A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

未読日記1363 『トランス/リアル : 非実体的美術の可能性』

2017-10-08 23:04:19 | 書物
タイトル:トランス/リアル : 非実体的美術の可能性
別書名:Trans/real : the potential of intangible art
シリーズ名:αMプロジェクト; 2016
執筆:梅津元
編集:保谷香織
翻訳:クリストファー・スティヴンズ
会場撮影:木奥恵三
造本設計・デザイン:大西正一
印刷・製本:ライブアートブックス
発行:小平 : 武蔵野美術大学法人企画グループ社会連携チーム
発行日:2017.3
形態:187p : 挿図 ; 24cm
注記:展覧会カタログ
   会期・会場: 2016年4月9日-2017年3月25日:galleryαM
   主催: 武蔵野美術大学
   出品作家とその会期: vol. 1 越野潤: 2016年4月9日-5月14日. vol. 2 牛膓達夫: 2016年5月28日-7月2日. vol. 3 末永史尚・八重樫ゆい: 2016年7月16日-8月27日. vol. 4 相川勝・小沢裕子: 2016年9月10日-10月15日. vol. 5 伊東篤宏・角田俊也: 2016年10月29日-12月3日. vol. 6 文谷有佳里: 2016年12月17日-2017年2月4日. vol. 7 田中和人: 2017年2月18日-3月25日
   作家略歴: p176-180
   出品作品リスト: p182-187
内容:
ご挨拶
「トランス/リアル ー非実体的美術の可能性」梅津元
Vol. 1 越野潤
Vol. 2 牛膓達夫
Vol. 3 末永史尚・八重樫ゆい
Vol. 4 相川勝・小沢裕子
Vol. 5 伊東篤宏・角田俊也
Vol. 6 文谷有佳里
Vol. 7 田中和人
「誤作動/再起動|マトリクス|トランス/リアル」梅津元
アーティストトーク記録
略歴
出品リスト

頂いた日:2017年10月7日
 東京・gallery αMにて開催されたαM2017『鏡と穴-彫刻と写真の界面 vol.4 小松浩子』展を拝見した際に頂きました。どうもありがとうございます。
 αMのシリーズ企画は地方にいるとすべては見れないので、カタログがあると有益。越野潤展の鮮烈さはすばらしかった。

 それにしても、αMでキュレーションを務めるのは学芸員ばかり。なぜ自分の勤務館でやらないのだろう。インディペンデント・キュレーターや批評家、研究者に比べたら、展示企画・刊行物までトータルにできる仕事に(公金で)従事していながら、なぜ外部でキュレーションをするのだろう。批判するわけではない。だが、川村記念は私立だからいいとしても、国公立館の学芸員に職業倫理はあるのだろうか。もっとも今の美術界や観客はアカデミックが大好きなので、学芸員や大学教授でないとダメなのだろう。
 しかし、αMは大学が企画運営するギャラリーなので、アカデミックで大いに結構ではある。


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