A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

未読日記1312 『風立ちぬ・美しい村』

2017-06-11 14:18:40 | 書物
タイトル:風立ちぬ・美しい村
シリーズ名:新潮文庫, 140, ほ-1-2
著者:堀辰雄
カバー装画:最上さちこ
発行:東京 : 新潮社
発行日:2013.6第118刷(2011.10第115刷改版、1951.1第1刷)
形態:233p ; 16cm
注記:年譜: p227-233
内容:
風のように去ってゆく時の流れの裡に、人間の実体を捉えた『風立ちぬ』は、生きることよりは死ぬことの意味を問い、同時に死を越えて生きることの意味をも問うている。バッハの遁走曲に思いついたという『美しい村』は、軽井沢でひとり暮しをしながら物語を構想中の若い小説家の見聞と、彼が出会った少女の面影を、音楽的に構成した傑作。ともに、堀辰雄の中期を代表する作品である。

美しい村
 序曲
 美しい村
 夏
 暗い道
風立ちぬ
 序曲
 春
 風立ちぬ
 冬
 死のかげの谷
注解 谷田昌平
堀辰雄 人と作品 中村真一郎
『風立ちぬ・美しい村』について 丸岡 明
年譜

購入日:2017年6月11日
購入店:大垣書店 本店
購入理由:
 むらたちひろ作品のレビューテキストのための参考文献として購入。
 むらたの旗や舟型の作品が「風」で動くものであることから、風について調べる。風といえばの思いつきで、大瀧詠一の「風立ちぬ」を聴き、その後に本書を思い出して、手にとってみた。


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