のんびり娘の謎

10円が2個で、、、12円?今日の前の日は、、、前の日?のんびり娘のお答えは、理解できない謎ばかり。さぁ、どうする?

カラオケ

2011-08-31 00:44:56 | 娘の事・謎
夏休みの最後に何かしたいこと、行きたいところある?
と聞いたら、
「カラオケ!」
というので、今日は姉妹二人でカラオケ屋さんに行くことを許可しました。
(私仕事ですから・・)

でもね、
「受付の仕方わからない」
って・・。

お友達と一緒に2回行ってる場所なのに、
お友達にまかせっきりだったんだね。

電話でちょっと調べて、予約入れて、
後は本人たちに任せたら、

「学生証持って行かなかったから、5時過ぎると延長になっちゃうんだって。」
って、ちゃんと理解して、
「5時前に帰るよ。」
って、メールを寄こした。

学生証を持って行ったら、8時までいられたらしいから、
次は忘れないね。

そう言えば、先週、レンタルショップから
レンタルカード更新のお知らせがきて、
これも最初はわけがわからず、困ってた。

一つ一つ「体験」しながら、世の中の仕組みを知っていく。
こういう時期がもうしばらく必要なんだろうな。


今日は、近くの大型スーパーで一緒にお買いもの。
帰り際、「合宿教習」のパンフレットを手に取る私に
「なに、それ?」
と聞いてきたのんびり娘。

いつかきっと、車の免許にもチャレンジするだろうあなたのために、
今から調べておくのよ。

「延長料金」のかからないタイプの合宿教習は魅力だけど、
「学科」にかんしては、予め家で講習しておいた方がいいかしらと、
そのパンフレットを読みながら考えている
ものすごーく気の早い鬼母なのでした。

その前に「赤点阻止」しなきゃいけない
定期テストがやってくるのにね。
鬼は笑って、鬼母は泣くのだ。


学校選びって。

2011-08-30 00:37:35 | 母の作戦、考え
保育園、小学校、中学校、そして次の学校へと
鬼母の「のんびり娘進学先選び」は、
これでもう4回目になります。

そう、保育園もね、何件も車でまわって、
ひそかに外から様子をうかがっていたりしたんですよ。
「よくお布団が干してあるなぁ。」
とか、
「何だか、いつも園長先生のお説教が聞こえるなぁ」
とか、
ちょこちょこ回っていると、その園ごとの雰囲気が見えてきて、
だんだんと、志望園が固まってきたのを思い出します。

結局、第3志望まで出した、その2番目の園に、それこそ「縁あって」
決まったのですが、ここが良かった。
公立の保育園で、先生方がベテラン揃いで、
パートのおばさまたちも、本当の孫たちのように
子供たちを可愛がってくださって、
上手に育ててもらったなぁって思います。

小学校は、少人数で手厚くて、
学童保育の充実している学校の情報が、
向こうから飛び込んでくるように入ってきて、
見学後、迷わずそこに入れました。
今もつながる友達。
のんびり娘もですけれど、私自身も
この小学校でたくさんの方にお世話になりました。

そして中学。
思いもかけなかった私立受験。
とびこんできたDMを見て見学に行った学校が、
「のんびり娘のための学校だ!!!」
と思えて、それこそ必死で勉強しました。

振り返ってみると、選択の仕方はいつも一緒でした。

たくさんの選択肢について情報はとるけれど、
ある程度まで絞った段階で必ず見学に行ってみる。
そうするとね、「ここかな」「ここなんじゃないかな?」
というところがなんとなく見つかり、
そこに絞って更に情報をとると、
どんどんその場所の良さが見えてきて、
そのままそこだけに絞っていく。
そんな感じ。
だから、いつも最後は、
「そこに行くか行かないか」
の2者択一です。
「こっちにしようか。あっちがいいかな。」
といった、いくつもの選択肢を並列にして選ぶ方式は
鬼母向きではないのです。

「そこだけ」にすることで、真剣さは増し、
無駄な労力も省ける。
ケチな鬼母なりの、節約法のひとつなのかもしれませんね。


高校卒業後の進路についても、
なんだか同じような経緯をたどりそうです。




道は開ける・・・きっと。

2011-08-28 07:24:37 | 進路の事
狙いをつけた専門学校を、更にいろいろ調べています。

専門学校っていっても、。
2年だったり、3年だったり、
同時に短大の通信科を卒業できるシステムだったり
色々あるのね。

「ここだな!」
って思った学校は、3年制。
人より「準備期間」が余分にかかるのんびりチャンには、
2年より3年の方がありがたい。
しかも、学習システムとして、
「学ぶ」→「体験」
ではなく、
「見る」→「体験」→「学ぶ」
系だそう。

のんびり娘は、言葉から連想する力が弱い。
実習に行く前に、座学で色々学んでも、
チンプンカンプンのまま、脳を素通りする可能性は高い。
それを家庭で刷り込みなおして、
また学校に送り出すという作業は覚悟していたのだけど、
先に、見学や体験をしてくれれば、
「言葉」がなにを示しているのかがつかみやすく、
学習は格段に効果的になる。

入学前に、少しずつ学校に慣らすという体制をとっているのも
珍しいのだろうけど、合理的だと私は思う。

人間関係で躓きやすい新入生のために、
入学当初はそこをほぐすような活動を多くとっていたり、
担任制だったりと、いろいろ工夫している様子が、
調べるにつれてよくわかる。

「高い能力の生徒を選んでとる」
学校だと、こういう工夫は生まれにくい。
「大学」の先生と言うのは、基本的に
「学問したい生徒」を教える仕事だからね。


もろもろちゃんと考えて、工夫してくれる学校に
出会える辺りが、のんびり娘の「運」なんだな。


大学に行ったら、日々のレポートと試験対策でバイトもままならないだろうけど、
この専門学校なら、軽いバイトを続けたり、
車の免許をとりに行ったりも出来そうな気がする。

専門学校なのに、規模が大きくて、
サークル活動などもできるようだから、
「学生生活」も楽しめる。と、思う。

お勉強の時には、下を向いていることの多い
のんびり娘の顔が、もっともっと上を向いて
笑顔で授業に取り組めればいいなと思う。
そうしたら、きっと道は開けていく。ように、思う。

経営基盤もちゃんとしているし、この出会いを信じて
進んでいいような気がしている。

そうなると、申し込みは来年6月。
8月までには面談を終えて、結果も出る。
そうしたら、残りの数か月をかなり楽な気持ちで過ごせるだろうな。





専門学校って・・・。

2011-08-23 02:25:19 | 進路の事
大概の事はネットで調べられる昨今。
大学の偏差値だって、就職率だって、結構さっとでてくるのに、
専門学校となると、とたんに情報が少なくなる。

通っている人数が、そもそも大学に比べてかなり少ないのだから
当たり前と言えば当たり前なのだけれど、
在校生のコメントなどもネット上に少ないし、
比較サイトも殆どないので、
「情報オタク」の鬼母としては、かなり心細く感じてしまう。

それでも、「ここがよい!」
と思われた学校は、公式のブログが何本もあって、
雰囲気はつかみやすい。

行事が結構ある。「学習」としてのキャンプとか
、資格取得のための「救急体験」とか、
「スクーリング」のための旅行とかも楽しそうだ。

のんびり娘が社会に出ていくために必要なもの。
それは、人の中で身につけていくスキル。

ただ、静かに授業に出ているだけでは、
人との接触は薄い。
行事、イベントを通して、
クラスメイトとも、より近付けるように思うので、
こうした行事はいいな。
本人も楽しいだろう。

行事の中には、先程もあげた
「キャンプ」の他に、
「ソーラン節」もあった。伝統なのだそうだ。
どちらものんびり娘はよく体験している。
キャンプは我が家の年中行事だったし、
ソーラン節は中学の伝統だった。
「体験していること」には自信を持って取り組める。


実際に仕事に就くまでに、どれだけの体験を積んでいけるか。
のんびり娘にはとても重要なポイントだ。

ブログ等で授業の内容を見る限り、
かなり「体験重視」の授業に見える。

あとは、それで『単位』がとれるのかどうか。
「実技試験」ばかりなら、不器用ながら何とかするとは思うけど、
「筆記試験」ももちろんあるだろうからね。
その部分がどの程度の難易度なのか、救いはあるのか、
それを調べておかないと・・。

面談では大丈夫なように言われたけれど、
なんたって、大概の人の「勉強はそれほどできなくても・・・」
の範囲を、逸脱してしまうことのあるのんびりチャンだからね。

特に、「併修制」という、これまで聞いたことのなかった制度については
落とし穴がないかどうか、もっと詳しく知らなくては。

鬼母の夜は、またまた忙しくなりそうだわ。




親業休憩?

2011-08-22 21:52:10 | 1年算数
時々、本気でしたくなります。

二人の娘、かわりばんこに手間かけさせるのだもの。

基本、心配症ですからね。色々と心配事を増やされると、身がもたないですわ。

娘達をほったらかして、夜中遊び呆けてみたら、少しは気がおさまるかしら。
いえいえ、その間に妹ちゃんがなすであろう悪行三昧を想像して、悪酔いしちゃうわね。
お買い物に出る振りをして気分転換。車の中で軽い読書。

親業をほんの20分程休憩して、さぁ、家に戻りますわ。

小噺~妹ちゃんネタですよぉ。

2011-08-21 23:07:59 | 家族のこと(主に妹ちゃん)
妹ちゃんの塾の国語担当の先生。
「言語事項」に関する小テストを、授業の度にずっと続けてくださっている。
類義語だの対義語だの、ことわざに漢字一文字を当てはめるものだの、
難易度は高いけれど、事前にプリントと解答をいただいているので、
事前に勉強していけば、ささっと書けるはず・・・なのだが・・・
妹ちゃんの辞書に「努力」の文字はないからネ(笑)

で、先生が丸つけして、返してくださったプリントを
整理してみると、プリントに赤字で書かれた先生の一言が。
日を追ってみると・・

「努力が足りません!」

「努力が必要です!」

「努力しましょう!」

「努力不足!!!」

ときて、ついに

「心を入れ替えなさい!」

となってました。

塾の先生からこう言われる妹ちゃんって・・・。


因みに、その後は鬼母の尻叩きが入り、

「努力しましたね。」

をもらえるようになったのでした。めでたし、めでたし(?)

見つけた!

2011-08-21 22:18:00 | 進路の事
のんびり娘の進学先のことです。

今日オープンスクールに参加した学校が良いと思いました。

理由
1、就職率100パーセント。求人数多し。
2、面倒見。担任制、キャリアセンター他、体制もだけれど、
  学生を社会に出で通用するようにするために試行錯誤した跡がうかがえる。
3、雰囲気。実習が多く、行事も充実して楽しそうな雰囲気。サークルまである。
  入学当初の雰囲気作りには学校側も何かと世話を焼いて努力してくれている。
4、実学。授業の中で子供と接する時間がしっかり取られている他、実習も長い。
5、資格。短大と併習で、短期大学士の資格もとれるそう。
6、共学。保育士のコースでも男の子4割だそう。

「面倒見」は外せないのですが、学業の面だけではなくて、人づきあいの面に関しても
結構よく見てくれていそうな雰囲気が感じ取れました。
また、キャリアセンターも卒業時だけではなくて、例えば結婚出産などで
離職した後の復帰時にも「この学校の卒業生であればいつまでも利用できます。」
というのは心強いなぁって思います。


と、鬼母は説明を聞くたびに「ここでいい!」「ここがいい!!」
と思って行ったのですが、肝心ののんびり娘は・・・。

自分が入った時のことが、まだまだイメージできていないんだろうな。
興味を持つのは、なんだか頓珍漢なことばかり。

自主的に選ぼうとして欲しい親としての想いと、
彼女の幼い判断で誤った方向に行って欲しくないという想いと、
ぜーんぜんわかってないなぁと、イライラする想いと・・・。

色々ゴタマゼな思いでカリカリしてしまいました。

こういうときは、誰かに話しながら自分の気持ちを整理しないとやってられません。
義母に電話して、なんとなく話してみました。


すると、義母の姉である伯母さまのことをあげて、

「親と先生が選んでくれた大学に行って、
親が用意したアルバイト先で優しい旦那さんに出会って、
のほほんと幸せに生きている人もいるんだから、
何でも「自分で選ばせなきゃ!!」
って思わなくっていいんじゃないの?
あの子がここじゃぁ嫌がるだろうなっていうのはわかるでしょ。
保育園や小学校や中学校を選んできたときみたいに、
そういうところは避けて、あの子にいいと思うところを
見つけてあげればいいんじゃないの。
それで、本人に言ってみて、本人が嫌だというなら別のことを
考えればいいし、でも言わないんじゃないかな。
あの子は『運』は持ってると思うからね。
笑顔で、毎日学校に行ければ開けてくるんじゃないかと思うよ。」

といったことを話してくれました。

話しながら、自分の中のイライラが、
「高校生らしく、自分で判断しようとする態度」
を見せられない娘に対してのものだったことに気がつかされ、
そして、
「高校生並みの力がないから、親の支援が必要になっている」
事との矛盾で悶々とするのだということにも気がつきました。

出来ないから二人三脚。
ゆっくりと成長するから、のんびりちゃん。
そのための猶予期間として、上位学校への進学を
考えてるのに、なにをあせってるんでしょうねぇ・・。

他のお嬢さんたちが中学や高校を選択するときのように、
親のでしゃばり前面に出してやっていこうと思います。

その中で、彼女が自分の意見を少しずつ出していけるように。
そしてまた、鬼母の動きや態度を見たり聞いたりしながら、
彼女の中のストックに出来るように。

そんな気持ちで、この後もオープンスクールも一緒に行くことにします。









帰京

2011-08-20 23:37:47 | 進路の事
夏の帰省から戻ると、オープンキャンパス参加の予定が目白押し。

数十年前、田舎の高校生だった私は、「蛍雪時代」(と、記憶していますが・・・)の大学リストを繰りながら、

1、国立(学費が自分で出せる範囲)、
2、東京(ぜーーったい都会に行きたかったのだ)、
3、共学(高校は公立女子高でした)、
4、資格(手に職が我が家の基本です)、

の4つの条件にかなう学校を選びだし、
共通一次(今のセンター試験)の結果と照らし合わせて
「入れそうな学科」を受験。

田舎者ですから、東京の国立大学と言えば
東大とお茶大しか知らなかったんですけど、
この時、「探せばあるもんだねぇ・・」って、
思ったなぁ・・・。



ということで、受験したのはこの1校と
12月という当時ではもの凄く早く試験があった
私立の2校だけ。
塾にも予備校にも行ったことがないので、
お気楽なものでした。


さて、のんびり娘はと言えば・・・

相変わらず当事者意識は薄く、
鬼母、あれやこれやと検討しながら
見に行く学校を決めています。

この間書いたように、
鬼母の心は「専門学校」に傾いていますが、
実体が良くわからないので、
雰囲気の違いそうなところを
いくつか見て回るつもりなんです。

夏休みのこの時期は、それぞれの学校が売り込みチャンスとばかり
オープンキャンパスを計画しています。
その中からどこを選んだらいいのか・・
ネットがなければ、途方にくれてます。

授業内容、とれる資格、学業年限、男子生徒の割合、
経営母体から通いやすさまで、
比較検討しますけれど、実際に行ってみなければ
わからないことがいろいろありますものね。

のんびり娘の場合は、
社会的スキルのアップ
という目的も持っていますから、
通っている学生さんや先生方の雰囲気も
ちゃんと見たいんです。

あちこち回る中で、本人の自覚を促していきたいと思います。




のんびり娘、家出未遂

2011-08-09 07:14:44 | 娘の事・謎
鬼母、このところ肩の痛みが増してきて、結構つらい毎日です。

(昨日、知り合いから「筋膜」というキーワードを教えてもらいまして、
ネットサーフィンの結果、「トリガーポイントの指圧」
という方法を試してみると、少し良いようでしたので、
しばらく続けてみようかと思っています。)

さて、我が家の二人の娘たち、
こういう鬼母の状況にお構いなしで
つまらないことで角突きあわせ、際限なく愚痴愚痴。
いい加減、イライラしてきます。

妹ちゃんの揚げ足取りや皮肉は
人の気持ちを逆なでするし、
些細なことで、すぐにイライラと声を荒げるのんびり娘にも
疲れます。

そんなつまらないことで、イライラと過ごさないように
どうやってやり過ごすかを教えたりもしますが、
妹ちゃんへのイライラを、体中から発散させて
こちらの気持まで滅入らせる様子に、
周囲の人の気持ちも考えた行動を促すのですけど、
私にジャッジを求めるのんびり娘の行動は変わりません。

つまり、私が見ていないところでおきた
妹ちゃんの行動を、逐一報告して、
「妹ちゃんが悪い」のだから、
私に妹ちゃんを怒ってもらおうという行動です。

生来「人に頼る」ということが苦手な鬼母、
これがイライラのもとになるのです。

妹ちゃんに腹が立つなら、その場で妹ちゃんに言えばいい。
喧嘩しても取っ組み合ってもいいから自力で感情を整理すればいい。


出先から戻る車の中でも、とげとげ光線の応酬があって、
体がしんどくて、心がしんどくて、
「二人の喧嘩は聞きたくないから、先に家に帰ってて。」
としばらく車に残っていた鬼母に、
不機嫌丸出しで、またもや「ご報告」。

聞かずにいると、
「ママは車にいたから、私は妹ちゃんの近くで重い出して嫌だったんだから。」
と、こちらを責めるんだな。
我が家には、リビング以外にもいくつも部屋はあるのに、
自分でイライラのもとから遠ざかる行動はいくらでも出来るのに、
そうはしないで、とげとげ(妹ちゃんはその気になると非常に嫌な奴になれます)
の近くでイライラしたのを、こっちのせいにするのかい。

挙句に、「家出しようと思ってたんだから。」
という割に、家に持ち帰った荷物の整理さえしていない。

こういう「口だけ」の行動も、鬼母大っきらいなのだ。

愚痴愚痴言う前に、動けばいいじゃん。って思ってしまうから、
話を聞いていると、肩の痛みもどんどん増して、吐き気まで出てくるけど、
のんびり娘は、「自分の気持ち」しか見ようとしないから、
「きいてくれない!」って、どんどんヒートアップして、
文句ばっかりになっていくのだ。

で、
これはもう、「行動」してもらって感じて欲しいって思ったのよね。

「家出するならすればいいじゃん。ただし、自分で何が必要か考えないとね。
明日は、ゼミあるよ。明後日は部活もあるからね。
今日しなかった勉強も、やらないと提出日までに終わらないよ。
いつまで家でするのか知らないけど、自分で考えて支度しないと困るからね。」

って、放っておいたら、引っ込みつかなくなったんでしょう。
ブツブツ言いながら、ごそごそと支度をはじめました。

鬼母ですから、その背中から
「パソコンを使う宿題も出てるよね。どこでパソコン使えるか考えるんだよ。」
とか、
「駅の近くにあるビジネスホテルは、たぶん7000円ぐらいで泊れるよ。」
とか、
「公園のトイレを使うときは、必ず人がいないか確認するんだよ。」
とか、
「携帯はいつでも手に持って、何かあったらすぐに警察に電話できるようにしておくんだよ。」
とかしらっと言うので、引っ込みのつかないのんびり娘。

プンプンしながら、水筒にお茶を詰めたり、新聞紙を束にして持って行ったり
(たぶん保温対策)、勉強道具をぎっしり詰めたり、
そして、制服も手に持っていよいよ家を出ようという時に、
家の電話が鳴りました。

義母から。

「のんびりチャン、家出するってメールがきてるけど・・・」

小さい頃から、
「家出するならおばあちゃんの家が安全だよ。」
と刷り込んできたのが生きてたようです。

結局、
「のんびりチャンは可愛いから、夜一人で出歩くのは危険。昼間においで。」
となって、家出は未遂で終わり、気持ちのおさまらないのんびりチャンは、
部屋の隅でべそべそ。

これ見よがしにべそべそされると、それはそれで腹が立つので、
「別の部屋で泣いたら」
と、促すと、
携帯を持っておこもり。

どうもね、こういう時の愚痴を聞いてくれるお友達がいるようなんですよね。
(こういうのは嬉しい鬼母です)


のんびりチャンが「のんびり」故に起きていることなのか、
鬼母の性質と、のんびりチャンの性質の違いによっておこることなのか、
こうしたバトルは、今後もありそうな予感であります。

「おばあちゃんの家」
と、
「お友達とのメール」
という
逃げ道を確保しているのんびり娘は、
まぁまぁには成長しているのかなって思う出来事でした。

が・・・
おやことも、課題はまだまだ多いわねぇ。








オープンキャンパスに行きました。

2011-08-08 00:54:30 | 進路の事
夏休み中に、上位校を訪問することが、高校の宿題になっています。
いくつかの学校を見て、自分の進路を具体的にイメージしていくことが大事だから。

そこで今日、近くの大学のオープンキャンパスに行ってきました。
以前もここに書いたことのある大学。
保育士の資格がとれるコースを、一応狙っています。

私が、のんびり娘の進路について心配するポイントは二つ。

入学した後で放り出されないかと、そもそも入学が可能なのかということです。

のんびり娘の進学の理由は、
資格を得て就職を有利に進めるが一番大きいです。
途中で単位を落として卒業できなくなるのが一番困ります。
人より1,2年余分にかかってもそれはいいのですけれど、
卒業させてもらえなくなるのは勘弁なのです。

前回見学した専門学校でも、ここのところはさりげなく確認してきました。
しかし、今回は一応「大学」です。
学問をするために入学してくる場で、
「うちの子勉強できないので、出席だけでも単位とれるでしょうか?」
とは聞けません。

でも、体験教室で、のんびり娘が赤ちゃん人形のおむつをはかせている間に、
優しそうな先生と長話して、

「保育士は厚生省の方の資格だから、
出席がちゃんとしていればある程度はね・・・」

と、こんな言葉を聞きだしました。

そして、案内役をしてくれている先輩達から、

「先生たちはすごくよく教えてくださるよ。
ピアノも、それこそ音符の書き方から教えてくれるから、
テストも大丈夫だよ。」

どうやら、今のところ(開設間もないので、今後変化は出るかも)
面倒見はよさそうです。

説明してくれた先輩たちは、とてもフレンドリーでした。
複数の学部がある大学なので、男子学生も多く見かけましたが、
穏やかな表情の生徒が多くて、それもいい感じでした。

「出会い」を求めるなら、こういうところだろうな。

そう思いました。


でも、一方で、また違う思いが私の中で大きく育ってもいました。

体験で、おむつを替えたり、
練習室で、先輩たちの前でピアノを弾かせてもらったり、
「実習」系の活動をしているときののんびり娘は、
やり取りもきちんとしているし、「普通のお嬢さん」に見えます。
表情も生き生きしています。

ですが、そのあとの個別相談会で、
相談に乗ってくださる先生とのお話しの中では、
「わかってないなぁ・・・」
と感じるところが多く見られました。

後1年ありますから、こうしたところを修正していくことは可能です。
試験にしても、的を絞れば合格の可能性はあるようにも思います。

だから、「無理だからやめる」
というのではないのです。

ただ、のんびり娘は本でする学問よりも、
体で覚え感じていくものの方が、自信を持って取り組めるのだから、
そういう方向で勉強できる方が良いのではないかなと、
今日の体験の中でのんびり娘が見せた表情から、
そんな感じを持ったのです。

それで今夜は、見学できそうな専門学校を
あちこち探してました。

専門学校にも色々あって、
2年でちゃんと資格をとれる学校もあれば、
3年かけて、短大卒の資格も一緒に取ってしまうようなところもあるんですね。



今日がとても楽しかったので、
のんびり娘は、今日の大学に行く気満々なのですけれど、
今月、専門学校もいくつか見学してもらって、
色々話していこうと思います。