のんびり娘の謎

10円が2個で、、、12円?今日の前の日は、、、前の日?のんびり娘のお答えは、理解できない謎ばかり。さぁ、どうする?

お見合い会社5

2021-08-21 03:40:31 | 社会人として
最後に、腹黒い鬼母の戦略的な考えを書いておきます。


1,この手の婚活を始めるなら早い方がいい。

婚活、特にお金のかかるお見合い会社に登録する気持ちになるのは、男女とも普通30歳を超えてからだと思います。
その中で、20代。特に25以下は目立ちます。
「お見合い」と言っても、大昔のように、世話焼きさんが勝手にAさんとBさんを引き合わせ、くっつけるというようなスタイルではないから、申し込まれるための「売り」が必要になると思ったんです。のんびり娘の場合は「年齢」かなと…。

恋愛ではなく、結婚をしたくてこういうところに登録している男性は「家族が欲しい」と思っているんですよね。「家族」が「子ども含  む」を意味している場合は、相手の生殖能力を気にします。そういう意味で20代から35くらいまでをターゲットとするのではないかとも考えました。

 年齢を重ねるにつれて、仕事ができるようになり、家事その他の手腕やら、会話力やら、人間としての魅力が増すというなら、それが「うり」になるんですけど、のんびり娘の良さはそこにはない気がしたんですよ。彼女の良さは「だまされやすい」ほどの素直さだったり、正直さだったり。若さに象徴される性質なんですよね。だから、「若いからそれでいいよ」と思われる年齢のうちに、そういうのがいいと思う人に出会わせたかったというのもあります。


2,相手の経済力も大事

 鬼母が独身の頃思っていたのは、「惚れた相手が無一文でもこっちが養ってあげられるようでいたい」でした。相手の経済力を気にするなんて不純な気がしていたんです。 でもね、のんびり娘の親としては、経済力のない相手にお任せはできない。SNSでカモを探しているような、ヒモになりそうな男にはそれこそお任せするわけにはいかないんです。そんなに稼げないから。

 何十万も払わなければいけないお見合い会社に登録するという事は、それだけのお金が出せるという事。
更に説明会で聞いたのは、男性の場合は、所得の下限を設けているんだそうです。
 玉の輿にとは思わない。でも、器用ではないのんびり娘が出産や育児と仕事をうまく両立できるかもわからないのだから、そこそこ安定した収入のある人に出会って欲しい。そういう思いもありました。



3,気持ちの保険をかけておく
 鬼母がどんなに戦略立てても、「運」と「出会い」と「タイミング」がうまく作用しなければ、投資した何十万は無駄になります。
「ストレスを逃す」「変な男に引っかかる前に、ちゃんとした人とのお付き合いの仕方を学ぶ」という別の目的を考えていたのは、うまくいかなかったときの、鬼母の心の保険でした。この目的ならどう転んでも「失敗」ではないですからね。
 鬼母は、よくこういう風に心の保険を掛けます。自分のためでもあるし、のんびり娘ががっかりしないように先手を打つという意味もあります。彼女の努力を失敗と思わせるわけにはいかない。ずっとそういう風に考えてきた気がします。



 結果、のんびり娘の強運が発揮され、出会ったお相手さんは、お金持ちではないけれど、長く勤めている会社で普通にお給料を頂いているし、無駄遣いはしない人。のんびり娘も、子どものような無駄遣い(お祭りで駄菓子をいろいろ買ったり、漫画本をまとめ買いしたりね)はするけれど、高い洋服とかバッグなどを欲しがるタイプじゃないから、健康でさえあれば堅実に暮らしていけるでしょう。ありがたいことです。












お見合い会社4

2021-08-21 03:14:43 | 社会人として
「お試しデート」は、ずっと続けられるわけではありません。
その気がないのに引きずってしまえば、相手の次のチャンスを潰すことにもなりますから、3回目くらいには、その先に進むかどうかを判断しないといけないんですね。

その先というのは、他の人とのお見合いをいったんやめて、1対1でしっかりお互いを知る時間を取るということです。
と言っても、まだお見合い会社のコントロール下ですので、例えば、宿泊を伴うデートなどは禁止されています。

お見合いの時もそうでしたが、この「お試しデート」期間後のお断りも、直接相手に言うのではなく、それぞれの担当者に告げればいいので、心理的負担は少なくていいなと思ってました。
のんびり娘には、私という参謀がついているので、あまり利用しなかったようですが、自分の心がどっちかよくわからない時など、担当者に相談することもできます。恋愛初心者には、よいシステムだと思いました。


これは、説明の時に聞いた話なんですけど、
結婚まで至るまでの道のりで、つまづきやすいポイントがいくつかあるんですって。
器用な人ばかりではないから、例えばプロポーズのタイミングやプレゼントをどうするかとか、
互いのご両親への挨拶をどの段階で考えたらいいのかとか、そういうことも、相談に乗ってもらえるって言ってました。
不器用な男性とか、助かるかもしれません。


のんびり娘の場合は、お試しデートまで進んだ3人の内、「その先」まで行ったのは、お相手さん一人。
その先まで行くと、3か月くらいで婚約するかどうかを決めるのが普通らしいのですが、なんせ、のんびりさんだから…。
でも、時間をかけて色々な面を見せられたのが良かったんじゃないのかなとは思います。「こんなはずじゃ…」と言われても困るもんね^^


という事で、1年半以上を覚悟していた、のんびり娘のお見合い会社からの卒業は、思ったより早くやってきました。
二人そろって、担当さんの所にあいさつに行った日、その支店の皆さんで迎えてくれて、皆さんとても喜んでくださったそうです。
まぁね、たくさんいる会員さんの中でも、手がかかりそうなやつナンバーワンでしょうからね。


このお見合い会社には「成功報酬」というのを払うことになっていますので、そこそこのお金はかかりました。
が、もう一度あの頃に戻ったとしても、やっぱり私はそこに入ることを勧めるかな。
結果として、素晴らしいお相手さんと出会えたのは勿論ですが、のんびり娘が、「自分はどういう人と一緒にいると落ち着くのか」といったことを、自分で判断するためのいい経験もさせてもらえたと思っています。















お見合い会社3

2021-08-21 02:38:48 | 社会人として
「お見合い」が決まると、待ち合わせ場所付近までは私が連れていきます。
お見合いの作法は、お見合い会社の方から男女ともしっかりレクチャーされますので、
「個人情報をしつこく聞かれて困る」とか「支払いをどっちがするかでもめる」とかという面倒は基本ありません。
一人だけライン交換をしようとしたチャラいお金持ち系の方がいたそうですが、のんびり娘、ちゃんと断ったそうです。

お相手の方と会っている間、鬼母はお茶などしながら彼女から「終わった」の連絡が入るのを待っていました。
ちゃんと話せるのかな。どういう話をしてるのかな。等、色々気を回しましたけれど、意外とさばさば帰ってきました。
そして、思った以上に判断もしっかりしていました。
お見合いが終わった時点で「また会いたい」「もう会わない」と気持ちがちゃんと決まっているんですね。
事前に、「どんなにイケメンでどんなにいい人でどんなに話があっても、匂いがダメとかもあるからね」と、選択理由はすっごく個人的なものでいいという話をしてあったんですが、のんびり娘にとっては「話しやすいかどうか」というのが一番のポイントになっていたようです。
話すテンポが合う人は「もう少し会ってみたい」方に分類され、「自分のことばかりどんどん話す」人は「頭のいい人だと思うけど、私には合わないと思う」と「おしまい」を選択していました。
そのことを、お見合い会社に電話して担当者に伝えるというのも、コミュニケーションのいい練習になったと思います。

そうそう、「お見合い」に関しては、基本断らない方向でした。会ってみないとわからないからという本人の考えと、とにかく練習になるからという鬼母の思惑が一致していたからです。
お見合い会社がきちんとコントロールしているという安心感があったからできたことかもしれません。

結局6、7人とお見合いをして、半分位の方と「お試しデート」の段階に入るのですが、
この段階から、お見合い会社のライン的なツールを使って、直接連絡という形になります。
一方で、お見合い会社の人からも感想とか進行具合を聴いてきますので、それらに答えなければなりません。
最初は「なんて書いていいかわかんない」と、こうしたやり取りも面倒がる様子があったんですけど
徐々に慣れたようでした。どうにも「書きにくい」という時は、鬼母代筆でやり過ごしました。
鬼母はPCで、本人はスマホで主に情報確認をしています。


第2段階である「お試しデート」をしてみると、色々見えるものもありますわね。
待ち合わせ場所を、きっちり二人の中間地点に指定してくる人。次にどうするかの案をのんびり娘に聞いてばかり来る人。
基本的に、お見合いでOKを出した方は、あっている間も割合気楽いお話しできたようで「会っているのは嫌じゃない」という感想が多かったです。でも、「一緒にいる時はいいんだけど、帰ってくるとすぐ『次はいつにしましょう』って聞かれるのが嫌。」と、のんびり娘。
いや、お見合い会社に払うお金のことを考えたら、ダラダラしたくないのは当り前よ
と教えるんだけど、何せ「のんびり」ですからね、急かされる感じがダメだったみたいです。
若い人でしたので、たぶん、お見合い会社のマニュアル通りにやろうと頑張っていたんでしょう。

年齢が15歳位離れた年上の男性は、もともと結婚する気がなかったけど、周囲が家族を持ち始めて、それもいいかなって思い始めたタイプだったそう。だから、「お互い自由にしていればいいよね」という感じで、それもいいなって思ったという話もしていたなぁ。


デートの予定を入れなきゃいけないのを面倒がってはいたのですが、この間、彼女のストレスはかなり軽減できていたのではないかと思います。
彼女の望む「イケメン」にはなかなか当たらないけれど、彼女に会いたいと言ってくれる人がいて、出かける時には鬼母がせっせときれいにして出すわけですから、少しは自己肯定感の醸成に役立ったのではないかと思います。

鬼母的には、「ストレスフルな状況を打開したい」「男の人と一対一で話したり出かけたりする練習をしてほしい」の二つの目的がかなっているわけですので、こちらの精神もだいぶ安定しました。あとは、運よく先に進めるお相手さんが見つかれば万々歳。でもまぁ、そんなに欲をかいてもいけないかもと、そんな気分でいましたところ、今のお相手さんを引き当てたんですね。








お見合い会社2

2021-08-21 01:53:03 | 社会人として
本人に「婚活する?」と尋ねると「うん」と返事をしたので、さっそくお見合い会社に説明を聞きに行きます。
知らないことを知るのってワクワクしますから、ここは結構面白がって二人で乗り込みました。

お話を聞いて、鬼母がいいなと思ったのは、
利用料がそこそこ高いので、「冷やかし」は来ないだろうと思えたこと。
のんびり娘の場合は「若い」ということが、プラスに働くであろうと思えたこと。
キチンとサポートするシステムが整えられていたこと。
思った以上に会員が多かったこと(全国、さらに海外の人も)。


順番に書いたほうがわかりやすいかな。

入会すると、会員だけが見られるページに入れます。
そこには、男性会員(男性なら女性会員)がリストアップされています。
職業・年齢・写真・持っている免許や資格・収入・資産・同居の家族・結婚後の希望から、趣味嗜好、自己PR的な文章も載っています。中には、自分が撮った写真を登録して、趣味をアピールしている人もいます。
登録時に、住民票だの、独身証明書だの、男性は所得証明まで提出するので、嘘はつきにくい(はず)です。
ただし、名前や電話番号・細かい住所などは載せていません。

そこで、「会ってみたいな」という人がいたら、どんどんチェックを入れて「お見合い」の申し込みをします。
相手から「承諾」の返事があれば、お見合い会社の人が間に立って、最初のお見合い場所と時間の設定をします。
逆もそうで、のんびり娘に対して男性から申し込みがあれば、のんびり娘が判断してお返事をします。

「お見合い」の場所は、主要な駅の近くのホテルのラウンジなど。この段階では、互いの名字だけしか、お見合い会社から教えてもらえません。1時間程度お茶をして終了。
この「お見合い」が終わった後、それぞれが担当に電話して「また会いたい」か「もう会わなくていい」かの返事をします。

互いが「もう一度会いたい」となると、「お試しデート期間」に入ります。
ここで初めて、それぞれの名前を担当者から教えてもらえますが、それ以上のものは教えないことになっています。ラインの交換とかしちゃだめというルールなんですね。では連絡はどうするかというと、お相手検索をしたページ上にライン的なツールが用意されているので、そこで連絡を取るんです。会う日が決まれば、それぞれの担当者に報告。会った後の感想なども担当者に電話やメールで伝えます。

「お見合い」も「お試しデート」も複数同時進行で構わないのです。というか、出来るだけたくさんの人と出会うことを勧められます。
ただ、自分が会いたいと思った人が承諾するかどうかはわからないですし、自分に会いたいと思ってくれる人がいるかどうかもそれはわからない。人によって、チャンスの数はだいぶ違うんだろうなと思いました。利用する時にはこの辺りが判断ポイントになるかと思います。

のんびり娘の場合は、担当者さんに勧められたカメラマンさんに雰囲気の良い写真を撮ってもらったことと、
登録している女性の中では、年齢が低かったことが幸いして、「たくさん」ではないけれど「ポチポチ」と途切れることなく「お見合い」候補が現れました。彼女が「会いたい」と希望した相手からは、なかなかいいお返事はなかったですが、まぁ経験は積めました。



こうしたシステムが、経験の少ないのんびり娘にはあっていたなと思うんです。

まず、どんな人なのかについてのデータをじっくり家で見ることができる。
これは主に鬼母がチェックするのですが、「互いに自立した生活を」とか「料理のうまい人がいいです」などと書いてある男性はパスですね。
相手に何かをしてもらおうと考えて結婚相手を探している人に、のんびり娘は向きませんから^^

リストは膨大なので、検索機能も充実しています。
気になる人がいたらチェックして「気になるリスト」を作っておけるのですが、上記のような観点で、鬼母がザクっとリスト化しておいて、その中からのんびり娘が選んでいくように誘導しちゃいました。たまに本人が鬼母リスト外から、写真の顔だけを見て「会いたい」と申し込むこともあったんですけど、そういう相手からは承諾の返事はやっぱり来なかったですね。

あと、小規模のお茶会(オフ会?)的なものもありました。
1対1ではなくて、複数人で集まってお話をするなどして相手を見つけるような感じの物だったようです。
のんびり娘も1度だけ参加しましたが、複数人となるとのんびり娘のコミュ力的には難しかったようです。
ま、お見合い会社は複数のアプローチを用意しているというご紹介でした。


お見合い会社の方の説明では、通常は半年くらいでお相手を決めていく(或いはやめる)人が多いのだそうですが、
わが家の場合は、「練習」という意味もあると思っていたので、1年半くらいかけていいんじゃないかと考えていました。
その会社は、ひと月ごとにお金がかかっていましたので、卒業(成婚or退会)が延びれば延びるほどお金もかかりますけど、誰かに騙されて持っていかれるよりずっといいですもんね。
因みに費用は本人もち。本人納得の上での利用です。

















お見合い会社 1

2021-08-21 01:16:24 | 社会人として
少し時間が出来たので、タイトルの件について書いておこうと思います。
参考にする方がいるかどうかはわからないけど、利用してみて色々気が付くこともあったので。

お見合い会社を利用しようと考えたいきさつについては、以前少し書いたと思います。
のんびり娘が、仕事でストレスフルだったこと
そしてもう一つ、のんびり娘のSNS上の「友達」が増えていく中で、危ない罠にも引っかかりそうになることが増えてきたこと
これが、私が利用を勧めようと思ったきっかけでした。

のんびり娘、性格がいいんですよ、私と違って。
何でも信じる😢

当時、主に彼女が利用していたSNSはFacebookなんですが、見境なく「友達」をつくるんですね
イケメンの写真があれば、とりあえず友達になっちゃう感じ。国籍関係なしです^^
中には、悪い(軽い)目的で、誘い出そうとするような人もいるわけですが、
何せ「信じやすい」のと「冒険したい」のとで、誘いに乗っちゃったりすることもあるんです。
危険ですわね。

ただ、行動が単純なため、何かあると鬼母にはわかるんですよ。
妹ちゃんが気が付くこともある。
問い詰めたからって言わないけれど、鬼母、基本的に嫌な奴ですから
パソコンに彼女のSNSは連動させてあるんですね。
「なんかまずいぞ」と思うと、チェック。ヤバそうなのは潰すという事を続けてきました。

刺激が欲しいという、彼女の年齢なりの欲求は理解しているし悪いとも思わないけど
やっぱりね、狼の群れに羊を送り出すわけにはいかない。
そもそも彼女は「恋愛」をしたいわけであって、「だまされたい」わけではないんですから、
「だます気」でやってくる奴は、全力でつぶすしかないと、鬼母は思っております。
向こう(何人もいましたね)が手段を選ばないのだから、私も娘を守るための手段は選びませんよ。
と、いくらでも嫌な奴になれたわけです。

そのようなことが何度かあったので、
どうせなら、キチンと恋愛や結婚をしたいと考えている人と出会う機会を作ったほうがいいのではないか
そう思ったのが「婚活」を勧めたきっかけです。

鬼母がのんびり娘に何かを勧める時には、既にかなりの下調べをしているのが常です。婚活も然り。
婚活アプリからお見合い会社系まで、いくつも調べたうえで、良さそうなものをピックアップしておきました。

単純に言うと「高くても面倒見のいいところ」
これにつきます。

婚活アプリだって、同じ目的の相手を見つけるにはいいと思うんですよ。
本人に、相手とのスケヂュール調整能力や、遊ぼうとする人と真剣な人を見極める力があるのなら。
のんびり娘にはどちらも無理。だから面倒見のいい「お見合い会社」に登録することにしました。