最適化問題に対する超高速&安定計算

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架線切断

2007年06月23日 16時38分32秒 | Weblog
22日は下記の架線事故に伴う混乱等で行きに2時間半、帰りに2時間を要することになった。幸い事故が発生して後の時間に電車に乗り込んだので、電車に閉じ込められることはなかったが、いずれにしても大変な目に遭った。始めのアナウンスでは架線が切断された。線路に人がいるということだったので、誰かが線路に侵入して架線を切ったような印象だった。しかし結局以下のように事故で電車が止まり、乗客を避難させるために線路に人がいたということであった。乗客への情報伝達も不正確で、高温高湿の中で乗客が長時間電車に閉じ込められたなどと、危機管理への対処マニュアルや訓練などもどこまであって、どこまで機能しているのか怪しいところだ。どうせ大地震が来たときにはすぐに修理できないのだから、まず乗客とどう避難、退避させるかという行動が必要になるのではないか。

停車位置誤り架線を切断…通勤・通学帯のJR5時間不通

 さいたま市大宮区で22日朝、JR宇都宮線と高崎線で発生した架線の切断事故は、高崎線の運転士(48)が、赤信号で止まった際、本来の位置よりも71メートル手前で停車させたため、電圧差のある2本の架線が並行する「エアセクション」と呼ばれる区間に車両がかかり、火花で架線が溶けたのが原因であることが、JR東日本などの調べでわかった。 この事故で、運転再開は同日午後1時過ぎにずれ込み、都心に向かう通勤、通学客ら約18万5000人に影響が出た。最終的に162本が運休、43本が最大で約5時間半遅れ、駅間に6本の電車が立ち往生した。
 JR東は、立ち往生した6本のうち、4本の乗客1万6000人を線路に降ろし、駅員が誘導して最寄りの駅まで歩いて移動させた。徒歩の乗客を安全に誘導するため、京浜東北線も一時、運転を見合わせた。さいたま市消防局によると、車内に閉じこめられるなどして体の不調を訴えた乗客は47人で、うち29人が同市内などの病院に運ばれた。
 JR東などによると、エアセクションは二つの変電所間で電気を切り替える区間。2本の架線の電圧差でパンタグラフとの間で火花が発生し、架線が溶ける危険があるため、緊急時などに停車する場合は、パンタグラフを下げる必要があるが、この運転士は上げたまま停車した。 運転士の運転歴は16年10か月で、「エアセクションは認識していたが、赤信号が変わらないことに気をとられてしまった」「停車した瞬間に電気が落ちた」などと説明しているという。JR東では、各運転士に再発防止を徹底し、電車が誤ってエアセクション内に停車した場合でも、簡単に切れないような架線設備の開発を進めるという。国土交通省関東運輸局は22日、JR東に文書による警告を行い、原因と再発防止策を報告するよう求めた。
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