A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

未読日記362 「現代絵画の展望―12人の地平線―」

2009-12-29 22:31:03 | 書物
タイトル:「現代絵画の展望―12人の地平線―」図録
編集・執筆:田中晴子(東京ステーションギャラリー・学芸課長)
制作:美術出版社(石塚肇+川野直樹)
発行:財団法人東日本鉄道文化財団(東京ステーションギャラリー)
発行日:2009年
内容:
旧新橋停車場・鉄道歴史展示室にて開催の「現代絵画の展望―12人の地平線―」(前期〝あの頃″2009年12月8日―2010年2月7日、後期〝この頃″2010年2月9日―3月22日)のための図録。

ごあいさつ
図版
宮崎進
堂本尚郎
中村宏
郭徳俊
吉村芳生
イケムラレイコ
中村一美
小林正人
藤浪理恵子
夏目麻麦
元田久治
山田純嗣
「「現代作家絵画の展望」展 12名と出品作について」田中晴子
出品リスト

頂いた日:2009年12月10日
頂いた場所:旧新橋停車場・鉄道歴史展示室
某ギャラリーで頂いたカタログ引換券を持参して頂いた1冊。ありがとうございます(会場では700円で販売されていた・・)。
1999年の「現代日本絵画の展望」展(東京ステーションギャラリー)、2007年の「現代美術の展望―それぞれの地平線」展(旧新橋停車場・鉄道歴史展示室、上野駅正面玄関口「ガレリア」2階Breakステーションギャラリー)に続く東京ステーションギャラリー企画の現代美術展。
内容はといえば、これといって目新しさのないコマーシャルギャラリー所属のベテラン・中堅・若手アーティスト参加のグループ展である。強いて言えば、1人1作品を前期「あの頃」、後期「この頃」として2期に分けて展示することが目新しいぐらいである。
年間通してよく見る機会のある作家たちばかりなので、わざわざ足を運ぶ価値があるのかと問わざるを得ないが、中村宏作品に隣接して小林正人作品が展示されるというのもそうそうないだろうから、何かのついでに足を運んでご覧になるのもいいかもしれない。展示室も小さいので、待ち合わせ時間のついでに見るにはうってつけの好展示だろう。


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