のんびり娘の謎

10円が2個で、、、12円?今日の前の日は、、、前の日?のんびり娘のお答えは、理解できない謎ばかり。さぁ、どうする?

目いっぱい。

2010-08-29 23:36:40 | 母の作戦、考え
今週末は珍しく何の予定も入っていなかったし、単身赴任中のパパも
珍しく帰ってこなかった(あちらはあちらで、試験が近いらしいです)ため、
更に、いつも必ず見るテレビ番組が、24時間なんたらのために無くなったという
好条件が重なって、2日間、目いっぱい勉強しました。私は。

のんびり娘の勉強するダイニングテーブルの隣に座って、
土曜日は生物、情報、国語、そして日曜は数学を。
のんびり娘が一人で取り組めるところに入ると、
ソファ前のローテーブルで自由研究を広げている
妹ちゃんのところに移動して、レイアウトの相談に乗ったり、
調べ物を手伝ったり。
途中、追加したい写真資料などを、コンビニまでプリントしに行ったり。
もちろん、合間には(かなり手を抜いてはいますが)食事の支度や
掃除、洗濯などもはさむわけで・・・
本当に、目いっぱいな2日間でした。

夏休みはあと2日。最大のヤマは越えたと思うのだけれど、
娘たち二人とも、
「あっ、あれあったんだ。」
ということのあるタイプなので、まだまだ油断はできません。

それにしても、暑さは何とかならないものでしょうか。
子供たちが家にいるので、ここ何日かはエアコンが昼夜殆ど休むことなく動いています。
地球環境への悪影響もさることながら、電気代がいったいどこまで跳ね上がるのか
戦々恐々です。

苦戦中

2010-08-29 15:32:31 | 高校生のお勉強
最後に残った数学のプリント。
中学からこれまでに学んできたあれやこれやをまんべんなく使わなければならない
あらゆる問題が網羅されてます。

夏休み中、数学は殆どやってこなかったので、計算問題も
思い出しながらの取り組みになっているのですが、
まぁまぁ、テンポ良くやってきました。

ところが、午後、「証明」に入った途端に大ブレーキ。
このジャンル、学習中からかなり苦戦したんですけど、
やっぱり「逆算していく」力が弱いんですね。
こちらがかなり噛み砕いて、絵図も使って、説明した後でも、
やっぱり、さっぱりわからない。

「これだけやってもかい!!」
と、私の中の鬼がイライラ。
それでも、わからないのんびり娘もイライラ。
こちらの言葉がのんびり娘の頭から締め出されていくのが
良くわかるから、壁を3回こぶしで殴って気持ちを収めもう一回。

パターンにすればできるんだけどね・・・。


証明ができなくても、それは捨てちゃえばいいことなんだけど、
この「逆算の考え方」ができないっていうのは
結構、日常生活に関わるなぁっておもう。
特に「時間」を守って行動するなんていうことには
強くかかわる力だから。

あと、丸暗記はできるけど、言葉の意味を同時に考えないから、

「1辺とその両端の角」
で、
「角の数はいくつ?」と問うと、
「3つ?」などというトンでもん答えが返ってきちゃう。
(その都度絵を描かせてるんだけどね、彼女の中に定着しないんだわ)

日常でもそういうのは感じるの。
言葉を「音」でとらえていて「意味」または「イメージ」まで作られていない感じ。
特に「抽象的」な言語では顕著。
その辺りが弱さなのですよね。

姉妹喧嘩

2010-08-28 01:40:53 | 娘の事・謎
このところ、密着度が高まっているせいか、
夏休みの宿題の追い込みで、それぞれのストレスが高まっているせいか、
のんびり娘と妹ちゃんのバトルが頻発しています。
今朝も朝食の「野菜炒め」を巡って、
「どっちが多く取った」だの、しつこく言い争いをしているのを
苦々しく聞きながら出勤したのだけれど、
中休みに携帯チェックをすると、家からの着信と残されたメッセージが・・。

「緊急?火傷とか怪我でもしたか!」
と、あわてて聞いてみると、
のんびり娘の泣きべそ声で
「ママァ、妹にリコーダーで叩かれた。痛いよ。帰ってきて・・。」
って。
あんまり腹が立ったので、折り返しで電話して怒鳴りつけましたわ。二人とも。

私の電話が入る直前まで、のんびり娘は、同じ内容を
メールで打っていたらしく、電話を切ると同時に訴えメールが届きましたが、
これにも、
「ママが仕事首になったら、あなた方の遊びや習い事んかけるお金はまるきり出ないんだよ。何が大事か考えなさい!!!!」
と打ち返してやりました。

その後、「ごめんなさい」メールが届き、自宅に戻った時には
素直に謝ってきましたから、理解はしたと思うのですが、
やっぱり、状況をとらえてことの軽重の判断をつける力がまだまだ弱いです。
というか、高校生が小学生の妹に泣かされてんじゃないよ!
いや、リコーダーを武器にする妹ちゃんも妹ちゃんだけどね。

この件も含め、あとでそれぞれと少し話しました。
のんびり娘は、話を聞いて欲しがるので、妹ちゃんが習い事にいっている間に
話してもらいました。
反省しているようにいってはいるものの、やっぱり心の底では
「私は悪くない」なんですよね。
「私は悪くない」っていう思い込みが強いのがのんびり娘の面倒なところだと
常々感じているんですけど、これをどう卒業させるか、いまだ出口が見えませんわ。

「私は悪くない」と思い込んでいるから、
自分の対応を変えればよいのだということに思い至らないのですね。

妹ちゃんと喧嘩になるなら離れていればいい。
妹ちゃんのきつい言い方が嫌だったら、
「私はそういう言い方嫌だよ。」
と言って、あとは離れていればいい。

なのに、「わたしはわるくない」から、
いつまでもいつまでも、口喧嘩がつづき、
乱暴な言葉がどんどんエスカレートして、
最後には手が出る、足が出る。
思い切りのいいのは妹ちゃんだから、
結局自分が泣かされるのにね。


妹ちゃんにいわせると、
いつも以上に「ぶつぶつ」がうるさくて、
イライラが止められなかったそう。


のんびり娘はね、気持ちの切り替えが早くないから、
確かに、前のことを引きずっていつまでも
ぶつぶつ言っていることがよくあるの。
それも、「聞えよがしの独りごと」という感じで、
私や妹ちゃんのような割合すっきりと怒りたいタイプの人間にとっては
いちばんイライラさせられるブツブツなのです。

「いいたいことがあるならはっきり言えば。」
っていったのに、ずっとぶつぶつ言ってるから、限界だった。

これもね、のんびり娘が
「自分は悪くない」って思いこみ続けているから
起きるんだけど、直していかないとさ
不幸を呼びそうでしょ。


妹ちゃんがいないとき、これも「これ見よがし」な感じで、
リコーダーで叩かれたという腕を痛がって訴えてきたのだけど、
「痛いだけでしょ。その位で済んでラッキーだったね。」
と、話してみる。

自分が正しかろうが(大概の場合、それも狭い思い込みの中の判断だったりしますが・・)、
間違っていようが、相手をカッとさせる言動は生きていく上で大損だということを
わかってもらわなくては、いつか誰かに刺されちゃうでしょ。

いつまでも相手の挑発に乗っていないで、少し大人になって
無視したり、離れたりするように工夫すること。
場所で離れられないときは、頭を他のことに切り替えて、
心を離すこと。

姉妹バトルの中から、のんびり娘に学んでいって欲しいこと
掴んでいって欲しいことです。


で、妹ちゃんには、
言い方は変えましたけど、そのことと、それから
「なんであれ、武器を使うのは卑怯だろ!」
っていうのもプラスして話しました。
下の子が「物」を使うのは、体格差を補うために
反射的な行動だったりするのですけど、まぁ一応
そういって心に歯止めをかけておかないと、
妹ちゃんもあんまり後先考えるのは得意じゃないですからね。


それでなくても暑苦しいのに、繰り返される姉妹バトルのおかげで
余計に暑苦しい我が家です。

早く夏休み終わって欲しいわ。


新聞より

2010-08-25 22:18:09 | 母の作戦、考え
まだ腹痛がとれないので、ゴロゴロしながら新聞に目を通していたら、私がよく読みにいくガン関係のブログで最近よく取り上げられている「ホメオパシー」の記事が目にとまりました。

若いお母さん達とか、助産師さんなどの医療関係者の間で流行り始めているという代替療法。
治療で使うというレメディなるものには、いかなる副作用もないだろうと思われるのだけど、この治療に拘る(頼る?)あまり、命を落としたというケースが出てきて、
広がりを防ごう、今のうちに警鐘を鳴らそうと日本学術会議が効果を否定したそうです。

興味のあるニュースだったので、寝ながら携帯検索でホメオパシーを見てきました。

200年程前に生まれた考えで、病気や症状を引き起こすようなもの(大量に摂取すると有毒なものが多いのかな)を、これでもかと薄めていって、元の成分の分子さえ残らなくなった水(分子も残らないってことは、すでにその成分は残っていないということですが、水が元の物質のイメージを記憶しているのだそうです(????))を砂糖玉に染み込ませたものがレメディというお薬なのだそうです(ということは、普通に考えれば「水をしみこませた砂糖玉ということですので副作用の心配はいりませんね)。

症状を打消す、つまり症状と反対に作用するものを薬とする西洋医学と違って、
同じような症状を引き起こす物質がその症状に良いとされているらしいです。

このレメディ、実に3000種もあるそうで、私が見てきたサイトには「親のせいでイジケた子」に処方されるというのもありました(効くならほしいよぉ)。
と、少しふざけ気味に書いてしまいましたが、亡くなった方のケースは非常に深刻でした。

お一人は43歳のシングルマザー。
「ホメオパシーでの治療中に西洋医学を受けるとショック死することもある」
と話す指導者の言葉を信じて、周囲が何度も勧めた病院行きを拒否し、
自分が悪性リンパ腫であったことも知らないまま(検査もうけない)、
黄疸で白目が黄色になっていても、お腹の中に穴が空いて激痛に襲われていても、
「好転反応」「症状ができっているから良い方に向いている」という
師匠のメール(送受信歴は携帯に残されていました。裁判になればおそらく証拠として提出されることになるでしょう)に従って、
自宅でホメオパシーによる治療(上述のレメディを指示されてました)を続けた結果、
心臓の激痛(心臓や肺の周りにも大量に水が溜まっていたそうです)に襲われ、
意識を失って始めて救急車で病院に搬送され、11日後に亡くなったそうです。
一人でお子さんを育てているために、健康でいたいと強く望んでいたからこそ始めた療法だったそうです。

もうひとり、裁判になっているのは赤ちゃんのケース。ホメオパシーに傾倒している助産師さんが、ビタミンK2シロップの代わりに、レメディを与え、その結果、ビタミンK2を与えていれば防げた出血により死亡してしまったケース。


どちらも、レメディやホメオパシーが悪いというよりも、他の治療を否定する排他性の強さが悲劇をよんでいるようです。
だから、日本学術会議も「プラセボ(心理的効果)以上の効果はないことを理解した上で自分のために使うことは自由」と言っています。
 

ただ、こういう新しいものを商売として始める人は、生業としてなりたたせるために、どうしたって、西洋医学との違いを浮きたたせ、いかに良いものであるかを喧伝し、ある意味「洗脳」にかかるわけで…。
ハーブと同じような軽い気持ちで手を出すことにもリスクはあるなぁと思うのです。


焦れば出来る

2010-08-25 20:25:56 | 娘の事・謎
今日はなんだか胃が痛くて…誤魔化し誤魔化し仕事してたら、完全にお腹こわしたようです。
夜の追い込みも出来ず、今はソファによこになって(かなり楽です)、子ども達の気配を感じています(で、時折、叱咤激励するの)
勉強はしんどいけど、社会勉強の方では、今日また一歩の前進ありです。
のんびり娘、今日はお友達をリードしての映画鑑賞でした。
クラスメイトで、学校では殆ど口をきかないというお嬢さんを映画館までエスコート。
そのお友達の都合で、上映直前に飛び込むことになったから、チケット売り場で、一気にいいたい事が言えたそうです。

「私ね、スルスルッと言えたんだよ。絶対間に合いたかったから。」
と、そのことが余程うれしかったんでしょう、何度もチケットを買う時の
セリフを再現して見せてくれました。

いつもは、他の人にやってもらうこと。自分でやったとしても(鬼母がやらせる時はあります)、自信なげにたどたどしくしか対応できなかったことが今日は自分で思っていた以上にすんなりできた。
それが、本人にとってはものすごく嬉しいことなんですね。

で、こういう時、自信がついて気持ちにゆとりがあるときには、
「ただ、学年を聞かれた時はちょっとわからなくて止まっちゃった。」
など、うまくいかなかった部分も、自分で振り返ることができるんですね。
(出来ないことだらけの時は、これが絶対出来ません。自分の「できる」ことのみに拘り続けて、頑なに「できない」を認めなくなってしまうのです)

のんびり娘、今日は自分から、「無口なお友達」に感謝してましたけど、
自分でやらなきゃどうしようもない状況に置かれれば、人は普段出し惜しみをしている力を発揮するもんですねぇ。
もちろん、これまでにのんびり娘が体験し、見聞きしてきたことが生かされた結果なのですから、遊び好きなパパや気長で優しい他のお友達にも感謝です。
こうした自信が、のんびり娘の人間関係を今後更に広げてくれる力になることを期待しますわ。

正直 しんどいわ。

2010-08-24 01:20:07 | 高校生のお勉強
夜中の1時までお勉強。
何故かって・・・
私がいない昼の時間、まったり過ごしたと見えて、減っていない宿題。
すでに、宿題は済ませ、期末の準備に入っていなければとてもじゃないけど
範囲も広く教科も多い期末テストには対応できないのに、
まだいくつもの宿題が残っている状況。
一人で取り組ませれば、なかなか進まないから、
のんびり娘には「寝坊」をしてもらうことにして、
私が付き合える夜の時間に勉強を一気に進めていく作戦に出たのですが・・・

夕食後、始めようと思うと携帯メール。
お友達と今度映画に行く約束をしているので
そのやりとりです。
これがね、めちゃ時間を食うの。
打つのも、考えるのも遅いから、
面倒になって、こっちが文章は打ち込んであげちゃうのですけど、
そのあと、「飾りは任せたよ。」
と渡すと、デコメやらなにやらで、私が文を打つ数倍の時間をかけちゃう。
結局、スタートが10時近くなってしまいます。

その後も、間違えたのでアドバイスをすれば、
何かと突っかかってきて、最後にはバトル。
11半時過ぎから仕切り直して、科学のプリントがめど付くところまで
持っていくとこの時間です。

のんびり娘は、
頭が痛い。だの、お腹が痛い。だの、眠い。だの、風呂に入りたい。
だの言いますけれど、自分のかん癪が招いた結果ですから、無視します。
こっちはねぇ、君との「お勉強」を終えた後で、妹ちゃんが寝る前に出してきた
水着を洗濯して干して、まだ畳む暇もなかった洗濯物を畳んで、
明日はまた6時には起きだして妹ちゃんを送り出し、自分の仕事へと向かうのよ。





お祭り

2010-08-19 23:09:31 | 娘の事・謎
昨日まで、実家の方で過ごしておりました。
家族旅行のあと、実家にこもっての「お勉強」。
私が一日つきっきりになれるのはわずかな日日しかありませんので
毎日びっしり・・。
それでも、予定通りにはなかなか進まないものです。
正直、あと数日籠って宿題をやっつけてしまいたかったのですが、
今日は、のんびり娘が通った(妹ちゃんも通っている)小学校の学区のお祭り。
昔のお友達も集まってくるお祭りですので、ここは外せません。
夕方前までで「お勉強」を終えて、お祭りに行く準備をさせました。

洋服を選ぶのを手伝い、髪を可愛くセットして、
結構可愛い感じの高校生の出来上がりです。

浴衣に拘る妹ちゃんとセットにして送り出し、私は後からゆっくり
向かうことにしました。

8時過ぎ、覗きに行くと、
お友達やその兄弟たちと一緒にDSの画面をのぞきこんでいます。
話がすごく弾むわけでもないけれど、
そこにいて不自然ではない感じはすごくありがたいです。

ただ、帰宅時の車の中。
他の2組の家族と一緒に、小学生3名、高校生2名と大人3名
の大人数が詰まった車の中で、
「一生懸命」夏休みの楽しかったことを話そうと、
甲高い声を張り上げる様子は、
「高校生」というには余りに幼く・・・。

のんびり娘のことを良く知っている人たちばかりだからいいんですけどね。


部活の後のお楽しみ。

2010-08-03 22:41:01 | 娘の事・謎
今日は、学校が別の県に持っているテニスコートでの練習でした。

午前中に自転車で塾に行き、駅前の駐輪場に自転車を止め、
駅前のどこかのお店で(マックにしたようです)お昼を食べ、
電車を乗り継ぎ、住宅街のわかりにくい道を10分少々歩いて
ひとりでコートまで向かいます。

しかも今朝は、私が妹ちゃんの送り(合宿の理科教室に行きました)から
そのまま出勤するため、送り出しをしてあげることも出来ませんでした。

出勤途中の車の中からモーニングコールだけはいれて
たたき起しましたけど、そのあとのことは本人お任せ。
どうなるかと、ハラハラしましたが、諸々無事にやり遂げました。

家の電気関係も、エアコン、テレビ、照明、みなちゃんと消えていましたし、
鍵もきちんと掛けてありました。


そして、帰宅後。
私ももう一つの仕事との掛け持ちで帰宅が遅かったこともあり
二人でファミレスに行きました。
そこで、のんびり娘が今日とったプリクラを見せてくれたんです。
お友達と二人で、楽しそうに映っているプリクラ。
「明日もとるんだって。今日の機械はあんまり良くないんだって。」
と、のんびり娘。

なんか、嬉しいんだなぁ。


皆が寄り道していても、その中に入れなかったり、入らなかったり・・
大人数でとったたった一枚のプリクラを宝物のように抱えていた頃。
友達と一緒にプリクラをとるなんていう機会は殆どなかったから・・・。

それがこの夏は、小学校時代のお友達と2ショットでとったプリクラを
携帯に入れ、楽しそうなその写真を待ちうけにしてる。
それだけでも、「たいそうな幸せ」なのに、
部活の中でも、2ショットで(他の子たちがまとまって撮っているとき、そのお友達から
「二人でとろうよ」と言われたのだそうです)プリクラが撮れた。

「生きてたくないって思ったこともあるけど、生きてて良かったよ。」
と、のんびり娘。
そうだよね。人生の帳尻は最後の最後にならなきゃわからないんだから、
悪い時に人生を終わらせちゃぁもったいないのさ。

夏休みの後半には、クラスメイトと隣のクラスのお友達を誘って
映画を見に行く計画もある。
その前に、小学校の隣の公園でお祭にも参加する予定。
ここではまたそう学校時代の友達に会えるでしょう。

ゆるい関係でいい。
こうして「お友達」と過ごす時間を増やしていって、
その中から色々と学んでいってほしいなと思う。
そのうちに、長く付き合っていくことになるお友達が
現れて(絞られて?)くることでしょう。

そうした日々を続けられるために、
留年はできないのよ。
明日は妹ちゃんもいないから、鬼母ビシッと稼働いたしますよ。

風俗問題?続きです。

2010-08-02 21:30:05 | 娘の事・謎
先日記事にした「風俗求人雑誌」。
のんびり娘には、
「受け取るっていうことは、それだけで
。『こいつ引っかかるかも』って、相手に思わせちゃうんだよ。
それに、はたから見ている人には、
『えぇ~、こんな雑誌に興味あるわけ~』
って、引かせちゃうよ。」
っていう話もしました。

のんびり娘、基本的に町で勧められるチラシやティッシュの類は
全て、断らずに持ち帰ってくる子です。
それは、のんびり娘が特別「よく深い」というわけではなく、
「だって、あの人たちって配り終わらなきゃ帰れないんでしょ。」
という、ちょこっと優しい気持ちからとか
「なんだかよくわからないから、もらって家でみようと思った。」
というような好奇心からのようです。

「優しさ」を、否定しちゃうのは心苦しいですけど、
自分の意図しない誤解を生む言動は修正していった方が良いと思うのです。

今回、一緒にいたお友達は同じように冊子を差し出されてもとっていません。
以前どこかで見て、どんな雑誌か知っていたからかもしれません。
或いは、表紙に書いてある「楽して稼げる!」
などというキャッチコピーに「いかがわしさ」を感じて
手を出さなかったのかもしれません。

そう、表紙の字を一瞬で読み取り、それが意味しているところを
瞬時につかめる力があるなら・・・。

のんびり娘は、
「楽して稼ぐ」ことに興味があったわけではありません。
ぱっと見ただけで、それが読み取れる子ではないから。

でも、配った側、或いは周囲から見ている人たちにはそれがわかりません。
冊子の意図がある程度伝わる表紙を見たうえで受け取った。
そう思われたなら、のんびり娘は十分に脈のあるカモということになります。

「こいつには脈がある」
とふまれて勧誘されたら・・・。
人の話を素直に信じてしまうところのあるのんびりチャンが、
若い女の子を口車に乗せてしまうプロの方々にかなうはずもないでしょう。


最初の段階でブロックする。
それには、やっぱりある程度の漢字が読めて、言葉の意味がすんなり頭に
入ってくる力をつける事も必要かなって思いました。


風俗からのお誘い。

2010-08-01 23:00:40 | 娘の事・謎
先日、お友達と近くの大型ショッピングセンターに出かけた日、
のんびり娘は一冊の(かなり厚めな)フリーペーパーをもらってきました。
表紙にはきらきらラメで飾られた女の子のイラストがあり、
女の子向けの雑誌のようです。
でも・・・
中をのぞいてみると、これが「求人誌」。
最初のカラーページには、顔を手で隠したセクシー衣装のお嬢さんの写真とともに
「月収100万!」
だの、
「今月は138万稼ぎました。」
だの書いてあります。
中の求人コーナーも、
「1日36000円」
「きれいで簡単な仕事。」
だの、
普段、新聞に折り込まれてくる求人チラシの
「自給800円」
などに比べると、すご~いお仕事がいっぱいです。
終わりの方のページには、
イケ面の男の子のどアップの写真も載っていて、
こちらはホストクラブの紹介でした。

はぁ~~~~。

都会で生きるっていうことは、のんびり娘に色々なチャンスを与えてくれます。
でも、一方で、このようなリスクの高いものとの出会いも多くなります。
俗にいう、「有害情報」っていうやつが、そこらへんにぽろぽろと転がっているし、
こんな風に手渡されちゃったりもするのですから、困ったものです。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、
軽度の知的障害を持つ女の子の中には風俗で働くようになる子も多いそうです。

確かな知識や判断力がないと、
「時給800円」で上司におこられ怒鳴られる仕事より、
「1日36000円」の「きれいで簡単な仕事」の方が、
良く見えてしまうこともあるでしょう。

そうした目先の比較から、その先を見通した判断へと
どのようにしてのんびり娘の目を向けさせていくか。
親として、まだこれからしばらくは機会をとらえて
働きかけ、伸ばしていかなきゃいけない部分だなと
改めて感じました。


ちなみに、中身については逐一解説してあげました。
で、そうした仕事をした結果、どのようなメリットとデメリットが考えられるのか、
近い未来と遠い未来にわたって考えてもらいました。

以前、「性感染症」についてパンフレットを使ってしっかり教えたことがありますが、
今回話していて、彼女一人では、その時に得た知識を
こうした「性風俗の抱えるリスク」として、“つなげて”発想することが
出来なかったのだということもわかりました。
相変わらず、
「それはそれ、これはこれ」脳ののんびりチャンです。

どんなことでもそうですけれど、
「1度教えたから大丈夫」
なんてことはないわけで、それを心して、これからも
機会を見つけて、判断につながる「知恵」を注ぎ込んでいこうと思いました。