ふぁ~むずの一歩 ~ 見えないものが見えてくる♪

Runブログ。最近トレラン始めました。練習嫌いのおっさんがもがく日々を綴ります。

ハセツネ30Kの事前装備チェック完了!

2024-03-24 20:20:58 | トレラン
いつも見に来てくれてありがとうございます。 


今日はハセツネ30Kの事前装備チェックに行ってきました。
走って行けるチェック会場としては、神田神保町のさかいやスポーツと、新宿高島屋の2か所。
ついでにウェアなど物色したかったのでさかいやスポーツに行きたいところですが、
日和ってしまい自宅から近い方の新宿高島屋でチェックしてもらいました。(^▽^;)

当日のチェックはすごい行列ができるそうなので、これで心配事が1つ減りました。
さて、後は当日、ゼェゼェハァハァするだけ。頑張りまっしょい!






ついでにFUJI100に向けて、ヨドバシカメラでGPSウォッチを物色。
今使っているポラールちゃん(Pacer Pro)ではバッテリーが持たないのです。
私の予想では43時間くらいなので、スペック上では60時間くらい使える時計が欲しい。
幾つか候補を挙げたけど、カタログ上では一長一短あり。
店舗で実物を見たけど使ってみないと分からないところもあり決められませんでした。
長いレースに出場している人達はどんなGPSウォッチを使っているんだろう。


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ハセツネ30K試走

2024-03-23 13:50:09 | トレラン
いつも見に来てくれてありがとうございます。

ブログ用の画像フォルダの容量が上限3GBに達しそうです。
15年続けてきたこのブログを続けられないってこと? マジか。。。
皆さんどうしているんだろう。


先週の日曜日(3/17)、ハセツネ30Kの試走に行ってきました。
山は怖いという意識があるので大会以外では走ったことなかったですが、
FUJI100に向けてそうも言ってられない。どこか良いところはないかと思案したところ、
今度出場するハセツネ30Kのコースがいいんじゃない!?近いし。
今の時期試走している方も多いだろうから少し心強いし。
ということで決行。

コースはフルの30Kではなく、十里木の駐車場を発着として、一部コース(下記)をカットした18.7㎞。
・日曜日以外は試走NGな、市道山手前から下ってゴロハチ林道を登る区間をカット
・Start/Goal区間のロードをカット

ハセツネ30Kは昨年からコースが変更され、がっつり山岳コースになったとのこと。
試走では距離を短縮し、かつ山で初めての1人行動のため安全運転で追い込まなかったということもあり、
走り終わった後、あれ!?大したことなかったなという印象でしたが、
翌日から絶賛筋肉痛になりました。やはり破壊力抜群でした。
ちなみに距離18.7㎞に対して累積標高は1347m。山岳指数(累積標高/距離)は 72 
通常のレースでは50~60が多いなか、やはり群れを抜いています。(今までの最高は安達太良山の75。あれはキツかった)

あと、1時間、2時間ずっと登りっぱなし、下りっぱなしと言うのがなかったのも楽に感じた要因かと思います。
今回カットした、市道山手前から下ってゴロハチ林道を登る区間がキツそうなので、本番どうなるか楽しみだ。

初めての試走でしたが、同じように試走に来られている方が何人もいて寂しくなりませんでした。
そうそう、トレラン女王のズーミンさんも試走していました! その様子が インスタ にアップされていました。
今後も人の多そうな山域で試走してみようかな。


ベースにした十里木の駐車場。トイレあり。


十里木のバス停のところから山に入っていきます。
妻も一緒に来ており、私が試走している間、城山から荷田子あたりをハイキングしていたそう。

バス停にハセツネのポスターがありました。下の方に「大会当日はご迷惑をおかけ致します。」とあります。
自分がハイカーなら1600人ものランナーとすれ違うなんて気が狂いそう。ほんとごめんなさい!です。












標高777mになったので記念に写真を撮ったら、778mになってた。
1m下がって撮り直せばいいんだけど、その気力はでなかった。

市道山手前の分岐。橋が崩落していて通行禁止になっていました。
今回カットした区間ですが、本番までに復旧されるのだろうか。
と心配しましたが、どなたかのレポートではもう復旧されていたそう。ほっ。



コースは分岐が多く、その都度マップを確認。
標識のないところもあり、そういうところはだいたい巻き道で、結局同じところに出るということが分かり、
途中からはせっかく練習に来たのだからと、巻き道ではないほうを選択してヒーヒー。


支柱に「日本山岳耐久レース10㎞地点」とありました。ハセツネ本戦のルートにもなっているのですね。



ちょっとお腹が空いてきたので鳥切場(トッキリバ)の手前でいっぷくすることにしました。

おにぎりでエネルギー補給。やっぱりお米はパワーがみなぎります。
そのほか、りんごパイも持ってきていたのに食べるのを忘れました。痛恨のミス。




入山峠あたりでズーミンさんに遭遇。「こんにちは~」と声掛けいただき、颯爽と駆け抜けいて行かれました。流石ですね。





今熊山手前の分岐。気付かずにそのまま直進しそうになりましたが、
人の声がして振り返ったことで分岐を認識。コースロストせずに進むことが出来ました。


こんな張り紙がありました。ここまでマウンテンバイクで来ること自体がすごいなと感心。

今熊開運稲荷社。参拝しておきました。


今熊山の山頂は広いスペースがあり、ハイカー達がご飯食べながらワイワイしていました。いいね。

そして今熊神社。山の中に神社ってよくありますが、どうやって資材とか搬入するんでしょうね。人力?


今熊山からの下りで、何か野生動物が走っている足音がしてそちらを見るとカモシカでした。
不意に襲われると怖いのでずっとそちらを注視していたら、「やんのかこら?!」というような気配で
こちらにつっかかってくるような仕草をしたので怖くなって進んだのですが、そしたら再び足音が聞こえて、どうも付いてきているよう。
少し先にあった沢を越えた辺りで付いてこなくなりましたが恐怖でした。
後で考えると目を合わせたのが良くなかったのでしょうね。反省。


新多摩変電所。勝手なイメージだけど、黒いV字の棒に触ったら死んじゃいそう。


沢戸橋あたりから十里木まではロードを走りました。
もうすぐゴールってことで気が緩み歩きが入ったり、走ってもよちよち走りだったりしたのですが、
学生さんらしきランナーに颯爽と追い越されてスイッチが入り、そこから残りの力を振り絞ってゴール。


ゴール後、妻と合流して、秋川BASEでシェイクを頂きました♪



せっかく秋川渓谷にきたので渓谷も見てみたいということで、石舟橋のあたりまで散策。

この橋は吊り橋で、コンクリート製なんですがたわむんです。手すりの部分が吊り橋のロープになっているのかな。





日帰り温泉「秋川渓谷 瀬音の湯」で汗を流し、エネルギー補給して帰ってきました。








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水ぶくれ対策として、メレル AGILITY PEAK 5 を選択しました。

2024-01-28 11:10:35 | トレラン
いつも見に来てくれてありがとうございます。

トレランシューズを買い替えました。

最近80km級とか100㎞超のレースに出るようになって、
足の小指に水ぶくれができて、レース後半は痛みとの闘いでもありました。

水ぶくれの原因をネットで調べてみたところ、
疲れから足裏のアーチがつぶれて幅が広くなることで、靴や指同士が擦れて水ぶくれが出来るそう。
なるへそ。

でさ、対策は、アーチを鍛えましょう!だって。
100㎞とか100mileとか走っても、アーチがつぶれないくらいに鍛えられるものなのだろうか。
コツコツトレーニングが苦手なので、無理でしょと結論付けました。

他に対策はないだろうかとさらに検索すると以下が出てきました。
・足のサイズにあったシューズを選ぶ。
・アーチをサポートするインソールを入れる。
・ワセリンを塗って擦れを低減する。

ということで、とりあえずシューズとワセリンで対策することに。
インソールはそれでもダメだったときに試すことにしよう。お金かかるし。


で、シューズです。
これまで履いていたのはHOKAのSPEEDGOAT。ソールがVibramのMegagripでグリップが最高!
ということで同じMegagripのシューズで、足先に余裕のあるシューズを探したところ、
アルトラ、Topoが出てきたんだけど、ゼロドロップ系のイメージがあってちょっと躊躇ってしまう。

う~ん、他にないかなーと悶々としていたところ。いいことを思いつきました。
トレランショップで扱っているシューズを見てみることに。
言ってみればセレクトショップですよね。いいと判断した品を並べているはず。

で出てきたのがメレルのAGILITY PEAK 5です。
Run boys! Run girls!やトリッパーズで扱ってました。
Megagripで、しかも足先の幅にゆとりがあるとのこと。


二子玉川にメレルの直営店があるっていうので行ってきました。
その前に腹ごしらえです。
「つばめ」という中華料理屋さんが美味しいとの情報を見かけたので行ってみたところすでに閉店していました。
食べログ情報によると営業時間が11:45~14:15。短いね。また出直すことにして、
とりあえず、その上にある居酒屋さんがランチもしているというので入ったのですが、
これが当たりで、魚好きの我々にはうれしい魚料理がいろいろあって、しかもリーズナブルで美味しゅうございました。




さらにおでんも付いてきます。

これだけで十分だけど、さらに天ぷらも付いてきました。
最初テーブルを間違って持ってきちゃったのかと思ったくらい。

これで1200円(税込み)ってすごいリーズナブルですね。


こちら(↓)は奥さんが注文したぶりの照り焼き定食。
コロッケといがメンチ付きでこちらも1200円。ごちそうさまでした。


こちら(↓)がメレルのAGILITY PEAK 5。


ちゃんとレース用の靴下を持って行って試着したのですが、27.5cmでピッタリ。
指先の幅に余裕があり、水ぶくれは軽減できそうな感じ。

色はいろいろ迷ったけど、今回は派手目のものをチョイス。

グリップは信頼を寄せているVibramのMegagrip。

ラグは深めですね。

同じMegagripでも、ラグのパターンはメーカーによって違うのですね。
メレルのパターンはどうでしょうか。

泥だらけになるのに、トレランシューズで水洗い出来ないとかあり得ない。。。
気にせずジャブジャブ洗うけどね。


次のレースが楽しみです。

 
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【レースレポ】Kyoto Great Round 130km(その3) 必死のパッチ

2024-01-16 21:37:01 | トレラン
いつも見に来てくれてありがとうございます。


年の瀬の12/29、30に参加した『Kyoto Great Round』のレースレポ、その3です。
(その1はこちら)(その2はこちら



その3では、第3エイド「嵐山」からの続きです。




第3エイド「嵐山」を出発



エイドで立ち止まったことで体が冷えましたが、動き出したらすぐ温かくなるでしょ!とそのまま再スタート。
でもやっぱり寒くなり100mほど進んだところで薄手のシャカシャカを羽織りました。何やってんだろ。

エイドからは結構すぐにトレイルの入口があるんですが、山が近くにある環境っていいですね。そんなところに住みたい!

トレイルの入口で前の選手が話しかけてきました。「亀岡の関門、間に合いますかね?」と言う。
私の予想では亀岡の関門は1時間以上の余裕があるので、「大丈夫でしょう」と答えておきました。
その後、さーっと進んでいかれました。。。 そ、そんなに体力残ってるなら余裕でしょ。

そのあと、1人でえっちらおっちら進んでいると、分岐で1人の選手が立ち止まっており、
「どっち行けばいいんですか?」と聞いてきた。その分岐には京都一周トレイルの標識があったので分かると思うんだけど、
この区間は160㎞の選手が逆走してくる区間でもあるので迷っちゃったのかな。
「西芳寺(苔寺)方面へ進めばいいですよー」と伝えて先を進みましたが、
今考えると、もしかするとバッテリー切れで地図を確認できないでいたのかも。
もう少し踏み込んで聞いてあげればよかったかと反省。


寒い時期は特に、予備バッテリーを多めに持とう!

そうそう、バッテリーで思い出しました。
スマホやGPSウォッチの充電に必要なバッテリー容量を計算して、予備バッテリーを準備していたんですが、
自分が思っているより消費が激しく、また予備バッテリー側の給電容量も少ないようでした。

これって気温に関係するのかな?
調べてみると、寒い環境下ではバッテリー性能が低下するそうです。やっぱり。
数値上の計算だけで必要な容量を計算していてはダメなんですね。


西芳寺(苔寺)あたりで京都一周トレイルは終わり。
そこから亀岡へは「唐櫃(からと)越えルート」になります。
明智光秀が本能寺に向けて進軍したルートの1つなんですって。
ここを明智光秀が通ったのかと思うとゾクッとしました。



ノンマーキングだから間違うのが当たり前!

水掛山を越えて、みずき山の手前で大きくコースロスト。
ここも前の選手について行っちゃったんだけど、
本来のコースと並行しており、なかなか警告が鳴らず350mほど進んだところで警告がなり気付きました。
この時も何回も前を行く選手が謝ってくれましたが、全然謝らなくていいのにね。
並行しているからちょっと草むらを横切ればすぐに復帰できるんじゃない?と思ったものの、
随分と上に選手のライトが見え、高低差があるようだったので諦めて元来た道を戻りました。
往復で700mのロスト。これが Kyoto Great Round です。ノンマーキングなのでこれくらいは想定範囲内です。
凹むことなく、話のネタになる!と前向きになれました。


あと、トロッコ亀岡駅の下をくぐったあと、河川敷を進むところでも迷いました。
だだっ広い草むらで、真っ暗ななか、どっちに行けばいいのか分からないんです。
幸い一緒にいた選手と相談しながら進みましたが1人だと泣いてるところ。



第4エイド「亀岡」に到着。


80kmの部の選手はここがゴール。いいなぁと思いながらエイドにピットイン。
この時ばかりは残り距離を考えちゃいました。残り60㎞もあるなんて、絶望しかない。
いかんいかん。残り距離を考えちゃいかんのです。

ここのエイドも至れり尽くせりで、椅子に案内してくれ、お茶漬けをオーダーすると持ってきてくれました。
あと、給水もお茶漬けを食べている間に、やってくれて有難かったです。ちょっと甘やかしすぎじゃない?と思うほどでした。
この時間帯にやってくる選手はもう少なくなっていたからかも知れません。

そうそう、ドロップバックも持ってきてくれたんですが(感謝)、ドロップバックに霜が付いててびっくり。
河川敷だから冷え込むんですよね。そんななか焼いてくれるエイドスタッフにはほんと感謝しかありません。


補給食の補充やライトのバッテリーを交換していると、前に座った選手がここで止めるという。
もう足が残っておらず、次のエイド「淀川河川敷」まで関門時間の9時までに行くのは無理だという。
トレランって時間が長いから好調/不調の波があり、復活する可能性もあるので勿体ないなぁと思うけど、
無責任なことは言えないので「大丈夫ですよ。行きましょう!」とは言えないと思い何も言いませんでした。

ちなみに私は自分からは絶対に止めない。そう決めています。←ちょっと前からですが。
止めるかどうかを考える機会を作らないほうがいいのです。
考えると人間って弱いものでマイナス方向へ行っちゃいますからね。


2:20分、エイドアウトしようとすると、水1リットルと、補給食1000kcalの持ち物チェックがありました。
さっきパッキングしたばかりなのに、また出さないといけないのかー。
すっかり忘れてたと思っていると、スタッフの方が、ザックのメッシュポケットやウエストベルトに入っている
カロリーメイトなどの補給食を見つけてくれて、1000kcal以上ありますね!ってことで無事にパス。ほっ。
1000kcalどころか3000kcalくらい持ってまんがな。



亀岡からは冷え込みが厳しかったです。

エイドを出ると橋を渡るんですが、ガスってて幻想的でしたが、めちゃくちゃ寒かったです。
河原だから寒いんだろうと思っていたけど、その後 どんどん冷え込む始末。

メッシュの帽子で、頭がキンキンに冷えてきたので、
首にバフを巻き、帽子はビーニー(ニット帽)に交換。厚手の手袋を追加で装着しました。
亀岡のエイドで着込めばよかったと思ったが時すでに遅し。

途中、コンビニでおにぎりを調達。
ちなみに亀岡を出たあと、他の選手につられて長い距離を歩いちゃいました。
今思えばもうちょっと走っておけばよかったと反省。


関西電力の西京都変電所のあたりで寒さがピークになり、ふと横を見るとため池があって、
水面が凍ってました。寒いはずだわさ。我慢していても何もいいことないと思い、フリースを着込みました。
そこからは登り区間になったこともあり体がポカポカになりました。


大原野森林公園の森の案内所でトイレがあるということだったのにシャッターが閉まってました。
オーマイガー! そこにあるということで膀胱ちゃんがそこに向けて準備していたのに。。。
と思ったのですが、よーく見ると張り紙がしてあり、シャッターを開けたらちゃんと閉めておいてね!と書いてありました。
開けて使っていいんだ。ということで事なきを得ました。ほっ。

ここで時間をチェック。予定より2,3分遅れていることを認識。やばい。
そこからポンポン山への上りはまぁまぁ頑張って登りました。
だがしかーし、あんなに頑張って登ったのに、予定より5分遅れ。拡大してるー。
ヤベーぞ!ということで休憩もせずに先に進むも、釈迦岳付近で登山道を見失い5分ほど迷いました。
落ち葉だらけで登山道が見えないんです。適当に進んでみるも明らかに誰も踏みつけてない落ち葉で、
こっちじゃない、あっちでもないの繰り返し。
結局登山道は分からずじまいで大体の方向に進んだら登山道が出てきました。
崖とかは注意しないといけないけど、大体で進めばいいんだね。



釈迦岳を過ぎてちょっとすると夜が明けてきました。
ガチオさんも言ってましたけど、陽が出てくると元気が出ます。

ゴルフ場の横を通るところがあるんだけど、球が飛んでこないかドキドキ。
7時前なのでプレーしていないと思うけど緊張した。

眺望が開けている場所がありました。京都の市街地がちらっとみえます。



関門との闘いに必死のパッチ

次のエイドの関門時間が気になり、この辺りから今 持ってる力をお出し惜しみせずに走りました。
関門アウトだけにはなりたくない。もう必死のぱっちです。

天王山ハイキングコース入口の辺りで2人の選手をパス。このお2人は急いでいる感じもなくゆっくり歩いてました。もう諦めたのかな。

時計をチェックすると予定よりさらに15分遅れ。な~にぃ~?!って感じ。あんなに頑張ったのに。。。
見積もりが厳しすぎたのと(厳しくしないと間に合わない)、ちょっとしたコースロストをしたのが痛い。

次のエイドまで予定ではあと70分かかる。関門の15分前に到着する計算になる。
予定より時間のかかっている現状では、相当厳しいことを認識。

そこからも必死のパッチです。
酒解神社やその手前にも神社があったと思うけど、時間は8時頃で参拝される人や、ウォーキングしている人がチラホラ。
老夫婦から「頑張ってはりますな!」と声をかけてもらいました。京都らしい言葉でほっこり。


天王山を越えてJR山崎駅の辺りまで降りてきたところで踏切が見えた。
その時はまだ踏切は閉まってなかったのに、あと10mってところでカンカン音が鳴り閉まりだりました。
オーマイガー!でございます。ここで2分のロス。

JR山崎駅のところにトイレがあるのですが、若干尿意があったので行っておきたかったところですが、時間が気になりパス。
それなのにエイドのある河川敷へ出る手前の道路で赤信号に引っかかりました。1分のロス。
そんなことならトイレに行っておけば良かった。



第5エイド「淀川河川敷」に到着。

とりあえず間に合ったことに安堵。でもエネルギーをかなり使ったのでヨレヨレでした。
ここにも嫁さんが駆けつけてくれていました。ほっとするね。感謝。

エイドでは、コンソメスープと焼いたお餅を頂きました。本当はぜんざいがあるはずだけど売り切れたのかな。
スタッフの方に「コンソメスープにお餅を入れましょか?」と聞かれ、「え? そんなん合うん?」と思いましたが、
お餅が柔らかくなって、味も美味しゅうございました。
ここのエイドも至れり尽くせりで、水分の補給などやっていただけ、感謝、感謝です。
関門時間はエイドをアウトする時間なので、時間がないなかサポートいただき助かりました。



諦めてたまるか!

ここでスタッフの方から、次のエイドまで19㎞あり、関門は12時であることを伝えられました。
「止めるなら今だよ」ってことだろうけど、「進みます!」と宣言。


エイドの出しなにもう1つお餅をもらって出発です。右手に持ってるのお餅です。 ←食い意地はってる!


ここから観月橋まで淀川と宇治川の河川敷を10㎞ほど走ります。

河川敷って何もなく、ずっと先までコースが見えちゃうのが辛い。心が折れて何回か歩いちゃいました。
あとストックを仕舞ったり、暑くなってきたのでフリースを脱いだり、GPSウォッチのバッテリーがなくなってきたので充電したり、
その都度立ち止まってました。今思い返せば、こういう時間がもったいなかったなーと反省。

観月橋のあたりで黄色(オレンジだったか?)のビブスを着た人が「頑張りましょう~!」と元気に声をかけてくれました。
一瞬スイーパーさんか?と思ったけど、河川敷で2人抜いたから最終ランナーじゃないはず。
たぶん一緒に走ってるマーシャルさん(ケガや道迷いなどして困っているランナーがいないかパトロールしながら走る)だと思う。知らんけど。

河川敷でかなり歩いてしまったので、このまま行くと次の関門は厳しいはず。
ここで一念発起して最後の力を振り絞り、そのマーシャルさんに付いていきました。
このマーシャルさん、いい人で、ほら付いて来いよってな感じでところどころで待ってくれたりするんですよ。
そんなこともあって、キロ7~キロ8くらいで走れました。

大岩山展望所にかけてひと山あるのですが、登りになると付いていくことは出来ず、大岩山展望所の手前でマーシャルさんとはバイバイ。
マーシャルさん、その節はありがとうございました。このブログ見てないと思うけど。

なんとか大岩山展望所のある山を登り切りました。←大したことない。
いくつかベンチがあるんだけど、そこそこ人がいてベンチが全部埋まってました。そんな有名なところなのでしょうか?
私も座りたいけど先を急ぎます。

大岩山展望所で時計を確認。次のエイドまで残り4㎞ちょいで、あと42分ある。
下り基調だし何とか間に合うだろう。

大岩山展望所からは確かに下り基調なんだけど、かなり急な下り坂。
下りの着地衝撃が脚に堪える。あ゛~という声が漏れるほど。
着地衝撃を小さくできないかと思って、ここでちょっと走るフォームを変えてみたんです。

そしたら、左足の小指に強烈な痛みに襲われ、歩くのも出来ないほどでした。
水ぶくれの痛みは嵐山くらいからずっとあったんですがその比じゃない痛み。
自分の感覚では爪が剥がれたのではないかと想像。 ←帰宅後に確認するとやはり剥がれてました。

そこからは左足になるべく体重をかけないよう歩き、時には後ろ向きに歩いたりしながら、とにかく進みました。
次のエイドまで残り3㎞なのに。。。

そうこうしているうちに痛みをあまり感じないようになってきて、遅いですがジョグくらいで走れるようになりました。
関門に間に合ったとしてもこの脚では次へ進むことはNGだよな。
そう思いながらも関門に間に合ってやめるのと、間に合わずに止めるのとでは、大きな違いがあると思い、
遅いながらもジョグで進んでいたんですが、最後の最後でまたまたコースロスト。曲がるところを間違えて1分半のロス。


なんとか最終エイド「折戸公園」に到着。

ここにも嫁さんが応援に駆けつけてくれていました。だけど合わせる顔がない。
関門時間を2分オーバーしていました。ここでジ・エンドです。


エイドはもう片付け途中でしたが、コーラ一杯と八つ橋をいただきました。感謝。

しばらくエイドのある公園で休んだ後、嫁さんとともに電車でゴール地点へ戻ったのですが、
ちょっと休んだことで筋肉がカチンコチンになってるし、
左足小指の痛みも感じるようになり、普通に歩けない状態で苦労しました。
さっきまでジョグしていたのが不思議。メンタルなのでしょうか?



ゴール地点へ行ってみたのですが、ゴールする選手の笑顔がまぶしかったです。
来年リベンジします!


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【レースレポ】Kyoto Great Round 130km(その2) 残り距離は考えるな?! by 食いしん坊

2024-01-14 17:11:00 | トレラン
いつも見に来てくれてありがとうございます。

年の瀬の12/29、30に参加した『Kyoto Great Round』のレースレポ、その2です。(その1はこちら

その2では、第1エイド「比叡山」からの続きです。


第1エイド「比叡山」~ 残りの距離を考えるのを止めたら・・・

第1エイドで早くもヘロヘロになり、まだ23㎞しか走っていないことに愕然としたんだけど、
残り距離を考えてもオノノクばかりなので、もう距離を考えるのは止めにしました。とにかく次のエイドを目指すのみ。
そうやって気持ちを切り替えたあとは、ほとんど残り距離が気にならなくなり、メンタル的に負に陥ることはなかったです。
関門に追われていたので距離を考える余裕がなかっただけかもですが。(^▽^;)



ストックの使い方をマスター?!

第1エイドを過ぎるとストックが使えます。エイドで出すのを忘れたので一瞬そのままストックなしで進むか?!と逡巡。
しかーしすぐに急登が現れたのでストックを取り出しました。ストックってすごい助けになるんです。
推進力を得るというのもありますが逆に腕が疲れるのでそこまで推進力に関しては頼りにしていません。
バランスをとるのにとても重宝するのです。体幹がしっかりしていない私には強力な助っ人。
ちょっと重心がずれて体が傾いたとき、ストックがなければ体幹や脚、腰、背中などいろんな筋肉を使って姿勢を正す必要があるんだけど、
ストックがあればちょいと地面を突くだけで修正ができるのでめっちゃ助かる。
トレランを始めた当初「ストックなんかに頼らないぜ!」と強がっている時期もありましたが、今じゃ手放せません。
逡巡したのは、意地が残っているんでしょうね。何の意地かさっぱり分かんないけど。(^▽^;)

そうそう、今回ストックの使い方で「これはいいんじゃない?」と気づいたことがありました。
下りでの使い方だけど、スキーでターンをするときに、ちょんとストックを突くじゃないですか。
スキーは下手っぴなので間違っているかもだけど、この動作って、リズムというかタイミングを取って、姿勢を入れ替えるんだと思う。
これをつづら折りの下りでやってみたところ、いい感じで前傾姿勢がとれ、スムーズに下れるようになった気がします。




この辺り(↓)だったと思うけど、つまづいて転倒し肩から地面に突っ込んでしました。
肩を強打したことで、また五十肩になってないか心配しましたが大丈夫でした。ほっ。


比叡山から下ってきたところで、戸寺公民館がありそこでトイレをお借りしました。
公民館は新しそうな建物でトイレもさぞかし新しいのかと思いきや、建物とは別の場所に仮設トイレがありました。

静原地区まではしばらく舗装路を進みます。
みんながみんなではないけど山の中を走るのは速いのに街に出ると遅くなる人がいるんです。
誰も先頭を行きたがらない。道知らないのか?と思えたので、するすると抜け出して先頭を走りました。

この辺り(↓)もストリートビューで予習していたので迷わず進めました。


ここは左折。


静原地区の手前の二股に分かれているところに自動販売機があり、事前のコース説明でここは寄りたくなるところと言っていたので、
みんな立ち寄るのかと思ったら前を走る選手はみんな素通りしていき、びっくり。
私はもうくたびれていたので温かいミルクティを買ってベンチに座って一服。
そしたら後続の選手は軒並み自動販売機に吸い寄せられていました。人間の心理って面白い。

300mlくらいの小さなボトルだったけどミルクティを一気飲み。
たぷんたぷんするかなと思ったけど意外とそんなことなく、胃が温まった感があり体もぽかぽかして、
そこからちょっと調子が良くなった気がします。糖分も補給できたのかな。

静原の公園に公衆トイレがあり、次のトイレまで約20㎞あるので、静原のトイレを行っておくといいよ!と事前説明で言っていたので、
立ち寄ったのですが2、3人が並んでいました。みんなちゃんと聞いているんですね。


静原地区を過ぎると、竜王岳へ向かって登っていきます。
ここ(↓)はすごい急斜面でした。ヒラメ筋がピーンと伸びてヤバかったです。
こういう急斜面をスイスイ登っていく選手ってすごいと思うけど、何が違うんだろう。

「全然進まねぇ~」と愚痴りながらゼェゼェハァハァ登っていると、後ろから女子選手がガシガシ登ってきて
元気な声で「頑張ってくださ~い!」といってスーッと追い抜いて行きました。女子は強いですね。

薬王坂のあたり。

薬王坂の看板から30mほど進んだところを左折。


段々と陽が落ちてきました。


二ノ瀬駅への下りでもコースロスト。
ロストすると落ち葉が踏まれていないためカサカサ音がするので何となく気付くものですが、
このときは前に選手がいたのでそのまま100mくらい進んでしまい、ヤマレコ(ポラール?どっちだ?)の警告音で気づきました。
前の選手は全然悪くないんだけど、2,3回謝ってくれてました。周りを見ずに付いて行った自分が悪いだけ。誤らなくていいんだけどね。


第2エイド「山幸橋」に到着。


エイドでは、トマトスープを頂き、水分を補給。寒くなった時に備えて保温ボトルにお湯も頂きました。
あと、Power Barのグミがあり、どうぞ持って行ってください!とのこと。補給食は十二分に持っていましたが 1袋頂きました。
しかーし、ザックに入らない。。。返そうかと思ったけど、
ちょっと待てよ。ライトを取り出して装着しちゃえばスペースを確保できるんじゃない?
と思い、少し早いけどライトを装着して、PowerBarをザックに詰め込みました。イヒヒ。笑

ちなみに次の大会で使おうと思い、食べずに持ち帰ってきたのですが、賞味期限が12月ギリギリのものでしたので、
先日おやつとして食べました。60gの重りを背負っただけの結果となりましたとさ。



エイドを出るときに経過時間を確認。第1エイドでは予定より20分短縮できていましたが、第2エイドでは20分短縮から変わらず。
次の第3エイド「嵐山」の関門が予定ではギリギリ。しかも、最初の見積もりでは間に合わないので
ギリギリ無理くりに合わせ込んだ予定だったのです。
このままだとヤベーぞ! 130㎞を考えてゆるゆるいっても、途中の関門でアウトになったら元も子もない。
ということでちょっとギアを上げました。なので写真も少なめです。


京見峠あたりで舗装路からトレイルへ入るところがあるんだけど、
事前に予習していたので、どこだ?どこだ?と思いながら走っていました。
すると後ろからサーっと抜いて行く選手がおり、元気だねーと思っていたんです。
で、そのトレイルの入口に来ました。舗装路の進行方向からは見えにくく、ちらちら横目で見ておかないと気づきません。
案の定、前の選手は気づかなかったようで、50mほど先にいたので大きな声で呼び止めてあげました。
曲がり角というかチェックポイントでアラートを出すようなGPSウォッチがあればいいんだけど、
私のポラールちゃんにはそんな機能がないのです。


そのあとは暗い山道だし写真に撮ってないしほとんど記憶にない。
レポになってないですね。(^▽^;)

高雄の辺りに出てきました。川床料理で有名なところですね。
自動販売機があり選手がたむろしていたので私も休憩。温かいココアをゲット。
あと公衆トイレもあったのでお借りしました。


清滝あたりはずっと川べりを進むんですが、1か所道が分かりにくいところがあり、
5,6人の選手で「あっちですかねー」とか言いながら2,3分迷ってました。
川の左岸を行くべきか、右岸を行くべきか、GPSの精度が荒くて読み取りにくかったのです。
さらにヤマレコには”みんなの足跡”という機能があるのですが、そこら中にオレンジの足跡マークがあり、どこいったらええねん?!状態。
今、ヤマレコの地図を見返すと、ヤマレコが把握している正規ルートが細い線でかかれていました。
これに気付いていれば迷わずに済んだのに。でもいい勉強になりました。


六丁峠から小倉山を登って嵐山へ抜けるんだけど、ここでも何回か道に迷いました。
ハイキングコースになっており、分岐が多くいんです。10人くらいの集団になっていたので、私は付いて行くだけでした。←他力本願


ようやく嵐山に下りてきました。
下写真は有名な渡月橋です。暗くてよく分かりません。笑


嵐山には嫁さんが応援に駆けつけてくれていました。感謝。
この写真は嫁さんが撮った写真なのですが、小倉山から下ってくる選手のライトが点々と見えたそうです。



第3エイド「嵐山」に到着。関門時間に間に合いました!

21:20ごろ、第3エイド「嵐山」に到着。
あんなに頑張ったのに予定より20分短縮は変わらず。まぁ関門時間(エイドアウトが22時)に間に合って一安心です。

エイドでは豚汁が売り切れていて なかったです。ガックシ。
お湯も「今、沸かしてまーす」ってことで補給できず。。。
見るとカセットコンロ1つで沸かしていました。次から次へと選手が来るのにカセットコンロ1つって無理だわね。
街中にあって一番設備の揃えられるエイドなのにそりゃないぜ。。。

そういうこともあろうかと補給食いっぱい持ってるからいいけど。
僕みたいに遅い選手は毎回毎回売り切れなのです。
エイド食にありつくために、残り距離を考えずに暴走しちゃうぞ! 笑


気を取り直して出発。写真中央は私ですが、"がっかり感"が背中に表れてますね。笑 ←単に猫背なだけ。




愚痴が多くなってきたので一旦区切ります。笑
その3へ続く。


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