のんびり娘は、過程を飛ばして頭の中でちゃちゃっとやるのが苦手です。
ですから、彼女が自分で過程を飛ばせるようになるまで、
手間でも面倒でも、計算経過を一つずつ丁寧に書いていくやり方をしています。
比の学習でそれをやるとしますでしょ。
すると・・
:3=6:2
で、を求めよ。
などといった問題の場合、
教科書どおりの学習法でいくと、外×外=内×内なわけですから、
2×=3×6
2=18
=18÷2
=9
という過程をたどるわけです。
これが田の字ですと
: 3
6 : 2
分子がわかっている数字斜めがけ。分母が?の斜め。
なので、
6×3
=―――――
2
がいきなり出来るわけです。
で、のんびり娘、約分の類は嫌になるほど取り組んでいますので、
これを見たら、分子の6と分母の2から
分母の2に斜線、分子の6に斜線して3に直す
という作業はなんなくやってのけるんですね。
なので、残すはあと1過程。
=9
がすぐにでます。
18÷2のような簡単な割り算でも、どうかすると
「にいちが・・・」から始めたりするようなところのあるのんびり娘にとって、
目で見てパッとわかる分数の形に直せる事は
かなりの負担軽減になるようなんですね。
その結果、計算のスピードも上がりますし、過程が少ない分ミスの誘発も防げます。
あまりに便利なので、もう一度ご紹介。
「田の字」のときかた(小学生、学力急上昇の勉強法:杉田久信著:二見書房より)
(杉田さん自身は、「田の字の解き方:はんば正幸著:文芸社」を参考にされているそうです)
以下、引用
・問題をといて文意を掴みます。
・問題の数量関係を「田の字」に単位をつけて書き込みます。
・この「田の字」をもとに、求めるところ()からみて、
「横×縦÷斜め= 」で立式します。
・計算して答えを求めます。
以上です。
(一部略)
きまりとして、上段、下段とも横の隣には同類の単位・記号をそろえるようにします。
引用終わり
(鬼母注:文意がつかめなくても単位を頼りに書き込めるのが田の字の利点の一つでもあります。)
我が家では今はこれを一気に分数の形にもっていくようにしています。
?()の斜め前が分母。それ以外は分子で、掛けあわせ。
というようにごくごくシンプルに見るようにしています。
で、これだとこんな問題も簡単。
-4:6=3:2
比較のために、教科書のやり方でまず解いてみます。
(-4)× 2=6×3
注:ここで -4に()をつけず、2-4というようなミスをする事があります。
2-8=18
2=18+8 (ここは飛ばせるようになっています)
2=26
=26÷2(もう少し大きい数字だと、のんびり娘は別に筆算をします)
=13
ということで6過程(+筆算割り算がある場合もあり)ですね。
では、田の字です。
-4 : 6
3 : 2
だから、
3×6
-4=―――――
2
-4=9
=9+4(ここはもう、飛ばせるようになっています)
=13
4過程(大きな数の割り算が無いので筆算割り算の必要もなし)となります。
ミスの誘発を考えると、
田の字に書き直す手間をかけても、こちらのやり方の方がシンプルで楽チン。
のんびり娘には合っているようです。
ですから、彼女が自分で過程を飛ばせるようになるまで、
手間でも面倒でも、計算経過を一つずつ丁寧に書いていくやり方をしています。
比の学習でそれをやるとしますでしょ。
すると・・
:3=6:2
で、を求めよ。
などといった問題の場合、
教科書どおりの学習法でいくと、外×外=内×内なわけですから、
2×=3×6
2=18
=18÷2
=9
という過程をたどるわけです。
これが田の字ですと
: 3
6 : 2
分子がわかっている数字斜めがけ。分母が?の斜め。
なので、
6×3
=―――――
2
がいきなり出来るわけです。
で、のんびり娘、約分の類は嫌になるほど取り組んでいますので、
これを見たら、分子の6と分母の2から
分母の2に斜線、分子の6に斜線して3に直す
という作業はなんなくやってのけるんですね。
なので、残すはあと1過程。
=9
がすぐにでます。
18÷2のような簡単な割り算でも、どうかすると
「にいちが・・・」から始めたりするようなところのあるのんびり娘にとって、
目で見てパッとわかる分数の形に直せる事は
かなりの負担軽減になるようなんですね。
その結果、計算のスピードも上がりますし、過程が少ない分ミスの誘発も防げます。
あまりに便利なので、もう一度ご紹介。
「田の字」のときかた(小学生、学力急上昇の勉強法:杉田久信著:二見書房より)
(杉田さん自身は、「田の字の解き方:はんば正幸著:文芸社」を参考にされているそうです)
以下、引用
・問題をといて文意を掴みます。
・問題の数量関係を「田の字」に単位をつけて書き込みます。
・この「田の字」をもとに、求めるところ()からみて、
「横×縦÷斜め= 」で立式します。
・計算して答えを求めます。
以上です。
(一部略)
きまりとして、上段、下段とも横の隣には同類の単位・記号をそろえるようにします。
引用終わり
(鬼母注:文意がつかめなくても単位を頼りに書き込めるのが田の字の利点の一つでもあります。)
我が家では今はこれを一気に分数の形にもっていくようにしています。
?()の斜め前が分母。それ以外は分子で、掛けあわせ。
というようにごくごくシンプルに見るようにしています。
で、これだとこんな問題も簡単。
-4:6=3:2
比較のために、教科書のやり方でまず解いてみます。
(-4)× 2=6×3
注:ここで -4に()をつけず、2-4というようなミスをする事があります。
2-8=18
2=18+8 (ここは飛ばせるようになっています)
2=26
=26÷2(もう少し大きい数字だと、のんびり娘は別に筆算をします)
=13
ということで6過程(+筆算割り算がある場合もあり)ですね。
では、田の字です。
-4 : 6
3 : 2
だから、
3×6
-4=―――――
2
-4=9
=9+4(ここはもう、飛ばせるようになっています)
=13
4過程(大きな数の割り算が無いので筆算割り算の必要もなし)となります。
ミスの誘発を考えると、
田の字に書き直す手間をかけても、こちらのやり方の方がシンプルで楽チン。
のんびり娘には合っているようです。