うるしの杜の制作手帖

ものづくりの過程や日常の気付きをつむいでいきます

ラガー&エール

2011-11-22 19:12:50 | グルメ
何故、日本には同じようなビールばかりあるのでしょう。ラガーと呼ばれる薄い色のビールばかりです。さらに、色々発売されますが、どれも違いがわからないのは私だけでしょうか?
確かにラガーは安定して収量が見込めるタイプらしいのですが。
以前、東京でこのビールを飲んだことがあります。濃色で複雑なコクのある味わいはそれまで飲んだことのないビールでした。後でわかったのですが、エールと呼ばれる上面発酵の昔からあるビールのようです。久しぶりに飲みましたが、やはり美味しいビールです。
イギリスのパブに行ったとき見たことのない様々な種類のビールが並んでいました。全部、飲みたいと思ってもその前に酔いつぶれるくらいありました。ビールも奥が深い飲み物なのですね。
ローカルですが、日本でもエールタイプが作られているようです。富山でも宇奈月にこのビールのようなエールタイプの美味しいビールがあります。しかし、いかんせん流通量も少なく価格も高いので普段飲むと言うわけには行きません。
夏であれば、ラガータイプの喉で味わうすっきりしたタイプでいいと思いますが、この季節は香りが複雑で味わい深い、舌で味わうエールのようなビールを飲みたいと思います。
そういえば初めてイギリスに行った時のことです。ロンドンのホテルにチェックインして、これからパブに出かけビールでも飲もうと部屋を出たとき、女性達の話し声が聞こえました。クイーンズ・イングリッシュではありません。お世辞にも上品といえない大阪弁でした。
初めてのイギリスで始めて聞いた言葉が大阪弁。かなりテンション下がりました。
*補足、上面発酵酵母を使ったビールでもケルシュのような黄金色のビールもあるようです。逆に、下面発酵酵母を使ったラガーでも黒ビールのような色の濃いビールもあるようです。歴史があるだけにやっぱり奥が深い!
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 虹に向かって | トップ | AM6時14分、1投目 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

グルメ」カテゴリの最新記事