他者との関係がうまくゆかないとき、ひとは引っ込みもつかず、かといって、身を無垢にひらくこともできず、もじもじするばかり。けれども、引っかかること、けつまずくこと、逡巡すること、翻弄されることからこそ、ひとの生ははじまると言うべきではないか。その生のはじまりの音をとらえること、ひょっとしたらそこにこそ詩のいのちが籠もっているのかもしれない。
鷲田清一『「ぐずぐず」の理由 (角川選書)』角川学芸出版、2011年、123頁。
いい年していまだにもじもじ、もたもた、めそめそ、うろうろしてばかりである。
鷲田清一『「ぐずぐず」の理由 (角川選書)』角川学芸出版、2011年、123頁。
いい年していまだにもじもじ、もたもた、めそめそ、うろうろしてばかりである。
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