のんびり娘の謎

10円が2個で、、、12円?今日の前の日は、、、前の日?のんびり娘のお答えは、理解できない謎ばかり。さぁ、どうする?

2日がかりでした。

2006-08-30 15:30:47 | 娘の事・謎
読書感想文、結局、清書に丸1日かかりました。
今ようやく終わったところです。

何でこんなに遅いのか、謎です。
何でそんなに消しゴムを使うのか、これも謎です。

それでも、飛ばし書きは格段に減りました。
1字ずつ首を動かすのではなく、単語のまとまりで首が動きますから、
ある程度、文の流れを覚えておく力がついたんだと思います。

あとは、繰り返していくことでスピードをあげるしかないんでしょうね。
この夏は「書く」課題を意識して増やしましたが、
夏休みが終わっても、できるだけ継続していくのがいいかなって思いました。
忘れちゃわないように、ここに書いて宣言しておきます。


さて、「お裁縫」の課題(別にやらなくても良いのですけどね)は、
夜中のうちに下準備をして、今日、気分転換に少しやらせました。
ペットボトルケースですが、ちょこっと「刺繍」を入れたりして。
この「刺繍」のところだけ、のんびり娘にさせて、あとは殆ど私の作品になりそうです。

「ズル」ですけどね。
別に、夏休みの自由研究が成績に反映されるわけでは無いし、
あくまで「自由研究」なので、目的はそれぞれでいいんじゃないかと・・。
刺繍を通して、いろいろな縫い方と、その利用法を体験してもらえばいいかなって思います。あと、上手に見せるためのちょっとしたコツね。
そして、展示された時、娘が誰かから声をかけてもらえるきっかけになれば、それで良し。
パパの工作と同じでね、「ふーん、そんなものもこうして作れるんだ」
という所まで、今の段階では入ればいいかなって思います。

夏休みも6年目ともなると、手の抜き方も色々と覚えるもんです(私が)。


残りあと1日。この後も、何かと「書く」物が残っています。
一斉テストの結果に関する感想とか、
それぞれの自由研究に添えるコメントとか、

あまりに時間がないので、
勝手にこちらで文章作ってしまうことにします。
タイマー渡して、
視写のスピードを上げることを、
目的にしてもらいましょう。

手抜きといえば手抜き。
でもね、「何を大事にして何を切り捨てるのか」
時間がないときに、こういう判断は大事です。
「ぜーんぶ真面目に几帳面にやって、毎回締め切りに間に合わない」タイプの
のんびり娘には、こうした「手の抜き方」もお手本として見せていきたいんですよ。

ただねぇ、そんなこと教えなくてもドンドン「手抜き」を実行している
妹ちゃんへの影響を考えると、空恐ろしいものは感じるんですけどね。


おまけ:妹ちゃん語録。
「お店の味 そのまんま」というキャッチコピーを読んで。

「おいしくないやい。だって、お店は鉄で出来てるんだぞぉ。」





今年も1日がかり

2006-08-29 21:33:41 | 娘の事・謎
何のことかって?
「読書感想文」です。

毎年、この宿題が一番きつい。
でも、同時に「必要性」も強く感じる宿題です。

言語の弱い、文章がうまく作れない娘に、
どう書くことを思いつかせ、どうまとめていくのか。
題材にする本を選ぶところから、私の頭が(娘のじゃないところがミソ)フル回転です。

ある程度作戦を立てた上で、余裕のある日を選んで
「今日は、丸1日読書感想文だよ」と、宣言します。
始める前には、
家事の全てを放棄する覚悟。
決してイライラしない覚悟も必要です。
夏休みの宿題ごときに、こんなにも覚悟が必要だなんて、
先生達は想像もしないだろうなぁ。

さて、諸々の決意を固めて取り掛かった読書感想文。
今年の夏の課題は「スタイルの習得」ですので、
スタンダードな読書感想文の書き方を伝授します。

今年は、ノルマが原稿用紙3枚と長めでしたので、
まずは、その本を読むことにしたきっかけから入り、
粗筋へ。そして、ストーリーを追いながら感想を挟む手法をとります。
このやり方だと、自分で考えて書くところが少なくて済むので、
感想が幼くて通り一遍になりがちなのんびりちゃんでも
何とか形にしやすいんです。
といっても、ママ付きっ切りで一問一答しないと文章になっていかないのが現状。
どんなスタイルにせよ、「読書感想文」は難関です。

さて、文章を要約するのが難しいのんびり娘には、
粗筋を書くとっておきの方法を伝授します。簡単に言いますとズル。
本の裏表紙か後書きには、必ずその本の要約が出ています。
作家が書くのですからまとめ方も上手。これを拝借するのです。
丸々拝借しても構わないのですが、本人の口調に少し直して、
利用させていただきました。
粗筋までが原稿用紙半分。ここまではかなりすんなりいきました。

さて、その後が本筋。
のんびり娘ちゃんは、印象に残るシーンを細かに語る事は出来るのですが、
文章に一貫したストーリーを持たせるのが難しい。
たぶん、頭の中で色んなシーンの映像がバラバラに浮かんでくるのでしょう。
そのまま羅列したのでは、まとまりも深みも出てこないので、
最初にしっかり、「何について書くのか」を打合わせする必要があります。
途中で思考があちこちに逸れていったら、その打合わせを思い出してもらって、
筋道が通るところに引き戻すというわけです。

「この本を読んで何を感じたか」
というような抽象的な聞き方では思うような答えは出てきません。
ですから、我が家の場合、実はさり気無く誘導している事も多いのですが、
本人が押し付けられたと感じないように気も使います。
「自分で考えた」「自分で出来た」と感じられなければ、
次のやる気につながっていかないですからね。

誘導の方向ですが、なるべく楽にたくさん書ける方向を狙います。
登場人物の中から、のんびりちゃんがより多く意見をいえそうな心の動きをする人間(或いは動物)を選ばせる。
そして、その人物の行動や心の動きからはずれないように、ストーリーを追いながら感想を挟んでいくと、言葉の少ないのんびりちゃんでも割合に長めの文章がかける。
と、こういう作戦です。

下書きの段階で鉛筆を滑らせるのは私です。
横に座ったのんびりちゃんに話を振りながら、その答えを下書き用の原稿用紙に書いていきます。
文章としてまとまっていなかったら、言われたとおりを繰り返して,
おかしくないかどうかを聞き返します。
本人が気付かないようなら、「だれが?」とか「なにを?」とか、抜けてるところを指摘すると、言い直してきますので素早くそれも書き取ります。

のんびりちゃんに書かせると、何時間かかっても進まず、結局疲れて二人とも煮詰まり、やめたくなってしまうので,長文を書くときには、もう割り切ってこの手法を続けています。

ストーリーをどう挟むのかは、かなりこちらでコントロールします。
のんびりちゃんは、あれもこれも覚えて言おうとするのですが、
その都度、最初に打ち合わせた目的からはずれちゃうと指摘して、
捨てさせます。
最初の目的を明確にしておくと、本人も納得して次に進めるので
お互いイライラが少なくて助かります。

さて、途中途中に挟む感想ですが、実はねぇこれも聞き出すのが大変なんですよ。
「感想は?」「どう思った?」ときくと、
なんでも、
「面白かった」「楽しかった」「かわいそうだった」
で片付けてしまうのんびりちゃん。
そろそろそこを卒業してもらわないね。

それで、
「さっきも『かわいそう』っていったよね。さっきの女の子と、このライオンと、同じ『かわいそう』なの?」
「違う」
「じゃぁ、違うように言葉を考えなくっちゃね。」
と突き放してみます。

「ヒントが欲しい」「答えがわからない」って、
算数の問題じゃないんだから、自分の脳みそから何とか言葉を引っ張り出して欲しいのですが、取っ掛かりがないと難しいのでしょう。
だから、「感想」ではなくて、
「何故、そんな行動が出来たんだろう?」
「どんな気持でそうしたんだろう?」
と、考える方にもっていきます。
すると、苦しんだ末に、なかなかいい考えが浮かんでくるではありませんか。

そういう時、すかさず書き取れるのが、ママ書記の良いところ。
でないと本人、自分でどういったかを忘れて、二度とその台詞が浮かばなくなっちゃうなんてことも何度も経験してる親子です。

「なんか、急にそんな事が浮かんじゃった。」
って、嬉しそうなのんびりちゃん。
いつもより、随分長く書いていることに文句も言わず
最後まで頑張りました。


6年生が、ママ付きっ切りで宿題の読書感想文を書いているなんて、
傍から見たらおかしい事ですよね。
でも、傍にいて引っ張り出してあげる事で、
自分の中にしまわれている言葉に気がつく事もあるんです。
普段、決まりきった短い言葉で済ませようとしてしまう娘から、
少しでも長く深いフレーズを引き出すためには、
こうしてママ書記をするのも悪くないもんだと思います。

さて、あとは清書。
というところで、ピアノのレッスン時間になってしまいました。
うーん、時間切れ。
予定が狂ったので、明日も早起きして初めて欲しいのだけど、
1日机に縛り付けられてストレスが溜まったらしいのんびり娘。
珍しく、私に隠れてベッドで本を読んでます。
これもクールダウンだと思うと、怒鳴りつけて止めさせるのも気の毒だしなぁ・・。

まっ、明日は普通に叩き起こして、
「やっぱり早く眠ればよかった」と、後悔させてあげましょう。


夏休み残りあと2日。頑張るぞ!!(だれが?)



のんびり娘のおごりです。

2006-08-28 20:55:01 | 娘の事・謎
駅までお迎えにいった車の中で、のんびり娘が「サイゼリヤ(イタリアンのファミレス。廉価です)に行きたい。」と言い出しました。
いつものようにケチな母は、
「夏休みにいっぱいお金を使ったから、もう外食はなしよ!」
と返します。

すると、
「私が出す。おばあちゃんにもらったお金がまだあるから。」
と宣言。
娘のおごりで、ファミレスと相成りました。

自分の食事と、妹ちゃんの食事。
(ママは、胃もたれが続いているので遠慮しました)
ドリンクバーを頼むか頼まないか。
食後のデザートは・・・と、真剣そのものの顔で
メニューとにらめっこです。

「自分で頼むんだよ」
と放っておいたら、
頼むものをひとつづつ紙に書き出してました。
それはそれで、知恵ですよね。

お金の事をあまり気にしていないようなので、
「足りなくなるかもしれないから、概数で計算しておきな。」
というと、これも素直に紙に書き出していきました。

実は、「概数」苦手なんです。
数字と、実際の量とが結びつきにくい特性を持つのんびりちゃん。
「だいたいいくつ?」と聞かれてもキョトンとしている事が多いのです。
399円のハンバーグステーキは、だいたいいくら?
198円のドリンクバーはだいたいいくら?
159円のガーリックトーストはだいたいいくら?
   ・
   ・
   ・
と、やっていくと、ほぼすんなりと書けました。
必要は、人間を育てるもんです。


いつもはママがケチるドリンクバーも、自分と妹ちゃんの二人分頼んで、
それでも1500円を越えない事を確認してからお店の人を呼びました。
ママではなく、自分で注文。
デザートのアイスクリームは、どうやら後で頼むことにしたようです。
(ママの頼み方をみて学習してたのね)


自分のお金で人にご馳走するのは気持ちがいいねぇ。
結局1300円の出費でしたが、とっても楽しそうに食事を終え、
気分良く家に帰ってきたのんびり娘でした。



全身運動

2006-08-27 20:31:19 | 娘の事・謎
キャンプ中、沢遊びをしながらふと思ったのです。
河原の石や岩を乗り越え、びしょぬれにならないように
移動するのには、色んな能力を使うんだなぁって。

うちには、夫が買ったバランスボールがあるのだけど、
あんなものより、岩場を歩くほうがずっとバランスのトレーニングになるのね。
グラグラする石と、そうでない石との確認の仕方。
滑る石と、滑らない石の見分け方。
そんな判断力も、ついてくる。
「予測」が出来ないと、「転ぶ」「落ちる」「お尻をしたたかに打ちつける」
のだもの、自然と頭も使いますよねぇ。


私が子どもの頃、近所の子ども達は皆川で泳いでました。
学校のプールも、夏休みはかなり長いこと解放してくれたのだけれど、
それでも足りなくて、毎日川。
ゴロゴロした岩場を歩くのは日常茶飯事。
高い岩から飛び込んだり、渦巻く流れで滑り台をしたり、
考えると、遊びながら色んな能力を鍛えてたんですね。

毎日、平らなアスファルトの上を歩いて通学する娘たち。
揺れる電車の中でのバランス感覚は鍛えているけれど、
やっぱり、田舎育ちのほうが何かと得なのかもしれません。



お気に入り

2006-08-26 15:11:40 | 娘の事・謎
のんびりちゃん、お気に入りスポット。
近く(といっても、車で10分以上かかりますが…)の神社。
お詣りもするのですが、何より楽しいのは、鯉や鴨、鶏達に餌をあげることなんですね。3才の頃から、田舎にくると必ずここに寄って、一袋50円の餌を買い、ばら蒔いてます。何かの都合で、ここに寄らずに帰ったりすると、控えめながらブツブツと何やら言い続けるので、我が家の行動計画にしっかり組み込まれることになりました。
今日は、「パパとの川釣り」を選択した妹ちゃんと別行動して、「餌まき」をしてます。あと何年楽しむんだろうねぇ。


田舎のおうち。

2006-08-25 19:09:16 | 娘の事・謎
今朝、のんびりちゃんは5時頃起きて、おばあちゃんの寝室に飛び込んでいきました。
朝日が山の後ろから出るのを見ようと思ったみたいですが、今朝は曇り。残念ながら朝日は拝めませんでした。それでも田舎の家には楽しみがいっぱい。
庭でカエルを捕まえて古い鍋に集めたり、ブルーベリーの実をもいで口に運んだり、カマキリをブローチのように服にとまらせてみたり。楽しいねぇ。
キャンプ中は一切勉強をしなかったから、昨日からまたガンガンやらせているのだけど、終われば遊びにすぐうつれると分かっているのでストレスが少ないみたい。頑張って進めました。6時前には今日のノルマを終え、テレビを見てます。
幼児むけのアニメを夢中で見てる表情は、やっぱりまだまだ幼いなぁ。
彼女がリラックスできる場所。彼女が成長できる場所。中学進学で何を大事にしていくのか、選択を誤らないよう、しっかり考えないとね。

キャンプで感じること

2006-08-24 12:31:23 | 娘の事・謎
3日間、家族で楽しく過ごせたキャンプ。
虫取りの腕は着実に上がっていて、クワガタ8匹とカブトムシ1匹を捕まえていました。
虫とりとか沢遊びとか、体験をつめばかなりいけるようになるものだと感じるものがある一方で、どうしたものかと思わされる事もありました。
例えば、食事の支度。遊びに忙しいのはわかるけど、「ご飯だよ」と声をかけると、ただ椅子に座って待っているだけ。
「ご飯よそって」といっても、どの器をつかうのか、何人分用意しなければいけないのか…あらゆる事を指示しないと先へ進めない。4人家族で、メニューがこうなら、こんな支度が必要だということがすんなりと浮かばないのでしょう。
「何によそるの?」「この器でいい?」って、そんなふうに自然に聞けたら良いのにね。お友達作りの能力もまだまだ心配。
キャンプ場内の遊具には何人もの子供たちが集まってくるんです。妹ちゃんは、同じ年位の子供を見付けては、どんどん話しかけて「お友達」になっているけど、のんびりちゃんは、妹にくっついているだけ。
それでも楽しそうだから余計なお世話なのだけど、自分なりの友達作りのノウハウを持たないと、これから結構きつくならないかと思ってしまうのです。中学には妹ちゃんがいないからね。 1年生達と楽しく遊び、「わたし、年下の子の方が遊びやすいみたい」というのんびり娘にとって、居心地のいい中学が果たしてあるのだろうかと、進学先についても、またまた色々と考えさせられてしまうのでした。

水族館とペリー提督

2006-08-23 15:37:04 | 娘の事・謎
キャンプ場から、少し足を伸ばして、今日は下田(伊豆)にきています。ここの水族館も、もう5回目。回数券がほしいなぁ。
写真はドクターフィッシュ。手をいれたら寄ってきて、くすぐったかったです。
下田は、江戸の末期にアメリカやロシアに開かれた港。アメリカの初代領事ハリスが住んだ土地でもあります。「見たもの」は割りとよく覚えるのんびりちゃんのために、ゆかりの地も巡ってからキャンプに戻ることにします。
ちなみにキャンプ場は携帯圏外です。


キャンプ初日終了

2006-08-22 11:48:51 | 娘の事・謎
昨日は沢遊びと虫取り。
怖がりののんびりちゃんは、川の石を踏み越えるのにも及び腰。
でも、今年はずいぶん早く動けるようになりました。
「不必要な慎重さ」というのは、結局、危険の度合いを上手く予測出来ていない事から来ているように思います。同時に、その危険を回避するために、どう体を動かしたらいいのかという指令も、上手く出せていないように見えます。
こうした事も、いっぱい経験しないと身につきにくいのでしょうね。
河原では、一生懸命石投げをしました。
以前は、コツを教えても、なかなか飲み込めず、我流を通していたのですが、今回は私のいうことを上手く取り入れていました。水の上を跳ねる石にガッツポーズ。嬉しそうなのんびり娘でした。