最適化問題に対する超高速&安定計算

大規模最適化問題、グラフ探索、機械学習やデジタルツインなどの研究のお話が中心

JST 2012年度システム科学技術俯瞰ワークショップ報告書

2013年04月10日 00時59分33秒 | Weblog
JST 2012年度システム科学技術俯瞰ワークショップ報告書が公開されています。

JST 2012年度システム科学技術俯瞰ワークショップ報告書

私の方では最適化と大規模計算について担当しました。その関係でグラフ解析とスパコン絡みでは、やはり脳神経科学の要素モデルをスパコン上で統合&実現するというのが注目となっています。

◯エグゼクティブサマリー
独立行政法人科学技術振興機構(JST)研究開発戦略センター(CRDS)は、JST の研究開発戦略を立案するとともに我が国の研究開発の推進に資することをミッションとして活動を行っている。そのなかでシステム科学ユニットは、現代社会の課題をシステム構築という視点から把握し、諸領域を横断的に統合し、課題解決に結びつけていくための手法や理論を構築する、システム科学技術分野を担当している。
 論文数や研究開発投資額や国内外の政策動向などの情報、学会や大学等の研究機関の活動は、これまでの歴史で徐々に形作られてきた分類に沿っているため、システム科学技術というCRDS 独自の視点に立った際に、俯瞰的にエビデンスのある動向を抽出するのは非常に難しい。しかし、世界で初めての試みに今年度挑戦しているところである。
 本報告書は、国内の関連する分野の有識者を集めて平成24 年10 月12 日に実施した「2012年度システム科学技術俯瞰ワークショップ」の概要についてまとめたものである。
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