さくら・たわわにたわごと

四季折々、愛しきものたちとの日々と思いを綴ります。

大暑・大雨時行る~今月のことば

2022-08-03 | 今月のことば
新暦の、およそ8月2日~6日ごろの今の時期は、
旧暦で大暑の末候、
「大雨時行る(たいうときどきふる)」
です。

次候の「土潤いて溽し暑し(つちうるおいてむしあつし)」…
むわっと熱気がまとわりつく蒸し暑いころ
の時期をとばしてしまいましたが、
今もじゅうぶん蒸し暑いですねえ;;
熱中症様の不調やしんどさ、脱水で、
点滴を必要とする患者さんが増える時期です。

大雨時行る とは、
夏の雨が時に激しく降るころ。
むくむくと青空に広がる入道雲を見ると、
ああ夏の空だなあ、と思いますね。

ご近所のお寺さんの、今月のことばです。

 

どちらかというと、
うまくいくと期待するよりも、
まだ現実のものとはなっていないけれど、
これから起こるであろう(起こるかもしれない)
心配ごとまで予測して、くよくよしてしまうことがあります。

でもそれも、先取りしてもしかたのないことで、
よいことも望ましくないことも、どうなるかは、
そのときになってみないとわからない。
過剰な期待も、不安も持たず、
来るものをゆったり構えて待ち、受けとめ対処する
という姿勢がいいのかな、それしかないかなと思うこのごろです。

もちろん、明らかに予測される現実に対しては、
それ相応の対応策を考えて備えておくことも必要ですが、
よいこと、そうでないことにかかわらず、
予期せぬこと、思わぬことが突然起こるというのもまた、
しばしばあることですね。

だからこそ、楽しいともいえるし、油断できないとも…
なんともスリリングなことです。

とりあえずは、平穏無事な今日という、
一日いちにちにほっとしながら、感謝しながら過ごすとしましょう。


 今日という無事ないちにちありがとう さくら


コメント (2)
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