飛び出せ! 北の宇宙基地

北の地である北海道で、人工衛星の開発などを行っている 北海道工業大学 佐鳥研究室の活動日記です。

読書メモ(相対論の意味)

2008-02-23 10:27:04 | 佐鳥新の教授&社長日記
本書(The Meaning of Relativity)はアルバート・アインシュタインが1921年の5月にプリンストン大学で行った講義をまとめて1922年にプリンストン大学出版からその初版が発行されたものだ。

アインシュタインが特殊相対性理論を発表したのは1905年、そして一般相対性理論を発表したのは1915年であったが、その後、これらの理論が次々と実験によって確認された。現在では、特殊相対性理論による時間の遅延現象や一般相対性絵理論が予言しているブラックホールの存在も常識となっている。微分幾何学(当時はリーマン幾何学)の扱いも現在では直感的に理解できる形に整備されているが、当時は未だ数式の羅列のようであった。“創造性”と“時代精神” が感じられる。

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書 名: 相対論の意味
執筆者: アインシュタイン
出版社: 岩波書店


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相対論以前の物理学における空間と時間
特殊相対性理論
一般相対性理論
一般相対性理論(続き)
第二版への付録
付録II 非対称場の相対論
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