最適化問題に対する超高速&安定計算

大規模最適化問題、グラフ探索、機械学習やデジタルツインなどの研究のお話が中心

統計学

2008年02月09日 03時17分51秒 | Weblog
統計学の試験の解答例の pdf ファイルをいつもの講義ページに置いてみたが、ログを見ると誰も取りに来ていない。事前に解答例を置くとはアナウンスしていないが、170人もいれば誰か取りに来そうなもので、試験が終われば興味は無いのだろう。1問は高校生でも出来そうな(入試レベル)問題でサービスのつもりだったが(しかも演習に類題あり)、結果的には出来ていない。

問題:毎時 0 分と 20 分に電車が発車する駅がある。電車の時刻表を知らない人が漫然と駅に来て電車に乗るときの待ち時間の期待値を求めなさい(正解 16分40秒)

50分とか答える人はまだかわいい方で、480分(8時間)!! という答えも多数あった。
ただし今回問題にしたいのは学生ではなく教員の方で、専門でなくてもこれくらいレベルの内容を教えられないのだろうか? 教員には自分の専門と少しでも異なると担当できないと言って断る人が多い。前に赴任していた大学で議論したときに以下の科目は理工系の教員なら誰でも担当できるだろうという結論になった。出来なければ辞めてもらうという話もあった。

1: 1年次の数学(線形代数、微積)
2: 科学英語(本や雑誌等の輪読)
3: プログラミング演習(C や Java 等)
4: オープンキャンパス等で中高生に対する専門分野の解説

ただし、断らないと際限なく仕事が降ってくるので、それもまた大変。
コメント (2)
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