いわき・うぶすな広場だより

セカンドライフの生き方を書いています。

いわきに住んでいても大丈夫・・・江尻教授(いわき市出身の大阪大名誉教授)のいわき民報寄稿文より

2011-04-03 08:18:37 | いわきの地震

サイクリングロードに「水仙」がきれいに!!
ふるさといわきの風景は美しい!!


サイクリングロードですが今回の地震では
所々使えなくなっています。


今回の地震では、
いわきの情報を的確に捉え報道しています、
地元の夕刊紙「いわき民報」
3月29日の江尻先生の寄稿文です。

風評被害の原因の一つと考えられるように
一時いわきから、
大勢の方々が、県外に避難する事例が続出しました。
(現在では戻られた方もだいぶおりますが・・・・)

いのししは
それが風評被害の一つの要因だと考えています。
そう。
風評被害は
いわき人の中に原因がありました。

いわきの中でも尊敬され、科学者である
開業の医師・歯科医師・調剤薬局・区長・いわきを代表する知識人等が、
後の対策を取らず、
いち早くいわきを出た現実を目にした市民たちも
いわきを我先に出た現実を
目にした時に
もう少し科学の目で、
見る必要があり行動せねばと考えて
いのししは、
いわきで生活をしブログを書いてきました。

アメリカ・フランス・ロシアの学者や医師の方の
放射能・原発等の記事も読める現在
どれほどのものが本当に危険なのか
私達は自己責任で考える必要があります。

危機の時に
科学的知識・倫理観があるかが、問われた今回の地震でした。

その事象が本当に大丈夫なのか、
本当に人間が住めないような危機なのか
判断する知性が・・・・・・

ひ弱な知性が現れた
今回の風評被害です。

風評被害は

政府の対応の遅れ、
いわき以外の人達への非難

もありますが、
いわき人の中に大きな原因の一つがあったと
いのししは
考えています。

その科学的な根拠を与えてくれたのが、
いのししのブログでも
今回の地震の報道で大活躍したと書いた
地元の夕刊「いわき民報」の

3月29日付

「いわきに住んでいても大丈夫」

大阪大名誉教授の江尻宏泰先生(いわき市出身)の寄稿文でした。

いわきに住んで安全なことが簡潔に書かれて
いわきに住む安心を与える文章になっています。

先生は原子力に詳しく、素粒子原子核物理が専門です。
今図書館等では読めないので、
いわき民報社でお求めてください。
そして周りの人にもぜひ紹介してください。

☆原発で何が起きたのか?
☆放射能の正体と対策

を簡潔にまとめられています。

いわき市民をして
今生活するには:

「(原発から)数キロ以上離れたところでは、
大体は風向きによる一過性のもの。
1~2カ月様子を見ることだ。
今の程度なら、
空気の澄んだいわきに留まり、
平常の活動をしつつ、
復旧と物資調達をはかるのが
一番だと思う」
()はいのしし。

と専門家として
いわき人として、

原発事故に対するいわき市民のあり方を書かれています。

いのししの地震以後の考えと基本的に同じで
同感させられる文章で、
これからも
いのししは
この江尻先生の考えで
いわきで生活し
原発事故の推移を見ていきたいと思います。

江尻先生、
いわきの危機の時に
的確なアドバイスの文章をありがとうございました。
またその寄稿文を載せられた
「いわき民報社」に感謝いたします。

コメント (4)
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