浪漫日和~ロマンス小説に癒されて~

時間があれば、ロマンス小説に浸る日々。
素敵な小説に出会えると、本当にし・あ・わ・せ。

これはアカン(笑)★  『白い薔薇のため息』 by ダイアナ・パーマー ★

2016年06月16日 | ダイアナ・パーマー

せっかく前回楽しかったのに、何なんだこの作品は! 久々、途中で読むのをやめようかと思いました。が結局、ダイアナ・パーマーの魔力なのか、最後まで読んでしまいましたが(笑)。 

ダイアナ・パーマーのヒーローは鬼畜で有名ですが(笑)、これはひどい★ってか、気持ちが悪い。 ヒーロー、ヒロインを嫌っているのに、とにかくやたらヒロインと二人になりたがる。そしてパワハラ・セクハラし放題。読んでてほんとに気持ち悪かったです。そんなシーンが多々、小説の半分以上続きます。ひゃーっ★ その上、このヒーローかなりな卑怯者で、悪いのは全て自分以外。自分に良い様に話を作ります。過去の傷がどうとかって言う問題か。違うだろう!こんなヒーローを、どう思えって言うん?嫌な奴ってこと以外、思い付かない。そしてそんなヒーローを放任する親。ヒロイン、守ったれよ!と思うのに、進んで二人っきりにさせるし。久々、まじ勘弁でした。 

最後の方で、やっとまともになりますが、そこまでが読むの本当にしんどかったです。(何でこんな長い話にしたんだか…。せめてハーレクインの標準ページ数で書いてくれてれば、こちらの被害もましだったのに(笑)。)

あ、それに加えて、ヒロイン兄。ヒロインが父親に虐待されているであろうと認識しているのに、仕事にかまけてほったらかし。登場する度に、妹を気にしているポーズはあるんですが、全然行動しない。ヒロインは、ずっと孤軍奮闘。なので、こ奴が出て来るとめちゃイライラします★ はぁ…。(こ奴にもロマンスあり(笑)。) 

ちなみに私の好きな『令嬢と荒野の騎士』のヒーロー(今回のヒーローの弟)は、名前だけで未登場でした。あら。ちょっと楽しみにしてたのに。残念。

このお話の舞台は1900年のテキサス西部で、メキシコとの国境もあり、メキシコの貧困等の悲惨な状態など、この頃から続いているのだなと少しは歴史の勉強にはなりましたが、ロマンスとして魅力は無さ過ぎ。でも次の『悪党紳士のマイ・フェア・レディ』はちょっと楽しみにしております。(打たれ強い?(笑)) 『令嬢と荒野の騎士』で、良い味出してた弁護士さんがヒーローだそうなので♪

 

 

ところで、最近テレビで見た映画…『  恋する惑星 』と『 ボディ・スナッチャー 』。

『恋する惑星』は、一時期ハマっていた(笑)金城武くんと、先日見た『 花様年華 』にも出ていた、トニー・レオンが出てました。それぞれのロマンスの二本立てですが、金城くんのは良く判りませんでした(笑)。トニーのは楽しかったです。金城くん、英語、日本語、北京語と3ヶ国語を話してました。さすが。トニーは、広東語と英語が話せるそうです。あれ?この映画、広東語だったっけ?も一度確認(笑)。 ちなみに二人とも、警察官役です。

『ボディ・スナッチャー』はモノクロ映画で、なかなか不思議でした。人間そっくりに擬態出来る、宇宙人が出て来るお話でした。 モノクロ映画も好き♪



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