北海道工業大学の電気デジタルシステム工学科の4年生を対象に「衛星システム工学」という授業を行った。今年は「宇宙ステーション入門 第2版」を教科書に使ってみた。著者は宇宙開発の大御所2名と私が尊敬している中堅トップ2名の先生方だ。
授業では主として第2章~第5章の内容をアレンジして講義を行った。
来年度は第6章~第7章の衛星の姿勢制御の講義もやりたい。
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書 名: 宇宙ステーション入門 第2版
執筆者: 狼嘉彰 冨田信之 中須賀真一 松永三郎
出版社: 東京大学出版会
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第1章 宇宙ステーションの成立
第2章 宇宙環境
第3章 基準系
第II部 宇宙ステーションの軌道力学と軌道制御
第4章 宇宙ステーションの軌道力学
第5章 外乱要素と軌道制御
第III部 宇宙ステーションの姿勢制御とロボティクス
第6章 姿勢のキネマティクスとダイナミクス
第7章 外乱トルクと姿勢制御
第8章 姿勢制御系の実際
第9章 宇宙ロボティクス
第IV部 宇宙ステーションのシステム
第10章 宇宙の中の人間
第11章 宇宙ステーション本体システム
第12章 システムとしての宇宙ステーションと軌道上支援システム
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