さるみみ屋

夫サボさん、私さるみみと2000年生まれ長男コナンくん
2004年産次男エナリくんとの「人生楽ありゃ苦もあるさ」日記。

終戦を迎えて

2008-08-15 11:24:44 | 東京ライフ
先日夫の授業が終わってから、待ち合わせをして皇居付近を散策した。
終戦記念日間近ということもあって、靖国神社周辺には警察官たちがうろうろ。
今日あたりは抗議活動、参拝の国会議員、警官と靖国周辺は一層
物々しい雰囲気になっているんだろうな…と思う。

先日初めて千鳥が淵の戦没者墓苑に行った。
北海道にいる間は戦争のこととか、靖国の問題とかなんていうのか
日本のことでありながらまるで遠くの国のことのように感じていたけど、
東京にいるとあらゆるところでいろいろな歴史を感じる。
そのうちの一つがやはり戦争の歴史で、千鳥が淵には海外で亡くなって
家族に遺骨が引き渡されていない人たちが眠っている。
多くの人が訪れて献花していたし、千羽鶴も飾られていた。
今の平和があるのは多くの人の犠牲があったからなんだということを
この皇居周辺の施設に来るたびに思う。


子どもたちは全くこの場所の意味などわからず
退屈そうにしているけど、いつか君たちもここに必ず来たまえ!と思った。

江戸東京博物館には今学徒出陣で戦場に赴き、そこで死んでいった若者たちの
家族へあてた手紙が展示されているらしい。
ちょっと見に行きたいけど、断然子供たちがうるさそう。
東京に来ることで、こんな30過ぎても学ぶことがたくさんあるな~と思う。
特に、日本の歴史に関しては強く思うね。
ドイツに行ってた時に「日本人はこういうときどうするんだ」と
よく聞かれたことがあったけど、日本人とか、日本文化とか
そういうものを知っているようで全然知らなかったな、と思った記憶がある。

いまさらですが、日本をたどってます。
遅いか。
今の平和に感謝です。