いつも見に来てくれてありがとうございます!
今更ですが、GWのくるま旅の思い出を綴ります。
GWって季節を外すと何の略か分かりませんね。ゴールデンウイークです。(^^ゞ
時はGWの数日前、GWをどうして過ごそうか思案していた頃にさかのぼります。
会社帰りに自宅ポストを確認すると一通のハガキが投函されていました。
それは源右衛門(有田焼で有名なお店)からのダイレクトメールで、GWに開催される有田焼の陶器市のお知らせでした。
毎年来るハガキで、東京に越してきてからは「遠すぎるっしょ!」とすぐにゴミ箱行きでした。
ですが、今年はゴミ箱ではなく、棚の上に保留。
行ってみちゃおうかな~と思えたんです。
東京から直接行くと遠いけど、(車で行く前提です)
関西に帰省する予定だったのでワンクッションできますし、
アイサイト君で運転もずいぶんと楽になったので。
ペーパードライバーの嫁さんに相談すると「ええよ~!」とのこと。
まぁ、助手席に座ってるだけでもしんどいものです。
じゃぁ行こう!ということになったのですが、いつもの勿体ないおばけ登場。
せっかく行くなら、有田だけじゃもったいない。
車中泊用のマットも買ったことだし、寄り道しながら行こう!となったのでした。
関西から有田までは700km弱ありますので、途中に何かないかと思案したところ「尾道」が出てきました。
以前、しまなみ海道に出掛けた際に晩ご飯を食べに立ち寄ったことはありますが、観光したことはありません。
ブラタモリで紹介されていたのを見て、尾道水道の眺望や、坂道のある街並み、猫ちゃんが平和に暮らすところを
実際に見てみたいなーと思っていた場所です。
それでは旅日記スタート! 他の寄り道先はおいおいね。(オイオイ!)
山陽道を西へ走ること約220km、尾道に到着。
もう最近なんだか距離間隔がおかしくなってて、220kmだと「近い」と思ってしまいます。
■尾道水道を一望できる展望台その1「浄土寺山展望台」
まずは尾道水道の眺望です。
展望台はいくつかあり千光寺公園が有名なのですが、
リサーチ能力の高い嫁さんが選んだのは「浄土寺山展望台」。
ちょいと細い山道を心細くなりながら車で登ってゆき、
駐車場からは5分ほど歩いていかないといけませんが、バツグンの眺望でした。
新緑が気持ちよし!
展望台の階段を登っていると、前を歩いていた嫁さんが「まだ見たらあかんで!」という。
下を向いて登り、景色のいいところまで連れていかれて、「はい、どうぞ!」の合図で顔を上げると、、、
はい、どーーーーーん!
水の道ってのが分かりますね。
手前の緑に見え隠れするお寺の屋根に、街並みと水道、そして遠くに見える島々と、空。
爽やかな風と、ゆったりした時間が流れており、ぼーっと20分程眺めてました。
■尾道水道を一望できる展望台その2「千光寺公園展望台」
まずは展望台です。駐車場からは10分程歩きます。この日は天気が良いというか暑くてヘロヘロ。
なのにー、車にカメラを忘れて取りに戻りました。駐車場の入り口まで戻ってきて、じゃんけんです。
ここの駐車場、縦長で奥の方に止めたので結構距離があるのです。で、勝ちました!
じゃんけんってパーを出す人が多いらしく、だから僕はチョキを出す、というようなことを数日前に嫁さんに話していたのですが、
そのことを覚えていて嫁さんはグーを出し、私も覚えていたので裏をかいてパー。おほほっ。
2人ヘロヘロになりながら展望台に到着。
はい、どーーーーーん!
尾道の眺望がヘロヘロを帳消しにしてくれました。
ということはなく、ソフトクリームで元気注入しておきました。
■ブラタモリでも行っていた千光寺
尾道水道の眺望に癒された後は千光寺へ歩いて向かいます。
海が見える街並みっていいですね~。
しまなみ海道の新尾道大橋も見えます♪
ブラタモリでやってたジャラジャラ。ミーハーな私もやってみました。2回も。
石鎚山鎖修行。
千光寺でお参りしたあとは、坂道のある街並みを歩きたかったので歩いて下山します。
電車好きの嫁さんが、電車がやってきたことを察知して激写してました。
電車好きやなーと思うのですが本人は否定。
天寧寺の三重塔と尾道の街並み。絵になるなーと思いながら写真バシャバシャ。
■猫の細道
坂道を下っていくと細い脇道がありました。猫の細道です。
路面を舗装したときに、猫が歩いて足跡が付いてしまったことから猫の細道と呼ばれるようになったそう。諸説あり。
緑で覆いつくされた喫茶店。すごいね。
第一にゃんこ発見。人に慣れてますね。どうでもいいけど、私はイヌ派で、にゃんこは怖くて近寄れません。
■グッドガールでおいしいサンドウィッチとチリを堪能
ふうりん横丁の看板を発見。
お腹が空いてきたので、サンドウィッチ屋さんをのぞいてみました。
店内はこんな感じでおしゃれさん。
サンドウィッチとチリのセットを注文。
サンドウィッチはもちろん美味しゅうございましたが、
チリがめっちゃ美味しかったです。今まで食べた中で一番かな。
お店の前に線路が走っており、ときおり電車が通り過ぎて、嫁さんはご満悦の様子でした。
■「艮(うしとら)神社」
「艮(うしとら)神社」は映画『時をかける少女』のロケ地としてもおなじみの神社だそうで、
ミーハーの私は、映画を知りませんがやってきました。
樹齢900年と言われる大楠は立派でした。カメラに入り切りません。
■「御袖(みそで)天満宮」
映画『転校生』のロケ地となった「御袖(みそで)天満宮」。
TVで映画を見た記憶が薄っすらある程度ですが、ミーハーな私は嫁さんをひっぱってやってきたのでした。
この階段、尾美としのりと小林聡美が転げ落ちて入れ替わった階段です!(覚えてないけど)
スタントマンでしょうけど、この階段を落ちたんでしょうね。痛そうやなー。
ところどころで猫ちゃんに出会います。
■尾道の坂道を堪能(ヘロヘロ)
さて、坂道を下ってきたってことは、帰りは登らねばなりません。
踏切を渡る前も坂、渡った後も坂です。
坂道はしんどい。だけど、ところどころで寛いている猫ちゃんに癒されます。(怖くて触れないけど)
公園では猫ちゃんたちが集会をしていました。観光客がちょっかい出しても知らんぷり。そこがいいのでしょうかね?
こういう細い路地の坂道が迷路のように入り組んでいます。
車も入ってこれない道ばかりなので、猫ちゃんも寛いでいられるのでしょうね。
猫ちゃんの足跡。肉球で硬さを感じ取るという猫。凹む道路にどう思ったでしょうね。
結局、線路あたりから千光寺公園の駐車場まで歩いて45分ほどかかりました。
もうヘロヘロ。尾道の街並みはいいなぁ~と思いますけど、住みたいとは思えませんでした。
郵便屋さんや宅配屋さんも大変でしょうね。クロネコさんは居心地はいいのかも。笑
■「ONOMICHI U2」
尾道駅前にサイクリスト向けの複合施設ができたそうで、雑貨屋さん、レストラン&カフェ、宿泊施設が入ってるらしい。
ヘロヘロになったサイクリストたちがやってきてました。しまなみ海道を渡ってきたんでしょうかね。往復したのかな?なんてヘロヘロ度合いをみて想像。
U2は尾道水道沿いにあって、ベンチもあるので海を見ながらぼーっと出来ます。
あっ、そうそう対岸は向島です。刑務所から脱走した犯人が潜伏していた、あの向島。
潮の流れが速く渡るのは無理でしょ!ということでしたが、この時はあまり流れは無さそうでした。これなら渡れそうだねー。
■尾道ラーメンを食べたいが・・・
晩ご飯は、尾道ラーメンを所望。
リサーチしてお店の前まで行ったのですが、嫁さんが「背油ちゃぷちゃぷなのは嫌だ!」というので却下。
駅前の食べ物屋さんをぷらぷら歩いて探したのですが、
お店が少なく、閉まっていたり、満席だったり、高そうだったりして右往左往。
同じように右往左往している観光客らしき人たちがたくさんいてました。
ちょいと足を延ばしてみたところ、居酒屋さんがあったので入ってみたらタイミングよく入れました。
ここも混んでいたようで私たちのあとのお客さんは、満席で断られていました。
向島との渡し船の船着き場の向かいにあるお店で、尾道水道を見ながら食事ができます。
デザートはドルチェのジェラートを使ったパフェと、尾道プリン。
どちらもめっちゃ美味しかったです。
夜の尾道水道。これってわざわざライトアップしてるんですよね? インスタ映え、ありがとう!
渡船って料金はどのくらいだろうと思い確認してみたら、なんと100円でした。
自転車は+10円。めっちゃ安い。
その後、「天然温泉 うら湯」で汗を流しました。
入浴後、休憩所で寛いでいると、地元のおばちゃん達が入ってきて、プロ野球の広島-巨人戦を観戦。
70歳くらいのおばあちゃん達がキャッキャ言いながら広島を応援してました。地元愛っていいね。
私はどちらかというと巨人寄りなので超アウェイ状態。感情を出さないように観戦しておりました。
結局広島が勝利。おばあちゃん達は気分よく帰っていきました。よかった、よかった。
その後、山陽道に乗り、再び西へ向かいます。
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