A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

未読日記610 『10+1 No.12』

2012-05-22 23:08:32 | 書物
タイトル:10+1 No.12 特集=東京新論
編集協力 若林幹夫
編集制作:メディア・デザイン研究所
造本/デザイン:松田行正、河原田智
10+1タイトルロゴ:鈴木一誌
本文タイトル英訳:宮エリース水田リピット
発行:INAX出版
形態:B5判変型(227mm×182mm) 並製 224頁
内容
連載
「知の空間=空間の知……8 スペクタクルとしての動物 動物園というイデオロギー装置」松浦寿輝
「非都市の存在論……8 暗号的民主主義 ジェファソンの遺産」田中純
「建築の言説、都市の言説 8 隠喩としてのテクスト 多木浩二の病理的ゲーム」大島哲蔵
「建築とイマージュ 8 舞台について 2 夢の異質性」松岡新一郎
「ビルディング・タイプの解剖学 8 教育と学校 2 クエーカー教と近代施設」五十嵐太郎+大川信行
「情報空間の地理学 8 「接続」でなく「切断」を グローバライゼーションと知識の生産の一元化に抗して」毛利嘉孝
「住居の視点、住居の死角 7 <郊外>は都市の縁側空間ではない 「団地化」「コンビニ化」が引き出した位相」米沢慧
「コンビニ」宮本隆司

特集 東京新論
[対談]「東京あるいは都市の地層を測量する  ポスト「東京スピード」の都市をめぐって」内田隆三+若林幹夫
[批評]
「他者が欲望する黒船都市、トーキョー ねじれたトポロジーの表出」五十嵐太郎
「ラブコメ都市東京 マンガが描く現代の<華の都>」森川嘉一郎
「東京コメディー、あるいは「写真都市」の亡霊 荒木経惟の私東京」八角聡仁
「東京/都市/運動」ヨルグ・ライナー・ネニッグ  松畑強 訳
「電化時空 フラット・スペース」クリストファー・クナーベ  松畑強 訳
「腐敗する湿原都市 <昭和>の死と東京」田中純
「東京はいまいかに記述されるべきなのか? 「ポリス」の概念を中心とした都市論の試み」毛利嘉孝
「近代都市空間と公衆衛生 序論 後藤新平の衛生思想の臨界点へ」加藤茂生
「東京論の断層 「見えない都市」の十有余年」中筋直哉

[論考]
「新しい地理学の誕生 フランスにおける」ジャック・レヴィ  大内和子 訳
「ユニヴァーサル・スペースの起源 ミース・ファン・デル・ローエvsハンナ・アーレント」八束はじめ
「東京ディズニーランドの神話学……4 ディズニーランドという「日本文化」」桂英史
「時間の都市 空間の都市 時空の「現在」のエコノミー」若林幹夫

購入日:2012年5月20日
購入店:駒鳥文庫
購入理由:
 先のイベント「約50人の本棚展」にて購入した1冊。