そう思いました。

家族が欠ける寂しさは、なんとも言いようがありません。
みんなで集まる夏休み。お正月。
その度に、「一人足りない」を感じてしまう。

私だけではなくて、パパまで・・・

なんでこんな事が起るんだろう。
どうして彼が逝くんだろう。