マタイの福音書14:28-31
『すると、ペテロが答えて言った。「主よ。もし、あなたでしたら、私に、水の上を歩いてここまで来い、とお命じになってください。」
イエスは「来なさい」と言われた。そこで、ペテロは舟から出て、水の上を歩いてイエスのほうに行った。
ところが、風を見て、こわくなり、沈みかけたので叫び出し、「主よ。助けてください」と言った。
そこで、イエスはすぐに手を伸ばして、彼をつかんで言われた。「信仰の薄い人だな。なぜ疑うのか。」』
疑いを持たないといけないものと、疑ってはいけないものがあります。
偽りが存在する人間や社会では疑いも必要です。
巧妙な詐欺が日本でも絶えず起きて被害者がなくならないです。
振込詐欺だけではなく、迷惑メールが日々大量に送られてきて、それに引っかかる人もとても多いそうです。
そして様々な方法で騙す人間も多いので、疑わずに信じてしまい被害者になってはいけないです。
こういう場合は、必ず疑いが必要です。
しかし私たちが主に信頼する時には、この疑いが邪魔になることが多いです。
偶像の神の中に働くのはサタンですから、疑わないといけないですが、天地を作り、人間を創造した神と真理に対しては、疑いがあると信仰を弱らせ、恐れと不安をもたらし、不信仰と不従順をもたらします。
ペテロの身に起きたことを見ると、主を見て信頼した時は奇跡が起こりました。
しかし疑いが入った瞬間、奇跡の世界から現実の厳しい世界に戻されました。
そこにあったのは恐れ、不安、絶望でした。
主は疑いの信仰をほめたことなく、「なぜ疑うのか」といつも言われました。
疑いを持ちながら信仰が成長することを期待しても成長しません。
疑いは信仰をむしばむ虫のようです。
疑いの虫を見つけて捨てなければなりません。
【祈り】
主よ。疑うことを慎重と勘違いしないようにします。主を信じます。
【聖句をノートに書きましょう】
-疑い-
- ヤコブ1:6
- ローマ4:20
- ヨハネの福音書13:22
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