見つめることと待つこと、それが美しいものにふさわしい態度である。自分で考えつくことができ、欲求するすることができ、願望することができるかぎり、美しいものは出現しない。だからこそ、すべての美の中には、除き去ることができない矛盾、苦、欠如が見出される。
シモーヌ・ヴェイユ『重力と恩寵―シモーヌ・ヴェイユ『カイエ』抄 (ちくま学芸文庫)』田辺保訳、筑摩書房、1995年、p.244.
自分で考えつくことはたかが知れている。
シモーヌ・ヴェイユ『重力と恩寵―シモーヌ・ヴェイユ『カイエ』抄 (ちくま学芸文庫)』田辺保訳、筑摩書房、1995年、p.244.
自分で考えつくことはたかが知れている。