のんびり娘の謎

10円が2個で、、、12円?今日の前の日は、、、前の日?のんびり娘のお答えは、理解できない謎ばかり。さぁ、どうする?

麻生さんと鳩山さん

2009-05-28 16:41:30 | 日本って・・。
のんびり娘の社会のお勉強は、3年になって「公民」にかわりました。
先日のテストでは、「総理大臣名」を聞かれるなど、
「現代社会の一般常識」的な内容も勉強しています。

そのせいでしょうか、それとも、のんびり娘の中で
少しずつ何かが動き出しているんでしょうか、
総理大臣など、社会の動きにも、興味が沸いてきているようです。
助かるなぁ。

さて、そんな中(どんな中や!)
昨日は党首討論がありました。
のんびり娘が名前と顔を覚えている「麻生総理」と、
おそらくまだ覚えていない「鳩山代表」。
生で45分全部を見たわけではありませんが、
ちょっと気になったのが麻生さんのこのひと言。
「国民目線、国民目線とおっしゃいますが、今、国民の最大の関心事は
西松問題ではないですか?」

へっ、そうでしたか。

北朝鮮の核実験とか、景気の事とか、インフルエンザ対策の事とか、
先日発表された年金のもんだいとか(私たちの老後はかなりきびしそう)、
補正予算の使い道とか、
鳩山さんが言っていたけど、俗に言う「天下り法人」に8兆円もの是金がつぎ込まれていることとか、
そっちのほうが「国民の関心事」ではないのかしらん。
少なくとも、政府はそう思って対策をしていたのではないのかしらん。

相手の弱点を狙う討論ではなくて、
「この日本をどんな国にしていくのか。」
「そのためにどんな手法をとるのか。」
そういう事を正々堂々と議論して欲しい。
選挙の時、選択の参考になるように
私が子ども達にも伝えられる
具体的な中中身で、討論を展開して欲しいなぁ。



グインサーガ

2009-05-27 17:22:08 | 母の作戦、考え
1巻を手にとって読み始めたのは何歳の頃だったでしょう。
「百巻を目指す」というスケールの大きな宣言と、
まだ学生のような若い作者の写真に、
若気の至り・・非常に偉そうですけど、
「付き合ってやるか」という気になって、
その後、もう20年位にはなるのでしょうか。
新刊が出る頃になると、本屋の平積みに目を送り、
百何十巻にもなったこのシリーズをずっと愛読してきました。
「中嶋梓」名の本は、殆ど手をつけませんでしたが、
「栗本薫」の本は、推理小説も、やおい系の本も、
ハチャメチャSFも、ひととおり。
手当たり次第に本を読み漁る私が、たぶん初めて
作家に執着して読んだ人。
特にグインサーガは、私の生活のなかにしっかりと組み込まれていきました。

妹ちゃんが私と似たような本好きだとわかって、
いつか、彼女にも「グインサーガ」を読む日がくるだろうな。
きっと、その世界を楽しむだろうなと、
心のどこかで楽しみにしていました。

今日、携帯の画面で「死去」の報に触れ、
帰宅中で、しばらく動けなくなりました。
お逢いした事もない、家族でもない方ですが、
その方の書き続けてきた小説の世界は、
私の中にこれほどまでに根強く張っていたのだと、
動けなくなるほどのショックを受けてる自分が
またショックでした。

ご冥福をお祈りするしかないのはわかっていますが、
そんな一言では済ませたくないような・・
そんな気持ちです。


理科ですが、漢字のこと。

2009-05-26 22:32:01 | 娘の事・謎
びったりくっついて勉強していると、彼女のちょっと変った「苦手」がいろいろと見つかります。

例えば今日は、生物のテスト勉強をしてましたが、
何度も繰り返し書いている用語の中で、どうしても頭に入らないようなのが、
「細胞」。
今回の学習の大テーマなんですけどね・・・。

細胞の「胞」じゃなくて「細」のほう。
本人が嫌になっちゃうくらい、思い浮かばない様子で苦しんでました。
「テストではきっとどこかにこの字は使われているから探せばいいよ」
とは言っておきましたが、他の字や言葉と比べると、ちょっと不思議なくらい入りが悪かったので記録しておこうと思いました。

あとは、「受粉」と「花粉」の違い。
これは、「受精」と「受精卵」とか
「遺伝」と「遺伝子」とかとも共通しますが、
見たり読んだりしただけでは、意味の違いがとりにくいんですね。
(5回や10回、図解つきで説明されただけでもね。)


それでも、こうしてテスト前の猛勉強で
繰り返し繰り返し問題を解いていくと、
言葉の使い方のちがが、少しずつわかってくるみたいです。

のんびり娘と鬼母のテスト前の戦いは終わりました。
明日の2教科でテストは終わり。だから直前勉強も今日でおしまい。
明日からしばらくは休みたいところだけど、
例の「英語の読書レポート」の提出日が目前なのよね。
のんびり娘本人は、例によって気がついていないらしいけど・・。
せめて明日1日くらいは教えないでいてあげようかな。



□、△、○   英語です。

2009-05-25 21:30:32 | 英語
おそらくLDもはいっているのでしょう。英語のスペルに苦労し続けるのんびり娘。
特に、「b」と「d」の向きがゴチャゴチャになってしまうの。
ああいうのって、「あれ?」と思えば思うほど変な方に行ってしまったりしますよね。
で、のんびり娘の場合、間違いを指摘されるのが嫌だから、
指摘の声がかかり始めたとたんに、ササッと消して、ちゃっちゃと直す。
つまり、「無かったことにする」という行動をとるのです。

こちらとしては、「どうして間違えたのか。」「どうしたら間違えなくなるのか。」
を考えてほしいのに、耳シャットアウト状態になって、
「わかった。わかってる。」
となってしまうのです。

今日も早速それが始まりましたけど、たまたま近くにパパがいて、
それを諭しました。
パパは短気だし、怒らすと怖いですからね。のんびり娘もあからさまに不満の色を見せるわけにも行かず、とりあえず動きを止めます。
チャンス!!!

「あのね、バ、ビ、ブ、べ、ボ って言ってみるとね。全部唇がくっつくんだ。
言ってみて唇がくっつくなら「6(ろく)」つかないのは逆って覚えればいいよ。」
 背中を向けているパパには見えないけど、実はこの段階ではイライラが顔に出ているのんびり娘。素直に声に出そうとはしません。でもこんなチャンスないですからね、知らん顔してもう一度。
「ほら、バ、ビ、ブ、べ、ボ。ネ、くっつくでしょ。言ってみて!」
しぶしぶ声に出す娘。
「じゃぁ、ダ、ジ、ズ、デ、ドは?  くっつかないでしょ。」

書くだけじゃなくて、読むときにもこのふたつは混乱しやすかったので、
口の形と結びつけて覚えさせたかったんですよね。
で、今日のお勉強では、間違う度に「唇くっつく?」
と聞いて、本人が確認するように仕向けてみたのですが、
割合わかりやすい区別法だったようです。

タイトルの □、△、○も我が家流の勉強法の一つ。
□は主語。△は助動詞。○は動詞にマークします。

3年にもなると文章はどんどん長くなって、
特に今は「接続詞」を勉強中なので、単語単位でおっていくと
どう繋がるのかがわからなくなりやすいんですね。
特にのんびりちゃんの場合、もともと日本語の繋がりだって不確かですから・・。

で、文を読み解くための目印にしているのがこのマークなんです。
主語(「は」のつく言葉と教えています)と動詞、それに助動詞がわかれば
文章の骨格が見えてきます。それが2セットあるときは途中「接続詞」で繋がっている事もわかります。

英語のテストに出るような文章では、
日本語でも英語でも、主語の□は一番最初にあります。
でも丸をつける場所は大きく違います。
殆どの場合、日本語では、○は文章の終わりに、
英語では、□のすぐあとに来ています。

だから、日本語文を英訳(または並べ替え)する場合、
まず日本語の方に、□と○(あれば△)をつけてみます。
その□に当たる単語を一番初めにもっていき、
その次に○に当たる言葉をくっつけて書くんです。
(△があるときは、□と○の間にいれます)

単語の意味が変っても、こういう文の語順は変らないとうことを
視覚的にわかりやすくするためのくふうです。

今日は、学習の最後に現在完了形の英文を
疑問文にしたり、否定文にしたりという問題をやりましたが、
長く続く文章でも、□と△(現在完了形ではhaveにつけます)、○を付けたら、
疑問文は△、□、○に。
否定文は、notの位置は?・・△にくっつく!と、とてもわかりやすくなります。

この問題、最後の1問だけ、現在完了ではなく、□と○だけの文章でしたが、
I lived で始まるその文章も、「否定文に」という指示で、
「notをつける。」マークを見る。
△が無いので、○の中の単語に「んと)n’t」をつけてみる。
変!!。
だからその前に△が入る。
doか、doesか、didか悩む。
livedのお尻に「d」があるので、「didだ!」とわかる。

という感じで、思考がずいぶん整理されてきました。

こんな工夫をしないとね、
細部に意識が向きやすくて、全体を掴む力の弱いのんびり娘は
すぐに混乱しちゃうんですよね。

英語は、範囲のうちの3分の1もカバーできてはいないけど、
寝不足が堪えるのんびり娘。今日は早々とお風呂に行かせました。
明日は、少し早起きさせて、これまでに勉強できたところをもう一度おさらいして
送り出そうと思います。

さてさて私は、明日、わたしのいない時間帯に勉強しておいてもらう、理科と国語の問題を作らなくっちゃ。眠くて眠くて頭のおくが痛くなるほどなんだけど、やらずには済ませられないもんね。


三平方の定理

2009-05-24 21:38:42 | 数学
中学の数学です。
直角三角形の辺の長さに関する定理で、
a二乗+b二乗=c二乗  (Cが斜辺です)
というもの。

基本の問題は、
3辺がそれぞれ、3cm、2cm、Ⅹcm
と記入してある直角三角形で、Ⅹの長さを求めよというものです。

定理の式にあてはめて、といていけばいいのでとても単純な作業になるのですが、
cに当たる数字(または記号)がどれなのかが見つけられないと解けません。

「斜辺(斜めの辺)」という言葉で捉えられればいいのですが、
問題にでる三角形はあちこちを向いていますので、学校では、「一番長いのがcだから・・」と教わってきたらしいのです。
確かに「斜辺」と考えるよりは見つけやすいのですが、
三角形の3つの辺をそれぞれ比べるらしくて時間がかかるし、
自分の目で見た感覚に頼りますので、紛らわしい長さだと間違えるんですね。

で、今日はこういう方法を編み出しました。

とにかく、X二乗ではじめること。
直角を示すマーク(∟)がついていたら、+(たす)を書く。
ついていなければ=(イコール、は)を書く。

「角があったら『足す』にして、角がなければ『わー』にする。」
なんて、節をつけてやってもらいました。

直角マーク(∟)に注目して、それに繋がるふたつの辺は二乗して足す。
直角マークの向かい側の辺は=の向こうで二乗する。

なんて教えても見たんですけど、これだと目線があっちに行ったりこっちに行ったりして、それがまたロスになるし、間違えも呼ぶんです。

なので、
「とにかくⅩ二乗から書きはじめる」という事を徹底させました。
Ⅹが∟マークに接している場合、
Ⅹの線に注目して「∟」の方に目でたどれば、自然と次の辺が目に入ります。
なのでロスなく
Ⅹ二乗+  のあとの数字が書けるんです。
そうして、そのまま同じ方向にたどっていけば最後の数字(斜辺)がすんなり見つけられる。

Ⅹの線に∟マークが付いてなければ、すぐに=を書いちゃますから、
そのあとふたつはサッと書き込めるんですね。

このやり方を編み出してから、ぐんとスピードがアップしました。


テストはあさって。

2009-05-24 00:12:52 | 中学校のお勉強
月曜から中間テストです。
あと1日しかありませんが、まだまだやる事がいっぱいです。
今日も明日も、半日ほど仕事があるので、
その間の時間を無駄にしないよう、社会の暗記ものの学習帳を
夜中に作っておいていきます。
仕事に行く前、戻ってからは、隣について数学をびっしり。

ひとつづつだとよくできるのに、いろんな種類の問題が混ざると
何をやるかが良くわからなくなってしまう娘のために、
テスト形式の数量問題も作りました。
まだ殆ど手のついていない図形の分野は、
三平方の定理に絞って、問題をノートに書き出しておきました。

これから、また社会(公民)のまとめと問題作りです。
暗記ものは、私がいない間にやっておいてもらうつもりなので
彼女のわかる形で、彼女の得意な「視覚記憶」を生かせるような形で
まとめておかなきゃ駄目なんですよね。

さぁ、頑張るぞ!!!しんどいけどあと3日。ビタミン剤飲んでしのぎますわ。


妹ちゃんは意地っ張り?

2009-05-22 16:03:48 | 家族のこと(主に妹ちゃん)
妹ちゃんの個人面談がありましたので、メモしておきます。

このところ、特に意地悪をされるという報告もなく、
「先生に、ママから言ってほしい事ある?」
という事前の説明にも
「ないよ。」
「先生からママが聞いて、『あちゃ-!!』っていうことはない?」
と聞いても、
「大丈夫。」
といっていたので、何事もないのかと思ったら、でてきましたわ。いろいろと・・。

先生から見ていると、実にどうでもいいことで意地をはり、
きつい言葉で口げんかをする事が良くあるそうで・・。
例えば給食のとき。
列に並んで進んでいくはずが、「文字、文」を見つければ読みふけらずにはいられない妹ちゃんは、黒板の文字や張ってあるものに気をとられて、前との間が開く事が多いそうです(だろうなぁ・・)。
その隙間に、男の子とかが入ってくるのが許せない。
割り込みをするなと、かなり激しく攻め立てるのだそうです。
女の子は4年生ともなると『お姉さん』という感じになって、
男の子達のそういう行動も
「しかたないわねぇ。こどもなんだから。」
という具合に流せる物ですけど、
妹ちゃんは決して引かないのだそうです。

で、先生は、「なんでそこまで頑張るのよ。」
と、おかしくなってしまうけど、本人損するだろうから、
いろいろ話しています。との事でした。

どうやら、割合決まった男の子達との間で
その手のトラブル(たぶん本人はトラブルとも思っていないんじゃないかな)が
頻発するようです。
絶対譲らないかと思えば、「いいよ。どうぞ。」って譲っていることもあるとの事。
我が家では結構「ゆずる」タイプなんですけどね。

この件について妹ちゃんに聞いてみました。
「好きな子には譲るよ。」
と、至ってシンプルなお答え。
特に「意地の張り合い」が多いという(先生曰く。似たもの同士)男の子に関しては、
「なんで譲ってあげないの?」
「だって、ライバルだもん。」
「うん?何のライバルなの?」
「意地っ張りの。」
と、のたまいました。
なぁるほど、それでは譲れないわな。

先生は、こんな妹ちゃんの事を気に入ってくれてますので、
こういう性格が妹ちゃんの損にならなきゃいいけどと心配をしてくれます。
なのに母はお気楽で・・。
だってねぇ、心配してどうなるっていう性格じゃぁ無いのよね。
自分で体験して学んでいくしかないし、
こうやって、「学校」という場で、実地に人間関係のトレーニングを積んでいく以外
どうしようもないものね。
だから、逆にこうして友達とガリガリやってくるのはありがたい。
ひとり頭で考えるのと、心で感じてくるのは違うから。
特に、この先生のもとでなら、どんな経験もプラスに出来ると感じられるから。
先生には申し訳ないけど、いっぱい失敗しておいでね。
だいたい、そんなつまらない喧嘩が出来るのは、やっぱり子どものうちだけだもんね。
今しておかないと、やるときはないわ。


先生もおっしゃっていたけれど、
「対大人」や「異年齢集団」の中で引き出される面と、
「同年齢集団」の中で引き出される面はやっぱり違う。
だからいいんだよね。




よくわからん・・・。世襲候補

2009-05-21 22:38:02 | 母の作戦、考え
パソコン打ちながらテレビのニュースを見ていたら、
選挙のニュースに、かなり“いい男”の映像が・・・小泉元総理の息子さんでした。

「世襲候補は同じ選挙区から出馬させない」
という(確かこうだったと思います)のを民主党がいっているのに対抗してか、
小泉元総理の地盤を受け継いで次の選挙に名乗りをあげているこの“いい男”
を、「世襲候補だから」という理由で「公認」しないことにしていたのだそうです。

それはまぁ、わからないことはないけれど、
「公認」はしないけれど、「無所属」でお父さんのところから出るんですよね。
で、「公認」はしないけれど、「自民党支部長(だったかな?)」の肩書きはそのまま。
自民党が別に「公認候補」をたてることはしないんだそうですし、
あのルックスで、お父さんは超有名人で、後援会組織も磐石で、落選するほうがむつかしそうですが、
当選したらもちろん自民党に入って活動してもらうことになっているのだそうです。

でも、「公認」はしないのよ。だから「無所属」なわけで、「無所属」の候補がお父さんの後を継ごうとも「自民党」は関係ないから、「世襲候補」なんて出してないよということらしいです。

うーーん。回りくどいなぁ・・。


そういえば、
千葉県知事に当選した方も、
自民党の支部長(確か東京の)で、億のお金も自民党から流れていたというのに
「絶対無所属。」「本物の無所属」と強調されてたそうですが、
自民党の方の考える「無所属」とか「公認」とかって、
よくわからないのは私だけでしょうか?



スクールカウンセラーさん。

2009-05-21 21:54:13 | 母の作戦、考え
のんびり娘は、直接教育相談に繋がったので、
スクールカウンセラーさんとお話するような機会はありませんでした。

今の職場にも、月に数回スクールカウンセラーの方は来ていましたが、
頻度も少なく、お顔を合わせる事も稀で、やっぱりお話する機会はありませんでした。

それが、今年度はかなり長いこと学校にいてくれるようになり、
私の勤務時間ものびた事から、何となくお話する機会がでてきたんです。
で、感じた事。
(詳しい事は書けませんので、印象だけになってしまいますが・・)

カウンセラーって、やっぱり「お話してすっきりするため」に存在するのかなぁ・・。

この方、熱心ですよ。相談を受けたお子さんにとって助けになるどんな事が出来るか
一生懸命考えているのもわかる。
でも、「じゃぁどうするか。」のぶぶん、
どんな機関がどんなサポートをしてくれるのか。
学校ではどうサポートすればよいのか。
親はどんな本や教材を参考にすればいいのか。等等

私たちのような親が本当に知りたい情報は、殆どもっていなかったです。
いえ、ネットで調べたような、書類で受け取っているような情報はお持ちでしたけど、
例えば、
「個別指導が有効だというあのお子さんは、通級にいったほうがいいと思いますか?」
と質問されちゃったのですが、
「通級でどんな指導がされるのかが私にはわからないので、なんとも。」
とお答えすると、どうやらその方もそれほど良くはしらないようで・・・。

あと、授業観察に行ったクラスで、3年生が5人も居眠りしてたと驚かれていて
その子達についても質問されましたけど、
クラスで5人も居眠りするって事は、子どもよりもむしろ教師の問題でしょうねぇ、それは。
でも、カウンセラーさんは教師ではない(いろんな方の授業を見てはいない)わけだから、教師の問題点は見えにくいですよね。で、子どもの方を分析しようとする。


「いじめ」とか「不登校」とか、そっち系の問題は私あんまりわからないのですが、
「学習」に関わるふじゅうさをどうにかしたいという時には、あんまり頼りにならないのだなぁと、ちょっと思ってしまいました。
人の想いを受け止めて、本人が自分の気持ちを整理するという意味での助けにはなるのでしょうけど、親の求める物とは微妙に違うのかなって、そんなことを思いました。

たしか、のんびり娘と通った教育相談についてもおんなじような事を書きましたけど、
その後数年経っていてもあんまり状況は変らないんですね。






速さの計算

2009-05-20 22:37:45 | 理科
前回書きましたが、理科1は「とにかく速さの計算を・・」
という事でしたので、今日はそこに絞って勉強しました。

受験を決めて、入試のために通った塾で「みはじ(きはじ)」
というものを教えてもらったのが6年生の秋冬。
それをまた今使っています。

み=道のり(き=距離)
は=速さ
じ=時間

丸を描いて、真ん中で上下ふたつに分ける線を描き、
上に「み(き)」。
下の半円は、真ん中に縦線引いて二つに分け、
左に「は」、右に「じ」、その間の縦線の上に「×(かける)」の記号。

これで、
み(き)=は×じ
は=み(き)÷じ
じ=み(き)÷は

だということが、視覚的にわかるという覚え方です。

小学校6年のときにも、これと「田の字」にずいぶん助けられましたが、
今回も大活躍です。

それと今回、一緒に勉強をしていて、
「ずいぶん理屈でわかるようになってきたなぁ・・。」
というのを感じます。

km/時 という記号を見ても、どういう意味かは捉えられなかったのんびり娘が、
結構わかるようになっていて、説明がとても楽になっています。
苦戦した単位変換も、すんなりとはいきませんが理屈で「かえなきゃいけない」がわかってきてる感があります。

それから、彼女が(私がかな?)とても苦労し、なかなかわからなかった
「時刻と時間の違い」とか、「距離計の変化から、その間の距離を出す」
などが、すんなり「引き算」で出せるようになってました。

家から隣の町の図書館まで、高速道路を使って車でいく時の速度の問題で、

      家    インターチェンジ1  インターチェンジ2   図書館
時刻   10:00   10:10        10:30         11:30
距離計  210㎞    215㎞        240㎞          261㎞

のようなデータがありますでしょ。
以前なら、ここから「時間」と「距離」を求める事が出来なかったんですね。
教わっても、「理屈」としてはなかなか頭に入らなかった。
それが、今回は2点のデータから「差」を用いて「間の数値」を出す事が
出来るんですよ。それも本人、「自分が何を求めているか」をしっかり把握した状態で。
人間の脳みそというのは、成長するもんですねぇ・・。

これが、殊更嬉しいのには理由がありまして、
のんびり娘の残る大きな課題「時間の感覚」に大きく関わっているもののような気がするからなんですね。
「始めた時間」「終わった時間」その間が「かかった時間」であるという事。
「行動が速いか遅いか」は、この「かかった時間」で判断されるのだということを
理解していってもらうためのベースの力になるように思うから。